まだ、NZTが3歳マイル路線の最高峰だった
時代から、この路線がクラシック路線よりも
一段落ちる残念ダービー的なレースなのは、
今も変わらない。レーティングの高い馬が
集まらず、レースレーティングが低くなり、
NHKマイルCは、常にGI降格の危機にある。
ほとんど全てのサラブレッドが生産の時点から、
ダービー、クラシックを目指す勝ち抜き戦、
強い馬が勝ち上がっていくトーナメント戦に
なっているのに対して、3歳マイル路線、
3歳ダート路線は、そこからこぼれた馬の為の
敗者復活戦。レーティングの高い3歳馬は、
多少、無理しても、ダービーを目指すため、
どうしても、レースレーティングは低くなる。
2歳GIにクラシック路線のホープフルSが
出来たことで、朝日杯FSの出走馬のレベルが
下がり、2・3歳マイル路線のレベルが更に
下がってしまったような気もする。
昨年などは、ついに、大人の事情で?
見えない力が働いて? 本来ならば、
オークス・ダービーに行くべき、
(普通は距離適性など考えずオークス・
ダービーに行けば普通に勝ち負けになる)
皐月賞3着ジャンタルマンタル 117、
桜花賞2着アスコリピチェーノ 112牝 が、
(数字はNHKマイルC時のプレレーティング)
NHKマイルCに出走し、そのまま1・2着。
目論見通り、高レーティング馬が1・2着して
レースレーティングも上がり、楽々、
降格危機は免れたものの、完全に『付け焼き刃』
『他人のフンドシ』でGI格の維持。
しかし、GI降格危機の状況は今年も変わらず、
今年のプレレーティングでの上位馬はというと、
皐月賞6着マジックサンズ 112
NZT1着イミグラントソング111
フィR1着ショウナンザナドゥ107牝
NZT2着アドマイヤズーム 110
(昨年 朝日杯FS1着 116)
チャC1着ランスオブカオス 110
高レーティング馬は、こんなところか。
あまり、パッとしない顔ぶれで、
場合によっては、レースレーティングが
110を切る事態もあるか。
そうなると、またもや、NHKマイルCの
GI降格危機が再燃しそう。
ただ、アドマイヤズームに関しては、
昨年の朝日杯FSが116。その時の2着が
後の皐月賞馬ミュージアムマイルだから、
実際の能力は、もう少し高いのかもしれない。
それから、土曜日、エプソムカップで驚異的な
レコードが出たように、今年のNHKマイルCが
あまり低いレーティングにならないように、
かなり馬場をイジっているようなかんじ?