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エントロピーと九龍城
平成26年11月10日(月) 午前4時起床。曇りのち晴れ。朝のコーヒーが美味しかった。私、週のうち半分は、コーヒーブレイクを楽しみます。ネルのドリップがいいんでしょうが、面倒なのでペーパーフィルターを使います。慣れてくると、豆の分量や挽き具合、蒸らす時間、湯の落とし方などに気を配るようになります。ルーチンの所為ですが、美味しいものを飲みたいという気持ちが大切だとわかりました。素人ながら、思いを込めると味が一段アップするようです。加えて、薪ストーブにかけたポットの湯を使うのがよいです。ガスで沸かすよりいい感じなんです。茶を淹れるとき、鉄瓶で沸かしたものを使うのがよいといいますが、そのような感じです。湯の｢乱雑さ・テンション｣が増して、香りを上手い具合に引き出してくれるような気がするのです。エントロピーの増大した湯といいましょうか。写真は義弟の嫁さんが得意の焼き菓子です。紅茶(と言ってもLiptonですが)とも相性がいいです。ふた月に一度送って寄こします。写ってはいませんが、硬めの抹茶ケーキとコーヒーがあると、それはもう至福の時間です。 新しい1週間が始まりました。金曜日にポカ休、週末は風邪気味のまま過ごしました。今日も声がかすれ、朝のうちは咳が出ました。終日、決裁とミーティングでした。30分早くに退社。S内科へ行きました。診察にではありません。予約しておいたインフルエンザの予防注射を打ってもらうためでした。体温を計ったら6度2分でした。咳と声のかすれを悟られないよう注意しました。針は、全くといっていいほど痛みを感じませんでした。今日の運動は避けるよういわれました。もう何日も練習をしていませんが、休みついでということでランは無し。昨日行きそびれた床屋へ突っ込みました。サッパリしました。真っ直ぐ帰宅。NHKFMが日本音楽コンクールをやっていました。今日はヴァイオリン部門でした。シベリウスのコンチェルトが課題曲のようでした。伴奏は東京交響楽団。名曲は繰り返し聴いて飽きません。 本日ノンアルコール。夜の読書がすすみました。本の題名は別として、ストーリーの舞台は九龍城でした。それをして思い出した話です。以前、カメラ雑誌に強烈な写真の特集がありました。その時は、怖いもの見たさの気持ちになりました。たまたまですが、某日、友人の元内航船タンカーの船長Tさんと、その話になりました。彼は一時期、東南アジアから木材を輸入する船の航海士をしていました。カリマンタンのことをあれこれ聞いて盛り上がり、鉢に植わったスワトウ産の月下美人を頂きました。その際、九龍城の話が彼の口をついたのです。詳細は失念しましたが思い出したことを書きます。｢雑貨、肉類野菜、腕時計に革製品、薬、歯医者、気功師、食堂に売春宿・・・。まさに魔窟だよ。纏足の売春婦がいた、案内のチョビ髭がまだまだ奥が深いよと言って案内された部屋には〇〇〇の横に割れた女がいた、ハシシをやっているようでタマネギの口臭がした、人魚を抱いてみるかねと言われ驚いた・・・｣何ともおどろおどろしい内容でした。九龍城は香港返還を前に解体されました。中国の陰を孕んだ世界だったのだろうこと、想像に難くないです。よそ事ながら、あるいは良し悪しを別にして、寂しい気持ちになります。今日の一句風邪予防秋に急かされ注射打つ春菊の天麩羅美味し歳をとる今日の写真は晩ご飯のおかずです。左はシュンギク、中が生シイタケ、右はピーマン。春菊の天麩羅を好むようになりました。若くありません。
2014年11月10日
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猪の毛はどう毟る？
平成26年10月16日（木） 午前5時過ぎ起床。外気温9℃。冷えました。拙宅は高気密住宅ではありません。昔ながらの木造、切妻のあばら屋です。上等な断熱材は使っていません。すきま風がどこからともなく入ってきます。雪女には格好の家です。入ってこないかな。ということで、日中の日当たりは最高なんですが、朝晩は暖房器具がないと過ごせません。そろそろ煙突の掃除をしなければ。そういえばラジオが富士山初冠雪、旭川では初氷と報じました。亮さんが兄、コーゾーさんの書き込んでくれたコメントに、彼の住む北海道・本別も薄氷が張ったとありました。 午前中、社外委員に来て頂きました。女性の社会進出について、あれこれの意見を頂戴しました。男女共同参画の括りです。世界的に見て日本はどうなのか、日本の中にあって私のまちはどうなのか。沖を漕ぐ話もありましたが、委員個人の家庭生活に話題が及び、聴いていて面白かったです。弊社自体の人事にも指摘がありました。何せ女性管理職の割合、10％に遥か及ばずですから。内部に色々と問題を抱え、即座にアップさせる状況にありませんが、僅か数％では申し開きも出来ません。課題です。午後はデスクワーク。 夕方、運動公園へ。ラン7km。もう20分頑張ればいいんですが、真っ暗、人っ子一人いないところでは、気持ちが折れてしまいます。気を紛らすため、スマホでラジコを聞いています。走っていて阪神が先制、いいぞいいぞ。帰宅後、一風呂浴びたら追加点。もう勝ったも同然、安心して酒を飲みました。今夜は生ハム、バケット、野菜サラダ、メインはチキンソテー。当然赤を抜栓。デイリーワインが美味しい。 書くことがないので今日聞いた話を。昼にマタギのOさんが下がってきました。彼曰く｢先日の大雨でアユは流された、川漁はもうお終い、猪はまだだよ、脂がない、年末にならないと美味しくないんだ、今、村のあちこちでよく見かけはするが、まだ撃たないよ、いい頃合いになるまで放し飼いしてるんだ、えっ？ワタが欲しいんだって？獲れたらTELするよ、ビニール袋を持ってくるといい、毛の始末かい？剃刀を使う人もいるけれど、自分は80℃の湯を掛け、特製の毛掻きで引き抜くよ、加減が難しいんだ、親父かい？元気にしているよ、毎日酒を飲んでいる、しかしSさん（仮名）がわやだ、彼は立派な役職に就いていたけれど、80を越え、認知症が出始めた、廃疾を患い入院したが院内を徘徊、別の病室に入り込み、他人のベッドに寝るの仕儀、蒲団の中でウンコをしてしまった、どうもならん・・・｣笑い話にするには悲しすぎます。今日の一句初雪の便りに慌て煤掃除今日の写真はウォーターマン。ペリカンと合わせ、愛用の1本です。ペン先は硬め。普段使いによいです。万年筆は10本ばかりありますが、何れも写真の通りスポイト式です。
2014年10月16日
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どうでもいい話
平成26年10月4日(土) 午前2時起床。早くに目が覚めました。文庫本を手に取りました。しかし、今日一日のことをして、井上靖はうわの空でした。STVラジオを聴いていて、噴き出しました。ブラックに近いユーモアです。某高校3年生3人と進学指導教師の会話天才｢先生、東大と京大、どっちがいいですか？｣先生｢どっちでもいいよ、好きにしろ｣秀才｢先生、迷ってます｣先生｢マーチならどこでも大丈夫だよ｣凡才｢先生、合格する大学を教えて下さい｣先生｢予算はいくらだ？｣思い出しました。私の知り合い、歯科医なんですが、実際の話。某医大受験を終え、発表を翌日に控えた夜のこと。彼の家に大学からTELがありました。父親が受話器を取りました。大学｢お宅の息子さん、2,500万円で合格ですが｣父親｢よろしくお願いします！｣もう一つ。これも実際の話。友人、私と同い年の警官なんです。私｢おい、警察官の試験は難しいのか？｣彼｢競争率は高いよ。でもね、俺の時は、名前を書いて笑うだけで受かった。一緒に受けたKの野郎は落ちたんだ。自分の名前を漢字で書けなかったんだってよ。俺の名前は田中一(たなかはじめ）、彼の名前は熊野御堂眞一郎(くまのみどうしんいちろう)(両者とも仮名です)、名前で合否が決まったんだ、可哀想に｣
2014年10月04日
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柳家権太楼独演会
平成26年9月14日（日） 午前3時起床。未明の静けさは、活字を追うのによいです。没頭出来ます。 突然ですが私、ながら族でした。高校の3年間は、ラジオを聴きながらの予習復習。身につくはずがありません。大学に入っても社会人になっても、音楽を聴きながら本を読みました。川端康成の美文を解ろうはずがありません。ということで二刀流はいけない。二兎を追うとどちらも逃がします。それに気付いたのは五十を越えてから。もったいないことをしました。 朝ご飯は、紫蘇を混ぜ込んだおにぎりでした。写真はありませんが、色合いも風味も良かったです。妻は隣まちの敬老会へ出かけました。コーラスを披露するんだそうでした。山水園の1,000円弁当が出たそうです。 朝のうち、妻に代わってナスの収穫。拙宅の木、この頃めっぽう元気です。いい感じの長茄子がさがります。夏中、友人知人へ配ることが出来ました。感謝感謝です。 妻を見送り、音楽を聴きました。今日はワグナー。ムラヴィンスキー、レニングラードフィルのライヴでした。ジークフリートの葬送行進曲、トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死、ワルキューレの騎行、タンホイザー序曲、ローエングリン第1幕・第3幕への前奏曲。タンホイザーの1982年録音を除き、全て1973年の演奏でした。タクトはスピード感がありました。金管の馬力が凄い。バリバリやってくれました。満喫。 昼前に運動公園へ。ラン15km。陸上競技場のフィールドで、少年サッカーの試合をやっていました。バックストレートとホームストレートの側にゴールを設える2面取でした。市外からのチームも来ているようでした。スタンドの外にテントを張り、保護者が秋の昼下がりを楽しんでいました。弁当を拡げ、食べている人たちもいました。 帰宅しての昼ご飯も、朝の残り、おにぎりでした。ビールは我慢しました。私のブログにS親方からの書き込みがありました。野菜の苗がある、いるのなら持っていくが？とのこと。タダのものは全てもらうのが主義です。早速TEL。同時に襤褸へ着替えました。植える場所をこさえないといけません。地這いのキュウリ、カボチャ、トマト、何れも与太って実をつけなくなっていました。こぎました。敷いていた茅は、まとめて里芋の根に被せました。これは霜から守るためです。跡に苦土石灰と牛糞を撒きました。昨日同様、トラクターで耕耘。 S親方がやってきました。一段落を見計らったようでした。ブロッコリー、白菜それにキャベツの苗をくれました。妻が礼にと、義妹がこさえた焼き菓子をあげました。その場でパクつきました。彼曰く｢パソコンが壊れちょってのーよい、NECぃ修繕にだいたんよ、5万円たーいわんかかるったわい、ほんじゃーきーおまい、ブログぃ書き込むなーほぬーおるんよ、携帯んボタンなー押しぬくかろーが、おまいんブログぁー写真がこんもーて見えんわい、こん前ぁ福岡ぃ行ってのーよい、娘ん祝言ぅー神社でやったんじゃがよい、相手ん父ちゃんなー大手ん建設会社ん役員ぅしちょったんと、ホントかどうか知らんけんどのーよい、話ぃたら小難しーこつー言いよったわい、おんだーぃそげんこつーゆわれてん、屁も判らん、沖ぅ漕ぐんかどうか知らんけんど、付き合うなーまっぴらじゃーがよい｣大笑いしました。 急いでシャワーを浴びました。今夜は柳家権太楼独演会でした。私のまちには｢県南落語組合｣というのがあります。好き者が集まって、自分たちで落語を学び、話そうという会です。素人ですから口演は勿論無料。結成以来30年が経ちます。その記念に師匠を招いたのでした。午後6時過ぎ、佐伯文化会館を訪ねました。 既に満員です。 写真は組合長の矢野大和氏です。冒頭に挨拶がありました。師匠は休憩を挟んで2題。熟練の話っぷりでした。声色、間の取り方、流石でした。面白かったです。帰宅は午後9時前。サンマを焼いて、夜もおにぎりでした。燗酒を銚子に2本。バタンキュー。今日の一句江戸っ子の粋を聞かされべらぼうめ今日の写真はヒガンバナの芽です。咲く前はこんな感じです。かわいい。
2014年09月14日
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ミニ同窓会
平成26年8月23日(土)夜の部 夕方、出かけました。飲み会、誰からともなく声があがったのでした。同級生ユウヤが経営するホテルNのビアホールに向かいました。写真は、妻に送ってもらう途中の風景です。茶屋ケ鼻橋から佐伯のランドマーク城山を撮りました。 集まった輩はO銀行のトシキ、O信用金庫のドテチン、O信用組合のチョウエイ、高校の国語先生カネオ、県警のサンジ、歯医者のチカ、建築士のヒロ、某社秘書室のプラ、事務機販売社長のI、ユウヤ。女は大分からSさん、愛犬が死んで悲しみに暮れるIさん、薬剤師のNさん。旧交を温めました。 焼き肉をつつきながら、ビールを飲みました。会場は、ホテルを兼ねた総合結婚式場でした。披露宴をしていた大広間に、ビアホールを誂えていました。メインメニューは焼き肉でした。煙たかった。2時間食べ放題・飲み放題。3,000円ポッキリでした。大勢で久闊を叙すにはいい感じです。 ほとんどの人とは時々遇います。が、トシキと会うのは大学生の時以来でした。彼は当時、福岡の大学に通っていました。早春に突然、私の住んでいた札幌を訪ねてきました。思うところあり、小林多喜二や伊藤整の卒業した大学を受験しにでした。そのキャンパスにあるボクシング部に入部したいのが動機のようでした。残念ながら夢はかないませんでした。そのまま、九州で学生時代を過ごし、銀行へ就職。この春、取締役になったのでした。今日の一献は、その彼を肴に一杯やろうという仕儀でした。彼の問わず語りのあれこれは、私の知らない世界でした。だいたいの話は次のとおりです。 彼曰く、銀行の定年は55歳、一緒に入行したSはリース会社へ、もうひとりは石油販売会社へ、自分は役員として残ることになったけれど仕事のストレスは高まるばかり、早く楽になりたいと思ったりすることが多くなった、自分は某支店長を兼ねている、お客様との付き合いもさることながら部下を育てることに腐心している、肩で風切って歩くなんてとんでもないよ、偉そうだけど謙虚さと深い思慮を心がけているんだ、銀行員に求められるスキルはコミニュケーション力だな、皆そこそこの教育を受けて入行してくるから帳面仕事はお手のもの、できる奴ばかり、しかし得意先の経営相談に応じ、あれこれの戦略を一緒に立てるとなったら話は違う、机上の計算は通用しない、相互理解だよ、あと情熱ね、学歴は関係ないよ、ゴルフかい？するよ、お客様とばかりだけれどね、付き合いだけさ、スコアは95くらいかな、酒席は多いよ、これもお客様とだけね、大分に母がいてね、月1回は帰省している、妻がよくしてくれるよ、最終的には夫婦間の愛情だよね、本は今も読んでいるよ、小説が多いな、ノンジャンル、乱読だ、週1回は10kmを走るよ、えっ？札幌に住みたいって？そうか、自分もそのような気持ちになることがあるよ、俺は東南アジア、インドネシアなんかいいね、妻に話したら｢それもいいね｣といわれたよ、半分本気なんだ・・・。いい話でした。励まされた気分になりました。 女性3人から聞いた話も楽しかったです。彼女たちのその後の人生、それぞれだったんだなと、遙かな想いになりました。Sさんは関西にある外国語大学を卒業、家庭事情が留学を許さずに就職、今は大分に住んでいるとのこと。高校の時、生物のO先生が、｢国連に就職したい｣という彼女の兄のことを大層褒めたことがありました。田舎侍の私は｢コクレン｣なんて食べたことないぞと思いました。国連を知って、その妹はどんな人だろうと、別のクラスにいた彼女を盗み見ました。まぶしかったです。 Iさんは東京でプログラマーをしていて、北海道の人と職場結婚。マスオさんを引き連れてUターン。ご主人は地元の建設会社で働いている由。ブログを綴っているというので、のぞいてみました。バーニーズマウンテンドッグとの楽しい生活が書かれてありました。いい時間を過ごしているな。羨ましい。 Nさんは薬剤師。港区白金にある大学を卒業。そのまま芝の薬局に勤めた由。東京に住んでいたとは知らなんだ。私は築地に勤めていました。近くにいたんだ。縁あって地元の男性と結婚。海辺のまちに住んでいます。先だっては、頼まれて選挙カーに乗り、ウグイス嬢をしたわよと豪語。喉は大丈夫だったか訊きました。私、声だけは大丈夫なのと返されました。明るく、話していて楽しい。彼女のご主人、どんな人なんだろう。 閑話休題、ロビーで記念撮影。 2次会へ流れました。途中の写真です。つね三をスルー。 鳥吉もスルー。ユウヤが贔屓のスナックに突っ込みました。帰宅は午後11時を過ぎました。いい夜でした。今日の一句来し方を問わず語りに語る君今日の写真はヤモリです。迎えてくれました。皆の話を聞いて広い世界を知り、遙かな気持ちになりましたが、帰宅して彼の姿を見ると、ああ、私の生活はここにあると、地に足の付くような感覚がしました。｢お帰りなさい｣の妻が声にもでした。
2014年08月23日
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塩を撒く
平成26年8月20日(水) 午前2時起床。早くに目が覚めました。束ない足でトラの擦り寄りを躱(かわ)しながら、居間へ。起きると先ず、ネコカリを彼の皿に盛ってやるのが日課です。私のお陰で、今日はいつもより数時間早くにありつきました。この時刻にこの食べっぷりです。一切苦厄ではなく一切喰役です。 終日デスクワーク。合間にいくつかのミーティングと協議。 書くことがないので、妖怪の話です。小説の世界では、上田秋成、小泉八雲、最近は京極夏彦が描いています。漫画は水木しげるの｢ゲゲゲの鬼太郎｣が有名です。学問としての妖怪話は、民俗学の分野です。南方熊楠や柳田国男です。さて、なぜ妖怪のことかというと、今日、妻が英会話教室で聞いてきて、夕食の時に話してくれた内容が面白かったのです。先の雨月物語を初め、括りは日本の妖怪です。妻曰く｢ヨーロッパにも妖怪がいるんだって、彼等には性癖があるというの、ものを見るとその数を思わず数えてしまうらしいわ、欧州人は妖怪の出そうと感じたら塩を持つんだって、そして出くわしたらそれを撒くの、妖怪は塩粒を数えるのに躍起となってしまうから、その間に逃げるといいらしいわ｣ふーん、ヨーロッパの妖怪か。日本では妖怪だけれど、向こうは妖精です。妖精と聞くと、何とはなしに柔らい感じがあります。東欧のドラキュラも塩粒を数えるんだろうか。こう聞いて｢塩を撒く｣行為を思いました。葬儀の帰りに塩の小袋をもらいます。関取が土俵に撒くのも清める意味があるんでしょうか。飲み屋で狼藉に及んだ輩も、塩を撒かれます。あれこれ考えて、奥が深そうです。撒塩、アフリカが起源のゾンビや中国のキョンシーには効果があるんでしょうか。 閑話休題、夕方、運動公園へ廻りました。ラン12km。いい汗をかきました。トラック内を、私のまちの県内一周駅伝チームが走っていました。皆、10,000ｍ、40分をを優に切る連中です。この暑いのに、インターバル練習をしていました。女性もいました。若い人たちの走りを見ると、こちらも元気が出ます。 帰宅してNHKFMを聴きました。ベストオブクラシック。昨春、大分県で会った別府アルゲリッチ音楽祭祝祭コンサートの収録でした。バイオリン協奏曲ニ短調（トランペットによる演奏）メンデルスゾーンの曲をミハイル・ナカリャコフが吹きました。別府アルゲリッチ音楽祭第15回記念特別アンサンブル、指揮はロベルト・レーバウマー。この人は知らない。続いてBachのシャコンヌ。川本嘉子のヴィオラでした。最後はチャイコのピアノ三重奏曲｢偉大な芸術家の思い出」清水高師、趙静、マルタ・アルゲリッチのトリオでした。いい夜でした。ビールも美味しかった。今日の一句シャコンヌが静寂に響け夏の夜今日の写真はウエイトです。注文してありました。今日届きました。一つ500g。握って走ります。最近、腕を重く感じるようになったからです。解体のすすむ旧社屋。ガザ地区の様相です。戦争はいけません。もう一枚。暑さに参る里芋です。
2014年08月20日
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農家の話2題
平成26年8月11日(月) 午前5時起床。終日曇りでした。時折、青空がのぞきました。 朝一、窓を開け放って、外の空気を入れました。早くも鳥のさえずりが喧しかったです。デスクワーク。午後3時前、会社を後にしました。歯医者へ行きました。一昨日から調子が悪かったんです。歯は、早く治療するにこしたことはありません。放っておけばおくほど、傷みます。他の部位と違い、治ることを知りません。衛生士のおねえさんが、パソコンカルテを開き、7年ぶりですね、と言いました。そういえば、待合室のソファー、テレビ、診療の椅子、壁の画まで、諸々がリニューアルされている。可動式の照明はスカッシュのラケットを少し小さくしたような形でした。小さなLED照明が弧を描くようフレームにあつらえてありました。ネットにあたる部分にスマホ大の鏡がつけてありました。自分の口の中がよく映りました。これはよい。終わって、明日も来て下さい、と言われました。抜歯しないといけないのかな。嫌だな。 運動公園へ廻りました。でもなんだか走る気分にならない。治療のせいかな。着替えずに帰宅。まだ陽がありました。トラクターに乗りました。熊野神社下の水田に、草がはびこっていました。気になっていたのでした。乗りつけて爪をひと廻し。鋤き込みました。これでしばらくは大丈夫です。ついでに妻の菜園もひと掻き。毎日、ここに残飯を埋めます。バクテリアの処理が早いのか、残骸は見当たりません。土壌が肥えてきたのを実感します。気分がよいです。写真のないのが残念です。 思い直して、走る格好に着替えました。まだ明るさの残るうち、ラン6km。林道の方を走りました。杉林の中はアブラゼミとカナカナの声でした。途中、M農園のMさんに遇いました。ブドウやカボスを作っています。コンバインが止まっていました。たった今、コシヒカリの刈り取りを終えたようでした。止まって立ち話をしました。彼曰く｢台風、雨風とも木立の南半分は被害無し、農園は大丈夫だったよ、須留木の稲は浸かったようだ、濡れると発芽する、これを刈り取って精米すると、割れて粉になってしまうんだ｣。今年の出来を訊いてみました。曰く｢まずまずだね、もう少しおいといてもよかったんだけれど、お客さんがね。お盆に新米を食べたいという注文なんだ、待ってくれないんだよ｣。嬉しい悲鳴ですが、顔はほころんでいました。 しばらく行くと、Mさん夫婦に遇いました。彼等も農家です。イチゴ栽培が専門です。二人の顔を見て、思い出しました。先ほど、熊野神社横にある某さんのイチゴハウス、ポット苗が先日の風に煽られ、地面に落下していました。しかも沢山。そのことを話しました。彼曰く｢ポット苗は並べるだけだったらすぐに転がり落ちる、下に突起のあるものを使い、こうやって穴のある棚に刺すんだ｣。なるほど。ポットは大きな湯飲み茶碗状の容器です。その下にバナナ大の突起がついています。それをプラスチックの板、これはコンパネ大の広さなんです。ピンポン球くらいの穴が整然と空いています。これにバナナ状の突起を突っ込むと、固定されます。これなら風が吹いても大丈夫だ。Mさん続けて曰く｢一度地面に落ちるとね、雨の飛沫に土中の病原菌が跳ねる。これがかかると苗は病気になるんだ、そうなるともういけない、だから落ちて雨に打たれたものは処分する｣。話を聞いて、難儀ではあります。 シャワーを浴びてプルトップ。火照りを冷ましたあと、冷酒に替えました。福岡県久留米市、旭菊酒造の綾花純米吟醸酒。ふっふっふ、夏はやっぱり生酒だな。当ては塩辛でした。 あっ、今日もナスとゴーヤか。でも素麺チャンプルー、これ、なかなかいけるんです。 メインは牡蠣のクリームコロッケでした。冷凍して揚げるだけのを、隣のおばちゃんにもらったそうです。これ、美味しい。ワインを抜栓したくなりました。 アルコールを早めに切り上げました。録画していた甲子園、高校野球の開会式を見ました。私、行進に感極まるんです。腕の振りが大きいほど、いいなと思います。頼もしいんです。余談です。前にも書いたことがあるかも知れません。私、息子が小学生の頃、少年野球の指導をしました。運動会の昼休み、スポーツ少年団披露というプログラムがありました。ユニホームを着て、トラックを囲む保護者テントの前を行進するんです。木立ファイターズに甲子園の腕振りを仕込みました。ガキンチョが頭より高く手を振り、整然と進む様子。ちょっと大げさですが、会場はヤンヤヤンヤの喝采でした。監督の私も鼻が高かったです。今日の一句立秋にああ甲子園蝉の鳴く甘露かな塩辛舐めてほくそ笑む今日の写真は、その綾花です。判りづらいけれど、少し黄みがかっている。甘露の証拠です。
2014年08月11日
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オーストリア帰り
平成26年7月3日(木) 午前4時半起床。雨、強い降りでした。 朝、東京から網走に転勤したMさんにTELしました。中元をいただいた御礼でした。奥さんと娘さんを残し、単身赴任とのこと。この1ヶ月、天候不順に悩まされた由。オホーツクの水産業は好景気に沸いているらしい。羨ましいな。 設備投資の説明会を開きました。対象が100人を越えそうでした。午前と午後の2回に分けました。同じ内容の挨拶を2回、部下も同じ内容の説明を2回。午後のそれは、退屈でした。出席した人の顔を一人ひとり眺めました。聴き入っている者、うわの空の人、舟を漕いでいる輩。男女比、髪型、眼鏡の有無、Yシャツの色などを見比べました。やってきた者は比較的若手でした。白髪も禿頭も少ない。 外は強い雨脚。絶好の飲み日和につき、内心ニンマリ。帰り際になって窓のない会議室で1つ協議。これを終えて自席に戻ったら、雨がやんでいました。心中は飲みモードでしたが、振り切って運動公園へ。 ラジオで、巨人・広島戦の中止を知りました。今日の先発はマエケンでした。勝って3連戦を2勝1敗で終えたかったのに。残念です。走り始めて、携帯電話が鳴りました。kusuhito氏からでした。曰く、帰ってきた、オーストリアの土産を買ってきた。オウム返し、二八萬石で待ち合わせをしました。汗をふいて駆けつけました。 私が先じました。何はともあれです。 串カツとホル串を注文。生が進みます。 彼がやってきました。帰国に乾杯。ワインをもらいました。わざわざ抱えての仕儀でした。嬉しいな。抜栓が楽しみです。私、その国に行ったことがないので、あれこれのことを質問攻め。飲む間を与えませんでした。彼の話をかいつまむと以下のとおりです。 成田からウィーンに直行便がある、訪ねたまちはグラーツ、その国第2の都市だ、林業が盛ん、ビッグな製材所がある、システマティックな製材機には目を瞠るものがあった、木はトウヒが主体、木肌は白、実を落として生えるので植林不要、下刈りもしなくてよいから手間いらず、それでいて伐期はスギ・ヒノキと同じ、山も見た、使われているチェーンソーはハスクとスチールが主体だった、山が急峻なので集材は索道を使う、林業家は裕福、施業・伐採計画を取り決めた山主との契約があれば銀行はホイホイ融資・・・。10日あまりをそのまちで過ごした。観光無し。もちろん仕事だからね。食べ物は肉主体。あとザワークラフトね。 いつの間にか米焼酎｢無敵｣を飲んでいる。 肉攻めに遭ったというので、気を回しました。もう1件ということでつね三へ。天下の清流番匠川の天然鮎を所望。杵築の銘酒｢イモリ谷｣の冷やで流しました。絶品。 次の写真はkusuhito氏です。私はベロベロになりましたが、彼は泰然としています。流石薩摩隼人です。 寿司をつまんでお開き。愉しい夜でした。 ところでkusuhito氏は大分市民です。ということは、オーストラリアの林業事情、今日からは佐伯市民の中で私が一番詳しい。今日の一句遠来が近しを告ぐる梅雨明けの茄子の葉に椿象の群る梅雨の明く梅雨払いニイニイ蟬の声役目今日の写真は酒場へと向かう道すがら、番匠川支流堅田川の風景2題です。
2014年07月03日
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アユとスルメイカの話
平成26年6月5日（木） 午前5時起床。小雨のち曇り。典型的な梅雨空でした。 午前、少しの時間、野暮用で会社を抜けました。山奥から下がってきたマタギのOさんに会いました。彼曰く｢猪は脂がなかった、美味くなかっただろう、お前にやった残りの半身は犬に食べさせた、それにしても昨夜の雨はすごかった、番匠川は濁流だ、放流アユは腰が弱いから流されて下ったはずだ、天然物は元気がいいから大丈夫｣えっ、犬に？もったいない。でも、あっ、そうか、猟犬のしつけにはうってつけなんだな。この話を聞いて思い出しました。前にも書いたことがありますが、献血した折のことです。ある献血ルームでのこと、看護師さんに冗談を言いながら｢採った血はどのような使い方をするんですか｣訊きました。彼女曰く｢輸血や血液製剤に利用します。でもね、あなたのは犬にやります｣いやはや、一本取られました。話はアユに戻ります。以前、稚アユの海面採捕・中間育成・放流を某者が目論んだが、反対に遭い、実現できなかったことを話しました。 午後、航路部の事務所へ行きました。あれこれの課題についてすりあわせをしました。途中、島へ帰るという漁師Kさんが入ってきました。曰く｢降ったのぅ。島の漁師は餌を皆殺しにした、スルメイカだよ、夜、沖に出てタモ網ですくうんだ、活け間に活かしてブリ釣りに使うんだ、イカは水潮に弱い｣今が旬のイサキ漁や30年前までは栄華を誇った大島一本釣りのこと、小型底曳との境界線争い等、あれこれを聞きました。午後4時30分発の便を見送りました。 夕方、運動公園へ。着替え始めて気がつきました。しまった、ランシャツを忘れた。人目は少ないものの、さすがに下着で走るわけにはゆかない。家路につきました。 今夜は生産森林組合の理事会でした。土地を離れた組合員の取扱が悩ましい。規約通りの処理をすればいいんだけれど、友だちや知り合いです。除名にはしたくない。 今夜は黒霧の底たまりを湯で割りました。当ては今朝の水潮でやられたスルメイカ。航路事務所を訪ねた際、いただきました。 酒蒸しにしたゲソです。酢味噌をつけて。 ちょっと物足りなかったので、猪を少し。今日の一句水潮に目を回してのスルメイカ今日の写真はますます元気のズッキーニです。
2014年06月05日
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出版社のアルバイトは楽しと部下が言い
平成26年4月21日(月) 午前5時半起床。雨のち曇り、日中は陽が射しました。 木立の水田、早期米の田植えはほぼ終わったようです。若苗は、針が水面へ刺さったように細く小さい。これが4ヶ月もすると黄金色の絨緞になります。稲は勝負が早い作物です。出勤途中の公園にある藤棚は、咲いて垂れ始めました。これからの数日、目を楽しませてくれます。眺めていてクマバチを連想しました。この花に妙に集まるんです。ずんぐりむっくりの体型、短い羽根、愛らしい目と触角。明日は注意して見るつもりです。 午前中デスクワーク。先週の木金、出張で会社を空けました。稟議や決裁の書類がたまっていました。印をポコポコ押しました。午後一、よい報せがありました。トラブル案件が片付いたのでした。敗戦処理をし、首を洗って待つの図でしたが、寛大な取り計らいになりました。粗忽の始末は正直を旨とすべし。午後は大分市へ出張しました。会議の内容は、大げさに言うとユネスコに関係するものでした。 夕方、運動公園へ。ラン6km。走り始めの時刻が遅かったので、少なめの練習量となりました。陸上競技場の外、第3コーナー辺りに咲いた八重桜がいい感じに散っていました。 前後します。大分出張への道中は、部下のキリノスケが運転してくれました。東京の大学を出て、昨年春、弊社へ入社。学生時代にしたアルバイトの話を聞きました。彼曰く、小さな出版社だった、社主は有名な作家だけれど吹けばとぶよな所帯、賃金は安かったけれどよく晩飯を馳走になった、仕事は書店や卸しへの使いであったり、手書きの原稿を活字にしたり、インタビューや対談のテープを起こしたり、大作家に仕える編集者が集まり愚痴をこぼしあう座談会の会議録を起こした時は、彼らの難儀さ、大変さに面白いやら可笑しいやら、よい体験をした、豆粒のような会社だったけれど、大手出版社から新刊や文庫本が送られて来、自由に読むことができた、1ヶ月もすると溜まったそれを処分する必要に迫られ、勝手に持って帰っていいよと言われた、新しく出る本を読み放題、もらい放題は何よりだった・・・。何とも羨ましい話ではあります。今日の一句藤咲きて垂るる花弁に熊ん蜂八重散りて水面に針の早期米今日の写真はコーヒー豆です。深煎りの色をしています。福岡、大濠公園近くにあるコーヒーショップ｢美美(美味)｣謹製。オーディオの師匠からいただきました。彼は下戸ですが、珈琲好きです。
2014年04月21日
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写真部員の増えた話
平成26年1月29日(水) 午前4時起床。晴れ。霜降。夕方は曇る予報でしたが、空は明るかったです。 終日、社内にいました。デスクワークの間を縫ってミニミーティングをいくつか。この時期、差し迫ってのあれこれはあるものの、時折、忙中閑ありの感覚になります。1年をサインカーブにたとえると、この時期がボトムなのかも知れません。 日の長くなったせいでもありませんが。社屋を出た時、暖かさを感じました。1月は今日を含めてあと3日で終わります。ウメの花がそろそろ咲くかな。フキノトウもそろそろだな。 夕方、運動公園へ。ラン8km。坂道混じりの周回コースを4廻り。練習を1週間休んだため、痛めた右太もも裏は治ったようです。普通に走って、違和感がありません。が、インターバル練習は、大事をとってしばらくしないようにします。 今日は、可笑しい話を聞きました。どうでもよい内容ですが、書いておきます。女性の裸体が氾濫するインターネットがない時代のことです。弊社には従業員が1,000人ほど働いています。私の入社した頃、30年ほど前のことです。今と違い、社員は、まとまって同好会やクラブ活動を楽しむことが多かったです。私も野球やサッカーをやりました。さて、写真部というのがありました。Uさんというカメラ好きの人が中心でした。撮影会をよく開き、マニアックな数人が楽しんでいたようでした。高級一眼レフを手にする、趣味の世界でした。年配の人が多かった。あるとき、ヌードの撮影会をするとことになりました。途端に部員数が増えたとのこと。若い社員が10人ばかり入部しました。中には、今はもう滅多に見ない使い捨てカメラだけを持って参加する恥知らずのあんちゃんもいた由。某君なんぞは、真正面から被写体の局部を狙うばかりで、モデルさんに叱られたとか。なんとももはや、の話でした。今日の一句有明の鎌月冴えて霜柱今日の写真は、拙宅軒下に伸びた梅枝です。蕾が膨らみました。
2014年01月29日
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銀行強盗？
平成25年12月4日(水) 午前4時起床。霜降。晴れ。 今日もミーティングが多かった。弊社、今は来年度の営業計画とそれを支える予算の工面でバタバタしています。中期計画のとおりにはいきません。イレギュラーというか、状況の変化により、営業各課は変更を余儀なくされる場合があります。利益(効果)が生まれるかどうか、損益分岐の視点と顧客満足度を物差しに、ゴーサインを出すか否か、判断します。その際の聞き取りが、先に書いたミーティングです。こう書くと、なんだか格好良さそうです。しかし、実態はガラガラポンです。でもガラポンなりに、悩むんです。営業の苦労や現場の詳細を全て把握出来ていないので、迷いが生じます。そんな時は、結論がどのような効果をもたらすかよりも、そのフレームを作り上げた過程を重要視することにしています。安易に流されていないか、特定の人間の顔を立てることだけに終わっていないか、ためにするものなのか、便宜供与にならないか、背任行為とならないか・・・。営業の背中を押す立場ではありますが、筋の悪い芽は摘み取らねばなりません。 ブログに馴染まないことを書きました。会社が引け、暗い中を運動公園へ。今日は110円払い、照明に照らされたトラックを走りました。6kmあまりジョグ。身体が温まって、300mのインターバルを5本。汗びっしょりになりました。でも、終えたら直ぐに冷えます。寒い。途中、県内一周駅伝のメンバーがやってきました。これから2,000mを3本やっつけるとのことでした。全部で10人くらいいたかな。女性も一人。この人、10kmを38分で走るとのこと。すごい。いつも一緒に走ってくれるKさんもいました。皆、ランニング、ランパンの出で立ちでした。気合いが入っている。 昨日の朝礼、女性係長Iさんの1分スピーチを。曰く｢銀行強盗の話をします。あなたが某銀行を襲いました。首尾よく大金を奪いました。しかし、建物を出たとき、警官が取り巻いていました。その状況に直面し、あなたはどのような行動をとりますか。何をしゃべりますか？考えて下さい。・・・考えましたか？よろしい、いまあなたが頭の中であれこれ考えたことは、あなたの浮気が妻に見つかったその時、あなたのとる行動であり、しゃべる内容と同じなんです。ウフフ」どうですか、この感じ。こんな話が出る職場、いいでしょう。今日の一句色話美人にされて赤面し今日の写真は地図です。先日届きました。こういうのを眺めるのも一興です。
2013年12月04日
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おしぼりの話
平成25年11月26日(火) 午前4時起床。外気温9℃。晴れ時々曇り。 仕事はミーティングとデスクワークに終始。 今日は練習を休みました。レースの疲れが残っているのか、倦怠感がありました。走ってもよかったのですが、真っ直ぐ帰宅。早々に湯を浴び、熱燗を傾けました。当ては酢ガキ。これは広島・安芸津産です。マガキの生産量は広島が日本一です。次いで宮城、岡山、岩手と続きます。調べたら、厚岸産で有名な北海道は7位でした。その代わり、夏にそこで食べたものとは違い、今日のは随分と小振りでした。やっていて、酒の味が変わりました。？？？。酔ったのか、3本目に｢平安絵巻｣を入れてしまいました。料理酒です。情けない。でも、飲めないことはないな。ストックが底を突いたときは、我慢すれば飲める。でも、それがなくなっても、さすがにミリンは飲めいないな。 今朝の朝礼、1分間スピーチの話を。部下のキリノスケ、親御さんはおしぼりの店をやっています。個人経営です。市内の飲食店に供しています。彼曰く｢使用済みのおしぼりを回収したあと、先ずすることは付着した異物を取り除くこと、次いで洗濯と漂白、最後にコンベアの上を滑って竹輪状に形が整えられ、薄いビニール袋の中に収まる、一連の作業を手伝って一番いやなのが最初の過程、いろいろなものがくっついて戻ってくる、その際の臭いがいけないんです、中でもかにみそのそれは最悪だ、鼻が曲がる、どうか皆さん、蟹を食べた後はその指をしっかり舐（ねぶ）った後でおしぼりをお使い下さい｣蟹喰うて指拭くしぼり頭下げ安芸の牡蠣小兵なれども廻しよし今日の写真は一昨日の大会でもらった参加賞です。Tシャツ、簡易バッグ、どら焼き、シフォンケーキ、ミネラル、それにイイチコが付いていました。ウォークのそれも同じでした。
2013年11月26日
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