簗農林水産大臣の『予算カット発言問題』は、
無料シャトルバス問題、買収疑惑など、
選挙違反疑惑にまで発展していたが、
ついに大臣辞任という展開に至った。
しかし、この問題の最大の謎は、
梁大臣が圧力を掛けた後、
実際に特定の地域の道路予算が
大幅にカットされたこと。
普通は、一議員が圧力を掛けたから
といって予算に影響を与えることはない。
しかし、実際には、ピンポイントで、
特定の地域の道路予算がカットされている。
偶然そうなったとは考えられない。
ようするに、一議員や大臣より政府の
もっと上の強い力が働いたということ。
「私の大事な簗ちゃん
私の知恵袋の簗ちゃんに
なにしてくれるのよ!」
という意向を忖度して官僚が動いた
としか考えられない。
公文書の改竄疑惑から財務省職員の
自殺にまで至った森友学園問題と
同様の背景だと思われる。
政府と官僚の力関係が崩れ、
完全に主従関係になっているのだ。
いったい、どういう理由と経緯で
予算がカットされたか明らかに
されるべきで、国土交通省には
その説明責任があると考えるが、
この問題は大臣辞任をもって
幕引きとされる危険性も大きい。
選挙違反は、政治家個人としては
重罪だが、今回の問題の本丸なのは、
『保守分裂選挙の仕返し』として
予算カットが公然と行われたこと。
その経緯の解明こそが最も重要な
ことなのではないだろうか。