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May 12, 2009
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信じられません!!!!またやってくれましたよ!!ベテラン二人が!!!9回表鳥谷のまずいプレーから、ピンチを作りましたが、9回を0点に抑えそして、先頭打者の金本が、ぶったたいたレフトへの高いフライがレフトスタンドに入りました!!!!球団通算7000号となる、アニキのサヨナラホームラン!!!!!本当にすごい!!!!信じられません!!!!!!!!!!2回表 栗原 レフトフライシーボル フォアボールマクレーン ライトフライ石原 ファーストゴロ3回表 梵 ライトフライ大竹 空振り三振東出 センターフライ4回表 赤松 セカンドゴロ天谷 セカンドゴロ栗原 サードゴロ5回表 シーボル セカンドゴロマクレーン ファーストフライ石原 左中間ツーベース梵 敬遠大竹 ライトフライ6回表 東出 フォアボール赤松 キャッチャーファウルフライ天谷 ファーストゴロ栗原 セカンドゴロ7回表 シーボル サードゴロマクレーン ライトフライ石原 センターフライ8回表 梵 セカンドゴロ大竹 空振り三振東出 サードフライ9回表 赤松 空振り三振天谷 セカンドフライ栗原の強烈な打球、ショート横、鳥谷が、ぎこちなく、捕れません。。。 シーボル フルカウントから、すごくきわどいボール。。。フォアボール久保投手コーチ、マウンドへ下柳、ボール判定に不服そう。。。久保コーチから逃げます。。。もちろん続投!!マクレーン ライトファウルフライ9回裏 (投手交代)大竹 → 横山 金本!!!!!金本サヨナラホームラン!!!!!!
May 12, 2009
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神風吹いた!金本呼ん打!猛虎復活12点! 神風や、猛虎復活-。阪神は三回に金本知憲外野手(41)の強打が敵失を誘うなど無安打で一挙4点。鉄人が28イニングぶりに刻んだ得点に目覚めて猛打爆発、12-4で横浜に大勝した。最下位転落のピンチに神懸かりの復活劇。もう大丈夫、今度こそ勢いにのった!!猛虎が目覚めた。猛爆12点の虎祭り。負ければ単独最下位の崖っぷちでハマに神風が吹いた。 神の啓示を受けた男のこん身のスイングが“奇跡”を呼び込んだ。2点を追う三回の無死満塁。金本の鋭い打球に、一塁・ジョンソンが何と後逸。失策を誘うひと振りで2者がかえり、追いついた。3連敗、2試合連続完封負けでスコアボードに27イニング続いたゼロ行進に終止符。猛虎復活祭の開幕を宣言した。 「1、2番が四球を選んだところから、粘り強い攻撃が(できた)ね。相手のエラーとかボークもあったけど、こういうところから勢いはつく。そこまで我慢して、チャンスを作ることだね」 真弓監督は、無言で引き上げた主砲の働きを称えた。これで流れが変わった。なおも無死二、三塁で横浜の先発・小林のボークで三塁から鳥谷がかえって勝ち越し。一死後、林の遊ゴロの間にも1点を追加した。 満塁の好機で金本につなげたのも、赤星、関本の連続四球に、鳥谷の送りバントが小林の処理ミスを誘ってのもの。無安打で1イニング4得点の神懸かりともいえる逆転劇。貧打で3連敗に苦しむ虎に吹いた神風。鉄人の執念が天に通じた。 左ひざの手術でぶっつけ開幕ながら驚異の大暴れで4月の月間MVPに選ばれた。8日の受賞会見では優勝を誓うとともに「まだみんな、自分の力を出し切れていない」と現状に危機感をにじませ、「僕個人としては、打って走者をかえすしかない」と決意したばかり。自身は5月に入ると勢いが止まり、比例するかのように打線も落ち込んだ。三回の一打こそ、4番の意地。結果は敵失でもチームの泥沼を打開した値千金のひと振りだった。 「4点入ったことで、本当に楽になってくると思う。点が入りそうなリズムになってくる」 トンネルを抜けた。指揮官が振り返ったように、その後は怒とうの猛撃だ。六回は関本が2打席連続の適時打となる3点二塁打に鳥谷の4号2ラン。七回には狩野の1号2ランでダメを押した。敵地で“ワッショイコール”が鳴りやまない。これまでの貧打がウソのような今季最多タイ(2度目)の12得点、大勝だ。 勝利の女神は虎を見捨てない。まだ借金3の4位ながら、激しく燃えさかった反撃のノロシは本物だ。12日から甲子園で広島3連戦。よみがえった猛虎が、今度は神懸かりの猛進を開始する。やっと開幕打ァ!阪神・林「1本でました」 林の2009年がスタートした。二回一死一塁で右翼線二塁打。今季初安打をマークした。「やっと1本でましたね。“開幕”できたかなという感じです。楽は楽になりました。これから1勝でも多く勝利に貢献できるように頑張ります」。3-2と逆転した三回一死三塁では遊ゴロで昨年9月24日の横浜戦(甲子園)以来となる打点もマークした。阪神・藤本が326日ぶり猛打ショー! 2試合連続でスタメン出場の藤本が、2008年6月18日の楽天戦(甲子園)以来、326日ぶりとなる猛打賞。「できるだけ早い打席でヒットを打ちたいという気持ちはある」。六回一死の第3打席で中前打を放ち、関本の適時打で6点目のホームを踏むとその後も中前打2つで4打数3安打1四球。「まだ打席数も少ないので、そういうことは言ってられない」と苦笑いしたが打率.345まで上昇。二塁争いで平野とデッドヒートを繰り広げる。
May 10, 2009
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阪神、連敗止めた!今季最多タイの12得点 2点を追う三回、阪神は相手の失策などで4点をもらって逆転した。実に28イニングぶりに刻んだ得点。重苦しい雰囲気が消えた打線は、今季最多タイの12点を奪い、連敗を3で止めた。 きっかけは粘りだった。キャンプ中には室内にこもり、マシンを相手にファウルだけを打つ練習をする赤星。先頭打者だった三回、計7球のファウルを打ち、粘り勝ちの四球を選んだ。関本も四球で、続く鳥谷のバントを小林が失策。無死満塁となり、今度は金本のゴロをジョンソンが後逸してまず同点。さらにボークで1点、林威助の遊ゴロの間に1点。無安打で得た4点だった。 「結果はそう(失策での得点)だけど、何とか粘って四球を取ったから」と真弓監督は真っ先に勝因を挙げた。赤星も「あの打席を見てくれたら、僕がどう思っていたか分かると思う」と言う。六回は関本の3点二塁打に鳥谷の2ラン。七回には狩野が2ラン。面白いように点が入った。 「(1点でも)点を取ったら勢いがつく。そこまで我慢して、チャンスをつくっていく」と真弓監督。この1勝を、貧打解消のきっかけとしたい。関本、2安打4打点!阪神、連敗止めた 普段はつなぎ役の阪神関本が2安打4打点。「チャンスで回ってきて、何とかしたいと思っていた」と喜んだ。 4-2の四回は二死二塁で右翼線にポトリと落ちる適時打。チームとしては、33イニングぶりに出た適時打だった。六回二死満塁では左中間に走者一掃の二塁打。負ければ最下位転落となる一戦で勝負強さを発揮し「それだけは絶対に阻止したいと思っていた」と話した。(横浜)阪神・和田打撃コーチ(12得点に)「チームとしては(三回の)4点がありがたかった。ちょっと、新井が心配だけど」阪神・福原(5回2失点で2勝目)「調子は良くなかった。野手の皆さんに感謝です」阪神・鳥谷(六回に17打席ぶりの安打となる4号2ラン)「打てていなかったし、点が入っていなかった。勝てたことが一番」勝負強さ発揮!阪神・関本、爆発4打点 満塁男が本領発揮だ。六回二死満塁。横浜の2番手・那須野の内角寄りの速球を、関本が振り抜いた。打球は左中間真っ二つ。走者一掃の3点二塁打に胸を張った。 「いい感触やった。チャンスで回ってきて何とかしたいと思っていた 昨季、満塁では12打数7安打18打点(打率.583)だった得意の場面で貴重な中押し。前の打席で大きな弾みがついていた。2点リードの四回二死二塁。横浜の先発・小林が厳しく攻めた内角直球にバットを合わし、右翼線にポトリと落とした。二走・赤星が生還した。タイムリー欠乏症の呪縛を解いた。 「ファンの皆さんがレフトから押してくれたんだと思います。なんとかしよう、と思っていた。みんな、責任感が強いからね。投手がこれまで抑えてくれていたので、申し訳ないと思っていた」 チームとしては、5月4日の巨人戦(甲子園)以来となる4試合、33イニングぶりの適時打。その最後を放ったのも関本。そして、長いトンネルを抜け出したのも関本だ。 「関本の(最初の)タイムリーが出るまで“壁”を越えられなかった。あれが出た後にポンポンと(チーム全体に安打が)出てくれたから。普通のときとは違う。だから大きいんだ」。和田打撃コーチが手をたたく。3連敗中で負ければ単独最下位転落となる一戦で勝負強さを発揮してくれた。 「それ(最下位)だけは阻止したい、と思っていた。次、横浜にくるとき(8月25日~27日)は首位に立っていたい。甲子園に帰って、頑張ります」 目標を掲げた。“最下位争い”なんてもうコリゴリ。巻き返しに関本が燃えに燃えた。ハマキラー復活!阪神・福原、中14日2勝 自信を持って、ひざ下を狙った。三回一死一塁で、福原は4番・村田に低めの直球勝負。三塁正面のゴロで、併殺を完成させてピンチを脱した。5回2失点で、打線の援護を受けて2勝目。32歳右腕が連敗を止めた。 「立ち上がりを何とか頑張っていけたらと思っていました。何とか勝ててよかった。中14日も何とかなるもんですね」 4月25日の広島戦(マツダ)で今季初勝利を挙げ、翌日に登録抹消。日程の都合で開いた“中14日”も、ベテランらしく調子を合わせた。二回に、カーブを内藤に読まれて先制2ランを浴びたが、それ以外、走者を出してもタイムリーは許さなかった。昨年3勝無敗で、今年4月に敗れるまで通算7連勝。得意の横浜戦で“ハマキラー”が復活だ。 登録抹消中、熱心に取り組んだのがワンバウンドの壁ピッチだった。バッテリー間より短い距離で、フェンスへ黙々とワンバウンド投球。跳ねたボールが、ときには無人の客席へ飛び込んだ。体の開きを抑え、叩きつける感覚で低めへの制球を磨く特訓。地味ながら、成果は出始めている。 「球がまだ高い。1年を考えるともっとゾーンを低くしないといけないけど、球は力がある」 久保投手コーチは辛口ながらも進歩を認めた。上位進出へ欠かせない先発の一翼。“壁効果”を、もっと見たい。17打席ぶり快音!阪神・鳥谷がトドメ弾 猛虎祭”のお囃子に乗って、鳥谷に快音が戻った。六回だ。那須野の直球をとらえた17打席ぶりのヒットは、右翼席に消える4号2ラン。五月晴れの週末に、長いトンネルを抜け出した。 「ちゃんと打てていなかったし、(最近)点が入っていませんでしたしね。どこかでダメを押さないといけなかった」 関本が、満塁から走者一掃の3点二塁打。勝利を確実にした直後に、トドメを刺した。左腕も苦にしないフルスイング。4月19日に2号を放った球場で、ハマ党のど真ん中へ放り込んでみせた。今月4日の巨人戦(甲子園)の三塁打を最後に、東京、横浜と遠征でノーヒット。心のモヤモヤを、一気に吹き飛ばした。 小技も冴えた。三回には、無死一、二塁から三塁線へセーフティーバント。マウンドからダッシュした小林の捕球ミスを誘い、チャンスを広げた。「サインです」と当然の顔だったが、真弓監督は「今後もある作戦? 状況に応じてね。結果的に(相手の)エラーになったけどね」と、きっちりした仕事を評価した。金本、新井に安打がつかない中、クリーンアップで真っ先に不振を脱出。12日からの広島戦でも、頼りになる。 「チームが勝てたので、それが一番。打順は関係ない。チャンスで打てなかったら同じです」 少々の不振でも、滅入っている場合ではない。スタメンを任せてもらった期待に応える。そのために、打つだけだ。流れ変えた12球!阪神・赤星が逆転呼んだ たったの1打席に流れた時間は4分28秒-。赤星は塁に出た。ヒットではない。ファウルを打ち、そして見極めた。12球目を見送り、一塁へ歩いた。それが自分の仕事。大勝の起点は、ここから始まった。 「あれを見てくれたら、僕がどう思っていたかわかってもらえると思います」 2点を追う三回。先頭で打席に立ち、真骨頂を見せた。先発・小林を精神的、肉体的に崩した。カウント1-1から4球ファウルを続けた。さらに2ボールでフルカウント。そこから際どい球を3球カットした。そして、12球目が高めに外れた。粘りに粘った。相手バッテリーを疲弊させた。レッドの勝ちだった。 そして走者となって、3度のけん制球を誘った。打者よりも盗塁を気にさせ、続く関本の連続四球をよびこみチャンスを広げた。その後、無死満塁から、金本の一ゴロ(記録は失策)で、虎にとって28イニングぶりのホームを踏んだ。これぞ頭脳プレーだ。「手の内はいわないけど、結果的にセキ(関本)がフォアボールになったんでね」。この回、無安打で4得点をお膳立て。赤土で汚れたユニホームが誇らしげだった。 傷だらけの体で戦っている。首痛とそこから派生した腰痛を抱える。ナイター→デーゲームと続く週末の日程では、土曜や日曜にスタメンを外れることもある。しかし、選手会長はこの3連戦に出続けた。チームの状況を考え、責任感が背中を押していた。 試合前も全体練習には参加せず、別メニューでウオーミングアップ。フリー打撃は行ったが、室内でストレッチなどを入念に施して試合に備えた。シートノックを回避する日も続いている。それでも5度の打席で3出塁2得点。四回二死では中前打を放つと、今季9個目となる二盗を決め、続く関本の適時打につなげた。 「僕の仕事ができて、よかったです。それだけです」。痛む体を少しだけ癒やす勝利の喜び。だから戦える。長かった1打席、粘った12球に凝縮した執念が実った。737日ぶり!阪神・狩野が七回オマケ弾 野球の神様は見ていてくれた。ひたむきに体を張り、投手のため、チームのために汗を流してきた。狩野の737日ぶりの本塁打は、ダメ押しの一撃になった。 「完全な振り遅れ。風がなかったら、ただのライトフライですよ。でも、とにかく思いっきり打とうと思いました」 10-3と大量リードした七回二死一塁。3番手・牛田の初球をたたくと、右翼スタンドギリギリに入った。ホームでは一走だった藤本が驚きの表情で迎えた。「ホント、『お~』って感じですよ」。自分でもビックリの今季1号2ラン。2007年5月4日の広島戦(甲子園)以来、約2年ぶりにダイヤモンドを1周した。 「流れが完全に僕で切れてしまった」。先制機の二回一死満塁では空振り三振し、無得点。その裏、内藤に先制2ランを浴びただけに責任を感じていた。それでも、この2点だけで先発・福原を支えた。「初回に刺せたのが大きかった」。一回、先頭の石川に左前打を許したが、二盗を阻止した。 「中14日ですか? 何球か甘い球はあったけど、しっかり投げてもらえたと思います。勝って甲子園に戻れるのは、負けて帰るのとやっぱり違いますからね」 今は守ることで頭がいっぱい。その瞬間、瞬間を懸命にプレーしている。「よかった、よかった」。そういって帰りのバスに乗り込んだ。笑顔の中に安堵感があふれていた。
May 10, 2009
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やっとGWが終わりました。毎年、毎年。。。なんで、こうなるのって感じですが、まだ怒りの矛先が、他に向けれる時期なので、いいのか、悪いのか??しかし、毎度のごとく、横浜のミスも多くて、阪神も打ちまくって、大量の8点差勝利!!12-4ですが、ヒットは阪神9で、横浜7なんですよね。。。3回は無安打で4点!!で大逆転でした!!福原が苦しみながら2勝目、鳥谷4号に狩野の1号もでました!阪 神 0 0 4 1 0 5 2 0 0 12 横 浜 0 2 0 0 0 1 0 0 1 4 【投手】(神)福原、江草、アッチソン、渡辺、ウィリアムス-狩野(横)小林、那須野、牛田、吉川-細山田、斉藤俊【責任投手】(勝)福原5試合2勝2敗(敗)小林6試合1勝2敗【本塁打】(神)鳥谷4号2ラン(6回、那須野)、狩野1号2ラン(7回、牛田)(横)内藤2号2ラン(2回、福原)、内川7号ソロ(6回、江草)、吉村2号 ソロ(9回、ウィリアムス)
May 10, 2009
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当然の結果ですが、アニキが月間MVPを受賞しました。3打席連続本塁打を2回、三冠王なので、満場一致でしょう。今期は、本当に心配しました。それなのに、今までで最高の打撃成績!一番の勝負強さでした。神懸ってましたね。守備が球際で弱いようなプレーが多かったのが、やはり疲れていて集中力がもたないのだろうと感じてしまいますが、出場しながら、調整していくしかないですね。シーズン後半の正念場で、またMVP取るほどの大活躍してほしいです。そして、シーズンMVPと三冠王も!!とにかく、月間MVPおめでとうございます!!!!!金本、自己採点は「90点ぐらい」/月間MVP 2009.5.8 18:208日、プロ野球セ、パ両リーグの4月・月間MVP(月間最優秀選手)が発表され、セ・リーグの野手部門に阪神・金本知憲が選ばれた。 金本は自身4度目の受賞。3打席連続本塁打を2試合で記録するなど、驚異的なペースで打ち続けた。「思っていた以上に結果を残せた。(自己採点は)90点ぐらい」と明るい表情で話した。 2年連続で左ひざを手術したこともあり、万全でない中でのプレーが続く。「チームに迷惑を掛けたくない気持ちが強くて、その結果、集中力が出た」 ただ、チームは低迷している。主砲は「全然、思っているような野球ができていない。みんな、力を出し切っていない」とナインを鼓舞していた。
May 8, 2009
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打線爆発!虎、聖地で意地のG戦連敗脱出宿敵・巨人に球団ワーストの11連敗。聖地・甲子園で記録更新は決して許されない。虎ナインが意地を見せた。三回、ついに内海をとらえた。一死から赤星が三塁へ鋭いゴロを放つと、小笠原がトンネル(失策)。続く関本が、三遊間破る。一、三塁として3番・鳥谷の遊撃への併殺崩れで、まずは1点を先制だ。 試合前「レッド(赤星)が出て、トリ(鳥谷)カネ(金本)が返すのがうちの得点パターンだから」と話していた和田打撃コーチ。「打線にはそれぞれ役割があるし、それをしっかりと果たしてほしい」という期待を形にした。 もちろん、金本も黙ってはいない。二死二塁。右中間へ適時二塁打を放ち、4打数無安打に終わった前夜の借りを返した。 五回にも右翼線に適時二塁打、続く新井にも左前適時打が出て、内海をKO、完勝で対巨人の連敗記録を止めた。 この日の試合前、一塁側ベンチにインドの神・ガネーシャの像が置かれた。岡コーチの知人が、インド旅行の際に買ったというお土産は、人間の体に、片方の牙が折れたゾウの頭を持つ4本腕の神。障害を取り去り、願いをかなえるという像に、真弓監督も試合前に触って願掛けした。 久しぶりの打線爆発は、ゾウのご加護か-。虎が再び進撃を始める。新たなGキラー誕生!阪神・桜井、適時打 聖地を揺さぶる広大コールに乗せて、打球を中前へと弾き返した。五回二死二塁、阪神・桜井が4試合9打席ぶりの適時打。今季初のクリーンアップそろい踏みに続き、5点目をたたき出した。 「ワイルドピッチでランナーが進んだので、何とかかえそうと思っていた。シュートがあると思って、(それを念頭に置きつつ)外の真っすぐを待っていました」 勝利をより確実にする一打。引き締めた口元に充実感が漂っていた。 新井の適時打で先発・内海にトドメ。マウンドは2番手・西村健に代わっていた。暴投で新井が二進。一気に巨人を寄り切る態勢だ。4球目のシュートを見逃さない。力みのないスイングで、鮮やかにとらえた。 「代打で好機のときには、どうしても気持ちが強く出てしまうんです。スタメンの方がリズムは作りやすいんですが」 今季、途中出場の8試合はまだ無安打。その理由を分析して、反省していた。4月29日の横浜戦(甲子園)以来、4試合ぶりのスタメン。「結果を出すしかないですから」。久々のチャンスで今季3度目のマルチ安打と、輝きを放った。 「(11連敗は)意識してなかった。巨人と相性がいい? そうですね」 4月12日の東京Dでは3打数2安打、4打点。1号3ランもカッ飛ばした。新たなGキラーの誕生-。猛虎の桜祭りは、まだ始まったばかりだ。阪神・赤星、今季3度目の猛打ショー 手負いでもその足は一級品だ。阪神・赤星が貴重な先制点をもたらし、歴史的連敗脱出に貢献した。三回一死から三ゴロ失で出塁し、続く関本の左前打で一気に三塁へ。鳥谷の遊ゴロの間にホームインした。 「きょうはとにかく塁に出ることだけを考えた。塁に出て、動けば動くだけ、相手は警戒してくれる。後の打者が打ちやすいように揺さぶることも僕の仕事」。一塁ベース上で相手バッテリーを揺さぶり、関本のエンドラン成功に結びつけた。一、六、八回に安打を放ち、今季3度目の猛打賞。「腰? 大丈夫じゃなかったら、出ないよ」 持病の腰痛はまだ完治にほど遠い。だが、赤星抜きでの反攻は考えられない。阪神・新井、つない打「一生懸命やるだけ」 超満員のスタンドのボルテージが最高潮に達するなか、ゆっくりと歩を進めた。3番、4番の連打に、新井のバットがようやく呼応した。 「いい形の点? よかったですね」 2点リードの五回。二死から鳥谷が激走の三塁打。金本の右翼線適時二塁打で続く。そして、対峙するのは昨季4敗を喫した先発・内海。4球目だった。追い込まれてから、内角の直球に反応した。左前へ痛烈にはじき返す適時打で虎キラーにトドメを刺した。クリーンアップ3連打&AK砲の連続タイムリーはいずれも、今季初めて。5番に座った男がついに機能した瞬間だった。 量より質-。「安打もここ一番で打ちたい。クオリティーのいいものを積み上げたい」。新5番を“襲名”するにあたり、口にした言葉だ。だが今季、アニキの後ろを打つ重圧に、もがき続けた。勝負どころでの1本が出ない。得点圏打率は.241と低迷。打点も「16」とまだ本調子とはいえない。だからこそ、人一倍黙々とバットを振りこむ姿が目立つ。 そんなA砲の5試合ぶりの適時打に、真弓監督は「調子を落としていたが新井もこれで上がってくるんじゃないかな」と復調に期待を寄せた。 2点リードの四回には、先発・下柳が二死一、三塁のピンチで絶好調の坂本を迎えると、マウンドへ足を運んだ。「間をおきたかったんで」とヒソヒソ声でなにやら耳打ち。新井のかけた言葉に左腕がニヤリと笑って、リラックス? 流れが変わりかけない場面で機転を利かした。 「毎試合、一生懸命やるだけです」 大粒の汗をしたたらせ、ロッカールームへ引き揚げた。覚醒へのきっかけは手中にある。虎の5番は、まだまだこんなものじゃない。
May 4, 2009
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G戦連敗止めた!阪神快勝の主役は下柳と金本 阪神6-0巨人、6回戦、巨人4勝1敗1分、4日、甲子園長く続いた巨人戦の連敗を11でようやく止めた。阪神快勝の立役者は下柳と金本。苦境を救ったのは、やはりチームを支えるベテランだった。流れをつくったのは下柳。1球1球に意図が見える投球だった。四回二死一、三塁では絶好調の坂本と対戦。内、外と揺さぶり的を絞らせず、最後は内角のスライダーで三飛に仕留めた。五回二死満塁ではラミレスを低めのフォークボールを効果的に使って遊ゴロに。「どきどきした」と冗談っぽく振り返ったが、ピンチでは制球力がひときわ増した。 下柳の好投に金本が応える。三回、右前に適時二塁打。五回は二死三塁で右翼線に二塁打を放った。主砲の一打を皮切りにこの回3得点し、下柳を援護した。「(金本が)打ってくれると信じていたので、冷静に見ていました」と下柳は同級生に感謝した。 ともに手術明けで、金本は現状を「かなり悪い」。下柳もダッシュ走などを控え、室内で自転車をこぐなど工夫の調整が続く。ともに体は万全ではない。その2人の一戦に懸ける思いで、巨人戦12連敗の汚名を免れた。真弓監督(巨人戦の連敗を止め)「ちょっと勢いがなくなっていたが、きょうの試合から巻き返せるんじゃないか」久保投手コーチ(下柳に)「状態がよかった。冷静に相手を見られている」赤星(3安打)「きょうはとにかく塁に出ることだけを考えた」G倒の壁砕いた!阪神・下柳、祝581登板 左手でグラブを思いきりたたいた。そして、雄たけびをあげた。五回二死満塁。絶体絶命のピンチでラミレスを遊ゴロに仕留めた。跳ね返され続けていたG倒の壁。砕いたのはベテラン下柳だ。 「勝てたらいいな、と思ってました。(ピンチは)ドキドキしていましたけれど、狩野君のリードを信じて投げました」 金本も矢野もいない。「(過去に)覚えていない」という“ピン”での初お立ち台。マウンド上とは違った汗をふきながら、いつも通り唇の先からこぼすように言葉を紡いだ。「心細いデス」。巨人打線に続いて、トークで虎党を幻惑。聖地を爆笑の渦で包んだ。 「(打線は)いつも頼りにしているよ。連敗? そんなん知らんヮ」 中5日の登板も6回6安打無失点。2年ぶりのゼロ封で、68年ぶりに蘇った巨人戦の連敗記録11を止めた。1941年にできてしまった不名誉な球団記録をストップさせたのも若林忠志氏(当時33歳)だった。40歳を過ぎても投げ、14試合連続登板など数々の記録を樹立した虎の先輩の背中に背番号42が重なった。そして通算登板試合は581で現役では工藤(横浜)と並んで2位。現役1位はリリーフの岩瀬(中日、592試合)のため、先発投手としてはトップタイに並んだ。 「もう“オジン”の扱いはせんでいい。奄美大島のトレーニングでしっかり準備しているから」 久保投手コーチが最敬礼する。右ひざ手術のリハビリを続ける中、年末年始は南国の海を背に走った。体幹トレーニングを指導する本橋恵美氏は「体がしまっている」と証言する。努力を重ねるから、下柳の辞書に衰えの2文字はない。 「遠征になりますけど、頑張ってきます」 カクテル光線に映える大きな背中が、笑った。アニキが導く炎の連打!248日ぶり巨倒お待たせしてスンマセン。今季初のG倒です。象をあしらったインドの仏像までベンチに登場した阪神は金本知憲外野手(41)が2本のタイムリーを放ち、昨年から続いていた巨人戦の連敗を11で止めた。原さん、この借りはタップリ利子つけて、返しまっせ!! この瞬間を、待っていた。ナインの意地とファンの思いが、ついに爆発した。途切れない快音と鳴り止まない歓声-。超満員の甲子園が248日ぶりのG倒に揺れた。対巨人戦連敗は11でストップ。球団の汚点となるワースト更新の危機は、4番・金本が導く炎の連打で、脱した。 「(鬱憤晴らしは)まだまだ。(連敗自体は)重くは感じていなかったが、今季まだ巨人に勝っていなかったんで。チームに勢いがなくなってきていたが、これで巻き返せるんじゃないかな」 反攻はこれからとばかり、足早にロッカーへ戻った主砲に代わって、真弓監督が逆襲を掲げた。宿命のライバル。何よりセ2連覇中の相手だ。 「1つも勝って無くて(次戦の)7月(10日、甲子園)まで置いておくのは情けない」 もう敗戦は許されない。ベンチには、岡野手チーフコーチが知人にもらったインドの神様で“願いを叶える象”といわれるガネーシャの像が置いた。神頼みまでして必勝を期した一戦。救ったのは神懸かっている4番のバットだった。 三回。敵失にエンドランを絡めてしぶとく先制すると、なお二死二塁。フルカウントから内海の内角140キロをとらえた。右中間へ適時二塁打。さらに五回は二死から鳥谷が左中間三塁打。猛然と頭から飛び込む姿に、燃えた。再び内海の140キロを弾き返し、右翼線へ弾丸の適時二塁打だ。新井、桜井も続き、怒とうの4連打で試合にケリをつけた。 前日3日、4タコでのG戦11連敗の屈辱を晴らす、2打席連続の適時二塁打。通算二塁打はこれで歴代15位タイの373。鉄人・衣笠祥雄氏(広島)に並び、ミスター赤ヘル・山本浩二氏(同、372)を抜いた。一発だけでなく、スピード感あふれるダブルも金本の魅力。疾走する背中が、よりナインを鼓舞する。 先月24日から打撃用手袋の内側を真っ赤に塗った。「理由は聞いていないです」とスラッガー社の担当者だが「感触はすごくいいんだと思いますよ」。ただ色を変えただけでも、白と比べ、感覚的にフィット感は増す。燃える赤を加えた絶妙なフィーリング。よりスイングに力が加わった。 「走者がいると必ずかえしてくれる」。4番に最敬礼の真弓監督は「流れが変わる? 変えるよ!!」と声を張り上げた。2年ぶりのG戦零封で下げた溜飲だが、今季まだ18戦もある。G倒はここから-。虎の黄金週間も、ここからだ。飛んだ!叫んだ!!阪神・鳥谷、魂のヘッド 黒土で汚れたユニホームが誇らしげだった。冷静かつ大胆に次の塁を狙い、奪った。鳥谷が宿敵を足で攻め立てた。 「打った瞬間に三塁に行こうと思った。次が金本さんで、結果的にかえってこれましたけど、ワンバウンドとかもあるかもしれなかったから」 五回の4連打3得点は、新3番が口火を切った。二死走者なしから、先発・内海の投じた118キロ、スライダーをバットに乗せた。左中間へライナーで伸びていく打球を見て、迷うことなく二塁ベースをけった。今季初の三塁打。頭から滑り込んだ。真弓監督が掲げる「走る野球」の理想に近づきつつある。 三回の2点も“足攻”で奪った。一死一、三塁で打席に立つと、遊ゴロに全力疾走。併殺を阻止し、先制点をもたらすと、続く金本への5球目だ。内海の投じたボールがワンバウンドし、捕手がこぼした瞬間に迷うことなくスタート(記録は盗塁)。二死二塁と好機を広げ、金本のタイムリーにつなげた。 真弓監督は「こういうことをやると攻撃に勢いがつく。本当に相手の少しのミスで点が取れた。意欲的に練習してきたことが実を結んだね」と目尻を下げた。 春キャンプ中で雨天のときには、犠盗や盗塁など走塁の練習を重点的に行った。常に次の塁を狙う姿勢を意識してきた。2007年のシーズンに、金本から怠慢な走塁を激怒された姿はどこにもない。 和田打撃コーチは「気力、体力を維持することが鳥谷のテーマ」と話す。毎年目標の3割に近い成績を残しながら、終盤に失速する姿はもうみたくない。もちろん、鳥谷も殻を破るシーズンと位置付けている。走塁への意欲がその証しだ。 黒くよごれた胸のロゴマークが進化の証。ひとつでも先へ-。風を切るようにグラウンドを駆け抜ける“鳥”が、チームを上昇気流に乗せる。
May 4, 2009
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やってくれましたね!!やっぱり頼りになるのは、下さんですよ完封リレーで今期初勝利!!優勝できなくても、あそこにだけは、負けたくない!!!金本!さすがにベテランです!!頼りになります!そして小笠原!内海!ほんとに最高です!!!1回表谷 レフトフライ寺内 デッドボール小笠原 サードフライラミレス ショートゴロ2回表亀井 レフトフライ小田嶋 センターフライ坂本 サードライナー3回表阿部 空振り三振内海 センターヒット谷 空振り三振寺内 空振り三振3回裏一死から赤星 サードゴロ小笠原トンネル!!!!関本 レフトヒット鳥谷 ショートゴロ併殺崩れで先取点!!ランナー鳥谷が二盗金本 右中間タイムリーツーベース4回表小笠原 セカンドゴロラミレス レフトヒット亀井 ライトヒット小田嶋 セカンドライナー二死一三塁のピンチ!!坂本 サードフライ5回表阿部 空振り三振内海 ピッチャーゴロ谷 センターヒット寺内 センターヒット小笠原 フォアボール二死満塁の大ピンチ!!ラミレス ショートゴロ!!!5回裏二者連続ショートゴロで二死鳥谷 左中間スリーベース金本 ライト線タイムリーツーベース新井 レフトタイムリーヒット内海KO!!西村 ワイルドピッチ桜井 センタータイムリーヒット二死から四連打で5-0!!!6回表亀井 センターヒット小田嶋 ライトフライワイルドピッチ坂本 空振り三振阿部 サードゴロ6回裏投手オビスポ狩野 セカンドゴロ代打・葛城 センターヒット赤星 左中間ツーベース関本 ライトタイムリーヒットオビスポKO!7回表 江草星 空振り三振谷 セカンドゴロ寺内 ショートライナー8回表 アッチソン小笠原 セカンドゴロラミレス ライトフライ亀井 フォアボール代打・脇谷 センターフライ9回表 筒井坂本 レフトヒット代打・加治前 空振り三振星 空振り三振谷 フルカウントから、ほんとに惜しいボールでフォアボール寺内 またもやフルカウント!空振り三振完封リレーで対虚塵連敗ストップ!!!ヒーローインタビューは下柳です
May 4, 2009
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やりました!!!これはうれしい、ここ数年、なんじゃこりゃ??ってユニフォームばかりでしたもんねやっぱり、復刻のがいいですね。85年のやつ、販売もされるかなぁ~絶対買わなきゃ!!FUKUMA 12入れなきゃ!!!阪神、85年ユニホーム復刻 交流戦で着用 阪神は1日、今季の交流戦用の限定ユニホームを発表し、日本一に輝いた1985年のユニホームを復刻して着用することになった。 ことしが就任1年目の真弓監督も、当時は主力選手として日本シリーズ優勝のメンバーとなった。真弓監督は「やはりこのユニホームを見ると85年の優勝を思い出しますね。このユニホームで85年同様にシーズンも勢いに乗っていきたい」とのコメントを寄せた。 ビジター用は久保、ホーム用は能見がモデル役を務めた。ユニホームの験のよさを問われ、久保は「そういう風につなげていきたい」と答えた。能見も「日本一に泥を塗らないように頑張りたい」と話した。2009年05月01日 2009年度日本生命セ・パ交流戦ユニフォーム発表! 阪神タイガースは1日、2009年度日本生命セ・パ交流戦専用ユニフォームを発表し、モデルとして能見選手と久保選手がユニフォーム姿を披露しました。今年の交流戦は、1985年、日本一に輝いたユニフォームをホーム・ビジター共着用いたします。日本生命セ・パ交流戦は5月19日(火)対ソフトバンク戦(ヤフーD)から始まります。この限定ユニフォームで戦う選手たちへもぜひご声援よろしくお願いいたします。■選手コメント(会見より)能見選手僕はビジターの方が好きですね。色が好きです。素材は軽くていいなと思いました。このユニフォームを使っていた時代は、まだ小さくて少し記憶にあるくらいなんですが、日本一になったユニフォームですしこれを着て頑張りたいです。1戦1戦大事にやっていくだけです。久保選手シンプルだしホーム・ビジター両方ともいいユニフォームだと思います。このデザインは3連発と優勝した時という印象です。僕の場合、交流戦ではパ・リーグの選手との対戦に逆に新鮮味がないかもしれませんが、自分の経験がチームの役に立てばと思います。■真弓監督コメントやはり、このユニフォームを見ると85年の優勝を思い出しますね。このユニフォームで85年同様にシーズンも勢いに乗っていきたいです。
May 1, 2009
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アニキが決めた!阪神、起死回生のサヨナラ勝ち最後はやはり4番が決めた。おぜん立てされた好機をしっかりとものにする今季2度目のサヨナラ打。阪神の金本は「正直、最終回にまさかこうなると思っていなかったのでうれしい」とお立ち台で喜びを表現した。 2点を追う九回だった。敗色濃厚のムードが漂う中、二死から代打・今岡がしぶとく内野安打で出塁。ここから平野の適時三塁打など2連打で同点とした。3番・鳥谷が右前打でつないでなおも一、三塁。金本は「おいしいというよりも、打てなかったらやばいな」と思ったという。だが、驚異的な集中力で石井の球を中前にはじき返し、起死回生のサヨナラ勝ちを決めた。 2年連続で左ひざを手術。不安を抱えながらの開幕だったが、4月の打点はこれで30。月間で自己最多だった2005年5月の29を上回り「出来過ぎの出来過ぎ」と照れた。これでチームは勝率5割復帰。体の状態については「かなり悪い」と認める鉄人は、5月2日から始まる巨人戦へ向けて「何としても倒したい」と気合を入れ直した。阪神・今岡(九回二死から代打で内野安打)「塁に出て(次に)回すことが僕の仕事」阪神・鳥谷(九回に右前打)「後ろに(つなごう)と思っていたので、良かった」阪神・久保(七回途中2失点)「調子が悪かったので、丁寧に投げることを意識した。(本塁打は)うまく打たれた」横浜・大矢監督(逆転サヨナラ負けに)「最後はうちのストッパーが打ち崩されて。しょうがないね」横浜・杉本投手コーチ(石井に)「一本調子になりすぎた」横浜・石井(九回二死から5連打を浴び)「(球場の)雰囲気が…」奇跡!大逆転!!金本が決めたサヨナラ打アニキが決めた! 劇的サヨナラ打や!! 阪神は金本知憲外野手(41)が横浜戦の九回、サヨナラ打を放った。二死から5連打のミラクル猛攻の最後を飾り、自身月間最多打点の「30」に到達する一打で、三冠王もキープ。真弓虎は4月5割締め。さぁ5月反攻へ、G倒へ、景気よくいきまひょか!!4万5758人の大観衆が祈った。アニキのバットに懸けた。金本の球足の速いゴロが、飛びつく二塁手の左を抜けた。サヨナラだ! 九回二死走者なしからの奇跡。41歳のヒーローの姿はすぐ、仲間の手荒い祝福の輪に消えた。 「あそこは打つしかないんで。気持ちだけです。まさか、最後でこうなると思っていなかったのでうれしい」 お立ち台に登っても、顔は紅潮したままだった。横浜の投手リレーに八回まで無得点。しかも、負ければ4月負け越しという瀬戸際。九回二死の“徳俵”まで追い込まれてから、代打・今岡の内野安打から平野がタイムリー三塁打。関本の内野安打が失策を誘って同点、鳥谷がつないだ。 「おいしいというより、打てないとヤバい」と入った打席。昨年4打数無安打に封じられたハマの守護神・石井の速球をとらえた。「走者がいるとかえしてくれる。そういう集中力を持っている。頼りになります」と真弓監督も最敬礼だ。4月7日の広島戦(甲子園)以来、今季2度目のサヨナラ勝ち。主人公はどちらもアニキ。これで4月は30打点で、プロ18年目での自己新。浜中(現オリックス)が03年に残した球団の「4月記録」にも並んだ。三冠王も堂々キープし、月間MVPもぐいと引き寄せた。個人記録よりチームを重んじるのが金本流のポリシー。それでも常人離れした“記録”は間違いなく春の猛虎を引っ張ってくれた。 試合前のストレッチは日々、リハビリを二人三脚で行ってきた権田トレーナーと打ち合わせ。今季は「右内転筋のほぐし」の要望が多くなった。昨オフに左ひざを手術し、今年2月には右内転筋が悪化。実戦守備なしに開幕を迎えているだけに、シーズンを乗りきるための細心の注意だ。 「状態? かなり悪い。悪いから力が入らなくて打てるんじゃないか。ぶっつけの開幕だったので上出来も上出来。周りの人に感謝したい」 黄金週間の横浜3連戦で5割復帰。あす2日からいよいよ、本拠地で首位・巨人を迎え撃つ。 「次は甲子園で巨人戦なので、何としても勝ちたいと思います」 壇上で叫ぶと、無数のメガホンが呼応した。4月の東京ドームでは1試合3連発の奮闘も、2敗1分。今度は勝つ。奇跡を呼ぶ男の大暴れは、これだけで終わらない。【金本トーク】あそこは打つしかない --おいしい場面で打ちましたね 金本 「おいしいというより、打てなかったらヤバいなという気持ちが先で…。でもあそこまで平野、関本がよくつないでくれました」 (次の質問に移るアナウンサーの前で) 「さっき言い忘れましたけど、鳥谷もつないでくれました」 --昨年は石井に無安打でした 「昨年の成績は、どうもこうも関係ない。あそこは打つしかない。ホント(打った球は)覚えていないんですけどね」 --4月は30打点です 「チャンスで打てない打席もたくさんあるので、エラそうに言えないですけど」今岡が平野が関本が!激走トリオ同点演出夢をつなぐボールが、右中間席フェンス前ではねた。右翼・吉村は追いつかない。目の端で確認して、平野は二塁を蹴る。この間に一走・大和が生還。さらに関本が内野安打で平野を迎え入れて、振り出しに戻す。今季2度目の『平・関』の1・2番コンビが劇的勝利を演出だ。「『少しでも勝利に貢献したい』という強い気持ちで打席に入った。かえすというより、つなぐ気持ち。強い気持ちが、打球に乗り移りました」 同じ言葉を3回繰り返した。平野が興奮気味に切り出した。 九回二死一塁。土壇場で代打・今岡が作ったチャンスを根性で広げた。4番手・石井に2球ファウルで粘ると6球目、低めの直球を全身をブツけるように弾き返した。 「(監督交代は)切ないけど、どうにもできない問題。僕はとにかく準備をしっかりして、チームの勝利に貢献したい」 2002年のプロ入りから、オリックス時代は毎年のように指揮官が代わった。「切ない」と振り返る平野の夢は『監督を胴上げすること』。二塁は藤本ら、中堅は赤星と併用で定位置はないが「毎年が勝負ですから」。そんな二重のモチベーションが、1プレーにかける思いをひたむきにする。 「形はどうでもよかった。必死、必死。前の打席のことは忘れて、打ちにいきました」 続いたのは関本だ。石井の直球を二遊間へ。緩い打球ながら全力疾走で内野安打とし、さらに二塁・梶谷の悪送球まで誘い出して二進。この間に三走・平野が生還して、同点とした。2点を追う七回には、二死満塁で二ゴロ。凡打の悪いイメージを即座に振り払った、汚名返上の1打だ。 「一生懸命やっていれば、結果は出る。がんばります」 スタンドで鳴りやまない六甲おろしに、平野の声が力強くかぶる。 昨年『赤・関』、『赤・平』として先陣を務めた。赤星が腰痛で2試合連続スタメン落ちした今、元2番同士のコンビが見事に穴を埋めた。がけっぷちからサヨナラ勝利への突破口を開いたのは、気迫の2本槍だった。阪神・鳥谷が劇勝演出!5度目猛打ショーつなぐ-。その一心だった。超満員のスタンドの声援を体いっぱいに浴びて打席に向かった。鳥谷の執念の一振りがサヨナラを呼びこんだ。「追い込まれていたんで、後ろへと思った。それがよかったと思います」 九回。同点に追いつきなおも二死二塁。一気に試合を決めたい場面。抑えの石井に2-1とカウントを整えられても動じなかった。内角いっぱいの124キロスライダーを思いっきり振り抜くと、打球は鋭いライナーで右前へ。あとは4番に託すだけだった。 打撃は勢いを増すばかり。第1打席には先発・マストニーから左前打。八回にも3番手・高崎から中前にはじき返す、好調ぶり。今季5度目の猛打賞を記録し、打率は一気に.333まで上昇した。 新3番という称号。それは新生真弓阪神の核の一つ。託された男は春季キャンプでは何度もマンツーマンで直接指導を受けた。『腰で打て』-。耳につくほど聞いたフレーズ。この日も試合前、ティー打撃の最中に指揮官から熱烈指導を仰いだ。だが、日々進化し、あの時とは違う頼もしい姿がそこにあった。 この日、四回の2打席目にはマストニーから死球をくらった。真弓監督も「当たらなくていいところであたる。攻める方もリズムがつかめなかったね」と4死球と荒れたゲームに苦笑いを浮かべたが、それも勝てたからこそ。 「最後つなげたのが大きかった。勝ったのが一番ですね」 何よりチームの勝利を優先する。このスタンスが頼もしい。プロ6年目。クラブハウスに引き上げるその後ろ姿にはチームをけん引する風格が漂ってきた。2点差も…信じた!抑えた!虎必死リレー たったひとつの失投さえ許されない状況で、鬼のような形相になった。ウィリアムスが横浜に傾いていた勝負の流れを戻した。 「ちょっと興奮しすぎてしまったけどね。本当にクボがいい投球をしていたから、これを続けようと思っていたよ」 2点ビハインドで迎えた八回に江草からバトンを受けた。“JAK”もしくは“JAF”と、常に勝利の方程式のワンピースを担ってきたからこそ、体は熱くも、頭の中は冷静になれる。 先頭の梶谷を空振り三振。続く内川に中前打を許したが、村田を“伝家の宝刀”であるスライダーを3球投じて空振り三振。さらにジョンソンの打席で、一走のリードが大きいとみるや、けん制で挟殺。3人で切り抜けた。 「このチームは粘り強く投げたら、勝てるチームだからね」。新助っ人、メンチが体調不良などの理由で2軍に降格したときは、「早く戻ってきてほしい」と声をかけた兄貴分。弟分で九回を無失点に抑えたアッチソンに白星をプレゼントした。 上機嫌で車に乗り込んだ虎史上最強のセットアッパーの牙城(がじょう)は、そう簡単に崩れない。
Apr 30, 2009
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すごすぎます!!!!まさか、まさか!!!またもや、すごい試合をやってしまいましたね!!!昨夜の流れを引きずってか、チャンスを作るも、1点が取れない阪神。。。2点リードされ、最終回。。。二人倒れて、あと一人。。。今岡が!!初球!!執念の三遊間内野安打!!!ショート弾かなければ、微妙だったか??本当に執念そして、左対左で、スイングが泳ぎぎみの平野。。。2-1追い込まれたスライダーをファールワンバウンド見逃したストレート!おもいっきりぶちたたいて、ライト吉村飛びつくが抜けた!!右中間タイムリースリーベース!!!!!あと1点!!!!これも、ライトがうまかったら捕れたかも。。。もうちょっとだったかも。。。これも平野の執念が勝った!!!満塁のチャンスに打てなかった関本。。。投手横抜けた!!セカンド捕って、ファーストへ!!ワンバウンド捕れない!!!!!内野安打とセカンドのエラー!!同点!!!!!!関本は2塁にまたもや横浜の守備のミス。ファーストタイミングはアウトでしたもう執念というしかないでしょう!!!これが甲子園の怖さですあと一人、あと一球なんてコールま、まったく聞こえません!!!外野は前進守備、強肩が揃ってるので、外野の前では、ホームは厳しい鳥谷追い込まれたスライダー引っ張った!!!ライト前の速い打球!!!関本帰れない。1-3塁!!さあ、こういう場面にアニキが回ってくる!!今日は当たりがない金本2塁は空いていますが、左対左で、金本勝負1-1厳しいボールが続きます打った!!!!!!!セカンド飛びつくが捕れない!!!!!!金本サヨナラ!!!!!!!9回二死ランナー無し、2点差から五連打逆転サヨナラ!!!!!!!凄すぎます!!!4月は30打点!!!月間MVP当確でしょう!!!!!
Apr 30, 2009
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阪神・新井、4安打4打点の大暴れ!期待された役割を十分に果たした。阪神の5番・新井が4打数4安打4打点の大暴れだった。 打たないわけにはいかなかった。4-4の七回。4番・金本が敬遠で歩かされ、一死満塁。「力まないように入った」という打席で、吉川の145キロを左翼線に。これが勝ち越しの2点二塁打となった。 三回にも金本が三振に倒れた直後に二死一、二塁から2点二塁打。「詰まったけど、うまく押し込めた。先制点が欲しかったのでよかった」と振り返った。 開幕から思うように調子が上がらず、苦しんでいた。真弓監督が直接、打撃指導するほどだったが、新井は「(先週の)広島戦あたりから、前よりはいいんじゃないかという感覚があった」と手応えを口にした。 今季から金本の後の5番に入る。絶好調だった4番の調子がやや停滞気味な中、新井に勝負強さを求めた真弓監督の狙いがやっと機能し始めた。真弓監督(新井に)「ちょっと当たりが出てきた。いい雰囲気で打席に入っている」赤星(五回の守備から退き)「プレー中に(悪化して)どうこうじゃない。(持病の)腰痛だからしょうがない」阪神・新井が先制二塁打「うまく押し込めた」阪神の新井が三回に先制の2点二塁打。4番・金本が三振に倒れた直後にしっかりと5番の役目を果たした。 二死一、二塁で横浜の小林の変化球をはじき返した。右翼へ伸びた当たりはフェンスを直撃。「詰まったけど、うまく押し込めた。先制点が欲しかったので、よかった」と振り返った。新井が4安打4打点!5割で甲子園凱旋や 5割復帰で、甲子園凱旋や!! 阪神・新井貴浩内野手(32)が横浜戦の七回、左翼線へ勝ち越しの2点二塁打を放ち、試合を決めた。勝負強さが戻った5番が、4打数4安打の大暴れだ。春の長期ロードを6勝4敗と勝ち越し、2位タイにも浮上。この勢いで、13日ぶりの聖地でも暴れ回るで~!!屈辱の過去を振り払った。目の前で4番が歩かされる-。今季、何度も見たシーン。金本が勝負を避けられた後、新井が13打席目で初めて快音を響かせた。何よりも決勝打になった喜びが、疲れた体を貫いた。 「(金本の四球後打てないことは)自分の頭にあったというか、新聞に載っていたんで頭に入っていた。力まないように、力まないようにと思っていきました」 4-4の七回一死満塁。4番手・吉川と対峙した。徹底した内角攻め。3球ファウルを続けた後の5球目。145キロのシュートを左翼線へ、勝ち越しの2点二塁打。三回には二死一、二塁から右翼フェンス直撃の先制2点二塁打。「詰まったけど、うまく押し込めた」。求めていた感触だった。 不調のまま旅立った長期ロード中も、快音が出ない。「もう、わかりきっていることでしょう」。言い訳はしない。ピリピリムードを漂わせ、黙々とバットを振った。和田打撃コーチは「新井は求めている理想がものすごく高い」。真弓監督から連日の直接指導を受けながら、結果の出ない自分に腹が立つ。 あの時も倉敷だった。昨年7月15日のヤクルト戦では腰痛が限界に達した。翌日から欠場。その後は北京五輪での敗戦。そしてV逸-。苦悩の日々の始まりも、ここだった。「新井はいなかったけど、ベンチの席は空いていたんだよね」とチーム関係者。誰も“帰り”を待っていてくれた。あの日の苦闘も、きっと報われると信じている。 猛打賞は今季2度目。1試合4安打は昨年4月30日のヤクルト戦(甲子園)以来。4打点も5月16日の同戦でマークしたのが最後。真弓監督も「いい雰囲気を持って打席に入っている。前が歩かされて、そこで打った。プレッシャーがかかるところで結果が徐々に出てきている」と、うなずいた。 「カープ戦(24~26日)あたりから、前よりはよくなってきているんじゃないかという感覚があった。でも自分ではよくわからない」 遠征も6勝4敗で勝ち越し、5割復帰。2位タイにも浮上だ。ロード最後の4試合中、勝った3試合のV打はすべて新井だ。29日からは13日ぶりに甲子園。長い旅路で輝きを取り戻した5番が、聖地でも主役に立つ。阪神・今岡、代打で適時打「久しぶりに仕事した」 2点を追う六回に代打で登場した阪神の今岡が適時打。勝利に貢献し「久しぶりに仕事をした」と話した。 無死満塁で打席に立ち、しぶとく左前に運んで1点を返した。ここまではすべて代打での出場で打率1割1分1厘。しっかりと後につないで結果を残したことに「形じゃないので」と語った。阪神・今岡が“執念”の今季初タイムリー 内容より結果。ひと振りにかける右の切り札の存在感を、今岡がついに示した。2点を追う六回無死満塁。力で押し込んだ打球が、しぶとく遊撃手の頭上を越えた。 「超久しぶりに、仕事したという感じですね。きょうは」 今季10打席目で初適時打。試合後、素直な感情を吐露した。大きな一打だ。2点リードを逆転された直後。浅井のバスターで最高のお膳立てをされ、代打で登場した。交代した真田に対し、初球からフルスイング。カウント2-1から内角高め142キロをとらえた。 なお無死満塁から、狩野の内野ゴロで同点。七回の勝ち越しへつながった。勝利への貢献で全てが報われる。それが代打稼業だ。今季から、左の“神様”桧山と切り札専任。ここまで9打数1安打と結果が出てなかったが、真弓監督に迷いはなかった。「打席が少ないのでタイミングが合ってなかったが気持ちで(1本)出してくれた」。揺るがぬ信頼だった。 切っても切れぬ縁。1996年の秋。ドラフト逆指名の期待の新人へ、球団が提示した背番号は『4』と『7』だった。今岡が選んだのは4。「アトランタ五輪でつけた4に思い入れがあったし」。何より7は、前年に引退したばかりの真弓監督の代名詞。強烈な前任者の色がついた数字はやはり重い。ところが…。 「お前はバカか!!」。東洋大の高橋監督に一喝された。あえて背負え。そして超えてみろー。そんな恩師の“メッセージ”。選択肢はなかった。「おかげで入団してからずっと、常に比較されたけれどね」。運命の7を背負い、2度のタイトルと優勝に輝いた。野球人として、分岐点に立つ今季。その先輩が指揮官となったのも、偶然であり、必然の縁だ。 「詰まった? 形じゃないからね、俺らは」 気持ちを込めて打つ。代打としての本領発揮はここからだ。これからも真弓監督は勝負所で代打をコールし、今岡は信頼に応えるべく、バットを振り抜く。阪神・浅井大暴れ!鮮やかバスター決めた 右翼には背番号8もおりまっせ! 途中出場の浅井が今季初安打、初マルチ、初打点の大暴れ。メンチが2軍行きとなった今、桜井、葛城が争う右翼の定位置へ、存在感を大々的にアピールだ。 「六回は転がそうと思っていたんですが、うまいところへ飛んでくれました。初安打が、いいところで出ましたよ」 勝負どころの1本に、顔がほころぶ。 謙虚に振り返ったのは2点を追う六回無死一、二塁だ。先発・小林から2番手の左腕・那須野に代わったことで、葛城の代打で登場。1球目はバントの構えで外角の直球を見逃す。続く2球目。外角高めの直球をバスターで左前へとポトリ。今季初安打で無死満塁で、同点を演出した。 「(1球目から)『バスターもある』というサイン。一塁(ジョンソン)が前に出ていたので、様子を見ていました」 小技に続いて、本来の豪打も発揮。続く七回一死二、三塁で4番手・吉川から右前へ適時打を放ち、初打点をマーク。 「新井さんが前で打っていましたから、続けてよかったです」 マルチ安打、打点はいずれも昨年10月11日の横浜戦(横浜)以来だ。 緊急時の3人目の捕手として1軍に籍を置く。しかし、本職の外野手として目指すところは右翼の定位置。桜井、葛城の間に割って入り、右翼スタメンをつかんでみせる。打撃好調や!阪神・鳥谷、きっちり2安打 記録は「E」でも、千金の一打だ。同点の七回一死二塁。3番・鳥谷が左翼深くへ大飛球。背走した内川がポロリ落球し、一死二、三塁と勝ち越しのお膳立てをした。 「あれが(記録で)ヒットになってくれればねえ」。試合後、茶目っ気を見せたが、「勝ったんで。よかったです」と安堵の表情。三回には先制を呼ぶ中前打を放つなど、きっちり2安打で、打撃は好調モードを継続している。
Apr 28, 2009
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新井が打ちまくってくれました!!ちょうどプロジェクターでの中継で、真正面で職場の人間と、飲みながら、目は、そっちに釘付け同点から、金本敬遠で満塁になって新井がやってくれました!!4安打4打点で、今年一番の大当たりでした!!内川もやってくれました!!下さんもよく投げたんだけど。。。途中で中継が終わって、ヒーローインタビューみれない!!って思ってましたが家に帰ってみてみると、ヒーローインタビューやってないんですね。。。
Apr 28, 2009
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まあ、当たり前ですよね。外人入ってなければ。。。同級生トリオがいるし、球児や赤星、新井と球界の宝がいますしね。どっかの球団は、最近は他で活躍した外人さん取ってくるだけだしまあ、これにふさわしい成績を残して欲しいものです阪神が初の平均年俸トップ プロ野球選手会 日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は27日、今年度の年俸調査結果(出来高払い分は除く)を発表した。 開幕時の支配下選手738人(選手会に加入する中日のチェン以外の外国人選手を除く)の平均年俸は、2年連続増加となる3793万円(前年比162万円増)。球団別では、阪神が5794万円(同517万円増)で、1988年に調査を開始して以来、初めてトップになった。 昨年まで14年連続で首位の巨人は、4676万円(同834万円減)でソフトバンクに次いで3位だった。阪神は推定金額で12球団トップの金本や、藤川、赤星、新井、矢野、今岡と推定2億円を超える高額選手が多いことが要因。このため、開幕時の出場選手登録25人の平均も1億円を唯一超え、1億176万円だった。巨人は、上原が大リーグへ移籍したほか、二岡とのトレードで日本ハムから獲得したM・中村が選手会に未加入で調査の対象外だったことなどから大幅な減額となった。 巨人以外では、ソフトバンク(同177万円減)と、エース川上(ブレーブス)の抜けた中日(同745万円減)が減少。最下位は2年連続で広島の2298万円(同350万円減)だった。リーグ別では、セが3934万円、パが3653万円。両リーグの格差は281万円で過去最小となった。
Apr 27, 2009
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阪神・福原、猛ピッチ!地元で崖っぷち1勝(セ・リーグ、広島1-12阪神、5回戦、阪神4勝1敗、25日、マツダ)18年間、過ごした地元・広島で、やっと福原の白い歯がこぼれた。先発では377日ぶりとなる今季初白星。お立ち台に呼ばれると、かみしめるように言葉を紡いだ。 「地元で勝ててうれしいですね。リズムよく投げようと思った。今季の初勝利と1000イニングを広島でできてよかった」縦に大きく割れる110キロ台のカーブと最速143キロの直球を丁寧に織り交ぜた。八回に1点を失い、完封と完投を逃したが、上々の8回5安打1失点。24個のアウトのうち12個がゴロと持ち味を発揮した。2回を投げ終え、通算1000投球回数に到達。史上317人目、阪神では2005年8月23日広島戦(広島)で井川(現ヤンキース傘下3A)が達成して以来の大台到達だった。 広島で自身の先発勝利はプロ11年目で初めて。本人は「え、本当に!? 知らなかった」と嬉し恥ずかしの“地元初勝利”に顔をほころばせた。 「思ったような投球ができなくて、ふがいない日が続いていたんで…」 ここまで3試合で2敗し、防御率も7.63。先発ローテに残るかどうか、がけっぷちにいたが、マスクをかぶる狩野を信頼して黙々と投げた。1月の自主トレ。南国・沖縄の地で誓い合った。 「狩野が来てくれたんで。話せる時間も増える。僕から見たキャッチャーの話とかいろいろできるのがいい」。開幕後結果が出ない時期もあったが、意思疎通はできていた。大量リードにもイニングの合間には2人での確認作業を怠らなかった。 真弓監督は打線よりも「投手がよかったのが一番」と満足げだった。 「協力して一戦一戦、戦っていきたい」 ベテラン右腕が“復肩”への第一歩を故郷で記した。阪神・葛城ミラクル4安打!今季最多12点 新打線大爆発で2位浮上や!! 阪神・葛城育郎外野手(31)が「6番・右翼」で先発した広島戦で、今季1号2ランを放つなど4安打3打点と大暴れ。ケビン・メンチ外野手(31)の“代役”が本領発揮し、チームは16安打&今季最多の12得点。2度目の3連勝で5割復帰だ。この勢いで、今季初の同一カード3連勝といくで~!!パラつく雨に鯉党が取り出す傘が、まるで集中砲火を避けるためのよう。16安打を浴びせ、今季最多の12得点。ナインが誇らしげに、西日で光るスコアボードを見る。そして、勝利の儀式に立役者が走る。閑散とする新球場の右翼スタンドを背に、葛城が駆けよった。 「ミラクル4安打! 何でやろうね(笑)。今はチャンスなんで、ライトでいいところを見せたい。前の新井さんが打ってくれていたから、気楽に打てた」 今季3度目のスタメン(偵察要員は除く)で、「6番・右翼」は初。一回二死二塁。新井の2点二塁打にひるむ先発・長谷川の高めフォークを弾丸ライナーで右翼席へ放り込んだ。昨年6月15日のロッテ戦(千葉マリン)以来となる一発。三回には右翼線二塁打、四回にも中前打。七回無死満塁の第5打席、トドメの適時打を中前へ弾き返した。 猛打賞は5年ぶり。1試合4安打はオリックス時代の2001年以来、8年ぶりだった。打率1割台と低迷するメンチは体調不良で登録抹消中で、三塁打が出ればサイクル安打の大活躍。“代役以上”の輝きで、低調する打線の起爆剤となった。 「スタメンのとき、打てていなかったからねぇ。ただ、いいイメージで打席に立つことができたよ」。先発した11日巨人戦(東京D)は2タコ。17日横浜戦(横浜)でも4打数1安打だった。結果を出さなければという焦り、不安…。そんな気持ちも交錯する中、“特別メニュー”だけは欠かさなかった。 「バッティングというのは、下半身からというからね」。試合前、ストレッチをこなすナインを横目に、1人で黙々と走る。多いときでポール間を5本以上も。オープン戦終盤、打撃不振でファーム行きを命じられ、自らに課した日課だった。土を蹴るたびに、悔しい思いを反すう。ベンチを温める日々に「すき間産業」といってのけるが、甘んじるつもりはない。地道な努力が、反骨心の礎となっている。 「大活躍!! 5番が少しずつ当たっているので、6番、7番打ち始めると層が厚くなる。どこからでも点がとれる。これからのっていきたいね」 真弓監督が手をたたく。和田打撃コーチも「カネ(金本)頼みだったが、みんなが打ったことがよかった」。2度目の3連勝で5割復帰し、ヤクルトと並ぶ2位に浮上。6番に座った男が機能し、猛虎打線が上昇気流に乗ってきた。阪神・狩野、猛ハッスル!トドメ含む3安打 マスク越しに漂いはじめた、女房役の風格。狩野は今季初勝利を挙げた福原と、喜びを共有していた。 「フク(ハラ)さんが勝っていなかったんでね。尻上がりの投球? 三回以降からですね」 3安打&好リードでも、自分の手柄を強調することはない。控えめな男は、帰りのバスへ乗り込む前も、ひたすら先輩への思いを口にした。 守りでリズムに乗った。一回二死一塁から、東出が二盗を狙った。狩野はコンパクトなモーションで二塁・平野のグラブへストライク送球し、俊足を刺した。相手のチャンスをつぶすと、その後はカーブを効果的に配球。大量リードに油断することなく、試合を締めた。 「バッティングのことはいいんです。リードのことが常に、頭にありますから」が口癖だが、巨人・坂本にも負けない“恐怖の8番”ぶりだ。三回に長谷川のフォークを中前へ運ぶと、七回一死満塁では林の変化球を狙い打って中前タイムリー。九回には右中間最深部を破る三塁打で、今季2度目の猛打賞。打率.373のハイアベレージをキープし、リーグ4位。先発出場では9試合連続安打と、コツコツと当たりを続けている。 前夜(24日)の能見の完封を演出。一夜明けベテラン福原の白星をアシストした。10年間、虎の正捕手を張ってきた矢野を欠く現実を忘れさせるような頼もしさが、今のこの男にはある。虎・鳥谷、猛烈5度出塁!3安打で3割乗った 大量12点の猛攻の中で、3番・鳥谷も大暴れ。4打数3安打2四球。5度の出塁に加えて、五回の二ゴロ(二塁封殺)も含めれば、6打席すべてで塁上をにぎわせた。4試合連続安打&今季4度目の猛打賞で、打率は.320と急上昇だ。 「いつ打てなくなるかわからないんで。打てるときに、打っておきたいですからね」 試合後はクールに自己分析(?)したが、そんな落ち着きも頼もしい。13試合ぶりに打率3割を突破。一回一死三塁で先制のお膳立てとなる四球を選ぶと、二回一死一塁では一塁線を破る二塁打を放った。四回は先頭打者で追加点の口火を切る中前打。七回無死一、三塁でも四球を選ぶと、八回の中前打で、充実の1日を締めくくった。 「(調子が出なかった時も)四球とかで、しっかりとつなぐことができていましたから」 開幕12打席無安打スタートの今季だが、腰を据えて、3番の重役に立ち向かってきた。だからこそ今がある。今季はや11四球。結果が出ても浮かれず、出なくても落ち込まずー。精神のバランスが成長の証でもある。 クリーンアップとして確実に増えた内角攻めに対しても、そうだ。19日の横浜戦(横浜)での一発や、23日の中日戦(ナゴヤD)での決勝3ランは、共に厳しい内角球を完璧に弾き返したもの。「内角打ち習得? そんなことないです。たまたまです」。そう話しながらも「3回に1回でいいから、見せておけばいいかなと思います」と続けた。全部打てなくてもいい。時に平然と見逃しながら、時にガツンと印象づける。それだけでも十分。この肩の力の抜け具合が、ほどよい。 借金完済からの再スタート。心身共に大きくなった3番打者が、常に攻撃のポイントを握っていく。阪神・関本、つなぎ役に徹し先制点演出! 関本が2番打者としてつなぎ役に徹した。一回は先頭の平野が出塁すると、きっちりと投前犠打。先制点を演出した。 二回には左前へ、五回には2番手・青木高から右前へと広角に打ち分け、マルチ安打を記録。これで4試合連続安打となった。3連勝の原動力となっている。阪神・平野、赤星の“代役”果たす 背後に転がるボールを見ると、一塁へ駆けだした。平野が今季初1番で4度出塁。欠場した赤星の代役を務めた。 「チームが勝ってよかったです」。一言だけ言い残すと、少し笑顔を見せた。一回先頭では振り逃げ。一挙4得点の起点になった。15日の中日戦(甲子園)の三回無死二塁では、捕手が後逸してるにもかかわらず走らなかった。これには星野SDも「ルールを勉強しろ」と苦言。そんな反省もいかされた。 「1番・赤星」が本来のスタイル。しかし、24日の移動→ナイター→この日のデーゲーム。そのスケジュールが体にさらなる負担を強いる。腰痛も抱えコンディショニングはよくない。試合前も別メニュー調整が続く。この先もあり得る事態に、平野の存在は心強い。試合前も、二塁に加えて外野での守備練習を欠かさない。そのユーティリティーぶりが最大の強みだ。 4点リードの三回二死一、三塁、中前へ適時打。出場18試合目で今季初打点もマーク。もう1人のリードオフマンが、打線の勢いを加速させた。虎・新井17打席ぶりヒット!アニキ助けたこの1本が遠く感じた。左中間にで弾む打球を見ると、胸のつかえが少しだけ降りた気がした。「よかったです」。笑顔はなかったが、チームの勝利がうれしかった。新井の先制2点二塁打が大勝の流れをつくった。 「長いことヒットが出ていなかったので、いいところで1本出てチーム的にも個人的にもよかったです」 一回一死一、三塁から金本が遊飛に倒れた。その直後。先発・長谷川の甘く入ったフォークに反応し、左中間へ。19日の横浜戦(横浜)以来、5試合17打席ぶりの『H』ランプ。「金本さんを助けたい」と臨んだシーズン。5番として、にらみをきかすことすらできなかったが、やっと役割を果たすことができた。さらには、七回無死満塁では遊撃適時内野安打。1試合3打点は、昨年の7月1日の中日戦(甲子園)から遠ざかっていた。 「きのう(24日)あたりからタイミングが合ってきた。もう少し力が抜けたらガンガンいけると思う」。真弓監督は5番打者の爆発に期待を込めて予言した。連日、試合前練習では直接指導を行ってきた。そんな指揮官の思いに、新井は応えた。 最近は直球のみを打つ練習も打撃投手に変化球を要求。さらに今までは球種を伝えられてから打っていたがそれはせず、ランダムな投球で実戦さながらに振り込んだ。横浜スタジアムの室内で特打をした17日には嘉勢打撃投手から死球を食らうアクシデントもあったが「当たり日だな?」といわれ「いいことがあるかもしれないなあ」と笑って返した。1週間遅れの“アタリ”は貴重な先取点になった。それでも満足はできない。この日まで得点圏打率.105、4打点。“金本の次”を打つ意味は嫌というほどわかっている。 「何をいってもやるしかないですから」。10試合ぶりの2安打。それでも迷い、もがいている。手に残る感触を頼りに、新井が完全復調への道を探っていく。
Apr 25, 2009
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すごい!!!初回から猛打爆発!!新井のタイムリー!葛城のツーラン!!そして、その後も打ちまくる打ちまくる!!葛城は、あと三塁打でサイクルヒットでしたが、4安打3打点1ホーマー!!鳥谷、狩野も猛打賞!!16安打12得点!!広島投手陣の9四死球もひどかった逆に、福原は今季最高のピッチング!!8回に1点取られてしまいましたが、それまでは、2塁を踏ませたのは2度だけもう少しで2試合連続完封勝利ってとこでしたが、おしかったです2回の19点を実現にしてほしかったけど、これだけ取ればばっちりでしょう!!それにしても、栗原がいなくなって、広島は元気なくなったなぁ。。。
Apr 25, 2009
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初回は、9番の福原まで回り、一挙4点!!新井のタイムリー!葛城のツーランがありました!!!そして2回には!!!
Apr 25, 2009
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トラ連勝!能見、10K“歓封”勝利! 江夏二世や、完封星や! 阪神・能見篤史投手(29)が広島戦に4-0、2年ぶり2度目の完封勝利。奪三振数も計30個で再びセ界のトップに躍り出た。江夏豊に代表される虎の奪三振左腕の新たな系譜へ。プロ5年目が伝説に挑む。そっと左ポケットにウイニングボールをしまった。幾度となく背負ったピンチを何度も三振で切り抜けた。そして、最後に端正なマスクに笑顔が咲いた。能見が615日ぶり、2度目の完封を飾った。 「完封はたまたまです。先に点を取ってもらったんで、走者を本塁に返さないようにと。真っすぐが走っていたんで、なんとかなりました」 七回まで毎回走者を背負った。先頭打者を出すこと4度。三塁に走者を背負うこと3度。それでも勝負どころでは真っすぐ、変化球ともさえわたった。 149球の熱投。8安打を浴びたが、九回の先頭、小窪を空振り三振に仕留めて10個目の三振を奪った。これで4試合で計30奪三振。再びセ・リーグの奪三振数トップに躍り出た。三振の山を築く。プロ5年目の飛躍…。最近では井川(現ヤンキース3A)、かつては江夏という虎の左腕奪三振王の再来を予感させる快投だ。 「いつも(救援陣に)迷惑かけているんで、よかったです」 前夜の中日戦(23日、ナゴヤD)は延長十二回の激戦。中継ぎ投手も疲労がたまっていた。そんな状況での完封劇。虎投にとっても昨年3月30日、横浜戦(京セラD)の福原以来390日ぶりの快挙(1投手の完封、完封リレーを除く)となった。 上手だけでなく、横手からも変幻自在。これが効いた。変身のきっかけは昨年秋季キャンプ中。鳥谷からのひと言だった。「能見さん、これいけますよ」…。フリー打撃で対した際、つい横手から投げた。鳥谷はのけぞったが、ストライクのコール。新3番としてチームを引っ張る男の“金言”に閃き、翌年の春季キャンプで磨きをかけた。 正念場の今季、妻への思いがエネルギーだ。正月明け、在籍していた社会人大阪ガスの兵庫県内の今津グラウンドで自主トレに励んだ。練習の合間には「練習中にもお腹を減らしてはいけないんで」とおにぎりをほおばった。それは千江子夫人の手作り。体重は75キロ、体の線も細い。「体を大きくしないと」という夫に愛情が詰まった一品で心も満たし、やる気がわいた。 最高の形でチームは2連勝、借金も1。「他の投手の刺激にもなる」。真弓監督が絶賛した。新たな左腕伝説へ、虎に大きな戦力が誕生した。阪神・能見、2シーズンぶり完封劇にも謙遜(セ・リーグ、広島0-4阪神、4回戦、阪神3勝1敗、24日、マツダ)最後まで得点だけは許さなかった。2007年8月以来となる能見の完封劇。「たまたまです」と謙遜(けんそん)気味に話す左腕と対照的に、真弓監督は「言うことなしです」と興奮気味だった。 七回まで毎回走者を背負った。先頭打者を出すこと4度。三塁に走者を背負うこと3度。それでも勝負どころでは直球、変化球ともにさえた。奪った三振は10。久保投手コーチは「速さを感じさせた」と言う。球威あるストレートを意識させることで、落差のある変化球が生きたというわけだ。能見は「真っすぐが走っていたので何とかなりました」と振り返った。 就任1年目の真弓監督は先発投手をできるだけ引っ張る方針を掲げている。それでもここまで阪神の完投はなし。初めて継投せずに勝ち「ほかの投手にも刺激になってくる」と期待。能見も「(中継ぎ陣に)いつも迷惑ばかり掛けているのでよかった」と話した。 前回登板で手にした2シーズンぶりの白星が大きかったのか。「僕は一戦一戦大事にいくだけです」とさらりと言う能見の、次が楽しみになってきた。阪神・新井が先制犠飛、能見10奪三振の完封きれいな当たりではないが、最低限の仕事はした。阪神・新井が犠飛で先制点をもたらした。 この試合の猛虎打線のテーマは「食らいつく気持ち」だった。一回一死満塁、カウント2-2から低めのチェンジアップをとらえて左犠飛。「打ったのは甘めのスライダー。追い込まれていたのでとにかく食らいついていこうという気持ちでした。右方向への意識もあったので、うまく対応できました」と新井。なお二死一、三塁から桜井の右前適時打で2点目を挙げた。二回は二死三塁から関本の中前適時打で加点。「追い込まれていたので、食らいついていこうという気持ちがいい結果につながりました」。五回には二死三塁から金本が左前にポトリと落ちる適時打を放つ。 昨季、PL学園高を卒業して2年目の前田健に4試合で0勝2敗、チーム打率.206と抑え込まれた。計27回2/3で奪った得点はわずか「3」。それも本塁打ばかりで適時打はなかった。 チームにとってはマツダスタジアムでの初試合。ウオーミングアップ前には金本と新井が広島の高内野守備走塁コーチに三塁ファウルグラウンドでルールを確認。コーチ陣も審判団との確認作業に追われた。 先発の能見は8安打を打たれながら、10奪三振の完封勝利。 苦手を撃破して借金「1」。25日、チーム一丸で5割復帰を目指す。阪神・狩野、完封リード初「うれしいです」 阪神・狩野が能見の長所を巧みに引き出した。「僕がというより、誰がリードしても、よかったと思います。それぐらいの内容でした。完封をリードしたのは初めてですし、うれしいです」。 右ひじ故障で離脱中の矢野からは、「思いきりやったらいい。自分らしくやったらいい」とアドバイスをもらっている。「励みになりました」。吉田バッテリーコーチは、「まだまだだよ」と笑ったが、安どの表情がにじみ出ていた。阪神・新井、先制点V犠飛!久々お仕事きれいな当たりではない。でも、気持ちで食らいついた。苦しみながらも最低限の仕事はした。そのひと振りが、流れをつくった。先制点は阪神・新井がもたらした。「低めの変化球にうまくついていってくれた。きょうの打席での内容は悪くない」 和田打撃コーチは5番打者の働きを評価した。一回一死満塁。一、三塁から金本が敬遠気味の四球で歩いた。ここまで4番が歩かされた直後の打席では8打数無安打だった。決して好調とはいえない打棒に加え、“金本の次を打つ”という重圧。先発・前田健の投じたカウント2-2からの低めのチェンジアップに、右手を話しながら手を伸ばした。ライナー性の左犠飛で先取点を挙げた。 今季、新しくなった古巣の球場。そこでの初打点でチームを勝利の流れに導いた。しかし、その後は3打席凡退。これで4試合16打席、快音から遠ざかっている。打率も.194と1割台に落ち込んだ。 試合前練習では、真弓監督から直接指導を受ける日々。下半身の使い方を身ぶり手ぶりで伝えられ、それにうなずいてはバットを振っている。さらには、ことあるごとに和田コーチとフォームについての議論を欠かさない。 新球場は内野まで天然芝が敷かれたため、ノックでは入念にバウンドを確認。守りにくい感じは「ない」といい、「これから慣れていく」と前を向いた。 身支度を調えると、足早に帰りのバスに乗り込んだ。旧市民球場と比べ「打ってみると広い」と感じたフェンスの向こう。そこへアーチをかけたい。チームの期待、虎党の願い。新井自身が一番強く感じている。阪神・桜井、適時打に「うまく対応できた」 阪神の桜井が一回に適時打を放った。1点を先制し、なおも二死一、二塁。前田健の変化球を逆らわずうまく右前に運んだ。「とにかく食らいついていこうという気持ちだった。右方向の意識も少しあったのでうまく対応できた」 開幕から右翼を守っていたメンチが戦線離脱。少しでも首脳陣にアピールを続けたいところだったが、その後は3打席凡退だった。阪神・桜井、PL後輩マエケンをガツン もう1点ほしい-。阪神・桜井が応えた。試合の主導権を握る2点目。PL学園高の後輩から、ビシっと決めた。 「打ったのは甘めのスライダー。追い込まれていたのでとにかく食らいついていこうという気持ちでした。右方向への意識もあったので、うまく対応できました」 1点を先制した一回二死一、二塁。右前適時打で二走・鳥谷が激走して生還した。昨季、チームが前田健と対戦したのは4試合。計27回2/3で奪った得点はわずか「3」。いずれも本塁打で挙げたもので、タイムリーヒットはなかった。だからこそ打線がつながり、流れの中で得た点は価値があった。桜井自身も12日の巨人戦(東京D)以来、出場7試合ぶりの打点だった。 メンチの離脱で巡ったチャンス。右投手でも起用した真弓監督は桜井について「1本ね!!」と苦笑い。適時打の後は3打席凡退したのが反省点だ。 それでもチームが苦手とする右腕から貴重な得点をたたきだした。先輩の面目も保った。若き大砲の進化は、次の1試合にかかっている。阪神・金本、トドメ打!マエケン撃ち 真新しいスタジアムにフラリと打球が舞い上がり、しぶとく左翼の前へ落ちた。五回二死三塁。4番・金本が、前田健の外角高め141キロをとらえた。5試合21打席ぶりの打点となる適時打。この試合で防御率トップ(1.17)を誇った右腕からトドメの4点目でKOした。 故郷であり、古巣である広島での初試合。旧市民球場ラストゲームだった3月22日のオープン戦は、左ひざ手術からの復帰戦と位置づけながら、間に合わず断念していた。お別れを出来なかった分、きっちり新球場へ“挨拶”だ。驚異的なスタートから、3試合無安打の小休止を挟み、これで2試合連続安打と再上昇。打点も27とし、2005年5月の月間自己最多打点29も更新目前となった。 何より相手が『マエケン』だ。昨季、対阪神戦4試合2勝0敗、防御率0.98という天敵。その中で2ランを含む10打数3安打と貫禄を見せていた41歳の鉄人が、20歳年下の右腕を沈めた。難敵攻略で2連勝!! 真弓監督も、「二、五回と追加点をとれたし。最後まで流れを渡さなかったね」と満足の表情で振り返った。 「(前田健は)きょう打っているし、今年も対戦は多くなると思うけれど、このイメージを持っていきたい」 苦手を公式戦今季初対戦で今季最短降板に追い込んだ。払拭した負のイメージ。和田打撃コーチも「去年は1試合1点もとれていない計算。野手ミーティングは徹底的にした。まだ対戦があるから、中身は言えないけど」と手応えを見せた。 昨年の前田健の被打率は右打者.266、左は.235。二塁にバルディリス、右翼に桜井とあえて右打者を並べたのも1つの対策でもあった。 チーム一丸の勝利。もちろん、その先頭に鉄人が立つ。現役最多32球場でアーチをかけている金本にとっては、新たに誕生した“未開の地”で25日こそ一発を。頼みの4番が33球場目を制覇し、一気の3連勝で借金完済だ。
Apr 24, 2009
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すごい!!!能見が二連勝で、二連勝です!!!二年ぶりの完封です!!!149球で8安打打たれつつも、10三振で完封勝利!!狩野もいいリードでした!!!新球場で、新井も先取点となる犠牲フライ!!桜井、関本のタイムリー!!アニキも駄目押しのレフト前に落ちるヒット!!!最高です!!!!!1回表 赤星 レフトファウルフライ関本 フォアボール鳥谷 ライトヒットランナーは三塁に!金本 フォアボール 満塁!新井 レフト犠牲フライ桜井 ライトタイムリーヒット1回裏 東出 センターヒット赤松 サード犠打天谷 空振り三振シーボル 空振り三振2回表 狩野 センターヒット能見 ピッチャー犠打赤星 セカンドゴロで三塁に進塁関本 センタータイムリーヒット2回裏 嶋 センターヒット石原 見逃し三振ランナー嶋が一塁牽制アウト 梵 空振り三振3回裏 小窪 ショートゴロ前田健 サードゴロ東出 ショートヒット赤松 セカンドヒット天谷 空振り三振4回裏 シーボル レフトヒット嶋 センターフライ石原 フォアボール梵 セカンドゴロ小窪 ライトフライ5回表 赤星 センターヒットランナー赤星が二盗 関本 ピッチャー犠打金本 レフトタイムリーヒット5回裏 代打・廣瀬 センターフライ東出 ライトヒット赤松 センターフライ天谷 空振り三振6回裏 シーボル ショートヒット嶋 ライトフライ石原 フォアボール梵 空振り三振小窪 ショートゴロ7回裏 代打・倉 セカンドゴロ東出 サードゴロ赤松 フォアボール天谷 レフトヒットシーボル 空振り三振8回裏 嶋 空振り三振石原 ショートゴロ梵 ライトフライ9回裏 小窪 空振り三振代打・緒方 ショートフライ東出 セカンドフライ
Apr 24, 2009
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苦しい戦いを重ねてますが、故障中の三人が投げたという話題があがってきていますね。あとは、小嶋も26日から一軍というし、メンチの腎臓も問題なかったみたいだし大逆転優勝目指してがんばってほしいです!!阪神・岩田、25日にシート打撃形式で登板 右肩痛で鳴尾浜で調整中の岩田が、25日にシート打撃形式で投げる。「状態は普通です」とブルペンでは74球を投げた。 遠山育成コーチは「傾斜を使って実際に打者に投げる。状態に問題がなければその次は30日」。交流戦での復帰を目指しているが、2軍での実戦登板について、同コーチは「25日と30日をクリアしてから考えること」と話した。阪神・久保田、捕手座らせてブルペン入り 2軍調整中の久保田は捕手を座らせてブルペン入り。カーブを多めに試投し88球を投げた。 秋季キャンプ中に取り組んだカーブは「まだ試しですね。(肩の状態は)ボチボチです」。緩急を有効に使えるようになれば、先発復帰してからの武器にもなる。 今後は、直球で腕を振る強度を上げていくことが課題となる。阪神・杉山がブルペン入り 変化球交え40球 右ひじを痛めて別メニュー調整をしていた杉山が故障後初めて鳴尾浜でブルペン入り。捕手を座らせて変化球を交えながら40球を投げた。 「大丈夫です。だいぶ投げられるようになってきました」。ボールを受けた加藤育成コーチは「7、8割の力。1度肩はできあがっているから、久保田より仕上がりは早いだろうね」と話した。
Apr 24, 2009
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阪神・鳥谷がチーム救う一発!「勝ててよかった」(セ・リーグ、中日1-4阪神、5回戦、中日3勝2敗、23日、ナゴヤドーム)1-1で迎えた延長十二回。阪神は鳥谷が右越えに3ランを放った。待望の勝ち越し点を奪い、連敗を3で止めた。ヒーローは「とにかく勝ててよかった」と話した。 延長十回二死二、三塁での金本の空振り三振など、終盤の勝ち越し機を何度も逸して迎えた十二回。先頭の狩野の左前打や赤星の四球などで二死二、三塁の絶好機。「思い切り振ることだけ考えた」という鳥谷が、カウント1-1からパヤノの内寄り高めの球を高々と右翼席へと運んだ。 金本、新井が好機で凡打を繰り返し、苦しい試合展開。4、5番の不振で、阪神はここ2試合で計3点しか奪えていなかった。得点力不足のチームを、最後は3番打者の一振りが救った。 好機は何度もあるが、勝ち越し点が奪えない。いらいらの募る展開で、阪神を救ったのは鳥谷の一振りだった。 引き分け目前の延長十二回だった。狩野の左前打や赤星の四球でつくった二死二、三塁。「狙い球はなくて、ストライクに来たら思い切っていくことだけを考えた」と鳥谷。カウント1-1から内寄り高めの球を迷いなく振り切り、右翼席へ運んだ。クールな男が珍しくこぶしを握り締めた。「連敗していたんで、何とかしたい思いが強かった」 プロ6年目。昨秋のキャンプから「いろいろ試した」と打撃フォーム修正を図った。力強さを増すために、重心を下げた。チームを引っ張る意識も増し、練習中から声を出す場面が目立つ。27歳は、もう一段の成長を目指してきた。 連敗は3で止めたが、まだまだチーム状況は苦しい。「連戦が続くので、明日につながるようにしたい」。冷静に前を見つめた。阪神・真弓監督(連敗を3で止め)「こういう勝ち方をしていると、次にリズムが出てくる」阪神・藤川(2回無失点で今季初勝利)「中日は接戦に強いので、苦しかった。よく(鳥谷が)打ってくれた」阪神・安藤(7回1失点)「反省すべき点はある。修正していかないと。(チームの)勝ちが一番やね」連敗大脱出!!鳥谷、虎救う決着3号3ラン 鳥谷が起死回生のV弾や!! 阪神は中日戦の延長十二回二死から、鳥谷敬内野手(27)が勝ち越しの今季3号3ランを右翼席へ叩き込んだ。1-1ともつれる展開で、チームの連敗を「3」で止める一振り。新3番が、しびれる一撃で虎を救った。 手に残る、確かな手応え。鳥谷は、自信を持って打球を見つめた。高さ4.8メートルのフェンスをはるかに越え、竜党が座る右翼席へ突き刺す3ラン。冷静な男が、一塁を回ったところで珍しく小さく右手を突き出した。 「ストライクゾーンに来たら、思い切り打とうと思っていました。球児さんが頑張っていたので、何とかしたかった。勝ててよかった」 安藤が1失点で踏ん張り、藤川までつぎ込んだ延長十二回の熱戦。狩野がヒットで、赤星が四球でつないで、二死二、三塁で回してくれた。延長に十三回はない。あとアウト1つで「白星」が消えるラストチャンスだった。左腕・パヤノのボールを見極め、3球目の変化球を引っ張った。今季3号は、4時間35分の激闘を制する千金弾。今季初の同一カード3連敗、チームの4連敗を止める大きな一打だ。 リーグ優勝2度の岡田監督の後を受け、昨秋に真弓監督が就任。指揮官が早々に掲げたのが、「3番・鳥谷」プランだった。金本、新井の前を打つ、いわば新打線の“核”。2月の高知・安芸キャンプでは、腰が引ける悪癖を監督直々に修正された。腰を引かず、逆にボールにぶつけるイメージ。内角球も、下半身の力を使って打つように素振りを重ねた。 「これで10本はホームランが増える。20発でも30発でもいけるよ」 監督はそう、太鼓判を押してくれた。始めは疑問符つきで取り組んだ「30発打法」。流した汗が、消耗戦の最後に“答え”を出してくれた。 「(中軸の)誰か1人が(長打を)出してくれると気が楽になる。こういう勝ち方をすると、リズムが出てくるね」 真弓監督は、勝負強いバットを絶賛した。後ろを打つ金本、新井が苦しんだこの3試合で、5安打と存在感を発揮。横浜、名古屋と渡り歩いたロードは24日から、広島へ移動。4位・広島との直接対決へ、最高のムードで乗り込める。 「(ロードの)連戦が続くので、あしたにつながると思います」 ヒーローは充実感いっぱいに、次に目を向けた。今季2度目の延長戦は、劣勢の中で勝機を広げ、汗にまみれてつかんだ粘り勝ち。鳥が翼を広げて、貯金生活に向かって羽ばたいていく。阪神・桧山が代打の神様に並ぶ同点ソロ放つ 阪神の桧山が0-1の八回に同点の1号ソロ。代打で13本目の本塁打で「代打の神様」と呼ばれた八木の球団記録に並んだ。 カウント0-2からストライクを取りに来た吉見の甘い直球をバックスクリーン右へ。「打ち気でいかないといけない場面。いい感じで打てた」と納得の一打だった。 記録に関しては「あんまり気にしていない」と素っ気なかったが、2007年9月7日以来の一発を「それは素直にうれしい」と喜んだ。阪神・赤星、356盗塁で現役トップタイ!“待つ”必要はなかった。関本への初球にスタートを切った赤星が、タッチの下をかいくぐって二塁へスライディング。審判の手が、左右へ開いた。六回の二盗は、プロ通算356盗塁。ついに現役トップの石井琢朗(広島)に並んだ。試合後はコメントを避けたが、プロ21年目の大先輩に、わずか9年目で追いついた金字塔だ。 この回、先頭打者で吉見の速球を技ありの流し打ち。左前打で出塁し、先発出場では7試合連続安打になった。 「何とか足をからめて1点を取りにいこうとしていたんだけどね」と、真弓監督。桧山の同点弾が出るまで、吉見の前にわずか2安打。同一カード3連敗が迫る中、必死の抵抗を試みた“手段”が足攻だった。その旗手は赤星。腰痛は重く、この日も姿を見せたのは全体練習が始まって1時間後。しかし、その脚が逆襲への動力を生み出す。阪神・安藤、粘投「勝ちゃあいいんだよ」 粘りに粘った106球だ。先発・安藤の粘投が連敗ストップにつながった。 「勝ちゃあいいんだよ」。接戦を制し、バスへ急ぐ右腕に笑みがこぼれた。味方打線の援護を待って耐えた。7回6安打1失点。再三のピンチも、気迫の投球で最少失点で切り抜けた。 まずは二回。二死満塁で吉見を二飛に仕留めて危機を脱出。三回二死一、三塁の場面では、和田を捕邪飛に仕留めた。五回に平野の一塁悪送球から3本の長短打を浴び1失点。「僕が頑張って防がないといけなかった」と反省の言葉を並べたが、追加点は許さなかった。丁寧に低めに集め、後続を断った。 敵地で無類の強さを発揮している。昨季の中日戦3戦3勝のうち、2勝がナゴヤドーム。この試合まで竜の本拠地で5連勝。得意の球場で耐え忍んだエースの力投が、勝利をもたらした。炎の0封!阪神・球児、竜打線封じ込める体をしならせ、思い切り右腕を振り抜いた。竜打線を封じ込めた藤川の力投が、勝利の女神を振り向かせた。 「中日は接戦に強くて、僕が1番崩れやすい相手。厳しかった。よく打ってくれた」 今季初めて“勝利の方程式”でつかんだ勝利。守護神はホッとした表情を浮かべ、心地よい汗をぬぐった。 出番は“J”のウィリアムス、“A”のアッチソンとつないで迎えた延長十一回だ。先頭の立浪に左前打を浴びたが、慌てない。小池のバントを素早く処理し、二塁封殺。荒木を右飛の二死から井端に四球を与えて二死一、二塁としたが、森野を外角高めの直球で空振り三振に仕留めた。 ピンチをしのいで最終回に持ち込むと、鳥谷の勝ち越し弾。勝利を呼び込んだ後は“守護神”の役目をキッチリとこなした。先頭のブランコを131キロフォークで空転させ、和田を二ゴロ。小田を遊ゴロに仕留め、手をたたいて喜んだ。今季4度目の登板で今季初白星を挙げた。 2イニングを投げたのは、12日の巨人戦(東京D)以来、今季2度目。宿敵に2連敗して迎えた3戦目で、引き分けた試合だが、球児は「いい試合では意味がない」と厳しかった。 この日も敵地で連敗して迎えた3戦目。似た状況での登板からつかんだ勝利。「とにかく勝ちは勝ち。いい試合にしても意味がないから」。コメントは似ていても、気持ちが違った。 久保田が外れ、JFKは解体した。それでも球児を中心に、鉄壁のリリーフ陣がいる。最後を任せるのに、何の不安もない。猛虎の守護神が、何度でも勝利に導く。
Apr 23, 2009
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本当に夢のようです金本、新井が打てず、だめかなと思っていました投手陣がふんばった!!!!安藤が1点で粘って、アッチソンの森野への投球はしびれましたそして、桧山!!!やってくれました!!!同点の一発!!!やっぱり、こういう時は神様桧山!!そして、何度もチャンスをつぶして、もうだめかと思ったところでやってくれました鳥谷!!!!本当に最高です!!!今年は、中日と虚塵に勝てないんじゃないかと思ってしまいそうでしたがこれで勢い変えて、勝ちまくりましょう!!!!!
Apr 23, 2009
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阪神・能見が6回0封!592日ぶり白星(セ・リーグ、横浜4-9阪神、2回戦、阪神2勝、18日、横浜)西日が傾いた横浜の空の下。江草からウイニングボールを手渡され、ようやく頬が緩んだ。先発した能見が2007年9月4日の横浜戦(甲子園)以来、592日ぶりの白星をつかんだ。「ここ2試合は初回に点をとられていたんで、きょうは何とか抑えられて、乗っていけた」 一回二死満塁のピンチを切り抜けると、直球主体に切り替え、奪三振マシンと化す。二回。先頭の仁志をフォークで空転させると、野口、グリンと真っすぐで見逃し三振。回をまたいで、石川、山崎と5者連続。さらに四回にも3者連続で空を切らせた。6回3安打無失点。「三振をとるタイプじゃない」と謙そんしたが、前回11日の巨人戦(東京D)の10奪三振につぐ8K。通算20個で、リーグトップに躍り出た。 「(これまで)本当にふがいない成績だった。なんとか自分を変えたいと思って、この1年にかける思いでやっている」 プロ入り5年目。幾度となく、1軍の大事な場面で痛打、四球を重ねた。だからこそ、己に試練を課した。昨季、結果が残せず降格したある日。星野2軍投手コーチに直訴した。「プレッシャーのかかる場面で投げさせてほしい」-。クローザーとして失点の許されぬ場面で投げ抜いてきた。終わってみれば2軍では54回1/3を投げて5勝1敗、防御率0.83。その成果が生きている。 真弓監督は「最後はボールがいかなくなって、フラフラ。次は覚悟を持って9回を投げるつもりでやってほしい」とさらに高いレベルを求めた。 「投げる試合はゼロに抑えたい」 思えば05年4月24日のプロ初勝利もこの球場。左腕がここから新たなページを刻んでいく。“進化の5番”阪神・新井、四回V弾!迷っていた。自分の打撃に納得できない日々-。そんな中で、新井の放った3号ソロがチームを勢いづけた。「先制点がほしかったので、うまく打ててよかったです」 0-0の四回二死。先発・グリンからこの日最速の148キロの内角直球を左翼席中段まで運んだ。4試合19打席ぶりの一発。「ちゃんと回れましたね」と軸回転でさばいた。ベンチ前では、待ち受けた金本にタッチの瞬間に手を引っ込められた。 「いつものことです」という“お約束”でからかわれた。前夜にはヒーローインタビューでアニキから「後ろの新井さんがしっかりしていないんで、僕がしっかりしないといけないなと。責任を感じています」と辛口のゲキを飛ばされた。そのことには「ノーコメント」と苦笑いした。 新5番はもがいていた。構えが変わった。立てていたバットを寝かせ、肩に担ぐようにした。和田打撃コーチは「今まで(投手方向にバットの)ヘッドが入りすぎていたからね。微調整じゃない、明らかに見てわかる違い。本人もいろいろ迷っているんだと思う」。よりスムーズなスイング軌道を求めた変化だった。この2日間は、ウオーミングアップにも参加せず、1人室内練習場に直行。約30分間の特打を続けた。この日まで得点圏打率.154と低迷。ふがいない思いがあった。 守備でも必死だった。一回一死で山崎の三遊間の打球を倒れ込みながら捕り、スリーバウンドで一塁送球。華麗なダイビングキャッチでなくともアウトにできる。それでよかった。 「後はしっかり準備して、練習します。何連勝でもしたいですね」 打った。そしてチームが勝利した。だから意味がある。新井の心が少しだけ満たされた。金本が決着打!阪神、初3連勝で5割復帰アニキのトドメで、3連勝や! 3位浮上や!! 阪神は1点差に迫られた八回一死満塁で、金本知憲外野手(41)が中越えタイムリー。横浜を突き放し、真弓阪神初の3連勝に導いた。これで5割復帰、3位浮上。開幕から13戦連続安打のアニキが、上昇気流に乗った猛虎をけん引していく。 試合時間4時間2分。終盤に大きくもつれたロングゲームも、嬉しい借金完済となれば、疲労感も吹き飛ぶ。真弓阪神、今季初の3連勝!! ナイター照明に灯が入る中、混戦に終止符を打ったのは、やはり4番・金本のバットだった。 「もっともっと、連勝を伸ばしたいんですが、なかなか出来ず、申し訳ないです」ー。 前日17日、ファンにこう“詫びた”アニキの、有言実行のひと振りだ。1点差に迫られた直後の八回一死満塁。カウント1ー1から、横山の141キロをとらえた。豪快な打球が中堅フェンスの最上部を直撃。味方の走塁ミスで、二塁ベース直前で一走・鳥谷と鉢合わせしてしまったが、三塁まで狙おうかという鬼気迫る走り。あと一歩で満塁アーチが、打点1のシングル安打と変わったが、2走者を迎え入れ、これで試合は決した。 計2安打で、自己記録更新中の開幕連続試合安打を13に伸ばした。打率.509、26打点。得点圏打率は.625だ。試合前のアップ中には、挨拶に訪れた横浜・野口が、フルカウントから直球をとらえた前日17日の3ランを振り返り、「絶好調の4番を相手に、失礼な(配)球でしたね」と“脱帽”。相手にとっては、もうどうにも手のつけられない打棒だ。「点をとられた後、もう1回反撃できたのが大きい。5-4で終わるより、明日につながる」と和田打撃コーチ。盤石リレーが一転、一挙4点を失った“七回の誤算”を4番が救った。 何が起こるかわからないのがハマスタ。虎にとっては07、08年と2年続けてV逸が決まった因縁の球場だ。昨年は10月10日。前日の若手主体の指名練習に志願参加したアニキが先制弾を放ったが、まさかの逆転負けで、終戦を迎えていた。 どう転ぶかわからないからこそ、1点が重い。負に傾きかけた流れを百戦錬磨の男が強奪し、モノにした勝利。「こういう風に試合がもつれると、最後までもつれるなあ」。冷や汗を拭った真弓監督は、「3連勝? それよりミスをなくさないと」と、厳しい表情でカブトの緒を締めた。 先発野手全員の15安打と打線は上向き。終わってみれば快勝だが、守備の乱れ、走塁のミスは見逃せない。まだ借金を完済しただけ。改めて立ったスタート地点。不動の4番に導かれ、真弓阪神がここから真の“開幕”を迎える。“恐怖の6番”阪神・関本が猛打賞3打点 左翼席を埋め尽くす黄色の波に、塁を埋める仲間の姿に、血が騒いだ。1点をリードした五回二死満塁。6番・関本が追撃のノロシをあげた。先発・グリンの甘めに浮いた直球を振り抜くと、打球は右前へ。2点適時打から“大暴れ”が始まった。「きょう一番のチャンスだったので、とにかく必死でした」 『必死のパッチ』に火がついた。昨年、満塁の場面では12打数7安打、打率.583。2本塁打で18打点の勝負強さが、今季初の満塁機で爆発だ。 「(横浜スタジアムは)いいイメージを持っているけど、きのうノーヒットだった。相当気合を入れてきたつもりです」 このひと振りで『恐怖の6番』に変身。横浜スタジアムは昨年38打数15安打、3本塁打、打率.395で10打点と得意の舞台。七回二死では右中間に二塁打を放ち、メンチの左前適時打で5点目のホームを踏む。さらに八回一死一、三塁では中前適時打。「右方向に打球が飛んでいるときは(調子が)いい」。4打数3安打3打点と、今季2度目の猛打賞に、納得の笑顔をみせた。「(七回は)ジャッジが悪かった。(打球が)抜けたと思って…。もう少し粘る必要があった」 一方、守備ではハッスルしすぎた!? 場面も。七回一死一、二塁で代打・金城の打球が二遊間を抜けたと早とちり。中継プレーをしようと一塁を離れてしまい、結果的に二塁内野安打としてしまった。一挙4点の反撃を許しただけに、真弓監督も「あれはピッチャーがカバーできるところだから」と苦言。勝利の余韻もそこそこに、本人も反省しきりだった。 「(打撃の)調子を上げていかないといけませんね」 表情を引き締めて、上のレベルを見つめた。金本の後方を固める5番・新井とのコンビで、計5打点。満塁男・関本の爆発力が、猛虎を上昇気流へと乗せていく。お見事!阪神・鳥谷がダイビングキャッチ もつれた一戦で、鳥谷の好守が光った。七回、2点を返され、なお一死一、二塁で、吉村の中前へ抜けそうなゴロをダイビングキャッチ。見事に二塁封殺した。 「止めれば何とかなる状況だったんで。何とかしたいという気持ちでした」 打っては2安打。走塁では一走だった八回。金本の中越え打で二塁を蹴ったが…。「(二走の)平野さんが本塁に行けなそうだったんで、(二塁に)引き返したんですが…。目の前に金本さんがいました」とニガ笑いするしかなかった。
Apr 18, 2009
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やりました!!!三連勝です!!ありがとう横浜銀行!!今日の試合は、、、あいかわらず、横浜がボロボロで。。。あの集中力のない守備はなんなんでしょうか。。。投手が可愛そうです阪神も、ちょっと不細工な試合をしてしまいましたね。試合を引き締めたのは、今シーズン初勝利!6回を0点に抑えた能見です!!!ピンチも多かったですが、8三振で見事な投球でした!!今シーズンはやってくれそうです!!そして、新井のホームランもあって、ずるずると阪神が点を重ね5-0と一方的な試合にまたもや魔の7回。。。渡辺とアッチソンが崩れ、葛城のまずい守備もあって1点差。。それも逆転のランナーまで。。。ここは、なんとかアッチソンふんばって三振に能見の勝ちがなくなるところでした。。。あぶなかった。。。すると、その次の攻撃で、満塁から金本がセンターオーバー!!金本が挟まれるも、これまたお粗末な守備で、一人もアウト取れず2点入って、2,3塁。。。本当に、何を練習してるんでしょうか横浜は毎年、毎年、守備が課題と言われているのに、なぜ、こうなんでしょうか結局4点取り返して、9-5でも、そんな横浜につきあって、江草が満塁にしてしまいました最後、新井へのベース上サードゴロで、ゲッツーで助かりました!!最後までバタバタした試合でしたしかし、アニキはすごい!!!13試合連続ヒット!!そして、ヒーローインタビューは無失点初勝利の能見!!
Apr 18, 2009
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アニキ3ラン、横浜・三浦から20打席ぶり安打右翼へ高く上がった打球を見ながら、悠然と歩き出した。気温12度。小雨が降り、吐く息も白くなるほど冷え込んだ横浜スタジアム。風は甲子園の浜風のように右から左に強く吹いていた。そんな逆風も、この主砲には関係なかった。 一回一死一、二塁。カウント2-3から三浦の内角直球を阪神・金本らしい豪快なスイングでとらえた。先制の8号3ランに「フォークが頭にあったので、少しこすりました」と笑顔が弾けた。 横浜は昨年4月12日に通算2000安打を達成した縁起のいい球場。昨季14打数無安打に抑えられた相手エースから放った安打は、2007年7月27日(甲子園)以来20打席ぶりだった。これで開幕から12試合連続安打。チームは開幕ダッシュに失敗したが、主砲は絶好調だ。 チームにとっても、因縁の地だった。昨年10月10日に3-4で敗れ、巨人に逆転Vをさらわれた。翌11日に岡田監督(当時)が試合前のロッカールームに選手全員を集めて辞意を表明。それ以来の横浜だった。 三浦には昨季5試合で1勝4敗、チーム打率.195に抑えられた。横浜-名古屋-広島と続くロード9連戦の初戦。天敵をシーズン最初の対決で打ち崩したことには、大きな価値がある。なんと96発ペース!阪神・金本、三浦撃ち驚異の鉄人弾だ! 阪神・金本知憲外野手(41)が横浜戦で先制の8号2ラン、三浦撃ちで5-1の快勝に貢献した。止まらぬセ界の三冠王の一発攻勢。このままのペースだと何とシーズン96本塁打…。世界の王もびっくりの快進撃が、虎を浮上へと導く。冷たい雨。横浜の曇天を切り裂いた。逆風にも負けない41歳の驚異のパワー。金本だ、また火を噴いた。一回一死一、二塁。フルカウントから横浜・三浦の140キロに鋭く反応した。5試合ぶりの一発となる先制の8号3ランが、右翼席中段へ突き刺さった。 「フォークが頭にあったんで、ちょっとこすりました。逆風だったし、ちょっと焦りましたね。開幕12試合連続安打? まあ…まぐれですね」 会心でない当たりでもスタンドイン。すご過ぎる。これで開幕12試合目で早くも8本塁打。3・4月の自己最多を早くも更新した。単純計算すれば、何とシーズン96発ペースとなる。 信じられない数字だが、記録更新となるとさらに現実味を増す。過去、シーズン最多の55本塁打を記録したのは1964年の巨人・王(現ソフトバンク会長)、01年の近鉄・ローズ(現オリックス)、02年の西武・カブレラ(現オリックス)の3人。開幕12試合の時点では、それぞれ7発(王)、3発(ローズ)、4発(カブレラ)…。スタートダッシュは8発の金本が群を抜く。記録的な量産態勢なのだ。 八回に中前打して4打数2安打3打点。本塁打と合わせ、打率.521、25打点で三冠王へもばく進中。「好調の秘訣はないんですが、後ろの新井さんがしっかりしていないんで僕がしっかりしないといけないなと。責任を感じています」。笑いを誘ったが、低調な打線を4番のバットが支えているのは間違いない。 意地の三浦撃ちだった。虎が昨オフにFAでの獲得に失敗した右腕。昨季1勝4敗の苦手に金本自身、14打数無安打に封じられた。「最初の対戦で、1打席目でホームランが出て、よかったです」。一回の先制弾は07年7月27日(甲子園)でのソロ本塁打以来、実に630日ぶりの三浦からの安打だった。 因縁の相手に強烈な先制パンチをお見舞い。真弓監督も「三浦? 最初に叩いておけば今年は打てるんじゃないか。金本? 止まらんねぇ」とその破壊力に脱帽した。昨年の“V逸の地”で最下位転落の危機を4番が救い、今季2度目の2連勝に導いた。 「もっと連勝を伸ばしたいんですが、なかなか出来ず、申し訳ないです」。この責任感が驚異のパワーの原動力。打って打って打ちまくる-。世界の王も、ローズも、カブレラも超えてみせる。夢の96発へ…新たな伝説が生まれる。エースの意地や!阪神・安藤、復活2勝目虎のエースは、俺や! 阪神・安藤優也投手(31)が横浜戦で7回5安打1失点の好投で、今季2勝目を挙げた。負ければ、最下位の危機的状況だったが、アニキの先制弾に呼応して、気迫のピッチ。今季2度目の2連勝に導いた。エースが投げれば、4番が打つ。一回、アニキの先制3ランが心にゆとりを持たせてくれた。あとは自分の投球をするだけ-。先発の安藤が、安定感たっぷりの投球で2勝目を飾った。 「金本さんが打ってくれたのでね」 今季3度目の先発登板だが、その3試合で金本は打率.583に7打点に、5本のアーチ(8本中)。打ちに打ちまくってくれるアニキに最敬礼だ。そして、「狩野君がうまくリードしてくれました」と女房役も褒め称えて振り返った。 3点リードの五回。一死から石川に左前打、山崎には不運な遊撃内野安打で一、二塁。ここで、強気に攻めた。3番・内川は内角いっぱいのシュートで右飛。4番・吉村も142キロの内角シュートで中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。 「意識しないようにはしましたが、(相手は)横浜のエース。こっちが我慢して投げないとと思った」 相手先発はハマの番長こと三浦。雨でぬかるんだマウンドも気になった。「三浦さんの(踏み込む左)足の穴がよく掘れていたので、そこにうまく(自分の足を)合わせられました」。と“有効利用”し、投げ勝った。昨季は対決した2試合は2敗を喫しただけに、借りを返した。 前回10日の巨人戦(東京D)で左足首をねんざ。試合前、気遣う投手コーチに、ふたつ返事で応えた。『問題ないです』-。7回5安打1失点。97球を黙々と投げ込み、圧巻の内容で杞憂に終わらせた。真弓監督が「うまく立ち上がってくれた」と話せば、久保投手コーチも「チームの柱ですからね」と納得の表情だ。 「球のキレが徐々に出てきました。(チームも)連勝できてよかった」 主砲の1発に引っ張られるようにエースが快投。まさに理想的。今年も虎のエースは健在だ。お待たせ!阪神・桧山、’09初安打ひと振りにかけていた。8日ぶりの打席で、神経を磨ぎすませた。快音を残し中堅に伸びた打球がグラブに収まると、ホームインを確認した。阪神・桧山が今季初打点を挙げ、勝利を確実にした。 「久しぶりの試合だったけど、集中して(打席に)いけた」 4-1の九回一死三塁。4番手・高崎のカウント0-2からのスライダーを運び、中犠飛。昨年10月12日の中日戦(スカイM)以来、今季6打席目で打点をマークした。4点差に広げ、最終回の投手に精神的余裕を与える大きな追加点をもぎとった。ベンチでハイタッチを交わすと、安堵の笑みがこぼれた。 同志の活躍が励みになっている。巨人と戦っていた11日(東京D)のこと。オフにトレーニングをともにするプロボクサー、名城信男(27)がWBA世界Sフライ級タイトルマッチで初防衛に成功した。「次は結婚式。式までには(顔の)腫れもひいてるんじゃないかな」。今月29日に挙式を控える新婚ホヤホヤの王者の頑張りが、刺激になっている。 18年目のベテランもシーズン初打点にはホッとする。「うん、そやね。そんな感じやね」。勝利に貢献できたことが心を満たした。今は、体に痛む部分もある。全体練習を回避した日もあった。だからこそ、一発で仕留めることに全力を尽くす。きょうも代打の神様は身を削ってバットを振る。阪神・狩野、3戦連続マルチ「今は守備」スタメンマスクの阪神・狩野は出場3試合連続の複数安打をマーク。二回先頭で内野安打を放つと、二死三塁から平野の放った左飛を内川が失策し、4点目のホームを踏んだ。打撃好調だが「今は守備のことしか考えていないです。バッティングは基本というか、来た球を打ち返すようにと考えています」。チームの勝利に、安どの表情を浮かべていた。阪神・ウィリアムス、省エネ1球斬り阪神・ウィリアムスがわずか1球の省エネ登板で今季2ホールド目。八回二死二塁で3番手で登板。佐伯を初球の低めの直球で遊ゴロに打ち取り、横浜に反撃ムードを断ち切った。「ナイスピッチ? ありがとう。いい球が行ったよ」とニヤリ。これで10日の巨人戦(東京D)から、登板機会3試合(2回1/3)連続無失点となった。阪神・赤星、5試合ぶりも盗塁で好機演出阪神・赤星は出場5試合ぶりに一回の第1打席で出塁。中前打を放ち、次打者の平野の初球にすかさず今季4個目の二盗にも成功。金本の先制の8号3ランにつなげた。 腰痛を抱えながらのプレーは肉体的、精神的にも苦しい状況。試合後は無言のまま、うつむきながら帰りのバスに乗り込んだ。阪神・葛城フル出場 ラッキーな二塁打放つ 葛城は今季2試合目の先発で初のフル出場を果たした。3打席凡退で迎えた九回先頭の打席では、4番手・高崎から三塁のアンツーカーでイレギュラーするラッキーな左翼線二塁打を放った。 「最後に1本打ちたいと思っていた」。その後三進し、代打・桧山の中犠飛で5点目のホームを踏んだ。「次に使ってもらえるように1日を終われてよかった」とホッとしていた。阪神・アッチソンがフル回転「連投問題ない阪神・アッチソンが連夜のフル回転。八回から2番手で登板すると、先頭の山崎を一ゴロ。内川に中前打を許したが、吉村を三ゴロに仕留め、左打者・佐伯の場面でウィリアムスへつないだ。 「連投は問題ない。いい感じで投げられた」。16日の中日戦(甲子園)も2番手で登板して、2回を打者6人、4三振で連敗ストップ。2夜続けて、勝利へのバトンを渡した。
Apr 17, 2009
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また打ちました!!!なんと、これで8号です!!そして11試合連続安打!!!それも、三浦からです!!!本当にすごすぎます!!安藤もエースの意地で、投げ勝ちました!!アッチソン、ジェフも見事に抑えました葛城の好走塁とワイルドピッチ桧山の犠牲フライで駄目押し!!!最後は、球児を休ませ、江草が三者連続三振!!!!阪神連勝です!!!!
Apr 17, 2009
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バンザ~イ!鳥谷V打で阪神が連敗脱出!(セ・リーグ、阪神4-3中日、2回戦、1勝1敗、16日、甲子園)鳥が連敗止めた! 阪神・鳥谷敬内野手(27)が今季1号となる先制ソロ&勝ち越し打で、チームの連敗を「4」でストップ。負けれていれば最下位転落の危機を救った。さあ、17日から長期ロードへ、虎が弾みをつけて出発や!一塁ベンチから勢いをつけて飛び出した。黄色に染まったスタンドが背中を押す。今季初のお立ち台で爽やかな笑顔がカクテル光線の下で映えた。鳥谷が心から叫んだ。 「全然打ってなかったんで、やっと打ててよかったです。苦しい試合が続きましたが、これから盛り返していきます!」 まずは一回一死一塁。浅尾が投じた外角高めの直球を一閃だ。いつもとは真逆の左翼から右翼への風に乗り、バックスクリーン右へ。「とにかく思い切っていこうと。打った瞬間、『いくかなぁ』と思った」。昨季、被本塁打ゼロ。そして開幕を務めた右腕の出ばなをくじく一撃は、11試合&47打席目での今季1号。4試合ぶりの先制に揺れるマンモスのド真ん中で、“ウイニングラン”を終えた。 「何が何でも当ててやろう、つなごうという気持ちがヒットになった」 同点で迎えた七回二死一、三塁ではフォークをすくい、一、二塁間へ。9日の広島戦(甲子園)以来となるマルチ安打で勝ち越しに成功。「僕がしっかりと出れば、金本さんがかえしてもらえるいうのはある」。その言葉通り、続くアニキがダメ押し打。連敗を「4」でストップさせ、最下位転落の危機を救った。 今季からAK砲の前を打つ。「やることは変わらない」と言うが、打率2割台。最近5試合では19打数3安打(.158)2打点。明らかに、らしくない、働きだった。 「3番で打てないのに、あまり目立たんなぁ」 「他の選手が目立っているからかなぁ」 プレーボール直前、こんな“ヤジ”が耳に入った。真弓監督だった。直後のアップ。思わず近くにいた前日3安打の狩野の体を手でさわり、自らにこすりつけた。ゲンをあまり担がない男が、神にもすがる思いで、御利益にあやかりたかった。「散々、イヤミを言ってやったんだ。ハッパをかけたのがよかったのかな。これで、のっていってくれるのでは」。愛のムチ効果に指揮官がニヤリだ。 遊撃の守備でも活躍。六回一死のブランコの痛烈な打球をワンバウンドで体で止めて、アウト。八回二死の井端のゴロを、一度はお手玉するようなシーンもあったが、軽快に一塁へ送球した。計6度の守備機会も無事にこなした。 17日からは横浜、中日、広島と3カード連続で遠征となる。「しっかりと勝ち越して帰ってきます」。新しい聖地で誓った。“死のロード”だけにはしない。背番号1の打棒が、勝利を運ぶ。猛打ショー!虎・金本が竜に倍返しトドメ打やはり、やってくれる男だ。大歓声の中、アニキらしい強い打球が、ワンバウンドで右翼フェンスへ達した。七回、トドメを差す適時二塁打。二塁に立つ金本が、後光のような照明にりりしく輝いた。 「1点では心配だなと思っていたけど、やっぱり頼りがいがありますね。欲しいところで打ってくれる」 真弓監督は試合後、価値ある一打に最敬礼していた。2点差を追いつかれて迎えたラッキーセブン。まず、鳥谷の勝ち越し打でリードを奪った。なお二死一、三塁。2番手左腕・パヤノに、143キロで腰付近をエグられた。身をよじって避けたが、恐れない。フルカウントからの6球目、内角の144キロを引っ張り、痛烈なしっぺ返しを浴びせた。抑えの球児が1点を失い、終わってみれば4-3。「さすが金本さんやね」と坂井信也オーナーをうならせた。六甲おろしを口ずさむ虎党も、4番が奪った「1点」の大きさをかみしめたことだろう。前日15日は、七回の守備で左翼線の飛球を落球。まさかのダブルエラーで大量失点を招いてしまった。4打数1安打でも、五回二死満塁では二飛。敗戦の責任を背中で受け止めた。そんな悪夢から一夜明け、4打数3安打。今季4度目の猛打賞。試合後に口は開かなかったが、6試合ぶりに味わう勝利のハイタッチの中、アニキの笑顔も“復活”だ。 この3安打で、通算安打数は「2174」。“小さな大打者”こと若松勉氏(62)=元ヤクルト監督、サンケイスポーツ専属評論家=の「2173」を抜き歴代19位へ躍り出た。自身42歳まで現役を続けた若松氏は、くしくも甲子園で観戦。41歳でも衰えない後輩のパワーに圧倒されていた。 「大した精神力だね。私は最後2年ほど代打でしか出ていなかった。あの根性を見ると(金本の衰えは)まだまだ。どんどん伸ばしていくよ」 40歳を超えての健在ぶりは、過去の名打者をもしのぐ。現在、打撃部門の三冠王。タテジマの大打者の存在感は、とてつもなく大きい。阪神・赤星がお膳立て打「必死でした」 白球が一、二塁間を抜けるのを見届け、右拳を握った。“手負い”の赤星が、竜を沈める勝ち越し打をおぜん立てだ。 「必死でした。あそこに打てば最低でも併殺崩れになると思っていた」 3打数無安打で迎えた2-2の七回無死一塁。先発・浅尾の投じた144キロをとらえた。スタメン復帰した前日15日の同カードから2試合連続となる右前打で、一、二塁と好機を拡大。鳥谷、金本へつなげた。 腰痛に苦しむが、休んでなどいられない。今年も盗塁数だけ車いすを全国の病院、福祉施設にプレゼントする。今年で7年目になった企画。現在3盗塁。全国に勇気を与えるためにも、チームをけん引し続ける。 「まだ始まったばかり。こういう勝ち方が一番いいね」。さあ、ここから反撃-。背番号「53」が虎を勝利へと導く。スパッと交代!虎・真弓監督、早めに動いた 8日ぶりの勝利のハイタッチだ。真弓監督が笑顔で、藤川を出迎えた。継投の妙で、苦難の連敗を4でストップ。指揮官が涼しげに、見事ハマったタクトを振り返った。 「あそこはけっこう、予定通りです」 ポイントは“魔の七回”だった。好投の久保が六回に同点被弾すると、七回からスパッとアッチソンに代えた。2奪三振の3者凡退で流れを呼ぶと、直後に2点を勝ち越し。八回も続投させ、またも3者凡退で守護神へバトンをつないだ。「(久保が)六回に、いい当たりが出始めていたんで」。決断は吉と出た。7日の広島戦(甲子園)では六回に1点を勝ち越した後、七回も久保を続投。一挙7点を奪われた。前日15日も、2ー2の同点の七回に下柳を続投。5点を失っていた。先発を長く引っ張る策が結果として“裏目”に出て、外部からの逆風も受けた開幕10試合。今宵は動いた。前夜と同じ状況で迷わず代えた。勝負師のカン。「予定通り」と振り返った言葉に、指揮官の自負が見えた。 「(アッチソンが)ああいう投球をしてくれるとチームがリズムに乗っていくし、攻撃の勢いもつく」。完ぺき投球のセットアッパーを称えると、「本当を言えば、もう少し早く追加点が欲しい。久保に勝ちがつかなかったし」と続けた。先発にもっと援護があれば、目指す野球に近づける-。しっかり信念を抱きながらも、柔軟性を見せた。開幕11試合目。再発進だ。 「負けっ放しでロードに行くのは嫌な感じだったんで。1つ勝ったし、弾みをつけてどんどん勝っていきたいです」 17日から10試合の遠征へ。借金は2。必ず貯金を抱え、甲子園に戻ってくる。虎・藤川、被弾も3K「新甲子園打球飛ぶ」 投じる1球1球にスタンドがどよめく。電光掲示板には何度も150キロ超の表示。もちろん、マウンドには藤川。新甲子園に初見参だ。 「甲子園も変わって、よく(打球が)飛ぶ球場になったね。お客さんも喜ぶんじゃないの。頑張ります」 自虐的に2点リードで登った九回を振り返った。先頭、森野への初球。やや腕の位置を下げた直球で意表をつくと(見逃し)、追い込んでからは外角低めの150キロでズバッと見逃し三振。ブランコも真っすぐで空振り。しかし、このまま3人斬りと思われた和田の2球目。150キロを弾丸ライナーでバックスクリーンへはじき返された。シーズンでは昨季7月8日の巨人戦(甲子園)以来の被弾。ひざに手をついて見送った。それでも最後は野本を高めの火の玉ストレートで空を切らせ、3Kで今季2セーブ目を飾った。 真弓監督は「1本ホームランを浴びたけど、球の走りはよかった」とニンマリ。山口投手コーチも「状態が良くなっている」と満足げだった。侍ジャパンのチームメートだったイチローが張本勲氏の持つプロ野球最多安打(3085本)に並んだ。テレビで雄姿を見ていたが、「他のことよりチームのこと。(コメントする)そんな余裕はないよ」。引き分けを挟んで4連敗中。虎を愛するからこそ、熱くなった。 「(打球が飛ぶから)野手も育つね。まあ僕は頑張るだけです」 ちゃめっ気たっぷりにクラブハウスへ引き上げた。やはり最後を締めるのはこの男しかいない。阪神・久保、2発のソロに泣く「結果が悪い」 阪神の久保は6回2失点。先発の仕事は果たしたが、2本のソロ本塁打に泣き「内容は悪くないけど、結果が悪い」と反省した。 四回は先頭の井端に右翼ポール際へ運ばれた。2-1の六回には、森野に中越えへ打たれた。同点の場面で降板し、阪神での初勝利はお預け。「六回とか、ああいう場面で本塁打を打たれては駄目」と悔しさをにじませた。阪神・藤川(九回に和田に一発を浴び)「甲子園も(改修工事で)変わって、よく飛ぶ球場になった」阪神・赤星(七回一死一塁で右前打)「併殺にならないように、あそこ(右方向)に持っていった」
Apr 16, 2009
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やってくれましたね!!鳥谷がやっと波に乗れそうな感じになってきましたヒーローインタビューは、いつもにまして、厳しい表情でしたね。今日の注目は、私の中では、久保なのです。2点取られましたが、安定してると思うんですけどねそして、アッチソンは、良かった。今年はだめなのかと思いましたががんばってくれそうですね。使い方次第とは、去年も思ってました雨とか、色々考えて使わないと。。。球児が、肩が軽すぎで、ちょっとワンパターンになりすぎちゃったか?それでも、あの球を、あの打球でバックスクリーンギリギリとはいえホームランにする和田はすごいなぁ。。。金本も駄目押しのツーベース打ったしこれで、ちょっとは流れがよくなるかな??ツーベース前の内角のビンボールは、本当に冷や汗ものでした!!金本には、あんな球投げるだけで危険球退場にしてほしい。。。球界の宝に、あんな球投げるのは、やっぱり中日なんだよなぁ。。。
Apr 16, 2009
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ありがとう坂本!!完全に負けると思ってましたが、見事に坂本が完全ゲッツーの当たりをスルーしてくれました!!走塁ミスとか、作戦失敗とか多く、これはサヨナラで負けるパターンと思いましが球児と渡辺がふんばりましたね。桜井の一発も出たし、新井もあたってきましたね。メンチもけっこうよくなってきたんじゃないですかね。勝ち越し打になるとこだったのに惜しかった狩野もナイス投手殺し!!まあ、今日のところは、負けなかったんだから、良かったとこだけ覚えておきましょう
Apr 12, 2009
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アニキ凄すぎる~!史上初の中1日3連発 アニキ、また3連発! 阪神・金本知憲外野手(41)が、今季初の巨人戦でも3打席連続本塁打。史上初の月間2度の3連発の離れわざを演じた。5-6で敗れたが、虎の主砲の驚異の勢いは止まらない。11日の第2戦こそ、せ界タイの8試合連続打点でGに雪辱や!!TG戦1700試合のメモリアルに、その名を刻んだ。金本がまた打った。3日間で2度目の3打席連発。とても人間わざとは思えない。聖地・甲子園の次は、敵地東京ドームを制圧。神懸かりのアニキのバットは誰にも止められない。 「チームが苦しい時こそ打ちたい」-。常々こう口する41歳の勝敗を超えた驚がくの残像。まずは三回二死一塁。巨人の若きエース・内海の119キロをとらえた。右翼へ5号先制2ラン。さらに逆転された直後の六回無死。再び内海を粉砕した。チェンジアップを豪快に右翼席中段へ6号ソロ。さらに2点差に広げられた八回にも…。再び先頭で立ち、山口の145キロをとらえた。一直線に右翼席へ刺さる弾道に、ドームの空気が震えた。 8日の広島戦(甲子園)。セ最年長で3連発を放ったばかり。月間2度は史上初だが、中1日とは言葉もない。開幕からの連続打点も7試合に伸びた。打率.607、7発、21打点…。常識外の数字が並ぶ。 G倒への思い。東北福祉大で“打倒・東京”を培った。広島時代から「強い巨人を倒したい」と胸に刻んできた。その相手に昨年、1996年の『メークドラマ』に続き、大逆転Vを許した。強い相手こそ、燃える。今季初対決でその反骨心を、これでもかと示した。 今月3日に41歳となった。リハビリを手伝ってくれた権田トレーナーのバースデープレゼントはA2サイズのパネル2枚。人体の筋肉図と骨格図。専門家しか見ないマニアックな品だった。「こんなんあったらいいなぁ」。金本の言葉を覚えていた同トレーナーから「これを見ながらトレーニングしてください」と手渡された。衰えを見せない鋼の体。細部に迫る探求心が、2枚の図に凝縮されている。 「すごいな、しかし…。うちの4番が3発打っているんだから、勝たなアカンやろ」 静かに引き上げた金本に代わり、真弓監督の発した言葉が全てだった。宿敵巨人との今季初戦。1点差で敗れ、昨年からの巨人戦連敗は8となった。借金も1。和田打撃コーチも「自分の中で全てがいいんだろう。読みも。だからこそ前の打者が塁に出ないとアカンし、後ろの打者も頑張らなアカン」とナインにゲキを飛ばした。主砲に習え! 飛躍へのカギはこれしかない。 11日の第2ラウンド。金本の4連発の夢は続く。さらにセ・リーグタイ記録の開幕8試合連続打点にも期待がかかる。快挙とともに必ずリベンジという喜びをもたらす。
Apr 10, 2009
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ほんとうにすごすぎます!!!勝負してもらえなかった昨夜をはさんで、今日も三打席連続ホームラン!!!新井!!お前が燃えなきゃ勝てないんだ!!!!たのむぞ関本!!メンチ!!!なんとかおいついてくれ!!!!!さっきの守備のミス二つでも点が取られなかったんだ!!まだ、まだいけるぞ!!!!
Apr 10, 2009
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デイリーが売り切れてて、はしごして揃えました
Apr 9, 2009
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アニキ爆発!金本が3打席連続ホームラン!前夜のサヨナラのヒーロー、この日はまさに“神がかり”だった。 一回一死、阪神・金本は中堅右に先制2号3ラン。「打ったのはストレート。ちょっとポイントが(体に)近かった。弾道も低かったので、入るとは思わなかったけど、入ってくれてよかった」という打球は、開幕からの好調を物語るように弾丸ライナーで突き刺さる。 そして三回、金本&新井コンビがタテジマで初のアーチ共演。二死一塁でまずはアニキが「ちょっとつまったけど、よかったです」と、3号2ランを中堅右に放り込む。続けざまに“弟分”は左中間に1号ソロを放ち「バットの先っぽです。入るとは思いませんでした」とご機嫌だ。ふたりのアベック弾は、広島時代の2002年9月15日の広島-中日戦(広島)から、実に2397日ぶり。夢のシーンがついに甲子園でも実現した。 自己記録に並ぶ5試合連続打点をマークしたアニキだが、これだけでは終わらない。五回一死、右越えに4号ソロ。自身初の1試合3本塁打を3打席連発で成し遂げ、「まぐれです」と豪快に笑った。 4打席目も、右前適時打で終わってみれば4打数4安打7打点の大爆発。もう止まらない。虎の春は満開だ。阪神・真弓監督(初の連勝に)「きのうの試合をものにしたのが大きい。チームが乗ってきた感じがする」阪神・和田打撃コーチ(金本に)「万全になったらもっと距離が出る。たいしたもんよ。神懸かってきた」恐れ入りました!金本が神懸かり3連発だアニキが神懸かり3連発だ! 阪神・金本知憲外野手(41)が自身初&セ界最年長の1試合3発を放ち、7打点の猛爆だ。真弓阪神初の連勝を演出し、2位浮上。現在、3冠王の4番が虎の進撃ラッパを高らかに打ち鳴らした。ドカン、ドカン! ドカン!! 生まれ変わった甲子園を、これでもかと震撼させた。揺れるマンモスと大歓声。万雷の拍手に包まれ、金本がダイヤモンドを3周した。前夜、奇跡の逆転サヨナラ打を放った4番が、今宵は3連発7打点。聖地がアニキにひれ伏した。 「まあ本当に…。何年に1回あるかないかの日が、今日でしたね。3連発? 初めてです!!」 スゴかった。まずは一回一死二、三塁。斎藤の直球を叩き、超弾丸ライナーで中堅右へ。「弾道も低かったので入るとは…」。4試合ぶりの先制2号3ラン。05年以来2度目の開幕から5試合連続打点をマークすると、三回一死一塁ではスライダーをとらえた。3号2ランが再び、中堅右へ。トドメは五回一死だ。 林の直球を完璧にとらえた。「まぐれです」。右翼ポール際、中段へ飛び込む特大4号ソロで、自身初の3連発!! 無風の甲子園。昨年まで浜風に阻まれ続けたが、どれも関係ない豪快弾。「相性? よくなったんですかねぇ」と笑った。 七回二死三塁の4打席目。球場は異様なフラッシュに包まれた。「一応狙ってみたんですが、ファウルになっちゃいました」。右翼ポール際の一撃にニガ笑いも、それでも右前へ適時打。前日から6打席連続打点で、95年以来の自己タイ1試合7打点。古巣相手に『27歳の自分』と並んだ。 “ぶっつけ開幕”にも鍛え上げた肉体は揺るがない。今季初めて、恒例だった試合前ウエートも敢行した。「軽めですが体に刺激を与えました。状態がいい証拠」と権田トレーナーは言う。 ベンチ前でのアップでは、ちょうどオーロラビジョンに前夜のハイライト映像が流れていた。サヨナラを決め、ナインを両手で呼ぶアニキ。先頭で駆け寄っていたのは藤本と葛城だ。「お前らじゃ全然重みを感じない。もっと来いよ!!」。歓喜のジャスチャーの“真意”を明かすアニキ。笑顔がナインに広がった。 4番の重み。「チームが苦しい時こそ打ちたい」が口癖だ。「(京セラ)ドームではあまりいい形を作れなかった。きのう今日と連勝して、これを機会にいい形が出来るようにしたい」。4番が力づくで導いた初の連勝で、2位浮上。真弓監督も「今日は“お休み”かと思っていたら、7打点でしょ」と最敬礼だ。 「本塁打どうこうより勝ってよかった。連勝が何よりです」。下柳と並んだお立ち台。金本が叫んだ。打率.565、4発、16打点。こんな4番がいて、負けるわけがない。阪神・金本、王越え!セ界最年長の3発 41歳の金本の1試合3本塁打はセ・リーグでは最年長記録となった。これまでは1980年7月14日に40歳の王(巨人、前ソフトバンク監督)がヤクルト戦で3本塁打したのが記録だった。阪神・下柳、低め突く投球術は健在! オフに右ひざを手術した阪神の下柳が初先発で初勝利を挙げた。金本と並んで立ったお立ち台では「うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。 低めを突き、内外角を広く使う投球は健在。金本の打撃には「すごいなあと思って見てました」。打線の援護もあって、6回を88球で楽々と投げ終えた。 5月で41歳になるベテランは、順調な滑り出しに「ひざは大丈夫。投げられて良かった」と話した。カネよありがとう!!下柳が貫禄の初勝利たとえるならば、じんわりとしみ出すような熟成の味。5月16日に41歳を迎える下柳が、年輪を重ねた“匠の技”で、赤ヘル打線を料理した。 「栗原封じ? 狩野が頑張ったからでしょ。シーズン初勝利は大きい? 一緒だよ」 スライダーやフォークを内外角の高低へ投げ分け、6回2失点。26歳の女房役を立てたが、88球に投球術をちりばめた。三回一死満塁のピンチ。4番・栗原の三塁内野安打で1点を失ったが、3番・梵と5番・シーボルは内角高めの変化球で内野フライ。最少失点で食い止め、前日4安打4打点の栗原も、5打数1安打に封じ込めた。 昨年11月に手術した右ひざに違和感が出た2月。久保投手コーチの言葉に、信頼を感じた。「調整は任せているから」-。06年10月に左ひじを手術し、翌07年は開幕投手。焦らずやってくれたらいい…。気遣いに「すみません。ありがとうございます」と頭を下げた。逆算で仕上げた開幕ローテで今季初勝利。お立ち台を促す関係者に「もう立つんか」と苦笑いで返した。照れ屋で、お立ち台は年数回のお宝。壇上で「(今季は)もう立ちません」と宣言したが、新しい銀傘の下で聞く声援は、心地よかった。 「ベテランの味だね。勢いのある打線を翻弄(ほんろう)して、調子を狂わせたね」 真弓監督も、投球術を堪能した。故・若林忠志氏が作った阪神の41歳投手の最多勝記録15勝(1949年)へ、まず1勝。“投げる鉄人”の19年目には、楽しみがいっぱい詰まっている。アニキに続いた!新井、虎で初アベック弾アニキに続いた!! 阪神・新井貴浩内野手(32)が8日、広島戦の三回に今季1号ソロを左中間に運び、初打点を挙げた。さらに移籍後、初めて金本とのアベック弾。2人そろっての本塁打は広島時代の2002年9月15日の広島-中日戦(ナゴヤD)以来、2397日ぶり。久しぶりの共演でカード勝ち越しを決めた。 どこか懐かしい感じがした。熱狂するスタンドの声援をで浴びながら、ゆっくりとベースをまわった。ベンチでは2連発目を打ったばかりのアニキが出迎えてくれた。7年ぶりの“兄弟アーチ”は、タテジマでは初めてだった。 「いやぁ、金本さんすごいっすよ。さすが男前ですね」 試合後は金本の偉大さに感嘆した。今季から主砲の後を打つ。開幕から目の前で3本の本塁打を見せられてきた。4試合20打席目で待望の一発。5-1とリードした三回一死から斉藤の低めのチェンジアップに手を伸ばした。「入ると思わなかった」打球は放物線を描き、左中間席に吸い込まれた。公式戦での本塁打は昨年6月8日のオリックス戦(甲子園)で打ってから304日が過ぎていた。真弓監督は「今までポイントが近かった。余裕がなく、慌てて打ちに行く感じだった。これで乗ってくると思う」と安どの表情を見せた。 試合前の練習に変化があった。普段のフリー打撃では直球のみを打つ。しかし、この日は打撃投手に変化球と直球を交互に要求した。さらに、全体練習前の午後1時45分から約40分間、室内練習場にこもった。遅い球を振り続け、体重移動とフォームバランスを確認。アベック弾を完成させた1本はまさに、直球と約10キロ差のある128キロの“遅球”チェンジアップだった。さらに、練習時には和田コーチから「ピッチャーとの勝負より、形にこだわりすぎている。気持ちの部分が重要なんじゃないか」と助言を受けた。それを結果につなげた。その「気持ち」は守備にも表れた。三回二死満塁で栗原の三遊間の打球にダイビングキャッチ。二塁転送がセーフになると、右手を地面にたたきつけて悔しがった。それでも1失点で食い止めた。 「もう状態がどうとかいっている余裕はない。チームが勝っているし、またあしたも試合はあるんでね」 ここにきて金本のスゴサを感じない瞬間はない。5番を打つ責任の重さも覚悟している。だからこそ、ともに描いた2本の架け橋が歓喜と栄光へ続くと信じている。阪神・メンチ、2戦連続安打に機嫌も上々「7番・右翼」で先発出場したメンチは、二回に三塁線を破る二塁打。「毎日毎日、よくなっていっている」と2試合連続安打に機嫌も上々だった。2打席目は右翼への大飛球、3打席目も中堅左へのフライに倒れたが、外野に力のある打球が飛ぶようになってきたのは事実。助っ人にも待望の“来日1号”が飛び出す日も遠くなさそうだ。鳥谷がお膳立て!金本さん3連発“誘爆打” 3番の自覚が、高めに浮いたスライダーを見逃さなかった。一回一死一塁。鳥谷が先発・斉藤から左翼線ギリギリに落ちる執念の二塁打。金本の2号3ランにつなぎ、本塁打が乱れ飛ぶアーチショーをおぜん立てだ。 「後ろに金本さんがいれば、相手が打たせてくれますから。つなぐ意識はしています。積極的に行った中で、しっかりつないでいきたい」 劇的サヨナラ勝利を収めた前夜7日。立役者の金本が「一塁ランナーは鳥谷だったんで、絶対かえってくれると思って確信を持っていました」と話した。2007年には鉄人の適時打で二塁から生還せず、苦言を呈されたこともあった。だが、今は違う。「仕事ができているというか、普通にできているかな」。照れつつも、タフに成長した6年目の姿があった。 「きょうは何もしてません。しっかり打てるところで打たないと…」 試合後、真っ先に口をついたのは、2打席目以降を無安打に終わった反省の弁だった。三回の死球は「あれも含めてつなぎですから」。頼もしさを増した背番号1は、より高みを目指していく。
Apr 8, 2009
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信じられません!!!アニキが昨夜の余韻を、そのままに三打席連続ホームラン!!四打席目もタイムリー!7打点です!!!新井も、引っ張られてホームラン!さらに左中間ツーベース!!止まりません!!たまりません!!下さん好投の後は、渡辺が2回、阿部が無失点に抑えました!!新井はホームラン以外にツーベースも出ました!!これで調子に乗るでしょう!!メンチは、今日も二塁打!鳥谷も二塁打狩野にもヒットが出ました!絶好調広島の勢いを完全に奪い取った阪神!!投打のバランスもとれています!!!初回、下柳が0点に抑えます!そして、赤星がショート内野安打!鳥谷がレフト線ツーベース!!昨夜の勢いは、まだまだ続きます!!金本がスリーラン!!!3回裏鳥谷がデットボールそして、二打席連続!!金本ツーランホームラン!!!下さんのキスの祝福です!!そして、甲子園の興奮が冷めないまま新井が今シーズン初ホームラン!!!!アベックホームランです!!!!低目をすくい上げました!!!ホームランかどうか分からない高く上がった打球!新井は全力疾走でベースを駆け抜けました!!そして、5回裏今度は、ソロ!!三打席連続ホームラン!!!!金本止まりません!!!!下さん6回を2点に抑える好投!!7回から渡辺!ボールが多く苦しみますが絶好調栗原をサードゴロゲッツー!!7回裏平野がフォアボールで出塁鳥谷ファーストゴロの間に平野二塁にそして、ボークで三塁にでるか!!金本四打席連続!!思いっきりぶったたいた飛球はライト線!!!飛距離十分!!しかし、切れてしまいました。。。続いてぶったたいた飛球は、強烈過ぎてドライブがかかって、ライト前6打席連続打点!!!!続く新井もツーベース!!完全復調!!!得点にはなりませんでしたが、金本と新井が2,3塁で談笑!!やっと新井にも笑顔が出てきました!!8回は渡辺が2者連続三振で0点!!9回は昨夜危険球退場の阿部が1,3塁から、因縁の栗原をライトフライに討ち取りました!阪神連勝!!!!!ヒーローインタビューは三打席連続本塁打!四打席連続で7打点の金本!そして、今季初登板で6回2点と安定したピッチングの下柳!!同級生のお立ち台です!!
Apr 8, 2009
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まだ、興奮が覚めません
Apr 8, 2009
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阪神・金本、最高の集中力でサヨナラ打!(セ・リーグ、阪神11-10広島、1回戦、阪神1勝、7日、甲子園)珍しく大はしゃぎした。それほど、しびれる一打だった。9-10の九回に逆転のサヨナラ2点二塁打を放った阪神の金本は「まだ興奮している」と息を弾ませた。 七回に一挙7点を奪われ、敗色濃厚。それでもあきらめず、小刻みに得点を重ねた。7-10の九回に赤星の適時打でまず1点。さらに二死後、鳥谷の左前打で1点差に迫った。二死一、二塁でカウント2-3。「(打つ、打たないで)天国と地獄。最高の集中力を出しました」と金本は言った。永川が投じた球に振り負けず、右翼線に打球を運んだ。2者が生還すると、高々と腕を振り上げた。 これで開幕から4試合連続で適時打を放ち、4戦連続の複数安打。真弓監督は「ここまでやってくれるとは。予想を超えている」とうなった。 2年連続の手術明け。実戦的な練習を控え、スライディングをしたのも、この日の三回に本塁に突入した時が初めてだった。そんなぎりぎりの状況下のプレーにも、鉄人は「(試合に)出ている以上は万全」と言い切った。 「まだチームが勢いに乗っていない。波に乗るまで食い下がりたい」と金本。中心はもちろんこの男だ。アニキがサヨナラV打!阪神、大逆転勝ち!プロ野球阪神は7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で広島と対戦し、第2期リニューアル工事を終えた新しい本拠地での開幕戦に4万6000人を超える大観衆を集め、11-10で逆転サヨナラ勝ちした。 坂井信也オーナー(61)が「日本一明るい球場」という甲子園。照明も新調され、カクテル光線がグラウンドを照らした。阪神は3点を追う九回に打線が爆発。最後は金本知憲外野手が逆転サヨナラ二塁打を放ち、場内は大歓声に包まれた。 チケットは前日までの前売りで完売。黄色のユニホームに袖を通したたくさんのファンが早くから球場に足を運んだ。新甲子園は銀傘を架け替え、スタンド内にあった柱をスタンド最上段と球場外周に設置。銀傘の下には細長い大型映像装置が新設され、掘りごたつ式のボックス席もつくられるなど、球場内の風景は大きく変わった。 阪神ファンの兵庫県姫路市在住の中堀正光さん(63)は球場を見渡して「柱が隠れて見やすくなった。甲子園は落ち着く感じがある」と話した。★鳥谷、つなぎの適時打 阪神の鳥谷が九回に左前適時打。その後、サヨナラ勝ちのホームを踏み「(九回は)いけるなという感じがあった」と劇的な白星を喜んだ。 2点差の九回二死一、二塁で打席に立った。「四球でもいいくらいだった」と鳥谷。永川の外寄りのフォークボールをうまく左前に打った。開幕カードは3試合で1安打に終わったが、この日は3安打の固め打ちだった。久保(移籍後初先発。七回途中5失点)「先発として、もうひと踏ん張りしないと」赤星(サヨナラ勝ちに)「7点を取られた時点で、あきらめなかったことがすごい」虎逆転サヨナラ!金本、うまく天国いった神様、仏様、カネ様!! 阪神・金本知憲外野手(41)が1点差に迫った九回二死、阪神移籍後初の逆転サヨナラ打を放ち、新甲子園でミラクル開幕。圧巻の19安打、6点差逆転勝ちに乾杯!! 花見より、ハラハラドキドキの虎劇場でっせ~。夢中で走りながら、心の中で叫んだ。行け-。右翼線に転がる打球を目で追いながら、勝利を確信した。二塁ベースに到達すると両手を突き上げた。新甲子園の船出を飾る、奇跡的な結末。金本の体を歓喜の輪が包んだ。声を弾ませ上がったお立ち台。4万6307人の大歓声が迎えた。 「いやぁ、まだ興奮しています。もうアウトになれば試合は終わり。いいヒット、長打ならサヨナラになる。天国と地獄でしかないんで。うまいこと天国に行ってくれましたね。何とかうまいこと、打てました」 7-10の九回。1点差まで詰め寄った二死一、二塁。フルカウントからフォークを振り切った。「一塁ランナーは鳥谷だったんで、絶対かえってくれると思って確信を持っていました。きょうは(新しい甲子園で)初めて(の試合)なんで、絶対に負けられないと思っていました」。 七回に一挙7点を奪われ、4-10と敗戦濃厚に思われたが、あきらめない。リニューアルした甲子園の初勝利を執念と集中力で引き寄せた。真弓監督も「きょうは頭を下げておきます。ここまでやってくれるとは思わなかった。予想を超えています」と脱帽だ。 今季初の猛打賞と、昨年8月3日の横浜戦(横浜)で6打点を記録して以来の1試合5打点。さらに開幕から4試合連続適時打。19安打を放った猛虎打線の中心は主砲のバットだった。 「まだチームは勢いに乗っていない。波に乗れるまで食い下がっていきたいと思います」 六甲おろしの大合唱のスタンドに、サインボールを投げ込んだ。生まれ変わった聖地。少し冷たい空気が、ヒーローのほてる体を包んでいた。トラ奇跡!それはメンチ口火打で始まったほっぺをつねっても、夢じゃない。晴れやかな新甲子園の開幕。メンチが、公式戦初の「H」ランプを灯してみせた。しかも3度も…。虎の舶来砲がついに眠りから覚めた。 メンチは試合後、「ベター(よくなってるね)」とクールに一言残して引き揚げた。最大6点差をひっくり返した劇勝の中、新助っ人は天国→地獄→天国と衝撃的なドラマを演じた。二回に、三塁・シーボルの失策で今季初出塁。これで、悩まされていた憑きものが落ちたのか。三回二死二塁では、大竹のスライダーを引っ張り、三遊間を破った。初安打がタイムリー。五回には、内角の143キロをうまくさばいて左前へ弾き返した。ここまでは良かったが、七回に大拙守。シーボルの右翼線の打球にスライディングし、打球を後逸。2者が生還し、大量失点につながるミスに虎党の怒りは沸点に達した。 だが、ここからがメンチ劇場の見せ場。九回はストッパー・永川のフォークをとらえ、3度目の左前打。オープン戦、開幕3連戦とまるで別人の猛打賞で逆転サヨナラ勝ちの突破口を開いた。 開幕3連戦11タコでも我慢して使い続けた真弓監督は「3本も打ったね! 何が起きるかわかんないッスよ。練習で変わってきていたので、いつかは出ると思っていましたけどね」と興奮していた。 昨年15勝を挙げた広島・ルイスとは、米大レンジャーズ時代のルームメート。旧友と3連戦前の6日、神戸市内のレストランで落ち合った。 「いずれ打つんだろうけど、カープ相手には手加減してくれよ」。開幕3連戦で沈黙したショックを、親友のジョークが振り払ってくれた。萎縮することはない。メジャー時代のように、自然体でいれば打てる-。試合前練習では、裏方のトスではなく、固定ティーを使用。低めや胸元の高めなど、数段階に設定してバットコントロールを確認した。ネット裏では、8月に双子を出産予定のシャナ夫人も観戦。やっと、カッコいい姿を見せることができた。 打撃修正に頭を悩ませてきた和田打撃コーチは「ようやく、足並みが揃ったね。また、イケるわ」と笑顔が浮かべた。鳥谷や金本、新井だけでは、虎打線は機能しない。主軸の後ろで“ニラミ”を効かせるメジャー89発がお目覚めだ。阪神・岡崎、魂のブロック&必死の猛打賞 とてつもない衝撃が体を襲った。しかし、歯を食いしばって耐えた。初スタメンの阪神・岡崎が好ブロック&猛打賞で魅せた。 「投手の方に申し訳ない。しっかりと反省して、絶対同じ失敗を繰り返さないようにしないと」 松下電器から自由枠で入団してから5年目。1軍で初めて真新しいグラウンドに立った。頭の中は真っ白になっていたかもしれない。しかし、一回二死一塁の守り。栗原が左中間へ運んだ打球を赤星が処理し、中継した鳥谷の送球を受け取ると、ひざを落としてブロックした。タイミングはセーフだったが、本塁到達を許さずアウトの判定。広島・ブラウン監督が激高し、退場処分を食らったが、堂々とベンチに引き揚げた。 「3安打? いや、もう、それは…」 二回一死一塁の第1打席で右前打。五回にも右前打で、七回二死二塁では中前適時打。打では狩野が上といわれていたが、3安打を放った。だが、素直に喜べない。5投手をリードして、10失点。 「冷静ではなかったです」。悔いが残った。この経験を胸に刻んで、背番号57が己を磨く。阪神・鳥谷、3安打の固め打ち 阪神・鳥谷が九回に左前適時打。その後、サヨナラ勝ちのホームを踏み「(九回は)いけるなという感じがあった」と劇的な白星を喜んだ。2点差の九回二死一、二塁で打席に立った。「四球でもいいくらいだった」と鳥谷。永川の外寄りのフォークボールをうまく左前に打った。開幕カードは3試合で1安打に終わったが、この日は3安打の固め打ちだった。
Apr 7, 2009
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まさかまさか!!!好投の久保が打たれて、ジェフが打たれて。。。7点取られた時にはあきらめました。。。しかし、やってくれました!!!大量点を失った7回の裏関本のツーベースに岡崎のポテンヒット!!まずは1点!!8回裏には平野のヒット、鳥谷のフォアボールの後、ワイルドピッチそして金本がセンター前二点タイムリー!!3点差に迫ります!!メンチから始まった9回!!メンチが猛打賞となるヒットで出ました!!そして代打葛城もヒットで続き桧山の惜しい当たりはライトフライメンチが三塁にそして、この進塁が効きました!!赤星が三遊間の内野安打で1点!2点差!!!!平野がレフトフライで、二死ここで、鳥谷がタイムリーヒットで1点差!!四番アニキ金本!!2-2で追い込まれワンバウンド!バットが出る!!バットをとめて、2-3さあ、フルカウント!!ランナー赤星、鳥谷はスタートします!!フォアボールで調子の悪い新井勝負か!?アニキが決めるか!!思いっきり引っ張った!!!!!!!!!ライト線に!!!!!!!!!!6点差をひっくり返す大逆転サヨナラ勝利!!!!!!!新甲子園ヒーローは金本!!!!!
Apr 7, 2009
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虎・真弓監督、祝1勝!見せた09スタイル(セ・リーグ、阪神5-2ヤクルト、1回戦、阪神1勝、3日、京セラD大阪)ベンチの前列に仁王立ちした真弓監督は、手をたたいて叫んだ。3点差となり、ヤクルトの追撃ムードが盛り上がりかけた七回二死一、三塁。安藤が川島慶を空振り三振に。勝利への流れを確定させた瞬間だった。「ちょっと(交代させるか)悩んだが…。今年の課題の1つですから。『先発を長く引っ張る』というのはね。『七回だけなんとか投げてくれ』と思っていました」。球児からウイニングボールを受け取った指揮官は、初勝利の余韻に目を充血させ、心底ホッとした表情をみせた。 オープン戦は5勝10敗2分けと13年ぶりの最下位に沈んだ。故障者、貧打…難題続出に不安のスタートだった。必勝を期した開幕戦。七回に球が高めに浮き始めた安藤を交代させれば、勝利の予感は確信に変わるかもしれなかった。実際、テレビの実況では岡田前監督が「もう交代でしょう」と何度も声をあげていた。 しかし、シーズンをにらんで我慢するのが真弓流だ。中継ぎ陣の酷使を、昨年の歴史的V逸の原因の1つと分析。負担を減らすために、先発を1回でも長く投げさせる。さらに安藤にこの危機を切り抜けさせることでエースの地位を確立させたかった。七回、すでにアッチソンがブルペンで肩を作っていたが、信念を曲げなかった。 「まず安藤がお手本に? そういうことです」 開幕前夜は典子夫人が用意した尾頭付きの鯛を食べて熟睡。試合前のミーティングでは全選手と握手して、「自信を持って、最後まであきらめず、優勝するんだという気持ちでいこう」とゲキを飛ばした。1995年の引退以来、14年ぶりのタテジマでの勝利。「この調子で、乗っていきます!」。真弓阪神が不安を振り払う白星発進だ。阪神・金本、41歳バースデー快幕ダ~ン!あっぱれ、バースデー弾や! 阪神・金本知憲外野手が、ヤクルトとの開幕戦で大暴れ。先制打に、三回には1号ソロの大暴れで真弓阪神に初陣星をもたらした。ぶっつけ本番のはずが、41歳の誕生日を自らの一発で祝うなど、まさに不死身の男。これぞ鉄人だ!!すご過ぎる。これぞ鉄人だ。京セラドームに詰めかけた3万3792人のファンが“生き証人”だった。常識を打ち破る金本のバット。虎応援団で黄色く染まった右中間席へ、驚弾を突き刺した。 「ほとんど実戦もやらずぶっつけで入って、まさか開幕戦で本塁打が出るとは…。ちょっと、ビックリしています」。お立ち台で顔を紅潮させた。41歳の誕生日に自ら祝砲を打ち上げた。何ともドラマチックなシーンは三回だ。 カウント1-3から先発石川の高めスライダーを一閃した。復活の1号ソロは41歳の開幕弾は日本選手では最年長。自身3本目のバースデー弾は、開幕戦とセットなら史上3人目の快挙となった。「少しバットの先。まぐれに近いんでホント打ててよかったです」-。 昨年11月の左ひざ手術に加え、右内転筋の張りで、入団以来初めて守備につかずに迎えた“ぶっつけ開幕”。そんな不安は、一回から瞬時に吹き飛ばした。「いきなり1打席目でチャンスで回ってきて泣きそうな気分でした」。その一死一、二塁。『ハッピーバースデー』の演奏の余韻が残る2球目、シュートをとらえた。右翼線をライナーで破る千金の先制二塁打だ。これだけでもすごいのに三回の一発…。驚異の41歳が真弓阪神に最高の開幕星をもたらした。 なのに、鉄人は謙そんの言葉を続けた。「もう歳です」。不安はあった。常日頃、「自分は弱い人間。やらなかったらすぐダメになる」と心に刻む。若い時から抱き続ける危機感が原動力だ。“天の助け”も、あった。一回の守り。左翼線を襲った先頭の福地のライナーをキャッチ。山脇守備走塁コーチに「いきなり来ますかぁ」とおどけた。不安視された守備ですぐに1本を捕り、リズムが生まれた。 絆を大切にする。3月2日、安芸の宿舎でのキャンプ打ち上げ。3次会に突入した真弓監督やコーチ陣の輪に、金本が入った。矢野が、下柳が、新井が…。申し合わせたわけではなく次々と加わった。指揮官との熱い信頼。虎を支える男達の決起集会だった。 これで世界記録を更新する連続フルイニング出場も1331試合となった。もちろん、今季も完走してみせる。手応えは指揮官にも伝わった。「あれ(1点目)で試合の流れをつかめた。さすがですね」。自らの初陣星にも真弓監督は鉄人を称えた。 「144試合終わった時にトップでいられるよう、みんなで優勝しましょう!」。お立ち台で金本が叫んだ。信じていい。不死身の主砲が虎を栄光へと導く。阪神・安藤7回快投!2年連続開幕星!雄たけびをあげた。右手でガッツポーズを作り、赤土のマウンドを駆け下りた。ベンチで真弓監督が手を叩いて出迎える。7回2失点。安藤に笑顔が戻った。 「最高のスタートが切れました。開幕は独特の雰囲気があるので、のまれないように気持ちで投げることができました」 立ち上がりは3者凡退。最速145キロの直球に得意のスライダーが効果的に決まった。失点は四回にガイエルに浴びた右越えソロ。そして、七回一死二塁から相川に中前適時打を許しただけ。最後は二死一、三塁のピンチに川島慶を空振り三振に仕留めてガッツポーズ。指揮官から約1週間前に告げられた2年連続の大役。113球の快投で応えてみせた。 「いろいろ試したいことがあったし、打たれて学ぶことが多かった。ムダではなかったですね」 オープン戦は不調を極めた。3月14日の西武戦(スカイM)は4回9安打5失点。21日の広島戦(高松)は三回途中に打球を足に当てて降板。5安打5失点。今季からすべてセットから投球するはずが、キャンセル。紆余曲折を重ねただけに、格別にうれしかった。 昨季は自己最多の13勝(9敗)をマーク。名実ともにエースの座を不動のものとした。しかし、今年の元日。地元・大分に帰り、大分雄城大高の監督だった坂東一彦氏(54)の新年会に参加したとき、本音を漏らした。 「もうちょっと…勝ちたかったです」 最大13ゲーム差を巨人に逆転されたのが悔しかった。もっと僕が勝っていれば…。おせち料理は口にしたが、酒が入らなかった。そして、翌日。トレーニングジムに足を運んだ。気がつけば、ウエートに汗を流す自分がいた。 剛腕伝説に名を連ねた。虎史上で2年連続の開幕投手の白星は1975年の江夏豊以来34年ぶり。右腕では67年の村山実以来42年ぶりの偉業となる。「えらい古いですね」。人並み外れたハングリー精神に野球の神様が微笑んだ。これでプロ通算50勝。背番号16が09年も、エースとして虎投を引っ張る。阪神・関本、09トラ1号!お得意石川撃ち 行け!! 打球が左中間スタンドに吸い込まれるのを確信すると、思わず拳を握っていた。珍しくガッツポーズをみせた。 「興奮してたからね。高校野球の見過ぎかな」 関本が2009年の虎1号となる1号3ランを放ち、開幕勝利を決定づけた。 「まさかホームランになるとはね。自分もチームも勢いづく一発だった。勝利に貢献できて、最高です」 1点リードの二回二死一、三塁。先発・石川には昨季、打率.368と相性がよかった。「何となく雰囲気で」と読み切った初球ストレートを狙い打った。この一発で一気に主導権を握った。一回一死では、フルカウントから四球を選び、金本の先制打にもつなげた。くせ者ぶりを開幕戦から存分に発揮した。 「自分がスタメンだと思ってた」という1年前の開幕戦はベンチスタートだった。初ヒットが出るまで約2週間、12試合(7打席)かかった。今季は「2番・一塁」でこの日を迎えた。それでも力みはなかった。 「特別な思いはなかった。監督も代わったし、緊張も、もちろんしてたけど、とにかく勝ちたかった」 オフには三塁でゴールデングラブ賞を目標に掲げた。グラブを新調し、改良を加えてキャンプに臨んだ。しかし、チーム方針で一塁にコンバート。「これから(試合で)慣れていかないと。しっかり動いて汗をかいておかないとね」。与えられた場所で輝くのが、関本という男だ。 「僕のマークがきつくなれば、クリーンアップの前にピッチャーは神経を使う。そうなれば、うれしい。きょうは勝ってホッとした。疲れたなあ…」。そんな疲労感も心地いい。黄色に染まるスタンドに手を振る背中が、頼もしく映った。阪神・球児、初セーブ!ちょっぴりヒヤリ? 虎に頼れる守護神が帰ってきた。おなじみとなったリンドバーグの登場曲に真っ黄色に染まったスタンドが沸く。藤川が見参。1回を無失点に抑え、真弓阪神の初陣を締めた。 「開幕という感じはしませんね。向こうも考えてきているし、攻略されかけました」 3点リードの九回。一死から田中浩に浴びた二塁打に失策が絡み、一、二塁のピンチを背負った。だが、ひるまない。代打・飯原を内角のフォークで詰まらせ投ゴロ。福地は151キロの火の玉ストレートで二ゴロに打ち取った。手にしたウイニングボールは真弓監督に手渡した。 ここまで万全な状態できたわけではない。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、早めに調整してきたが、宜野座キャンプでは右内転筋に張りに悩まされた。日本代表合流後にも、爪を割るアクシデント…。WBCの準決勝、決勝のマウンドに球児の姿はなかったが、抑えの座を譲ったダルビッシュ(日本ハム)に心構えを説き、チームを支えた。試合後は、自ら「岩隈(楽天)が勝ったんでしょ」と報道陣に聞いた。札幌ドームでは侍ジャパンの一員として戦った岩隈とダルビッシュが投げ合っていた。仲間との絆と世界一の誇りが、球児の心のガソリンになる。 「タイガースも頑張ったし、安藤さんも頑張った。(シーズンは)まだはじまったばかりでしょ」。もう心配はいらない。今年も『F』がいる限り、虎の終盤は安泰だ。
Apr 3, 2009
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まっちゃんが阪神開幕に合わせて退院!!本当に良かった!!開幕勝利、アニキのバースデーホームランは見れたかな~祝杯は、まだ無理かもしれないけど、これからもがんばってほしいです松村邦洋が退院、「アニキありがとう」2009.4.4 05:023月22日、東京マラソンのレース中に心筋梗塞(こうそく)で倒れ、都内の病院に緊急入院したタレント、松村邦洋(41)が3日、退院し、都内で会見を行った。一時は心肺が停止しながら、入院わずか13日で早期退院。デブタレ卒業宣言も飛びだした。驚異の回復の裏には、この日本塁打を放ち、開幕戦勝利を飾った、熱狂的ファンの阪神・金本知憲(41)の存在があった。 無数のフラッシュに照らされ、松村のほおが紅潮していく。体重は104キロから99.7キロに減ったが、顔色は入院前と変わらない。会見の冒頭、神妙な表情で深々と頭を下げた。 「こうして、生きて帰ってこられたことが不思議なくらいです。今回をきっかけに、デブタレントを卒業させていただきたい。芸能の寿命より、本当の寿命が恋しくなりました。1度死んだつもりで、ゼロから一生懸命、どんな仕事も頑張っていきます」 所信表明では少しだけ声を詰まらせた。また、意識不明に陥った瞬間を「ガードレールに足を乗せて柔軟運動している最中、『あ~これはダメだぁ』と思ったまま、気が付いたらベッドの上でした」と振り返った。 一時は心肺が停止した。病院で完全に意識が戻ったのは25日。海を越えた米国で侍ジャパンが連覇を達成していた。担当医から「うれしい知らせがあります。WBCで日本が世界一になりました」と声を掛けられ、目を覚ましたという。 3度の飯と同じくらい、野球を愛する松村らしい“蘇生”だった。28日にはセンバツで地元・山口の南陽工が強豪PL学園を破った。病室でテレビ観戦し、「うれしくて、すっかり体調がよくなった気がしました」と満面の笑みだ。まさに、驚異的な回復のキーワードは「野球」だった。 入院中はプロ野球の開幕戦が気になった。「病室のテレビは(阪神戦を中継する)スカパーが映らないので、土日に退院すると開幕戦が見られない。(熱狂的ファンの)金本選手の誕生日でもあるので、この日に退院したかったんです」。この言葉にこたえるように、球界のアニキは先制打に本塁打と大活躍。自らの誕生日とともに、松村の退院を祝ってみせた。 松村は「阪神ファンの人生は3回優勝を見たら終わるといいますけど、4、5回見たいなと思います」。金本の闘魂を注入された不屈の“虎党精神”で、早期復帰を実現したのだ。今後は体力の回復を見ながら、徐々に仕事へ本格復帰する。阪神の優勝を願いながら。
Apr 3, 2009
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日本一への第一歩を刻みました!!!!!関本のホームランに金本誕生日を自分で飾るタイムリー!そして、金本今年も石川から打ちました!!バースデーホームラン!!!!安藤は、2点は取られたものの、7回のピンチを三振でガッツポーズ!!!あとは、ジェフと球児が抑えました!!最後2,3塁まで行きましたが、球児ふんばりました!!!本当にすばらしかった!!!!真弓阪神白星発進!!!国歌斉唱、始球式は樟葉の誇り?倉木麻衣です球児はWBCのことを思い出してるのか?アッチソンが真面目に君が代を聞いてるのが印象的見事にスリーバウンドくらいでキャッチャーに。。。1回表 安藤-狩野の開幕バッテリー!!がんばれ!!!福地 レフトフライ川島慶 サードゴロ青木 ショートゴロ安藤!狩野!三人で打ち取りました!!!1回裏赤星倒れて一死関本 フォアボール鳥谷 フォアボール今日41歳の誕生日!!金本!!!!金本 ライト線タイムリーツーベース阪神先取点!!!!!2回表 デントナ セカンドライナーガイエル ライトフライ宮本 デッドボール ワイルドピッチ 田中浩 サードゴロなんどか抑えました!!2回裏 狩野倒れて一死から平野 つまった小フライがレフト前に落ちます!レフト前ヒット安藤 キャッチャー犠打赤星 ライトヒット!!1-3塁!!う~ん、ホーム帰れないか???関本 左中間3ランホームラン4-0!!!3回表 相川 ショートヒット石川 ピッチャーフライ福地 ショート併殺打3回裏 金本 右中間ソロホームラン今年も出ましたバースデーホームラン!!!またもや石川!!!4回表 川島慶 ショートゴロ青木 ショートゴロデントナ センターフライ5回表 ガイエルに一発やられましたが、二死1-3塁から福地 ショートゴロ6回表 川島慶 空振り三振青木 ファーストゴロデントナ 左中間ツーベースガイエル ライトフライ7回表 宮本 セカンドゴロ田中浩 右中間ツーベース相川 センタータイムリーヒット代打・畠山 ライトヒット (代走)梶本 福地 セカンドゴロ川島慶 空振り三振8回表ジェフ!!青木 セカンドゴロデントナ ショートゴロガイエル ファーストゴロ9回表球児!!宮本 ライトフライ田中浩 右中間ツーベース相川 サードゴロ(エラー)代打・飯原 ピッチャーゴロ福地 セカンドゴロ真弓阪神白星発進!!!!!!!!ヒーローインタビューはタイムリーとバースデーホームランのアニキ金本!!開幕勝利のエース安藤!!阪神今シーズン初ホームランの必死のパッチ関本!!初勝利おめでと~!!!アニキ41歳の誕生日おめでと~!!!おお!!読売テレビ、アニキのヒーローインタビューの途中でやめやがった!!でも、A+もみているぞ~!!!!
Apr 3, 2009
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とうとうシーズンインです。真弓阪神は、ここ数年なかったような不安ばかりの船出となりました。しかし、きっと最後には昨年、一昨年の雪辱を晴らしてくれるでしょう!!今年の順位予想パリーグ1.オリックス昨年は、監督がやめちゃくほどのゼッ不調から、大逆転のリーグ2位今年は、さらに打線が強力になりました。投手陣も若手が伸びて、昨年以上にバランスがいいチームになり実力均衡のパリーグでも、勢いにのったら一番怖いチームです。独走もあるかも!2.西武WBCコンビに、若手打線、投手陣は今年も勢いにのってあばれそう!3.楽天今年も岩隈がタイトル総なめ、マー君も今年はやるでしょうノリがはいった打線も強力です4.北海道日本ハムダルビッシュは活躍するも、どうも勢いにおいていかれそう5.ソフトバンクちょっと上位とは差がつきそう6.ロッテやはりいい材料がみつかりません。。。セリーグ1.阪神最初は、真弓新監督がぎこちなく、からまわりするも新外人(メンチ以外か?)が活躍するころには、戦力も充実杉山、能見、小嶋が、夏場くらいから、活躍しはじめ、鳥谷、金本、新井、今岡のクリーンナップが1985並みの大爆発!抑えでは、江草が大活躍!というわけで、接戦でシーズンを制し、クライマックスも新甲子園で飾りさらに、オリックスとの関西ダービーも制して、1985以来の日本一に!!2.広島新球場で走りまくって、他の球団の隙をぬって2位に!3.巨人WBC世界一で燃え尽きてしまい、王監督とおなじ三位で終わりどうしても、侍JAPANと比較してしまい空回りの采配に上原がいなくなって、抑え陣の負担が増えカーブを覚えたばかりのクルーンが、シーズン序盤に故障欠場スンヨプ、高橋、シンノスケなど故障者続出坂本も2年目のジンクスで、調子あがらずグラも研究され、パリーグに一勝もできず4.ヤクルト走り回る野球は、2年目で大爆発巨人相手に一方的に勝ち最後まで3,4位争いを行う5.横浜村田が異例の早期復活WBCコンビが大活躍巨人相手に勝ちまくるが、他のチームから落として5位に6.中日戦力流出があまりにも痛すぎた残った戦力でがんばるも、空回り、故障者が相次ぎ、最悪の結果に巨人相手にだけ意地を見せる
Apr 3, 2009
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昨夜書いたばかりですが、開幕にはいれなかった矢野10にも復帰との記事でしたが、まだまだ確定でもなく、フルで出れるには、もっとかかりそうですね。でも、矢野がベンチにいるだけで、若手捕手は気が楽になるだろうしベンチの雰囲気もかわります。投手も安心するでしょう。チャンスに強い代打がひかえてるっても大きいですね虎将ヨッシャー!阪神・矢野10日にも復帰 2009.4.1 05:04阪神・矢野輝弘捕手(40)が、4月10日の巨人戦(東京D)にも戦線復帰する見通しであることが31日、明らかになった。この日、決定したロースター28人から矢野を外した真弓明信監督(55)は、苦しいシーズンインを覚悟した上で、正捕手の早期復帰での逆襲を期す。真弓阪神の開幕ロータスター28人が決定。だが、その中に矢野の名前がなかった。 「4月中旬? そんな風には思っていない。1日でも早く、と思っています」 この日、大阪市内のホテルで行われたチームの激励会。スーツ姿の正捕手が決意を語った。 オフの右ひじ手術に加えて、左ふくらはぎの張りも発覚。万全を期する真弓監督は開幕1軍から外したが、それでも希望は見ている。 吉田バッテリーコーチは「4月中旬、3カード目(巨人戦)くらいから戻って来られたら…。あくまで僕の意見ですが、フルでは出られなくても、例えば最後の1回を球児(藤川)と、とか。それだけで安心感が違う」。早ければ4月10日、巨人戦(東京F)復帰というプランを描いてみせた。 真弓監督は「しんどいところですが、腹をくくって外しました。早く万全の状態で帰ってきてもらおうと、決断しました」と話した、正捕手不在の開幕。激励会で坂井オーナーから「けがの方々には重ねて申し上げますが、とにかく万全にしてきてほしい」と挨拶されると、「オーナーの話を聞いていますと、非常に心配されているなと」とニガ笑い。さらに「キャンプからオープン戦と、やることをすべてやったつもりです。ただ少し開幕前に故障者が出て、予想からすると少し開幕ダッシュがつきにくいかなと」と素直な心境を語った。 「逆に考えれば、去年とは逆で、最後まであきらめずに頑張っていけば、タイガースの日本一の芽が出てきます。素晴らしい甲子園で、日本シリーズを絶対にやりたいという気持ちです」 矢野復帰の手応えがあるからか。最初につまずいたとしても、立ち直る自信を伺わせた。 3日、ヤクルト戦(京セラD)からの6試合は我慢のスタート。だが、10日に“第二の開幕”を迎える。 坂井オーナーも「野球は我慢と思います」と期待を込めた。開幕ダッシュだけで優勝が決まるわけではない。2段スタートとなる新生・真弓阪神。7試合目、宿敵・巨人をたたいて凱歌をあげる。
Apr 1, 2009
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やはり矢野は間に合いませんでした。。。一番の心配のタネですね。。。まあ、ゆっくり調整してもらいましょう。昨年みたいに最後でばてると困りますしね。まずは、若手で開幕ダッシュです!狩野の評判がかなり良いみたいですが、私は岡崎の肩に非常に期待しています。やはり矢野の盗塁阻止率のおかげで、投手陣が助かっていた部分もあると思いますしどこの球団も足のスペシャリスト多いし、走りまくってきますしね。下さんは、この前の登板がすばらしかったので、一安心オリックス強力打線相手に、見事に打ち取ってました。金本は心配です。守備をまったくしてなくて、大丈夫だろうか??あまり無理はしてほしくないですが、そういっても無理ですしね。。。とにかく、この三人がシーズン最後まで元気でがんばってくれないと阪神の優勝はありません。身体だけは大事に活躍してほしいです。阪神・矢野、間に合わず…開幕メンバー外れる 2009.3.31 20:03阪神の真弓監督は31日、矢野を開幕メンバーから外したことを明らかにした。 矢野はオフに右ひじを手術し、さらにキャンプ後に左ふくらはぎも痛めた。真弓監督は「間に合わなかった。無理して長く時間がかかるよりは、腹をくくってメンバーから外した」と話した。 矢野はこの日からランニングを再開。捕手は狩野、岡崎、清水が開幕メンバーに入った。阪神・金本、左ひざOK! 初ノック受ける 2009.3.31 19:47 オフに左ひざを手術した阪神の金本が31日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で実戦に近い形でのノックを初めて受けた。金本は一度も守備に就かずに、オープン戦を終えている。 練習に付き合った権田トレーナーは「開幕には全開でいけるんじゃないでしょうか」と見通しを語り、山脇守備・走塁コーチは「怖さはあるだろうけど、やりながら取り除いていけば問題ない」と話した。
Mar 31, 2009
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矢野、下さんが危ないなか、またショックなことが。。。岩田が抜けると、横浜の村田以上に影響大ですね。。。能見がいいみたいだけど、本番は。。。今年は先発投手は大丈夫と思ってたが。。。あと、、、メンチもだめなんだろうか。。。阪神ショック!岩田、最悪前半戦絶望虎、緊急事態-。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した阪神・岩田稔投手(25)が27日、「左肩肩峰下滑液胞炎(けんほうかかつえきほうえん)」で離脱した。期待の10勝左腕が開幕はおろか、最悪前半戦絶望の大ピンチ。開幕直前で災難続きの真弓阪神、一体どーなる!?ショックだ。チームに合流した、と思ったら消えた。開幕はもちろん、前半戦すら危うい。岩田に“衝撃の事実”が発覚し、真弓阪神にまた、悲報が舞い込んだ。 「きのう(26日)帰ってきて、左肩に違和感があるということだったんで。きょう、MRI(核磁気共鳴画像装置)検査を受けてきました」 午後2時、甲子園室内での指名練習前に常川チーフトレーナーが、厳しい表情で説明した。大阪市内の病院での結果は「左肩肩峰下滑液胞炎」。全治は未定。28日から鳴尾浜で調整を行い、しばらくはノースローで様子を見る、というのだ。 17日(日本時間18日)に行われたWBCの第2ラウンド。八回、押し出し四球を与えた韓国戦の登板後に違和感を感じたという。南球団社長はプロ野球機構側に事情の説明を求めるつもりはなく、致し方ない故障との判断だが…。チームにとっては、痛すぎるアクシデントだ。 甲子園の新室内でチームメートに岩田は「タイガースに帰って非情にうれしく思っています。調整不足で、すぐ合流とはいかないと思いますが」とあいさつした後に「中でいろいろすることがあるんで…」。足早にクラブハウスへ戻った。本来は先発ながら、WBCでは中継ぎ役に回った。自主トレ時からの急ピッチ調整に慣れぬ仕事の負担に左肩が悲鳴をあげた。 Gキラーと呼ばれ、昨季10勝をあげた左腕がいない。開幕直前にこれほどの誤算はない。真弓監督も「しょうがない」とうなるしかなかった。 「本人と話をしたが、『すみません』と。一生懸命やってのことだからね。投手の肩だけに慎重にいかないといけない。ただ、そんなに長くかかりそうはないと。前半戦までに? そんなにかからんよ」 前向きにとらえるしかない。早ければ5月下旬にも…という期待はあるが、肩だけにやはり怖い。前半戦を棒に振る可能性も、決して否めない。 悪夢としか言いようがない。正妻矢野も開幕絶望、メドが見えてこない下柳。さらに金本、新井の4、5番も故障あけで準備不足。おまけに新外国人メンチは、大不振から抜け出せない。4月3日、ヤクルトとの開幕戦(京セラD)を直前にして、次々と沸いてくるチームの不安材料。これほどの難題を抱えてスタートを切る新監督も珍しい。「いない間は右、左に限らず、みんなにがんばってもらわないと」。真弓監督はチーム一丸を強調したが…。呪われているとしか言いようがない。
Mar 27, 2009
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桧山がやりました!!!新甲子園第一号!!ぜひ、公式戦第一号も狙って欲しい!!祝!阪神・桧山、新甲子園で虎選手第1号練習試合(阪神3-3中日、17日、甲子園)阪神・桧山進次郎外野手(39)が、中日との無観客による練習試合の二回に、右翼ポール際へ飛び込む新甲子園第1号本塁打を放った。自身、2007年9月7日の巨人戦(東京D)以来のサク越えは、新装された甲子園での、記念すべき猛虎戦士第1号。聖地は装いを変えても、“代打の神様”の勝負強さは、今年も健在だ。これぞ、好球必打のお手本だ。ドミニカ人助っ人・ネルソンの初球は、149キロ。コブシ半分だけバットを短く握った桧山が、内角の絶好球を鋭く振り抜いた。右翼ポール際の無人のスタンドで跳ねる、新装された甲子園での阪神選手第1号。“記念弾”に、39歳がテレ笑いを浮かべた。 「風も関係なかったなあ。ええスイングやった。シーズンに取っておきたいぐらい。打ちに行って、一発で仕留められたのが(大きい)ね」 昨年から代打で結果を残し、“代打の神様”を襲名。4打席立てるスタメンと違い、代打は1球の見逃しが命取りになる。修羅場をくぐり抜けて会得した感性。スタメンの1打席目、しかも初球に体が動いた。浜風を押し戻す110メートル弾に、結果とは別の“喜び”もかみしめていた。 記念の「改装後1号」は、16日の練習試合で巨人の谷に奪われた。それでも07年9月7日以来、557日ぶりに味わうホームランに、今季への確信を強めた。3打席目には、ホームベース後方の真新しい銀傘の上へチーム初の大ファウル。「浜風が強かったけど本塁打になるんだから。まだ力があるんでしょう」と話す真弓監督に、底力を再認識させた。 2月の沖縄・宜野座キャンプでは、若手に混じってマシン打撃に励んだ。黙々と球数を打つ体が少しずつマシン側へ前進。ついに、両足が打席をはみ出してしまった。「調子がいいときは、ボールが見えるから」。俺はまだやれる。もっと体感速度の速い球を打ちたい。気持ちも体も若々しい39歳が、そこにいた。 「シーズンでも、いいところで打てればうれしい。いい結果がでるようにね。別に、本塁打でなくてもいいんやから」 プロ18年目。求められる役割は理解している。指揮官が温存する切り札。その切れ味はなお、円熟味を深め続けている。
Mar 17, 2009
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う~ん、あれだけ広いと言われた甲子園が、実測すると狭かった。。。風の影響もあるだろうけど、ホームランが出ないのは、心理的にも影響してたか?しかし、なぜ、ラッキーゾーン外したときとか、リニューアル工事の計画たてたりするときも計りなおしてるだろうに、、、不思議ですね。。。甲子園球場、実はちょっと狭かった 甲子園は狭かった-。球場本体のリニューアル工事を終えた甲子園球場の中堅と両翼の距離が、これまで表示していた数値より短かったことが15日わかった。中堅は120メートル、両翼は96メートルだったが、実際はそれぞれ118メートル、95メートルだった。 工事終了後の実測で判明した。球場関係者は「平成3年にラッキーゾーンを撤去したときに測定しているはずなんですが…。何も記録が残っていないんです。リニューアル工事の図面でも球場の広さは120メートル、96メートルになっています」と首をひねるばかり。フェンスに書かれている数値は正しいものに書き直される。 タイガースのオーナーも務める坂井信也・阪神電鉄社長は「センターへは短いとわかっても、右中間、左中間への距離はこれまで通り約118メートル。甲子園でのホームランが本当のホームラン」と、思わぬ「誤差」の判明にも「広い甲子園」は変わらないと力説していた。
Mar 15, 2009
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アッコにおまかせで、特集をしてたときに後姿が出ていました。当時、カーネルサンダース人形を投げたなかの一人だそうです。24年間、反社会的なことをやったということもあり、ずっと引きずってて、夢にまで見たということです。これで、安心したと。。。でも、犯罪は、犯罪ですからね。。。集団心理でやってしまったこととはいえ、きちんと、ケンタッキーに謝りにいきましょうよテレビのインタビュー受けるくらいなら。。。もう、あやまっていたなら、ごめんなさい
Mar 15, 2009
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返却されたようですね。しかし、大リーグって、何の用途が??カーネル人形を返還 米大リーグが獲得も? 2009.3.13 19:27約24年ぶりに持ち主へ-。大阪・道頓堀川で見つかった「日本ケンタッキー・フライド・チキン」のカーネル・サンダース人形が13日、平松邦夫大阪市長から所有者である同社の渡辺正夫社長に引き渡された。 今後は、甲子園球場を運営する阪神電鉄への譲渡が有力。一方、平松市長はこの日、市のイベントへの参加を要請。渡辺社長によると、米大リーグ球団から獲得の申し入れもあったという。 渡辺社長は「みなさんに喜んでいただける形を検討したい」と話した。 カーネル人形は、阪神タイガースのファンが1985年のセ・リーグ優勝時に川に投げ込んでから行方不明に。市発注工事中、10日に上半身、11日に下半身と右手を発見。市が保管していた。 当面は警備会社に管理を依頼し、大阪市内に保管される。渡辺社長は「24年の苦労を消さないように」と、展示に耐え得る補修だけにとどめ、できるだけ現状を維持したいとしている。カーネルおじさんにメガネを 鯖江市が寄付大阪・道頓堀川の川底で「日本ケンタッキー・フライド・チキン」のカーネル・サンダース人形が見つかったことを受け、眼鏡生産の盛んな福井県鯖江市は、行方不明になっている眼鏡を同社に寄贈することを決めた。 日本ケンタッキー広報室は「ありがたい。24年ぶりに世間を見るとびっくりするかも」と期待を膨らませている。 同市によると、以前にテレビ番組の企画でカーネル人形を捜索した際、市は人形の眼鏡を作った業者を把握していた。人形が発見された後、業者に問い合わせたところ、同じ眼鏡の在庫が1つだけ残っていたという。
Mar 13, 2009
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先日みつかった、カーネルサンダース。阪神が獲得に動くようですね。阪神・真弓監督、カーネルおじさん獲得要請最強助っ人獲り!? 楽天のとオープン戦(スカイマーク)に臨んだ阪神・真弓明信監督(55)が11日、24年ぶりに道頓堀川(大阪市中央区)から“救出”されたカーネル・サンダース人形の獲得に乗り出すことを明らかにした。自身がV戦士として参戦した1985年のリーグ優勝にまつわる縁起物。新装・甲子園に迎え、歴史的遺産としたい意向だ。奇跡の生還に、虎の指揮官も胸を躍らせた。自身もV戦士だった1985年の阪神リーグ優勝時、道頓堀に投げ込まれて行方不明となったカーネル・サンダース人形。『24年ぶり救出』のニュースに、真弓監督が飛びついた。 「これだけ話題になるんなら、甲子園に持って来んとアカンやろ。(前日10日夜、南球団社長に)『獲らなアカン』っていっておいたんだ」 自ら、獲得を表明した。この日は楽天とのオープン戦(スカイM)に5-3快勝。3連勝での2位浮上は御利益!? リーグVから18年間遠ざかり、日本一には一度もなっていない。『カーネル・サンダースの呪い』とまで呼ばれた張本人を、歴史的遺産として丁重にお迎えする。 「けさ(11日)、(甲子園)球場長に、大阪市とケンタッキー(本社)に『引き取りたい』と伝えるように連絡しました。甲子園にもケンタッキーはあるし、話はしやすい。メガネは新調しなければいけませんね」 真弓監督の意向を受けた南球団社長も、即座に動く。大乗り気で足並みを同じくした。 電鉄本社からも大阪市と日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)に打診。現在、所有権がある同市担当者は、「ケンタッキーさんと話し合って、決めてもらえれば」。同社広報室も「(大阪市から)引き取ったあと、例えば甲子園の資料館のようなところで展示していただけるなら、前向きに検討したい」と、“移籍”へ障害はない。 甲子園球場は2010年3月、球場内に甲子園歴史館(仮称)がオープンする。また、08年に改修工事を終えた内野スタンドには、日本KFCの店舗があり、真新しいカーネル人形が鎮座している。迎える土台は、そろっている。 「歴史館は来春だし、それまではどこかに保管したい。球場側も前向きに考えてくれている。いい場所を探しますよ」 南球団社長は、多くのファンの前で披露したい考え。24年ぶりに生還した歴史の証人が、聖地で勝利のシンボルとして奉られる日は近い。
Mar 13, 2009
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