ソフトバンクは現在、3G網で利用しており、LTE化を想定している900MHz帯、ULTRA SPEEDを展開する1.5GHz帯、現在主力でLTE化を進めている2.1GHz帯を利用しており、これにウィルコムのPHSが1.9GHz帯、さらに出資するWireless City PlanningがAXGPサービスを2.5GHz帯を提供しており、「Softbank 4G」が展開されている。AXGP方式は、TDD方式のLTEと100%互換と言われる。
なお、ソフトバンクの数字には、ソフトバンクとウィルコム、イー・アクセスの回線数が含まれ、この中には「SoftBank 4G」として提供するWireless City Planningの回線数も盛り込まれている。今回の比較にならうならば、KDDI側の数字にはKDDIが出資するUQコミュニケーションズの約345万回線も含めてもいいのかもしれない。その場合、契約数はほぼ並んだ形になる。