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Jun 3, 2015
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カテゴリ: カテゴリ未分類
朝鮮日報、、、懲りないなぁ。。。さあ、みんなで引用しまくりましょう


【社説】MERS非常事態、朴大統領はどこへ?



 中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)の感染者2人が死亡し、恐れていた3次感染もついに確認された。6月2日の時点で感染が正式に確認された患者の数は25人に達している。その中の2人は最初の患者から感染した患者を通じて感染した、いわゆる3次感染者だ。隔離対象者も2日までに756人に達した。2次感染者が引き続き増加し、これに3次感染者まで加わっていることから、隔離対象者が今後も増加を続けるのは間違いない。

 ところが政府の対応は相変わらず消極的で、しかも後追いばかりだ。政府は隔離対象者のほとんどを自宅にとどまらせ、高齢者など抵抗力が特に弱そうな場合のみ国が指定する施設に収容している。ただ自宅で隔離を行う場合、一人部屋を使って常にマスクを着用し、家族とは2メートル以上離れるといった指針を出しているだけで、それ以外は何の対策も行っていない。国が指定する隔離施設も全国17の病院に579カ所あるが、その中でウイルスの拡散を遮断できる病床は105しかない。

 感染拡大に伴う経済的、社会的影響はすでに急速に広がっている。外国人観光客は来韓を相次いでキャンセルし、また一部地域では幼稚園や学校で臨時の休園、休校措置が取られ、父兄の間には不安が高まっている。中には工場やオフィスを臨時で休みにすることを検討する企業も出始めた。今回MERSは主に病院で感染が広がったため、病院での診療や入院がキャンセルされるケースも出ている。このような状況が1カ月以上も続けば、旅客船「セウォル号」沈没時と同じく、景気はかなりの長期間にわたり不振に陥ってしまうだろう。

 世界各国は今回の感染拡大と関連し、韓国における医療のレベルや伝染病対策に注目している。感染拡大は国内的には国民の生命を脅かす問題であり、国際社会では韓国のメンツが懸かった問題だ。いわば国家次元の非常事態であると言わざるを得ない。

 ところが政府はこれまで保健福祉部(省に相当、以下同じ)に対策を丸投げし、2日になってやっと首相代行を務めるチェ・ギョンファン経済副首相兼企画財政部長官主催の対策会議が開かれ、また午後には大統領府に対策チームが設置された。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領も1日の首席秘書官会議に出席した際、政府を挙げて感染拡大の阻止に取り組むよう指示はしたが、それ以外に何らかの対策会議を招集することも、また疾病管理本部など現場に出向いて担当者に指示したり激励したりすることもなかった。朴大統領は2人が死亡した2日も、以前から予定されていた創造経済センターの開所式に出席するため麗水に向かった。いわば非常事態の中でも通常のスケジュールをこなすだけだった。その一方で国会法の改正については拒否権の行使をちらつかせるなど、国会と力比べをしているような印象も与えた。

 今やMERSの感染拡大阻止は大統領自らが先頭に立ち、国として総力を挙げて対応に乗り出すべき重要な課題となった。ところが国民の生命と国の威信が懸かった問題に大統領がさほど関心を示さないのを見ると、今後感染が長期化し、その被害は国のあらゆる分野に大きな影響を及ぼす恐れも出始めている。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


MERS:もたつく韓国大統領府、口げんかだけの政界



 韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大している問題をめぐり、大統領府は2日、秘書室内に「MERS関連緊急対策班」を設置し、24時間体制で対策を講じていくと発表した。対策班は玄定沢(ヒョン・ジョンテク)政策担当首席秘書官を班長とし、八つの関係部署の秘書官により運営され、状況を管理していく方針だ。



 政界でもMERSをめぐり、口論を繰り広げるだけで、苦悩しながら解決法を探るという姿勢は見られない。野党・新政治民主連合はこの日「重大な事案であるだけに、文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部(省に相当)長官が(国会の)担当常任委員会に必ず出席するべきだ」と主張したが、与党セヌリ党が難色を示し、結局会議は物別れとなった。

 新政治連合はまた、MERSへの初動対応に失敗した政府と大統領府を激しく非難した。文在寅(ムン・ジェイン)代表は「朴槿恵大統領は国会が開かれる日に論争を仕掛けて対立をあおることだけに関心を示し、MERS問題には全く関心を示さなかった。大統領府と大統領が手をこまねいていたことが、問題を大きくした原因の一つだ」と述べた。また、李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表は「大統領は国会法改正案をめぐって大げさにふるまうのではなく、本当に国民が恐怖を感じているMERSへの対策を講じてほしい」と主張した。

 一方、セヌリ党は野党側の発言には対応せず、政府に批判の矛先を向けた。ユ・スンミン院内代表は最高委員会議で「保健当局は初動対応の方法について原点に立ち返って見直すべきだ。また、国民の不安や政府に対する不信感を解消するため、情報提供の努力も並行すべきだ」と述べた。

金垠廷(キム・ウンジョン)記者



【社説】無責任な韓国社会が招いたMERS感染拡大

 香港当局は1日「中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者と接触した疑いで隔離対象となった韓国人男性が、韓国に帰国後隔離されず、1日に再び香港に入国しようとして摘発された」と発表した。先月26日にも中国で別の韓国人男性のK氏(44)がMERSに感染している事実が確認されたが、この男はK氏が中国に向かった時に利用したのと同じ飛行機に搭乗しており、座席もすぐ近くだったという。韓国政府はこの男性に対し、先に感染が確認されたK氏と同じ飛行機に乗っていた事実を携帯電話の電子メールで伝えたが、この男性は全く意に介さず再び香港に向かったのだ。

 香港メディアによると、先に感染が確認され、韓国で医師から出国を止められたK氏は、香港で医療関係者に対し「伝染病患者と接触したことはない」とうその説明を行っていたという。K氏と同じ飛行機に搭乗した別の韓国人たちも、一部が香港で隔離を拒否したため、現地で無理やり押さえ付けられる騒動も起こった。これでは香港人の間で韓国と韓国人に対する感情が悪化するのも当然のことだ。

 MERSの感染拡大がここまで拡大した第一の責任は、当初からずさんな対応を続けた韓国政府にあるのは間違いない。ただその一方で、自らが伝染病を広める恐れがあるにもかかわらず、あまりにも軽々しい行動を取る個人にも大きな責任があると言わざるを得ない。最初にMERSへの感染が確認された患者(68)は、MERSが流行していたサウジアラビアに渡航していた事実を医療関係者に伝えていなかった。1日までに隔離対象となった682人のうち、自宅ではなく国が指定する隔離施設への収容を自ら名乗り出たのはたった4人だった。

韓国社会には法律やルールを「自分ではなく他人が守るもの」という意識が広くまん延している。一般市民の間で小さなルール違反に目をつむるケースが繰り返された結果、ルールを守らないで社会の秩序を乱す人間たちの方が逆に態度が大きくなっているのが韓国の現状だ。MERS患者と隔離対象者の一部が示した行動やうその言葉も、このような韓国社会の実情をそのまま反映したものだ。彼らにはおそらく罪の意識さえないのだろう。

 今の時代、どこかの国で伝染病が発生すると、その感染の範囲は瞬時に国境を越えてしまう。ここ数年だけでもSARS、新型インフルエンザ、エボラ出血熱などが世界中を恐怖に陥れた。政府の対応力も問題だが、韓国では市民意識によって伝染病に効果的に対応するのはどうやら不可能なようだ。地下鉄やバスはもちろん、エレベーターのように密閉された空間の中でさえも、くしゃみやせきをする際に手で口を押さえることもしないケースなど韓国では全く珍しくもない。

 米国や日本などでは小学校の時から公衆衛生に関する教育を行い、伝染病予防や他人に迷惑を掛けないための行動の仕方を教えている。個人の責任や意識が伝染病対策のスタートであり根本になるという当然の事実を、これらの国々ではわきまえているからだ。ただ韓国で今すぐこのように市民の意識を高めることはできないだろう。だとすれば香港のように伝染病への感染が疑われる渡航者を強制的に隔離するといった制度を導入し、危険地域への渡航の事実や体調不良を報告しない場合の処罰を強化せざるを得ないだろう。今回の問題を通じ、韓国社会に広がる無責任な意識や行動が、結果的に国民一人一人に跳ね返ってくるという当然の結果をあらためて目の当たりにした。この現実については国民も誰もがあらためて深く考えてほしいものだ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版





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Last updated  Jun 3, 2015 11:07:58 PM
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