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Tuesday, November 25, 2025 雨のち晴れ 未明からの雨は朝のうちにあがりました。昼過ぎ、風の出て晴れました。写真は拙宅庭石の陰に咲いた石蕗です。冬枯れにあって黄色が際立ちます。 火曜日はゴミ出しの日。それを終え、料理の残滓を埋けました。次いで父の家にある仏壇にお参り。無信心の杣夫ですが、祖父母と母の力を借りたくなる案件あり。線香を手向けました。 ついで鯉への餌やり散歩へ。次の写真は父の家の生け垣、満開の山茶花です。 栗畑の隣、富有柿は未だ落下せず。甘いのですが、食傷気味。もう十分です。誰か穫りに来ませんか。杣夫に声かけは不要。黙って持っていって下さいな。 鯉への投餌が終わり、支援学校の隣を歩きました。写真はコミュニティセンターのグランドを遠目にです。高齢者がグランドゴルフに興じていました。毎日、午前を楽しんでいるようです。30年くらい前まではゲートボールが盛んでした。今、それをする人たちは木立集落に皆無。 午前は野暮用をこなしました。午後はAppleTVでドラマを。「ラストフロンティア~最果てのアラスカ~」。面白い。エピソード8迄終えました。 夕刻、Rさんを誘い散歩。写真は熊野神社の紅葉です。秋深しです。 小説、捗りません。読書もです。AppleTVを見ている場合ではないんですが。 明日から暫く(4~5日)ブログを休みます。
2025年11月25日
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Monday, November 24, 2025 晴れ 今日も霧の夜明けでした。午前4時起き。読書と書き物。捗りません。 写真は早朝散歩の折り、写した一枚です。雲とも霧ともつかず、薄いピンク色でした。この空気感、モネの夕刻に近いニュアンスです。朝焼けと言うには興ざめ。それならば明日は雨模様かな。 午前、Kusuhito氏と約束をしていました。彼は大分在住。薪ストーブのオーナーです。過日、薪に不自由していないかな、TELしてみました。案の定でした。製材所からセビンタ(杉材の端切れ)を貰い、凌いでいるとのこと。大きな樫混じりの山が有って、山主にどうぞ存分にと言われている旨を伝えると、是非にと二つ返事。電話の向こうに涎を垂らしている様子。 ということで、今日、やって来たのでした。大きいのを1本倒してあげました。写真はそれを玉切る彼です。 次の写真はそれを積み込んだ彼の車の荷台です。玉切った樫はまだ水を吸い上げていました。荷台にポタポタ水滴が落ちました。重さに車体が沈みました。大丈夫かな。 彼の車を満車した薪の残りは杣夫の車の荷台に。次回、やって来た折は、軽トラに満車、彼の車の後をついていき、大分の家にそれを下ろした後はホテルに宿泊。都町(大分市の盛り場)を練り歩きたいな。その旨を話すと、その折は案内しますよ、だって。 白菜や青梗菜、菠薐草など冬野菜を持たせ、見送りました。杣夫は荷を降ろし、先の道路にとって返しました。忘れていたブロアーを持参、落ち葉と鋸屑を路側に吹き寄せました。 突然ですが、写真は北海道・旭川の銘菓・き花(きばな)と氷下魚です。 こちらはおから鰊。全部Kusuhito氏がくれました。先日、北海道へ旅行していたとのこと。彼の奥さんが旭川出身だそう。里帰りを兼ねてだった由。氏は薩摩隼人ですが、大学は杣夫と同じです。札幌で学生生活を送ったので、ロマンスはその時にかと。お土産、有り難うございました。 午後は草刈り機を背負い、往還の市道脇に植わる茶の下草を刎ねました。ついでに剪定。エンジンバリカンが重いのは歳をとったからでしょう。写真は作業中の図。 散った枝と草を茶の根にブロアーで吹き込んで竣工。疲れました。少し腰が重くなりました。 夕刻、Rさんと散歩。やはり腰に違和感。重いものを沢山抱えたからかな。 家に戻って風呂。湯船に浸かり、ラジコフリーで「大竹まことゴールデンラジオ」を聴きながら。 そうなんです、最近、野良仕事中、散歩中、入浴中はラジコが友だちです。以前は「森本哲郎スタンバイ」と「荻上チキ」を聴いていました。宗旨替えではありませんが、今は10月に始まった「武田砂鉄ラジオマガジン」を楽しんでいます。大竹の番組では木曜日が出色。ゲストが青木理ですから。 戻ります。北海道土産の中から氷下魚を当て、これを流しました。金槌の活躍は言うまでもありません。 ん?き花は? 妻曰く「私が食べたわ」 その彼女、これを拵えてくれました。大根おろしと冊切りの林檎を和え、甘酢を掛けた代物。これはいけました。嵌まりそう。絶品です。針小棒大が癖の杣夫ですが、これは正真正銘の旨さです。 今日の写真はカラです。早朝散歩、木立川左岸を遡ると、杣夫の姿を認め、前方沖橋を渡って掛けてくるのです。 おお、いい猫だね。よしよし、頭を撫でてやろう。 猫ついでにもう一枚。夕刻の散歩、K製材のウルップを覗きました。もう一匹、赤猫が。これは近所、NのTちゃんが飼う猫です。お前にも名を付けてやろうか。それにしても2匹とも面構えです。
2025年11月24日
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Sunday, November 23, 2025 晴れ、朝霧。 勤労感謝の日でしたが、リタイアの杣夫は勤労していません。感謝も何もありません。サンデー毎日です。写真は午前6時半、鯉への投餌散歩中の木立野です。祭日、3連休の中日です。近くを走る国道388号に走る車無し。 今日は、熊野神社に延びすぎた竹を始末する日でした。神社総代が地区民に呼びかけました。20人ほどが参集。杣夫より若い人は1人だけでした。 ペッカーとブロアーを持参。川に覆い被さるよう、垂れた孟宗を倒しました。皆さん、ヘルメット必携は流石です。 けが人なく、2時間で作業終了。午前10時半、家に戻りました。豌豆など種を蒔いた豆類が芽を出しました。妻がそれを定植。杣夫はそれらが掴まって伸びるための棚を拵えました。午後1時、作業終了。写真はその棚です。以前、竹藪から切り出し、とってあったのでした。枯れていい感じでした。 こちらは空豆。高く伸びません。仕様の異なる低い棚が必要なのかな。 遅い昼をしました。写真にはありませんが、親子丼でした。 午後もチェーンソー仕事。近所に暮らす老婦人宅のイヌマキ3本を切る仕事でした。中段、高さ4m程のところでバッサリやってほしいとのこと。何時も散歩を一緒のRさんを介しての依頼でした。RさんがK製材からフォークリフトを借りてきました。爪にプラスチックのボードを差し込んでいました。杣夫はそれに載り、高みへ。写真はその図です。足場安定、作業しやすかったです。帰りしなご婦人「お代は改めて」と言いました。「いえいえ、そんなの、受け取れません。ぶらぶらしていますから。今度、野菜畑に出来た分葱や生ったカボスを失敬させてくださいな」これでもうカボスの心配はしなくていいぞ。分葱を使って酢ヌタを拵えよう。いい気分で其処を後にしました。 次の写真は1本目を始末。その切り口です。どうですか、スパッ、ハスクバーナの切れ味は格別です。 作業終了は午後4時半。帰宅して風呂。頭をふきふき、〆鰯の残りを当てに熱燗を1本つけました。嘗めながら、録画したクイーンズ駅伝、大相撲、ラグビー早慶戦を早送りで観戦。 駅伝はエディオンが優勝、日本郵政は一区谷本の出遅れが尾を引きました。相撲は大の里休場あって肩透かし。豊昇龍は横綱昇進後、今回も賜杯に見放されました。ラグビーは早稲田の勝ち。スポーツ三昧の夜でした。 バタンキュー。
2025年11月23日
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Saturday, November 22, 2025 快晴 朝の冷えは昨日より少し緩んだみたいでした。早朝、鯉への餌やり散歩。霊峰尺間嶽の稜線がピンク色でした。 冬至を前、日の出時刻が遅くなりました。散歩に出かけるのは午前6時半頃。 午前3時起床後、ミルクティーと音楽、読書タイム。Applemusicがいい感じです。今日は午前5時、焼き芋を仕込みました。薪ストーブの熾火を七輪へ。それにブリキ製の缶をかけます。2時間ほどでホクホクとなります。写真がそれです。これが今日の朝ご飯。 午前、エンジンのかからぬひっぱりだこをI機械に持ち込もう。今日店舗を開けているか照会の電話をしました。社長「どうしたの?」私「引っ張りだこのエンジンがかからんのよ。プラグを換えてみたけどうんともすんとも。もう何年も使っていなかったから・・・」社長「燃料供給ボタンを押してみた?」私「今のと違い、丸いボタンは付いていないです」社長「そうか、かなり古い品だね。シリンダーに繋がるパイプの根っこにゴム製、丸い玉のようなのが付いている。それをポコポコ摘まむと混合ガソリンが流れるよ。試してみよ。それでかからんのじゃったら、もっておいで」 試してみました。一発始動。何だ、簡単だ。以前はそれを知らずとも始動していたのに。でもまあ、これで山仕事が捗るな。社長にお礼のTELをしました。写真がその引っ張りだこです。重さは30kg近い。重いです。 午前、掛かり付けのS内科を受診。血圧の薬が底を突きかけていたのです。先生と酒談義。「互い、弱りましたなぁ」診察処方が2ラー、隣の薬局で2ラー。二月に一度、杣夫の医療費です。薬量は1日ニフェビジンとオルメサルタンを一日1錠ずつ。 午後は野良仕事。芽を出した菠薐草や小松菜の根元をほぐして施肥。植わる野菜全てに散水。先日植えた柑橘にもたっぷり与えました。日照り続きです。枯らしては元も子もありませんから。ついで持ち帰った樫を玉切りました。 畑の石抜き。金属製松葉かきで寄せた石を、篩い籠で篩いました。杣夫の畑は石が多い。抜いても抜いても、後から後から湧いてきます。 その畑を耕耘。土を増やそう。畝を立て、溝に枯れ草を敷き込みました。写真はその途中です。 土を被せて竣工。石を抜きながらこれを繰り返すと、いい土ができる、素人ながらそう思うのです。でも先は長いな。 夕刻、ブヨが纏わり付いていけませんでした。蚊取り線香を点けての作業でした。午後5時を過ぎ、鍬を置きました。風呂を浴びたら、食卓に野菜炒めが。今日は安酒・ニッカクリアのハイボールで流しました。 メインは豚足。妻の友人・ピアノ教師W子の主人Fがくれたのです。指示通りオーブンで温めて。美味しかった。有り難うございました。 今日の写真はクローバーです。朝の散歩道脇に群生。この時期にこの緑。目を引きます。 メモ 1930年代、満州に暮らした日本人(一般人)のオーラルヒストリー
2025年11月22日
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Friday, November 21, 2025 午前4時起床。晴れ。未明の外気温4℃。冷えました。ミルクティーを啜りながら、薪ストーブの前に読書が至福です。夜の白んで鯉への餌やり散歩。写真は木立川です。水蒸気が昇っていました。 支援学校の外側を回りました。暫くすると、散歩道の両側に水田が広がります。刈り取りの終わったコシヒカリ、切り刻んだ藁の上に霜が降っていました。まさに霜月です。霜降をして、里芋を掘らないと煮えてしまうな、頭を過りました。 朝食後、鳶口の柄を買いに、ひぢや金物店へ。ここは老舗。林業に使う道具が揃っています。壁にあれこれを展示。見応え有りです。 折角です、伐採鎌を見せてもらいました。 それぞれ刃の長さと角度が微妙に異なります。作業内容の違いよりは、山師の好みがこのバリエーションを生むと思います。 鳶口ついでということで、店の主人がこんな物を見せてくれました。竹鳶の頭です。使用場面を想像出来ませんが、杣夫の木遣りには使えそうもありません。 おっ、古いパイプレンチがあるぞ。 余談です。この名称、大酒飲み、ビール焼酎日本酒ワインにウイスキー、何でもござれ、あるものは全部飲んでしまう左党の異称です。何故か、その理由はこのレンチ、さび付いた大きなナットに噛ませ、グイッとやると、ギリギリ軋んで回すことの出来る道具です。その様子をして有る酒を全部、ギリギリ、グイグイ飲んでしまう酒飲みの喩えに適当な意味合いなのです。これ、杣夫の付き合う一部ののんべぇ仲間にだけ通じる比喩ですが。余計なことですが、ブログ仲間でいうと、亮さんくらいかな、この相性の似合う御仁は。失礼しました。ちなみ、写っている鳶口の頭は杣夫が店に持ち込んだもの。 戻ります。金物店を後にしました。折角なので帰り、何時ものスーパーへ突っ込みました。おっ、いい真鰯があるぞ。1パック3尾入り1/2ラーでした。4パック購入。うち3パックを〆鰯にしよう。どうですか、この鮮度。送り物ではありません。鶴見・松浦漁港に今朝水揚げの逸品。 チャチャッ、三枚に下ろし、塩を塗しました。1時間ほど冷蔵庫へ保管。水気を抜きます。待つ時間を利用、鳶口に柄を据えました。楔を打ち込んでバッチリ決まりました。 何が鬼に金棒か判りませんが、山仕事はこれでもう鬼に金棒です。 午前、妻はインフルエンザの予防接種に出かけて不在。あれこれの小仕事もこなしました。土に残滓を埋け、焼き芋にする薩摩芋を洗いました。写真は使った金盥にちょこん、雨蛙です。夏は緑色をしていました。今はこの態です。腹が大きいな。冬眠に入るのかな。 父の庭に白木蓮の落ち葉が散っていました。箒仕事は面倒です。これを使うと、いっぺんに片付きます。エンジンブロアー、何かに付け重宝するんです。左耳の穴に向けてブオーッとやると、右耳からゴミが出てこないかな。 そろそろ鰯のいい頃合いです。冷蔵庫から出し、水洗いしました。 水気を切ってタッパーに。酢を打って完成です。夕方の当てが出来ました。 妻不在なので、昼はサッポロ一番味噌ラーメンを拵え、啜りました。午後一、包丁を研ぎました。 午後、昨日注文した引っ張りだこのエンジンプラグが届きました。取り替えてみましたが、うんともすんとも。ダメでした。これはもう修理に出さないといけないな。 少し陽が傾きました。今日のうち、父の畑に伸びた草を鋤き込もう。トラクターに乗りました。写真は着工前。 20分ほどで終了。竣工写真です。耕運機と違い、あっという間に、でした。 さてと、夕刻の散歩に出かけるか。Rさん不在につき独歩。途中、ラン途中のMくんに行き遇わせました。暫く併歩。彼曰く「HbA1cが6.5なんだ。薬を処方されたよ。でも飲んだフリだけ。走って克服するんだ。えっ、食事の量はって?うちは毎日、米を4合炊飯するよ。妻と二人だけだけどね。朝、彼女はパンだから、自分が1日3合は食べるね」うーむ、かなりの健啖家です。写真は彼の後ろ姿です。 彼を見送ったら、向こうからOさんがトラクターに乗ってやって来ました。測量会社を定年退職後、米を何町歩も作っています。猪猟をする男です。一緒にPTAの役員をしました。頓知の利いた会話が楽しかったな。杣夫より3つほど年上です。政府のコロコロ変わる農政に不満を話してくれました。 家に戻りシャワー。鰯を焼きました。脂ののっていい感じです。焼き魚にはビールでしょう。 忽ち食べ終えました。このあと、燗酒に併せて〆鰯を味見。バタンキュー。 今日の写真は鎮守の森と、色づきの遅い銀杏です。深秋の夕刻は風情あり。 もう一枚、散歩の帰り、道路の真ん中に佇む蟷螂です。産卵場所を物色、見つからないのでしょうか。こんなところにいたら轢かれるぞ。 最後は父の生け垣に咲く花です。山茶花が本格化。隣のSさんがこれを切って一輪挿しに挿します。好きにしてください。毎日どうぞ。
2025年11月21日
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Thursday, November 20, 2025 晴れ 未明、放射冷却現象で外気温4℃。冷えました。 午前4時起床。ミルクティーとアップルクッキー。後者は友人M夫妻のシアトル土産です。アメリカ駐在の息子夫婦、帰国が迫っていました。折角だからこの機会をと訪米。ドジャースとマリナーズ、最終戦を観戦したそうです。クッキーをパクリ、確かに林檎の味がしました。 箱の裏にこんな表示がありました。日本のそれと比べ、どうなんでしょう。よく分かりませんや。 今日は鯉の餌やり散歩無し。甘やかしてはいけませんから。朝のうち、林業機械(ひっぱりだこ・簡易エンジン式ウインチ)の試運転をしよう。倉庫の奥に眠っていたのを引っ張り出しました。エンジン不調。1時間ほど格闘しましたが、うんともすんとも。プラグの不調かと。早速注文。明日、Amazonから届きます。取り付いて必死の作業に、写真を撮るのを失念。 午前10時を過ぎて山行。薪採りでした。今日は過日倒しておいた樫のウラを始末。一升瓶・ビール瓶大の子丸太です。 積み込みの際、鳶口を折ってしまいました。丸太を載せる途中、手が滑り、道路脇の擁壁に立て掛けていたそれを直撃。残念ですが、足の上に落とさなかっただけよしとするか。 山から帰る途中、遠目、Tさん宅の庭先に干し柿を吊っているのを見つけました。車を降りて畑の中を突っ切り、近寄りました。パチリ。いい感じです。 おっ、カボスが生っているぞ。早く収穫しないと、中がスカスカになります。5玉失敬しました。 午後は鳶口の頭から柄を抜く作業。これが難儀でした。とにかく堅い木、ドリルを試したり、鑿で削ったり。なんとか鎋(くさび)を抜いて、金槌で芯を叩き出しました。2時間の作業。 新しい柄を工面しなければ。山の樫を使い、自作するスキルはありません。午後遅くにDYIの店を訪ねました。適当な物は売っていませんでした。専門店を訪ねないといけません。今日は尻尾を巻きました。 今日の写真は妻が持ち帰った第九のコンサートチケット。田舎・佐伯にあって6ラー程でベートーベンを聴くことのできる幸せではあります。 おまけの写真は道路脇に止めた杣夫の愛車。ツーシーター・ミッドシップエンジン、ミッション・4駆。最高です。それはそれとして、軽トラの直ぐ向こうに熟柿。霜月も下旬となりました。小春日和の空がいい感じでした。
2025年11月20日
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Wednesday, November 19, 2025 晴れ時々曇り 北風強し 未明の外気温8℃ 鯉への餌やり散歩を終えての朝食はこれ。納豆、キムチ、アカモク、海苔に卵。味噌汁が付きました。 午前は豌豆他豆類を定植する畝を2本拵えました。マルチを敷く際、風が強く難儀しました。写真はその前、瓶缶ペットボトルをゴミ出しの図。この類は月2回の収集です。半月間に飲んだ量です。多いのか少ないのか。 昼前、高校野球神宮大会をテレビ観戦。九州国際大学附属高校が優勝しました。来春の甲子園、選抜大会の九州枠は4と決まっていますが、神宮大会を制した地区にはもう一枠与えられます。ということは九州地区から5校の出場。どこが選ばれることやら。 午後は薪割り。陽の傾いてRさんを誘い散歩。あっという間の一日でした。杣夫が入浴中、献血から戻った妻が昨日の青小鯵と椎茸を天麩羅に。これが今夜の当てでした。 ちなみ、杣夫も献血を頻繁でした。都合108回です。しかし、2年前、前立腺癌を煩って以来、能わずとなりました。日赤によると、癌の緩解後、5年間は受け付けないそう。 今夜流した酒は朝日山。新潟・長岡の純米酒です。後口に酸味が尾を引きました。冷やでやりましたが、ぬる燗にしたらもっと楽しめそうです。 さてもネタ切れ。次の写真は先日、近所のYさん宅車庫前に吊された干し柿です。出来上がったら一つ二つ、失敬しようかな。エヘヘ。 ネタ切れついでです。先月末のことを。先に高校野球のことを書きました。神宮大会に先立ち、先月末、九州大会がありました。残念ながら大分の代表2校(明豊、杵築)はベスト4に残ることが出来ませんでした。父の施設入所を経、先月後半は時間に余裕がありました。勃然、観に行こう。1泊2日、準決勝決勝3試合を目的、宮崎・サンマリンスタジアムに足を運びました。 10月30日(木)、午前10時のプレイボールに間に合うため、東九州自動車道をとばしました。野球はちょっと、そう曰う妻を青島駅に降ろしました。青島神宮拝観と鬼の洗濯岩を眺めるのだそう。写真は無人の駅舎です。50年前はハネムーンの聖地でしたが、それを想像できない鄙でした。 球場到着は午前9時半。間に合いました。 第1試合は熊本工業と長崎日大。第2試合は九国大附属と神村学園。どちらも競った試合展開。目を惹いたのは九国大附属の1番バッター牟禮(むれ)選手。筋肉質、太めの身体でしたが、走るのも速い。バックスクリーンにホームランを放り込みました。 決勝は翌日が雨予報のため、明後日に順延。予定は1泊2日でしたから、観戦能わずとなりました。写真はサンマリンスタジアムの場内です。春先に行われるプロ野球キャンプでは、金満球団がここにやって来るのです。 観戦を終え、宮崎駅近くのホテルへ。歩き疲れ既に戻った妻は、部屋に足を投げ出し、ゆっくりしていました。いい頃合いです。出撃しよう。写真は宮崎の歓楽街・西橘通りです。通称「ニシタチ」。おお!日向木挽きの看板だ。 1件目は大衆酒場「ざっくばらん」。先ずは生でしょう。 宮崎と言えばメヒカリの唐揚げ。骨までいけます。熱々が美味しい。 豚モツの煮込みです。箸をつけた後なのでボリューム感に乏しいです。本当は盛りがよかった。 宮崎は焼酎王国です。折角なのでディープなものをやって貰いましょう。黒麹旭萬年。廻しに重量感ありでしたが、お湯を多く注ぎすぎたのか薄かったです。「大将、ダブルにして頂戴」飲み直して、味わいの深いのを認めました。その大将、ノリノリの接遇がいい感じでした。 折角だからもう一軒。こちらも大衆酒場「たかさご」の暖簾を潜りました。壁に貼られたメニューは、ここが畜産県だけに、肉類が目立ちました。店員は外国人アルバイトの方が多いようでした。皆さん、明るく、いい感じでした。 杣夫は黒霧のお湯割りを注文。当ては宮崎牛のタタキ。淡泊でした。 妻は宮崎名物・冷や汁を啜りました。ご飯にかけるのが正統だそう。酒の締めにはいい感じです。 壁の下にある棚に目が留まりました。やっ、このお店、瓶ではなく、紙パックをキープするんだな。何が流石か判りませんが、流石宮崎です。通常、居酒屋は5合瓶ですが、ここは1升の紙パック。周囲を眺めると、座席にこのパックをドデン、皆さん、腰を据えてやっています。うーむ、宮崎の左党、飲む量が違うのを感じました。アウェーの杣夫は舌を巻きました。あっ、尻尾も巻くしかありません。 夜が更けました。楽しかったなニシタチ。 ホテルへ戻る途中、喉が渇きました。もう一軒。頃合いのスポーツバーが目に留まりました。アイリッシュ系、B-GARAGEという店です。突っ込むに如くは無し。そうしました。カウンターに座りました。隅にユニホームを羽織った阪神ファンがいました。日本シリーズに見入っていました。タイガースの得点に一人盛り上がっていました。妻はハイボールにしましたが、杣夫はコロナ頂戴。 折角のパブです。ギネスを貰いましょう。 隣のグループがヒューガルテンを楽しんでいました。目移りし、マスター、それも一杯ね。 いい気色になりました。ホテルに戻ると、1回ロビーにホークスファンが屯。施設の計らいでパブリックビューイング。ワイワイやっていました。杣夫はカープファンです。無関心、どうでもいいや。横目に其所をすり抜けようとしたとき、金満球団が逆転勝利。エヘヘ、さっきのパブ、阪神ファンのお兄ちゃん、意気消沈だろうな。 バタンキュー。いい一日でした。最後の写真はサンマリンの入場券。
2025年11月19日
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Tuesday, November 18, 2025 午前6時起床。朝はよく晴れました。鯉への餌やり散歩は朝餉を終えた後にしました。その朝食、杣夫はご飯に味噌汁、魚の干物と漬物の毎日です。今日は違いました。写真の通りパン食でした。添えられた菠薐草は自家製。 南瓜のスープもありました。これも拙宅の西瓜畑に出来たものが素材です。その西瓜は杣夫のいい加減な管理もあり不作。隅に植えた南瓜はほったらかしにも拘わらず豊作。1本の苗に大きいのが10個ばかり。その一つを妻がこれにしてくれたのです。 火曜日は杣夫の暮らす地区のゴミ出し日。それを済ませました。ついで生ゴミ処理。台所、足下にあるバケツに料理の残滓が入っていました。野菜畑の隅に鍬で穴を掘って埋けました。ほぼ毎日の日課です。と言うのも、拙宅は外食を殆どしません。朝昼晩、妻が素材を料理、食事を拵えてくれます。従い、そこそこ量、生ゴミが生じるのです。勿論杣夫の拵える刺身、その際に生じる頭と骨、内臓も混じります。余談です。其れ等を埋めたところを貉が掘り返します。烏もやって来ます。掘り返し攪拌してくれるので、土に還るのが早い。 ルーチンを終え、気づきました。薪小屋に白いビニール袋が掛かってありました。中に生椎茸が入っていました。親方が来たのかな。違いました。近所のKさんが裾わけしてくれたのでした。有り難うございます。 さあ散歩です。強い北風なるも、気持ちのいい青空が広がりました。昨日、視界50mの沖田とはうって変わり、霊峰尺間嶽がくっきり。 鯉へはいつも午前7時頃に投餌ですが、今日は9時を回りました。奴ら、今日の食事は無いものと勘違い、杣夫の姿を認めても、ぼんやり泳ぐだけでした。 午前、妻と父の入院する病院へ向かいました。先週、足の浮腫んで受診、心臓に負担がかかっているとのことで、施設近くの病院へ入院したのでした。以来、インフルエンザの流行で面会禁止になっていましたが、昨日、解除されました。顔を見て、皺が増えたな、そう思いました。弱った印象でした。ところが運ばれてきた昼食を見るとムクッ。身体を起こし、パクパク食べ始めました。箸を動かしながら口をついて出る言葉は近所の皆さんと親戚の近況、かわりは無いか。それ以外は小言でした。顎は弱っていませんでした。家に帰りたいとは一言もなし。施設の生活に慣れたのかな。ドクターに病状を訊くと、あと1週間ほどで退院とのこと。病院の玄関は道路を隔て、漁港です。3階の病室から海が見えました。双眼鏡を届ければよかった。写真はその帰り、道端に露店販売の蜜柑です。蒲江の柑橘農家直売。1袋2/3ラー。求めました。甘いんです、これが。 腹が空きました。「ラーメン・カヨ」に寄っていこうか。漁港の岸壁サイドにあるラーメン屋です。 ここで古い話を。釣りバカ日誌という映画がありました。19回目のロケ地は大分・佐伯でした。この付近を通りかかったロケ隊、西田敏行さん一行。突然彼が「ラーメン食べたいな」漁村の小集落には食事の出来るところあろうはずありません。が、ここだけはやっていたのです。立ち寄って啜り、美味かったと言ったそうです。そのラーメンとチャーハンを注文。写真は前者です。700円。 後者がこれ。1ラーです。 両方とも美味しかった。ラーメン店を出た折、寒風は愈々強くなり、空も黒雲に覆われました。 帰宅して書斎に過ごしました。夕刻散歩。風呂を浴びてハイボールを流しました。食卓にはオムレツ。白ワインに代えてグラス2杯。イエローテイルのシャルドネ、コスパのいいワインです。バタンキュー。 今日の写真は芽を出した豆類です。左から豌豆、スナップエンドウ、空豆。そろそろ定植の畝を拵えなければ。 今日のブログ、何だかさえない写真ばかり。ということで伊勢海老を。過日、父の入所施設を訪ねた折り、立ち寄った道の駅に売っていました。水槽にぎっしり。圧巻でした。 浮かんだ籠の中に、珍しく錦海老が。漁師によるとこれは大味だそうです。
2025年11月18日
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Monday, November 17, 2025 晴れ時々曇り 温かい一日でした。鯉への餌やり散歩は、下の写真が通り、日中の暖を予感させる霧。深呼吸を繰り返しながら歩くと、身体が中から洗われるよう。 木立川の左岸を遡りました。小平地区の某家に飼われる猫が近寄ってきました。このところ、毎朝です。名があるのでしょうけど、飼い主とあったことが無いので知るすべなし。よし、この猫は「カラ」と呼ぶことにしよう。カラとはオビ川の河口に広がる北極海の一部、カラ海のことです。何故そんな名を使うのか。それは過去に拙宅を通り過ぎていった猫たちに付けた名が、全てロシアの地名に託けてのことだから、それを踏襲。バイカル、アムール、オビ、ウルップ。懐かしいなぁ。カラ、お前も仲間だ。 さて、今日は横浜在住・Hさんにお会いする日でした。月に一度、小冊子・銀座百点を恵送してくれる方です。墓参りに帰省。元々、佐伯のご出身。高校の先輩です。東京・三田にある大学を卒業、大手精密機器メーカーに勤務。長期海外滞在経験のある方です。宿泊先を訪ね、佐伯にすぎたる喫茶店・ランブルに移動。其所で2時間余り、いろいろと為になる、或いは考えさせられる話を伺いました。列挙します。 アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドのこと。 浄土宗のこと(関連して宗教を介した友人たちのこと)。 昨今のヨーロッパ旅行事情(旅先でのひったくり)等。 使用済み核燃料を保管するフィンランドについて。 少年の頃に知った馬方の話。 好事魔多しの話(突然の死)。 ネット銀行の危険性について。 AIのことについて(山より大きい猪はでない)。 聴いて楽しいといったらありゃしません。それぞれを書き起こせばいいのですが、なかなかそうもいきません。端折ってひとつだけ。 Hさん、次のような話をしてくれました。(記憶に抜けがあり、杣夫が勝手に脚色しました。言葉足らずです) ホワイトヘッドの哲学を勉強している。邦訳は難解ですぞ。彼は元々イギリスの数学者。歳のいってアメリカに招かれた時は、哲学者としての招聘でした。彼のことを学んでいます。 ところで今、地球上で紛争・戦争に加え経済分野でも横暴な国が其処此処に。今後、世界はどうなるのでしょう。子や孫が安心して平和の暮らしを送ることができるのか。ニュースに一喜一憂です。 地上にあっては、喜怒哀楽ですが、地球を離れ、外からこの星を眺めると、広大な宇宙にあって偶さかの蒼い地球。多くの生命が暮らすその世界、素晴らしい環境はどうなるのか。維持できるのか、それとも破滅するのか。宇宙的視点なるものがあるとするならば、地球の今後は、宇宙に注目され、試されている感じがするのです。そう考えると、無機質の空間にあって地球の蒼さを連綿、続けていくことができるのは、人類の識見、英知によるのではないかと思うのです。 うーん、メモをとりたかったなぁ。写真は私とHさんのツーショット。話を聴いていて、コスモポリタンだなぁ、そう思いました。 これは頂いた横浜土産・横濱ハーバーと珈琲豆。エルサルバドル産。杣夫は両者とも初めてです。有り難うございました。 Hさんと別れ、午後6時帰宅。戻ったら魚が待っていました。義母が近所の釣り好きに貰ったとのこと。チャチャッ。小鯵は刺身に。青小鯵の混じっていて、それは南蛮用に。燗酒を3合飲んでバタンキュー。
2025年11月17日
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Sunday, November 16, 2025 今日も快晴 午前4時、床を離れました。妻の友人、誰だったかに頂いた蜂蜜紅茶のティーバックに湯を注ぎました。甘辛両刀遣いの杣夫ですが、甘すぎてちょっと・・・。 夜の白んで、鯉へ餌やり散歩。毎朝、40分、早足で木立川沿いを歩きます。これがHbA1cを下げる効果でしょう、先日の検査値は6.4でした。写真は木立橋付近から松浦越を遠望の図。空の色合いは教会の天井に描かれているフレスコ画に似て柔らかい青でした。 カメラを構えたとき、ジェット機のエンジン音が聞こえてきました。振り仰ぐと、陽光を受けた機体が北東方向へ。調べませんでしたが、おそらく東南アジアの都市から北米向けの便でしょう。この時刻、国内線の発着はまだでしょうから。 歩を進めると、今日の霊峰尺間嶽が極淡いピンク色。朝夕の違いはありますが、東山魁夷の秀作・残照の色合いです。 朝餉をすませ、今日は薪採り。近場の樫山へ。近所のTさんが「どうぞ、切って頂戴。山が明るくなって有り難い」 有り難いのはこちらです。杣夫の腰高辺りで直径20~30cm、いい頃合いのものが林立。そそられます。その1本を倒すの図。 1~2mに玉切った丸太をトラックの入る道路まで、鳶口で転がします。道に落ちたそれを30~40cmに再度玉切り、軽トラに乗せました。 正午前、作業終了。自宅に戻る途中、故Tさん宅の前を通りかかりました。F市に暮らす娘さんが帰省、家の周囲を草むしりしていました。年数回、家の管理に戻ってくるようです。面識はほんの少しだけ。Tさん宅も水道組合に加入しています。組合長として挨拶しておくに如くはなし。声をかけました。山帰り、チェーンソーを積んでいました。ついでということで、空き家周囲の雑木に困っていませんか?彼女、渡りに船だったようでした。庭の樫とウバメ、2本を指さしました。お安いご用、直径40cmほどの大木(ウラの方は刎ねてあり、樹高は5m程)を倒しました。喜ぶ女性の顔は美しいです。 自宅に戻り、昼をしました。これ一つのみです。薩摩芋。今朝、七輪に炭を入れ、蒸し焼きにしていたのです。腹、満足感はともかく膨れました。 さあ割るぞ。オーストリア製の斧・ダイナマックスが活躍しました。重さ3kg。硬いところもこれだとなんとかやっつけることができました。 次の写真、右奥は発電機と電動薪割り機です。節のあるところは、これを使わないと勝負になりません。 この秋、山へ入るのは今日が3日目。三日間でこれだけしか手当てできませんでした。ほぼ1ヶ月分かな。乾いて薪に使えるのは2年後。先の長い話です。 午後4時、斧を収めました。Rさんを誘い、散歩。途中、NのTやんが愛犬ハナを連れて自転車散歩に行き遇わせました。写真左がRさん73歳、下戸です。右がTやん72歳。こちらは大酒飲み。暫し立ち話。おっさん3人です、しょうもない内容に花が咲きました。彼等、今日のTBSラジオを聴いたのでしょう、爆笑問題の番組内容を話してくれました。「あのなHちゃん(私のこと)、七五三だったのよ。番組に千歳飴についての投稿があったわい。年配の男性が広告を出したらしい。嘗めた千歳飴買いますって。人妻の嘗めたそれは1万円、若いギャルのそれは5万円。お前、買うな?」 いやーっ、その趣味はありませんな。 帰宅して風呂。今日の当てはお寿司でした。妻は日中、母を連れ、介護の講演会に出かけていました。昼は寿司屋に突っ込んだようでした。母から馳走になった由。杣夫の昼を不憫に思ったのか、土産の奮発でした。あっ、並鮨と太巻きでしたが。SAPPORO黒ラベル1缶、冷酒1合。麦焼酎お湯割り1ショット。バタンキュー。 今日の写真は先週、梅林古木を処分した後に植えた柑橘類です。苗を4本。1本1.5ラー程の価格でした。何年経たら結実するかな。楽しみです。
2025年11月16日
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Saturday, November 15,2025 久しぶりの更新です。筆を止める理由にこれというものはありませんでした。強いて言うと、無聊、懶(ものぐさ)、ぼんやり、何事も面倒臭い気持ちになっていたからです。父が施設に入所し、日々の洗濯掃除とおさんどん、入浴とトイレの心配をする必要がなくなったこともあって、日中、秋天を見上げ、隣は何をする人ぞ。 それでも鯉の餌やり散歩、時折サイクリング、野菜畑の世話、梅林の剪定、夜のお勤め(晩酌)、これらルーチンは滞りなくでした。読書と小説家の真似事は一向捗らずでしたが。 先日、この四月まで勤務した会社の社員二人に誘われました。一献です。写真は刺し盛り。 再会するなりSさん曰く「Tさん、1ヶ月余り、ブログを更新していませんね。身体を壊したのかと思いましたよ」 私「いえいえ、至って元気です。父が介護施設に入所し、生活に穴が空いたようで。はい、そのうちまたアップし始めますよ。日常の取るに足りない与太話ばかりですけど」 一緒に働いた頃の楽しかったこと、辛かったことなど3時間余り、話が弾みました。楽しい会話でしたが、はなんだか遠い昔のことのように思え、彼方のよう、時の移ろいを感じました。次の写真は杯盤狼藉の図。杣夫の飲んだ量は生中2、麦焼酎黒杜谷25度のお湯割り3杯。弱くなりました。 ということでこの会話が切っ掛けでした。Sさん、有り難うね。 戻ります。 快晴 今朝は朝露でした。 何時ものよう、陽の昇る前、鯉に餌やりがてらの散歩。支援学校近くに湧水があります。其所に10匹余り。杣夫の姿を認めるとバシャバシャ。餌、早く頂戴の態。 沖田の北側に霧が出始めました。彼方の霊峰尺間嶽の図。 こちらは木立野の南側に鎮座の元越山と、それに連なる稜線です。手前の畑に狗尾草。露に濡れていました。 今日はぼんやり自宅に過ごしました。高校と大学の神宮野球大会をBS朝日が中継しています。それを見るともなしに。昨日と一昨日、終日野良仕事のせいで疲れたこともあって休息日。次の写真は昨日14日、K製材に頂いた杉のセビンタ(製材の課程で生じる切れ端)です。これ、薪ストーブに火を入れるときの焚き付けにもってこい。今後、30~40cmに小切ります。 運搬はこれを借りて。 一昨日、14日の午後は樫山に薪採り。近所のTさんが、所有の樫山をご自由にと言ってくれました。今後、チェーンソーを持って通います。立木を倒し、玉切って軽トラに積み込む作業です。山仕事、40台、50台の頃は平気でした。60台も後半にさしかかると、チェーンソーが重くなり、樫の生木を抱えるのも「どっこいしょ」。歳をとりました。 先日、暦の上では立冬。朝の気温が10度を下回るようになりました。薪ストーブは先週から稼働中。火に当たりながら読書と小説家の真似事を再会、タンノイでBachを聴く時間を取り戻すつもりです。 今日の写真はシルエットです。昼下がり、居間のカーテンに写っていました。 腹の膨れた蟷螂が網戸に。産卵前の雌です。それを見た妻「お産をして死んでいくんだわ、何だか切ないわね」
2025年11月15日
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Saturday, October 11, 2025 秋の気配です。未だ、日中の野良に汗ばみますが、朝晩、特に明け方は20度を下回る日もあり、涼しいです。渡る風も湿度が低いのか、心地よさを感じます。凌ぎやすくなりました。写真は猛暑を乗り切り、一息(未確認)の蜘蛛が宿です。鯉の餌やり散歩を欠かさずの途次にパチリ。 空気の澄んで、沖田越しに眺めた霊峰尺間嶽です。空が蒼い。 歩を進める道の真ん中を黒笄蛭(クロコウガイヒル)が這っていました。蛭とありますが、人の血を吸いはしません。写真のそれは5cmほどの長さでしたが、調べて1mほどの長さに伸びるとのこと。それにしても笄(コウガイ)ではあります。コウガイとは髪を掻き上げたり留めたりする際に使う用具。簪の類です。 散歩も夕刻になると、色合いが深まります。次の写真は夕日に映える柿と黄色を帯びた雑草の類いです。隣は何をする人ぞ。 この花も欠かせません。 さて、この1週間、父のあれこれで忙しかったです。柿採りはキリがないので、止めました。烏が食べるかそれとも熟して落ちるか。栗はシーズン終了。冷蔵庫に渋皮煮が沢山となりました。次の写真はこれから蒔こうということで妻が購入の種です。後れを取ってはいけません。早くしないと。 その作業を横目、里芋の葉に佇む蟷螂です。産卵前でしょう、腹が大きい。今年の卵、地面からの高さはどうなんだろう。高低の按配によってこの冬の寒を測ることが出来るといいます。 閑話休題、このところ粗食です。時折、妻が馳走してくれます。これは青椒肉絲。彼女の得意。と言っても畑に採れるピーマンの量が半端ない。如何に料理して食べようか思案。ということで大量に拵え、折に触れ、食卓に登場なのです。 これは鰤カツ。先日、鰤の半身を柿と交換しました。刺身や漬けにしましたが、一部を取りおいてカツに。美味しかったです。白ワインに合わせました。 黄紋鰭(オウモンハタ)の煮付け。所用で山向こう、蒲江に行った折り、うさぎ亭という海岸沿い、見晴らしのよいレストランに立ち寄りました。これ、味噌汁とご飯付きの定食でした。昼ビー出来なかったのが残念。 そのビール、某ラジオ番組中、タバスコを振って飲むと美味しい内容の話がありました。真似しました。なんと、泡が立ちません。タバスコは大好きですが、杣夫の口には合いませんでした。 さてもネタ切れ。よし、それじゃーネタを拵えるか。某日、鯉の餌やり散歩前、空の地蔵に出かけました。快晴だったのです。急に思い立ち、日の出を撮影しよう。其所に到着は午前5時40分。太陽はまだでした。写真はツール・ド・九州の幟です。畑野浦からの坂道、ここがピークということでレースの山岳ポイントチェックになっています。 目を海原に移すと、瀬戸内方面に向けた大きなバラ積み船とタンカーを見てとれました。どこの国からかな。 見上げるとコントレイル。フライトレーダーで調べたら香港発成田向けの便でした。 やっ!顔を出したぞ。 水平線からかと思いきや、高知県西部の山からでした。望遠で捉えると、発電の風車が透けて見えます。 今日、最後の一枚です。ホライズンからではありませんが、この色合いに加え、心持ち冷たさを感じる乾いた北風、国際線のコントレイル、中東からであろうタンカー・・・。心洗われる一幅の朝が風景でした。佇むこと暫し。オーバーホールとなりました。
2025年10月11日
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Saturday, October 4, 2025 1週間ぶりの更新です。 すっかりとはいかないまでも、秋の気配です。朝のうちは過ごしやすいです。早朝鯉の餌やり散歩は続いています。この7日間も夏同様、毎日Tシャツ短パンでしたが、うち2日間はウィンドブレーカーを羽織りました。ということで以下に纏めて先週1週間のことを羅列します。 その前に先日のブログ中、掲載間違いをし、アップし損ねた写真を一枚、以下に。水道メーターの検針中に写した鶏頭です。夏の名残を感じます。 さて、あれこれを時系列で書くと、長くなります。それを止め、オムニバス風に。(結局長くなりましたが) 某日、妻の女友達が「倉庫を処分する、中に練炭が沢山ある。お宅は薪ストーブを焚くので、よかったら貰ってくれないか」その旨の話がありました。渡りに船、二つ返事。軽トラで頂きに行きました。満車になる量でした。豆炭やオガライトも貰いました。冬場、長火鉢や練炭コンロにこれらを入れて烏賊を炙り、チロリに燗酒・・・。嬉しいな。有り難うございました。 はい、冒頭書いたとおり、朝ぼらけの逍遙を続けています。時折、東に連なる元越山稜線の上にこのような色合いを見てとれます。真夏にはなかった色合いです。 次の写真は、門の鼻橋袂の土手に咲く彼岸花です。遊歩道に列をなすの図。この花の命は短いです。数日で見頃が終わり、今は姥の態です。 曼珠沙華と言えば、これを見つけました。リコリス・ストラミネア(彼岸花属)です。ナツズイセンではありません。可憐です。 散歩の切り取りをもう一枚。苺の植え付けが終わりました。農家はその管理に汗を流しています。早く実を付けると出荷が早まります。年末のケーキ商戦に間に合えばいいのですが。あっ、この苺、種類はベリーツ。大分特産です。甘いのですが、栽培中の管理が難しいと聞いたことがあります。 散歩もですが、野良仕事にも精を出しています。遅ればせの馬鈴薯を植えました。本来8月下旬から9月上旬にが植え付けの適期です。後れを取りました。霜の降り始める前に間に合えばいいのですが。 薩摩芋の収穫時期になりました。今年植えたのは、紅はるかとシルクスイートです。管理が悪いので、苗1本から芋2本程度の実りでした。陰干しして保管します。焼き芋、楽しみだな。 芋掘りの後は、其所を耕耘。併せて西瓜畑に伸びた雑草を鋤き込みました。トラクターで対処です。タイヤの空気が抜け、4輪ともぺしゃんこでした。10年以上前、義伯父から貰い受けた代物です。以来、一度も空気圧の管理をしていません。パンクしているような感じでした。其の儘、運転していましたが。試しにコンプレッサーで空気を入れてみることに。奏功。元に戻りました。嬉しいな。 スロットを引き、回転数を上げて爪を回していて、とその時、トラックが拙宅敷地の中に。番匠川河川敷に刈った草を無料配達の便でした。 どっさり。これ、冬を越すと、土に還るんです。杣夫の畑は石が多く痩せています。有機物の追加は、有り難いのです。有り難うございました。 草茫々のところをトラクターで耕耘すると、覿面、この態に。絡みついた草蔓を鎌で切って取り除くのが難儀です。 野良仕事と言えなくなくもありません。この時期、柿穫りに加え、栗拾いもそこそこ面倒なんです。毬を拾い、自宅まで持ち帰ります。其所で剥いて実を取り出します。毬は一所に集め、焼きます。写真がその作業の一場面です。毎日、これくらいの量が落下します。 友人知人近所の人に配るのですが、喜ばれます。写真は妻の拵えた渋皮煮。沢山できました。 とまあ地下足袋履きはこんな感じ。空き時間に1時間を超える散歩をしたり、峠で自転車の練習をしたり。今週はサブスク映画を見ませんでした。読書も停滞。 某日、まだ陽のあるうちにシャワーを浴び、ぼんやりしていたら、NのTやんがゴーヤを穫りに来ました。彼曰く「焼いて食べたらうまいんじゃーが」とのこと。全部持ってけ。あっ、そうだ、折角なんでちょっと飲んでいかないか? 彼は焼酎が専門です。が、拙宅には白波と日向木挽しかありません。折角なのでウイちゃんを注いで乾杯。スパルカスの10年、いい味でした。流石Tやん、焼酎で鍛えただけあります。ダブルのショットをグビグビ。しめて4杯。杣夫「真っ直ぐ帰らんせな」Tやん「真っ直ぐは帰られん。道が曲がっちょろうが」 なるほど。 杣夫も良い気色になりました。空きっ腹にウイちゃんでした。腹が減りました。その日のおかずはチキンのトマトソース煮。タバスコを振って、赤ワインでながしました。 某日の翌日早朝、野菜畑のパトロールをしていて、知り合い・Iさんがやってきました。彼は柿喰い人間です。杣夫宅の実りを知り、物々交換よろしく、天然ぶりの半身を差し出し、柿と交換してくれ。これも勿論二つ返事。彼は未だリーマン。出勤前ということで今日は収穫能わず。後日、杣夫が不在の折でも構いません、高枝切り鋏の在処を教えました。写真は頂いたフィレです。刺身、漬け、鎌には塩を打ちました。有り難うございます。 お礼は、これらの中から適当に見繕って。 前後します。別の某日、暫く盛り場に出撃していません。時には外飯もいいか。毎夕食、妻に上げ膳下げ膳(あっ、毎夕食ではありません、おさんどんでした。感謝感謝)してもらっています。今日は杣夫が馳走してあげよう。先日、水道組合の組合長・会計・検針手当が出たのです。魚喜家に突っ込みました。 おおっ、いつもと変わらず、酒の充実。涎が出ました。 大将、先ずは酒、美味いところをね。これが出てきました。甘露甘露。 手っ取り早い当てということでトコブシの煮付けを頂戴。 大将、マニアワン、次の酒頂戴。 おっ、刺身が出てきたぞ。鰆、狐、梭子魚、スマ、鰤、鯖、鯵。7種盛り合わせです。 大将、次ぎ、お薦めを。 妻はノンアルビール。我慢して貰いました。彼女、ご飯を貰い、以下を注文。鯵フライ(2枚あって、その1枚は杣夫が貰いました。食べかけで失礼) 揚げ出し豆腐。これ、ボリューミー、裾わけしてくれました。 アンカラ。これも美味しかったな。 大将、喉が渇いたのでビール頂戴。 では次の酒を。 うーん、良い気色になりました。でももう一杯欲しいな。しかし、当てを食べてしまったし・・・。おっ、カウンターに皿があるぞ。小上がりのお客さんに出すんだな。よし、それを肴に(と言っても見るだけ、鰻屋の店先で匂いを嗅ぐのと同じ)締めの一杯を。 あー飲んだ飲んだ。 某日、義母が寿司を馳走してくれるとのこと。墓掃除や庭の芝刈りなんぞのお礼でしょう。嬉しいな。妻と3人、昼前に某寿司屋へ突っ込みました。おっ、日本酒のメニューだ。 でも真っ昼間です。ビールで我慢しよう。結局、2杯飲んでしまいました。平日の昼間にビールを飲める幸せ。嬉しいな。 これは義母と妻がそれぞれ食べたセットです。これに味噌汁のついて9ラー前後。お寿司は高いなぁ。ちなみに杣夫は単品2人前。えへへ。ごちになりました。 最後に父のことを。入院が1ヶ月を超えました。施設入所の話を前向きに捉えてくれるようになりました。しかし、いつ気持ちが変わり、再び「俺は自宅で死ぬ」と言い出すか判りません。2日に一度病院を覗いていますが、勘の気あり。我が儘に難儀しています。今月中には施設入所する方向で動いています。写真は父の描いた油彩です。入所を検討中の施設を訪ねたら、玄関に飾ってありました。そうなんです、施設の先代理事長と父は懇意だったそうで、入所に傾いたのはその施設名を出したことが理由のようです。上手くいけばいいのですが。ちなみ、画は海王丸。佐伯港に入港時だそう。向こうは大入島でしょう。
2025年10月04日
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Saturday, September 27, 2025 5日ぶりの更新です。 公私とも、いや、もう公はありません。私的の雑事に追われる毎日です。ツール・ド・佐伯の迫るのに練習不足、次から次の野良仕事、それに悩ましい父の今後・・・。ということで、ブログ、キーボードに向かう気持ちになかなかなれません。 ということで溜まった写真の中から、ここ数日間の些事を拾います。 上記の通り、ブログが滞り、日記もページの空白を埋めるのに四苦八苦。でも夜のお勤め、晩酌は欠かせません。写真は当てに困った数日前の夜、冷蔵庫を漁って、出てきた剣先の一夜干しです。軽く炙っただけ。香ばしく、冷酒が進みました。誰に貰ったんだったかな。 先のとおり、このところ自転車、ペダルを踏んでいません。雨続きが理由でした。濡れた路面もですが、泥水の溜まりが嫌です。それにもう60代後半。ウィークデーの日中、雨の中をおしての輪行は馬鹿みたい。冷や水になってはいけません。一方、散歩は欠かさず。鯉が待っています。早朝のそれは天気に選らず、です。写真は途中の沖田です。雨模様のせいで、晴れたら見える霊峰・尺間嶽どころか、視界数百メートル。 お仙淵に咲く彼岸花も、頭を垂れ気味。 曼珠沙華ついで、コミュニティセンターグランド脇に白粉花とコラボの図です。 杣夫は雨を好みませんが、この天気、両生類は好きなのでしょう。濡れた路面に這い出てきます。此奴等も気持ちいいのでしょう。ブロッコリーを覆うネットの上に恋の季節かな。 自転車に乗らない日は、朝の散歩とは別、1時間を超えるウォーキングをします。一昨日だったか、小雨の中、集落を越えて歩きました。写真は岡の沖に栽培、杉のポット苗です。佐伯広域森林組合の勧める循環型林業を支える苗木作りです。 品質日本一を目指しているとのこと。素晴らしいな。 雨の上がった今朝は、東の空が焼けていました。珍しいな。この朝焼け、直ぐに消えましたが。 ということで、ここ数日は湿りの日が多かったです。ついでですから、青空の写真も。数日前、水道組合の用件で某所のメーター取り外しを行いました。その折、近くに咲いていた鶏頭です。青空に強烈な赤。見事な演出です。 野良のことも書いておかねば。柿が豊作です。前回は早生の富有柿をアップしました。今回は木立特産?のコネリ柿です。小ぶりですが、中に胡麻のふいてとても甘いのです。拙宅梅林の隅や父の離れ脇に撓わ。この通りです。 高枝切り挟みで収穫。上を向いての作業は、首が疲れます。小一時間で、これだけをゲット。枝にはまだ沢山残っています。黙って穫って持っていって結構です。誰かいりませんか。 剪定鋏で枝をはずしました。籠一杯どころか、写真の通りです。 妻がそれを選別し、表面を拭きました。熟しすぎたもの、青いものをはねて猶これだけありました。15~20個ずつ袋に入れ、コーラスのメンバー十数人に配ったそうです。勿論、友人知人にも。 柿と言えば栗です。早生が終わり、通常のそれが落ち始めました。今朝拾ったののはこれだけ。本格化したら、毎日、この籠一杯収穫です。 秋の果物と言えば上記2種類に加え、早生の蜜柑も。写真のそれはコーラスの帰り、仲間の一人からもらったとのこと。温州に比べ、甘さはまだまだですが、この時期の味覚ではあります。スーパーにも出回るようになりました。 最後に魚のことを。先日も鯵刺しをアップしましたが、昨日も鯵を食べたいな。ということで、野暮用を済ませた帰り、いつものスーパーへ突っ込みました。1/3ラーの価格で求め、チェチャッ。これだけの刺身が出来ました。透き通った身、定置物の証です。 ところがです、始末を終えようとしたとき、ピンポーン。義理の従兄でした。杣夫より5歳年上。リーマンを定年退職し、自適生活です。友人に誘われ、魚釣りに出かけたとのこと。カンパチを2匹、貰いました。拭き上げたまな板と包丁を再び。写真は3枚に下ろすの図。ボウルの中はアラ。煮付けにしました。 こんな冊が都合8本。大きいところを近所に1本ずつ裾わけしました。 隣、いつも白茄子の苗をくれるA姉にあげたとき「ちょっと待って」と言い、お釣りにこれをくれました。今日も海老で鯛、貰い物で仁義の杣夫ではあります。 おっと、この写真を載せるのを忘れていました。この日の野暮用とは、野菜の苗をあげるとのTELあってIのK兄宅を訪問。白菜等を頂きました。写真は出っ腹の彼です。四捨五入すると90歳。茄子作りの名人です。 今日の午前、妻の植えたその野菜類が苗です。キャベツ、大玉になるといいな。ブロッコリーもだな。
2025年09月27日
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Sunday, September 21, 2025 曇りのち晴れ 写真は、午前6時前、元越山の稜線です。中腹に畑野浦トンネル(国道388号)があります。杣夫は週に数回、その坂で自転車トレーニングします。今日は豊後水道・日向灘からの湿った空気が山を越えて木立側に。暑さ一服でした。 鯉に餌を与えた後、歩をK林業の方に。 おーい、ウルップ。声をかけたらニャゴニャゴ。 いい顔をしています。ここの社長が彼を放し飼いです。おー、よしよし、お前が一番だ。 午前、UのKちゃんと一緒、生産森林組合の山へ。先日の大雨が気になり、先日、パトロールしました。土砂の流出がありました。鹿の被害を防ぐネットを押し倒している。副組合長・Kちゃんと相談。撤去作業の打ち合わせをしました。 午後、父を覗きました。歩行が難しい、一人でトイレがままならないことを理由、一人住まいは厳しいからと、施設入所を進めました。案の定、全否定。叱られました。さて、どうしたものか。 帰宅し、気分転換。サイクリング23km。畑野浦峠と浦代峠をやっつけました。写真は畑野浦トンネル手前の坂に落ちていた山栗の毬です。 上を見ると鈴生り。落下し、車のタイヤに轢かれるか、猪に食べられるか。もったいないなぁ。 次の写真は、茶屋ケ鼻方面からの元越山が稜線です。朝のそれとは打って変わり、青空が広がりました。 杣夫の愛車です。都会暮らしの息子が乗らなくなって、送って寄こしました。キャノンデール・シナプス。 須留木付近のクリークに布袋草が満開でした。 この色合い、上品です。 戻ります。父の入院先からの帰り、いつものスーパーへ突っ込みました。今日は休市だったのでしょう、刺身用の鯵はありませんでした。仕方がありません。出来合いのものを1パック。写真がそれです。 サイクリングを終え、汗を流した後、プシュッ。1缶で止め、これを開栓。東洋美人の地帆紅(ジパング)です。病院へ向かう途中、柿好きの爺・Tさんにそれをたっぷり届けました。帰ろうとすると、ちょっと待て。4年ものの古酒をくれました。この酒、山口県に安倍首相がプーチン大統領を招いた際、馳走したと聞いたことがあります。酒自体はとても美味しいのですが、アベノミクスの失敗やウクライナのことを考えると、複雑です。Monday, September 22, 2025 晴れのち曇り。 鯉の餌やり散歩中、今日もウルップのところへ。今日はネコカリを持参。これ、オビがやって来たときの為、取っておいたものでした。最近、彼は全く姿を見せず。無駄になってはいけませんから。 ウルップがムシャムシャやっているとき、毎朝、散歩中に行き遇わせる老夫婦が、今日は足を止めました。おはようございますの一言は毎日のよう、交わしています。話の接ぎ穂、今日は互いを名乗りました。埼玉から木立に移住とのこと。奥さんは猫好きなんでしょう、杣夫が失礼した後もずっとウルップを見ていました。 午前、際実家の墓掃除、それを終え、杣夫の家の墓掃除。時間があったので栗畑に栗拾い。毬を燃やしました。よく燃えるんです、毬。 余談です。妻の実家、墓は城山の麓にあります。ビニールの刃を付けた草刈り機を回し終えた時、杣夫と同じ位の年齢、紳士然りの男性が斜面を登ってきました。彼曰く「上の方に実家の墓があるんですよ。高校を出て以来、墓掃除を目的の帰省は50年ぶりです」それにしては得物を手にしていない。よし、ついでに草を刎ね、ブロアーでそれを吹き飛ばしてあげよう。お茶の子さいさいでした。礼を言われました。歳を訊くと74歳。横浜在住とのこと。高校までは、今はもう閉店・伝説となった佐伯の一品「上海ラーメン」の近所に暮らし、幼い頃からそのラーメン屋に世話になった、1杯70円だったことを覚えていると話してくれました。 もう一人、偶然、Hさんに行き遇わせました。彼は昨年まで杣夫の近所に暮らした男性です。歳は70台。病身の母親を看病するため、奥さんや娘さんと別居、母の家に暮らしているとのことでした。墓は伯父の家のもの。伯父の家が絶え、仕方なしに墓守をしている、あれこれのしがらみ、血縁の性に縛られてもちぇん、そう話してくれました。 写真は墓掃除の七つ道具。墓の連なる墓地に草刈り機とブロアーのエンジン音をさせていたのは杣夫だけでした。 シャワーの後、午睡。目の覚めて水道料金を集めて廻りました。午後6時前からでしたが、不在の家もありました。手戻りです。 今日の写真はナツズイセンです。白い彼岸花だという人もいますが全くちがうそう。 こちらは其処此処に満開の季節です。 おまけはキクイモ。この色合いは夏の名残です。
2025年09月22日
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Saturday, September 20, 2025 昨日の話。 晴れのち曇り。 未明に起床。読書・音楽・ネットサーフィンの後は散歩や野良仕事のルーチン。写真は、水不足のせいで植え付けの遅れた水田です。ここの稲はまだ熟れていません。その中を猪の暴れた後の図です。奴ら、中に踏み込んでゴロリゴロリ、どろんこ遊びです。始末に負えません。稲が倒され、どうにもこうにも、です。 次の写真は犬枇杷です。実は、熟すと黒くなります。食べた甘いです。 午前10時、韓国旅行仲間の船長が、柿穫りにやって来ました。既に収穫してあったのを持たせました。今度、魚釣りに連れてってね。 午後、N医療センターへ。ケアマネと病院連携担当の方に面会。父の今後について、アドバイスを受けました。病院、ケアマネ双方、施設入所が望ましい、異口同音でした。本人、納得するかなぁ。 医療センタへーへは妻も同行。帰り道、折角なので外食しようか。午後5時でした。中華にしました。その時刻からやっている香春に突っ込みました。 妻は海老フライ定食酢豚付き。杣夫は鳥唐の1品で十分。写真は後者です。 生小を飲んだあとは、これのあれば十分。紹興酒。間に合いません。氷砂糖も追加しました。帰宅してバタンキュー。 今日も午前はルーチン。写真は午前6時過ぎの空です。ゴーッという音に気づき、上空を見上げました。小さな機体を認めました。写真は、飛行機の去った後の空です。雲の中にコントレイルの名残が。 そうだ、フライトレーダーでその機の後先を調べてみよう。スマホでチェックしました。ハノイから成田向けでした。この時刻、この辺りの空は、北東から南西向け、北米から東南アジアへの便が多いです。今日のそれはその逆。うーん、それにしてもの国際便、いいなぁ。杣夫はいつになったらそれに乗れるのだろう。パスポートの失効しないうちにその機会があるといいな。だって、国際線はエコノミーであってもアルコール飲み放題だから。 午前、血圧降下薬(ニフェビジン、オルメサルタン)が底を突いたので、S内科を受診。HbA1cが7.0の杣夫です。運動し、体重を減らすよう、指導を受けました。はい、わかっています。自転車、頑張ります。 昼前帰宅。妻は実家の母を病院に連れて行くということで不在。ギョニソと佃煮に白飯で昼をしました。 午後、整理のついた水道料金の請求書配り。暑い中、麦わら帽子を被り、集落内を歩きました。写真は鈴生りのコネリ柿。木立特産です。小ぶりですが、甘さは富有柿の数段上をいきます。 この暑さですが、趣を大切にする家主の庭には、素敵な花が咲いています。いい感じでした。 帰宅して、午前に出来なかった柿穫りと栗拾い。そろそろ終えようか、と、その時、夕立がありました。びっしょり。這々の体で軒下に。襤褸を脱ぎシャワーが午後5時。実家の掃除をするという妻のLINEあり。未だ帰宅せず。しめしめ、鬼の居ぬ間にプシュッだ。今日はサッポロ黒ラベルを止め、この2種類に浮気しました。 SUNTORYのPSBは正統派。奇を衒わない味です。上品。 ASAHIのBITTERISTはその名の通りビターの効いて、これもいい感じです。気分を変える折の最初の1杯にうってつけかも。 やっ、勝手口の向こうが赤いぞ。外に出てみたら、夕焼けでした。 そういえば、今朝は過ごしやすかったな。散歩中、汗ばまなかったです。曼珠沙華も本格化。 今日の写真は、先日に続き、収穫の柿です。妻が表面を拭いて選別。毎日、これくらいを高枝切り鋏で穫っています。上を見上げながらなので、首が痛い。
2025年09月20日
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Thursday, September 18, 2025 このところ、読書と短編小説書きが滞っています。なんだか気力めいたものを失いつつあるような感じを覚えます。酒も弱くなりました。ぼんやりすることが多いです。加齢と暑さのせいもあるのでしょう。加え、退職したことで、世の柵(しがらみ)なるものが剥がれ落ちていくような感じです。いえ、別に寂しいとか寂寥とか言うことではありませんが。晩年というのはこういう感じに始まるのでしょう。 今日のブログは、冒頭から弱気になりました。いけません。 本題に戻ります。 昨日17日は健康診断の日でした。午前9時前、N医療センターに受付をすませました。財布を忘れました。追加の3,000円を払えず,妻にTEL。届けて貰いました。迂闊です。 胃と大腸のカメラ検査は、掛かり付け、S内科に後日受診します。ここでは血液検査と消化器系を超音波診断。後者はとても丁寧。特に右脇腹を入念でした。もしかして、悪い病気の兆候を認めたのでは。不安になりました。 午後、雷雨の中、再び同病院へ。入院の父を覗き、洗濯物を交換。 夕刻、韓国旅行仲間が遅ればせの慰労会をしてくれるというので、盛り場に出向きました。会場は「やま福」でした。 来た道をふり返ると、懐かしい仲間がぶらりぶらり。左は某会社の建設部長を退職、コンサルタント会社に再就職、今は自適の身分です。中央は元炭組合の組合長。高血圧と糖尿病に悩まされながらも青や黄色の錠剤を愛用の御仁です。右は某旅行会社の部長を退職、今は請われて福祉施設の施設長をしています。悩まされていた痛風、最近はどうなんだろう。 御免下さい。暖簾を潜りました。壁に並ぶ瓶をして焼酎の充実を見てとれます。 乾杯の後、各人の近況報告。この刺身を突きながら、でした。 アンカラ、天ぷら盛り合わせ、キス天、焼き鳥、馬刺し・・・。食べ散らかして杯盤狼藉。写真は割愛。締めにおにぎりを。 午後8時、妻が迎えに来てくれました。そうなんです、杣夫の酒は勝負が早いのです。亮さんのよう、梯子を一番上まで登りギャオス!のようなことは出来ません。 今日18日はいつものルーチン、鯉に餌やり散歩。コミュニティセンター脇の農道に蝮が轢かれて死んでいました。この模様、独特です。 木立の秋(稲の収穫)はほぼ終了。しかし、まだ刈り取りを済ませていない水田があります。熊野神社脇の田んぼです。いい感じに頭を垂れています。 こちらも同じよう、いい感じの実りですが、中に雑草が蔓延っている。 イヌビエです。これ、五穀の一つ、ヒエとは違い、食べられません。農家にとっては困りものです。 午前は栗拾いと柿穫り。妻曰く「柿や栗はまだスーパーにあまり出回っていないわ。しかも高いのよ。無人販売所を拵え、売ろうかしら」しかし、売り物にするには選別、袋詰めなど面倒です。友人知人へ配り歩き、嬉しい笑顔を見る方がいい、妻もその方がいいわと納得。ということで近所や彼女の友人知人へとなるのです。 午後はサイクリング。畑野浦峠を攻めました。ペダルが軽かったです。 夜のお勤めはこれ。里芋は、隣のおばちゃんがくれました。 ハイボールでながしたのですが、物足りず、ついこれを開栓。バタンキュー。
2025年09月18日
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Tuesday, September 16. 2025 晴れ。夕刻、西の空に入道雲発生。曇りましたが、夕立はありませんでした。 今朝は、しく早起きの妻曰く「野菜のためを蒔くわよ。手伝ってね」 午前6時前、地下足袋を履きました。昨日整えた畝にこれだけの種類を蒔きました。大根は点蒔き、他は筋蒔きでした。種の上にリッチソイルを被せ、如露で水を遣ってお終い。汗びっしょりになりました。朝食がブランチに。 午後、思い立って、水道メーターの検針。集落内45カ所の使用量を確かめるためです。杣夫は地区簡易水道組合の組合長です。会計と検針係、一人で3役をこなしています。ほとんどの世帯が高齢化、交代してくれる人はいません。今は市の上水道が行き渡り、不便はないのですが、料金が1/3をいいことに、存続を求める声が大多数なのです。組合長になってからこれまでの数年間はリーマンでしたから、検針や会計処理の一部を妻が手伝ってくれていました。サンデー毎日となったからには、一人頑張るつもりです。それにしても暑かった。 検針は4時間。汗びっしょりになりました。写真は、その途中にあった「こねり柿」です。これ、小ぶりですが、富有柿に優る甘さです。鈴生りでした。散歩の途中、ここを通る度、数個毟ってムシャムシャです。 ところで、木立には不問律があります。柿の多い木立地区です。今はそれをわざわざ収穫、食べる人は少ない。ということで、木立の柿はどの木のものを誰が穫っても構わないという決まりがあるのです。試しに誰かそうしてみて下さい。いえ、責任は負いませんがね。 検診を終え、今日も栗拾い。その後、富有柿の早生を収穫。このところ、これが毎日のルーチンです。高枝切り挟みで手元に取り寄せたら、こんな形のが混じっていました。 流石に今日は疲れました。しかし、地下足袋を脱ぐわけにはいきません。今日、野菜を蒔いたところを鹿に踏み荒らされては困ります。網を張り巡らそうか。それともいっそのこと、取り付けの道路を遮断しようか。結局、後者を選択。明日の朝、起きて足跡を確認するのが楽しみです。シャワーの後、大相撲の録画をチェックしながら夜のお勤め。午後8時就寝。
2025年09月16日
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Monday, September 15, 2025 残暑厳しく、おまけに湿度が高い。 鯉の餌やりルーチンのあと、朝食。野良着に着替え、秋野菜の畝を拵えました。耕運機の調子が悪く、作業が捗りませんでした。汗びっしょり。この時期、2時間余りの作業だと、発汗で体重が1~1.5kg近く減ります。喉カラカラ。昼ビーをしたいのですが、午後に予定あり。我慢しました。写真は昼に出てきたガパオライス。食べるのは初めてでした。 午後は妻と父の顔を見に病院へ。洗濯物を受け取りました。 帰宅し、再び襤褸を纏いました。栗拾い。毎夕刻に拾わないと、その晩、猪が食べてしまいます。拾い終える頃、雷鳴が聞こえ始めました。時連射の練習は止めておこう。農具の始末をし、嗚呼今日も一日終わったな。一日の経つのが早いです。明日は必ずサイクリングだな。ぼんやり佇んでいて、空の赤いのに気づきました。写真は見上げた西の空です。入道雲の散って、いい感じの夕焼けでした。 今夜の当てはこれ、鶏肉のトマト煮でした。タバスコを振ってがいい感じでした。缶ビール2本の後、赤を抜栓。 あっ、馬鈴薯料理も出てきました。焼酎を嘗めてバタンキュー。 ネタ切れなので夕焼けついで、朝焼けのショットを以下に。8月の終わり、午前5時半頃、木立から眺めた霊峰尺間嶽です。一幅の日本画のよう。 こちらは松浦越です。もう少しで朝日が覗きそう。ということで焼けた空を独り見上げるとき、旅情のようなものを感じ、旅に誘われるのです。旅については、三木清が人生論ノートの中に次のよう、述べています。少々長いですが、引用します。一読すると、実に味わい深いのです。旅について ひとはさまざまの理由から旅に上るであろう。或る者は商用のために、他の者は視察のために、更に他の者は休養のために、また或る一人は親戚しんせきの不幸を見舞うために、そして他の一人は友人の結婚を祝うために、というように。人生がさまざまであるように、旅もさまざまである。しかしながら、どのような理由から旅に出るにしても、すべての旅には旅としての共通の感情がある。一泊の旅に出る者にも、一年の旅に出る者にも、旅には相似た感懐がある。恰あたかも、人生はさまざまであるにしても、短い一生の者にも、長い一生の者にも、すべての人生には人生としての共通の感情があるように。 旅に出ることは日常の生活環境を脱けることであり、平生の習慣的な関係から逃れることである。旅の嬉うれしさはかように解放されることの嬉しさである。ことさら解放を求めてする旅でなくても、旅においては誰も何等か解放された気持になるものである。或る者は実に人生から脱出する目的をもってさえ旅に上るのである。ことさら脱出を欲してする旅でなくても、旅においては誰も何等か脱出に類する気持になるものである。旅の対象としてひとの好んで選ぶものが多くの場合自然であり、人間の生活であっても原始的な、自然的な生活であるというのも、これに関係すると考えることができるであろう。旅におけるかような解放乃至ないし脱出の感情にはつねに或る他の感情が伴っている。即すなわち旅はすべての人に多かれ少かれ漂泊の感情を抱かせるのである。解放も漂泊であり、脱出も漂泊である。そこに旅の感傷がある。 漂泊の感情は或る運動の感情であって、旅は移動であることから生ずるといわれるであろう。それは確かに或る運動の感情である。けれども我々が旅の漂泊であることを身にしみて感じるのは、車に乗って動いている時ではなく、むしろ宿に落着いた時である。漂泊の感情は単なる運動の感情ではない。旅に出ることは日常の習慣的な、従って安定した関係を脱することであり、そのために生ずる不安から漂泊の感情が湧わいてくるのである。旅は何となく不安なものである。しかるにまた漂泊の感情は遠さの感情なしには考えられないであろう。そして旅は、どのような旅も、遠さを感じさせるものである。この遠さは何キロと計られるような距離に関係していない。毎日遠方から汽車で事務所へ通勤している者であっても、彼はこの種の遠さを感じないであろう。ところがたといそれよりも短い距離であっても、一日彼が旅に出るとなると、彼はその遠さを味うのである。旅の心は遥はるかであり、この遥けさが旅を旅にするのである。それだから旅において我々はつねに多かれ少かれ浪漫的になる。浪漫的心情というのは遠さの感情にほかならない。旅の面白さの半ばはかようにして想像力の作り出すものである。旅は人生のユートピアであるとさえいうことができるであろう。しかしながら旅は単に遥かなものではない。旅はあわただしいものである。鞄かばん一つで出掛ける簡単な旅であっても、旅には旅のあわただしさがある。汽車に乗る旅にも、徒歩で行く旅にも、旅のあわただしさがあるであろう。旅はつねに遠くて、しかもつねにあわただしいものである。それだからそこに漂泊の感情が湧いてくる。漂泊の感情は単に遠さの感情ではない。遠くて、しかもあわただしいところから、我々は漂泊を感じるのである。遠いと定まっているものなら、何故にあわただしくする必要があるであろうか。それは遠いものでなくて近いものであるかも知れない。いな、旅はつねに遠くて同時につねに近いものである。そしてこれは旅が過程であるということを意味するであろう。旅は過程である故ゆえに漂泊である。出発点が旅であるのではない、到着点が旅であるのでもない、旅は絶えず過程である。ただ目的地に着くことをのみ問題にして、途中を味うことができない者は、旅の真の面白さを知らぬものといわれるのである。日常の生活において我々はつねに主として到達点を、結果をのみ問題にしている、これが行動とか実践とかいうものの本性である。しかるに旅は本質的に観想的である。旅において我々はつねに見る人である。平生の実践的生活から脱け出して純粋に観想的になり得るということが旅の特色である。旅が人生に対して有する意義もそこから考えることができるであろう。 何故に旅は遠いものであるか。未知のものに向ってゆくことである故に。日常の経験においても、知らない道を初めて歩く時には実際よりも遠く感じるものである。仮にすべてのことが全くよく知られているとしたなら、日常の通勤のようなものはあっても本質的に旅というべきものはないであろう。旅は未知のものに引かれてゆくことである。それだから旅には漂泊の感情が伴ってくる。旅においてはあらゆるものが既知であるということはあり得ないであろう。なぜなら、そこでは単に到着点或あるいは結果が問題であるのでなく、むしろ過程が主要なのであるから。途中に注意している者は必ず何か新しいこと、思い設けぬことに出会うものである。旅は習慣的になった生活形式から脱け出ることであり、かようにして我々は多かれ少かれ新しくなった眼をもって物を見ることができるようになっており、そのためにまた我々は物において多かれ少かれ新しいものを発見することができるようになっている。平生見慣れたものも旅においては目新しく感じられるのがつねである。旅の利益は単に全く見たことのない物を初めて見ることにあるのでなく、――全く新しいといい得るものが世の中にあるであろうか――むしろ平素自明のもの、既知のもののように考えていたものに驚異を感じ、新たに見直すところにある。我々の日常の生活は行動的であって到着点或いは結果にのみ関心し、その他のもの、途中のもの、過程は、既知のものの如ごとく前提されている。毎日習慣的に通勤している者は、その日家を出て事務所に来るまでの間に、彼が何を為なし、何に会ったかを恐らく想おもい起すことができないであろう。しかるに旅においては我々は純粋に観想的になることができる。旅する者は為す者でなくて見る人である。かように純粋に観想的になることによって、平生既知のもの、自明のものと前提していたものに対して我々は新たに驚異を覚え、或いは好奇心を感じる。旅が経験であり、教育であるのも、これに依よるのである。 人生は旅、とはよくいわれることである。芭蕉ばしょうの奥の細道の有名な句を引くまでもなく、これは誰にも一再ならず迫ってくる実感であろう。人生について我々が抱く感情は、我々が旅において持つ感情と相通ずるものがある。それは何故であろうか。 何処どこから何処へ、ということは、人生の根本問題である。我々は何処から来たのであるか、そして何処へ行くのであるか。これがつねに人生の根本的な謎なぞである。そうである限り、人生が旅の如く感じられることは我々の人生感情として変ることがないであろう。いったい人生において、我々は何処へ行くのであるか。我々はそれを知らない。人生は未知のものへの漂泊である。我々の行き着く処ところは死であるといわれるであろう。それにしても死が何であるかは、誰も明瞭めいりょうに答えることのできぬものである。何処へ行くかという問は、飜ひるがえって、何処から来たかと問わせるであろう。過去に対する配慮は未来に対する配慮から生じるのである。漂泊の旅にはつねにさだかに捉とらえ難いノスタルジヤが伴っている。人生は遠い、しかも人生はあわただしい。人生の行路は遠くて、しかも近い。死は刻々に我々の足もとにあるのであるから。しかもかくの如き人生において人間は夢みることをやめないであろう。我々は我々の想像に従って人生を生きている。人は誰でも多かれ少かれユートピアンである。旅は人生の姿である。旅において我々は日常的なものから離れ、そして純粋に観想的になることによって、平生は何か自明のもの、既知のものの如く前提されていた人生に対して新たな感情を持つのである。旅は我々に人生を味わさせる。あの遠さの感情も、あの近さの感情も、あの運動の感情も、私はそれらが客観的な遠さや近さや運動に関係するものでないことを述べてきた。旅において出会うのはつねに自己自身である。自然の中を行く旅においても、我々は絶えず自己自身に出会うのである。旅は人生のほかにあるのでなく、むしろ人生そのものの姿である。 既にいったように、ひとはしばしば解放されることを求めて旅に出る。旅は確かに彼を解放してくれるであろう。けれどもそれによって彼が真に自由になることができると考えるなら、間違いである。解放というのは或る物からの自由であり、このような自由は消極的な自由に過ぎない。旅に出ると、誰でも出来心になり易やすいものであり、気紛きまぐれになりがちである。人の出来心を利用しようとする者には、その人を旅に連れ出すのが手近かな方法である。旅は人を多かれ少かれ冒険的にする、しかしこの冒険と雖いえども出来心であり、気紛れであるであろう。旅における漂泊の感情がそのような出来心の根柢こんていにある。しかしながら気紛れは真の自由ではない。気紛れや出来心に従ってのみ行動する者は、旅において真に経験することができぬ。旅は我々の好奇心を活溌かっぱつにする。けれども好奇心は真の研究心、真の知識欲とは違っている。好奇心は気紛れであり、一つの所に停まって見ようとはしないで、次から次へ絶えず移ってゆく。一つの所に停まり、一つの物の中に深く入ってゆくことなしに、如何いかにして真に物を知ることができるであろうか。好奇心の根柢にあるものも定めなき漂泊の感情である。また旅は人間を感傷的にするものである。しかしながらただ感傷に浸っていては、何一つ深く認識しないで、何一つ独自の感情を持たないでしまわねばならぬであろう。真の自由は物においての自由である。それは単に動くことでなく、動きながら止まることであり、止まりながら動くことである。動即静、静即動というものである。人間到いたる処に青山せいざんあり、という。この言葉はやや感傷的な嫌いはあるが、その意義に徹した者であって真に旅を味うことができるであろう。真に旅を味い得る人は真に自由な人である。旅することによって、賢い者はますます賢くなり、愚かな者はますます愚かになる。日常交際している者が如何なる人間であるかは、一緒に旅してみるとよく分るものである。人はその人それぞれの旅をする。旅において真に自由な人は人生において真に自由な人である。人生そのものが実に旅なのである。 (青空文庫からの引用)
2025年09月15日
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Sunday, September 14, 2025 晴れ 写真は鯉の餌やり散歩途中、目にした白粉花です。コミュニティセンターのグランド脇に群落でした。 サイクリング40km。市街地一円。柿と栗をリュックに入れて背負い、親戚筋と知人宅へ配りながら、でした。街中は信号停車頻繁、配り終え、堅田街道をくるり一周。最後はエネルギー切れ。これで午前が潰れました。写真は配布前の柿です。妻が一つ一つを拭いてチェック。傷物は貰って嬉しくありません。器量の悪いものは自家消費。 昼をした後、トラクターに乗って畑を耕耘。大根と白菜を植えるところに加え、西瓜栽培の後もやっつけました。写真は西瓜畑の方です。ここの耕耘は西瓜栽培後、2度目。1回目の耕耘ですき込めずに残った草を始末できました。 それにしても暑かったです。午後になると、入道のお出ましです。9月も半ばなのにこの残暑、いつまで続くんでしょうか。 次の写真は、鹿の食害に遭った茄子です。昨日、茄子の畝をネットで囲いました。一昨日、味を占めたのでしょうが、昨晩はありつけなかったはず。ざまぁみやがれ。 このところの野良仕事ルーチン、最後は栗拾いでした。それを近所に配りました。長靴を脱いで、汗びっしょり。疲れてボロボロ。シャワーの後、プシュッ。プシュプシュッ。4缶があっという間でした。写真は今夜の当て、ジャーマンポテトです。妻曰く「保存の馬鈴薯に芽がでそうなの。しばらく芋料理が続くわよ」 今日の写真は昨日に続き、横浜在住・Hさんから恵送のフリーペーパーです。パリに月1回発行の日本語新聞。調べたら、フランスとベルギーで配られているミニコミ紙。発行部数は6万部(ウィキ)。発行者は50年以上前に渡仏の女性。40年以上続けているとありました。 掲示板のページもありました。日本大使館の領事業務担当職員募集広告です。勤務場所はパリ。日本語に加え仏語堪能が条件。応募期限は過ぎていました。皆さん、残念でした。(笑い) ウェブサイトもあります。フランスの空気感有りです。昨日のブザンソンといい、旅行した気分になります。
2025年09月14日
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Saturday, September 13, 2025 晴れのち曇り 毎日のルーチン、鯉に餌やり散歩の後は、父の家の窓を開け放ち、空気の入れ換えをしました。午前はぼんやり、日記を書いたりテレビ番組を見たり。世界陸上初日をぼんやりでした。 午後は入院の父を覗きました。洗濯物を届け、汚れ物を持ち帰りました。面会時間は僅か15分。会話、杣夫からは筆談です。端から見ると犬も喰わぬ、芳しくない内容。書くこと能わずです。 帰宅し、今日も栗拾いと柿の収穫。加え、鹿被害が白茄子から黒茄子に拡大のため、茄子の畝を囲むよう、ネットを張りました。ったくもう、棍棒を持って寝ずの番をしようかな。やって来たら打ち据えて食べてしまうぞ、畜生め。 今日のサイクリングは無し。 梅酒が出来たので、ウイスキーの瓶に詰め替えました。拵えたはいいものの、いったい誰が飲むんだろう。 こちらは果実酒の瓶に残った梅の残骸です。果肉が柔らかくなり、食べて美味しいです。クエン酸たっぷりのおやつだな。 次の写真は夜のお勤めを始めて、出てきた妻の料理です。1枚目はゴーヤの味噌煮。 これはピーマンとエノキを豚肉で巻いたもの。 麻婆茄子。パプリカの赤がいい感じです。 もう一皿。白茄子です。毎度自慢話ですが、以上、使った野菜はエノキを除き全て拙宅菜園に出来たもの。更にその上をいく自慢は、これだけの料理を拵える妻、なんちゃって。のろけ話でした。 流した酒精は白ワイン。1ダース10ラー程のテーブル物でした。 閑話休題。 これ、何だか判ります?チーズの入る木箱の蓋です。 ル・サンジェルマン。ウォッシュチーズです。横浜在住のHさんが銀座百点他、都会の空気を詰めたスマートレターを送ってくれます。毎月です。先日も届きました。その中に、紹介を兼ねてでしょう、この蓋が入っていたのです。杣夫はカマンベールを好きですが、ウォッシュも好物です。ただ滅多と手に入りません。調べてみました。200gが7ラー前後します。結構な値段です。それはそれとして、連想ゲーム的、興味の関連を以下に。 このチーズ、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏で作られているとのこと。 カマンベールチーズがノルマンディー地方の産であることは、フローラン・ダバディ氏が、先々月にあったツール・ド・フランスの番組の中に語っていました。ノルマンディ-地方は大西洋・海に近いですが、こちらは内陸、ブルゴーニュ地方の更に東、スイスと国境を接する地域です。ブルゴーニュはワインの産地、地名に馴染みがあるものの、フランシュやコンテは初耳です。調べてみました。 このチーズ、ル・サンジェルマンはその地域圏の最も東、ドゥー県で産声をあげたようです。ドゥー県、この名も初見です。しかし、県庁所在地はブザンソン。そうなんです、このまちはブザンソン国際指揮者コンクール開催で有名です。嘗て日本を飛び出した若い小澤征爾、1959年、このコンクールで優勝しました。その後も幾人か日本人がタイトルを獲っています。現在、N響指揮者の下野竜也氏もその中の一人です。 ということでブザンソンは芸術(音楽)のまち。日本の自治体とは姉妹都市関係を結んでいません(出典:ウィキ)。サイトウキネンオーケストラのまち長野県松本市が同じ音楽文化都市です、ラブコールを送ったらいいのにな。 ブザンソン、出身者も調べました。レ・ミゼラブルのヴィクトル・ユーゴーの名がありました。ジャンバルジャンの物語は読ませます。映画もよかったなぁ。でも彼の作品、杣夫はノートルダム・ド・パリの方を挙げたい。好みの問題ではありますが、傴男・カジモドの一途がいいのです。シチュエーションは映画・無法松の一生が主人公・松五郎の陸軍大尉夫人に寄せる思いになんとなく重なるのです。 嗚呼、訪ねてみたいな、ブザンソン。 Hさん、毎度恵送の品をして、遙かの思いを楽しんでいます。ありがとうございました。
2025年09月13日
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Friday, September 12, 2025 晴れ時々曇り 午後遅くに雨 早朝散歩。鯉に餌やりの後、栗と柿の収穫をしました。栗は早生と、遅れて落ちる2種類が植わっています。今は早生の落果時期。二日間拾わないでいると、手籠にこれ位収穫です。早生の木は1本しかありませんが、今年は実を沢山付けています。まだまだ続きそう。 早生の柿も鈴生り。こちらは髙枝鋏で収穫。手かご2杯で止めました。写真上の右が1級品。上左がB級品。手前、黄色の籠はC級品。1級品とB級品は、混ぜて杣夫と妻が友人知人へ配ります。C級品を自家消費。この柿、結構甘いです。穫りに来ませんか。あっ、断り無し、泥棒しても構いませんよ。柿の木の根に高枝切り鋏もおいておきますね。 ということで今日は栗と柿を背負ってサイクリング。自転車の練習を兼ね、配って歩きました。写真は背の軽くなって足を止めた女島埠頭先端です。波静かの佐伯湾が広がりました。 望遠で蒲戸崎をパチリ。2艘の船は船曳網漁です。 今日の距離は26km。坂を登らなかったので、少し物足りません。昼前に帰宅。シャワーを浴びてプシュッ。禁断の昼ビー。午睡。サイクリングの終わり、次の写真は、家の近くに戻って、Rさんの姿を認めました。立ち話の際、見せてくれたスズメバチです。彼の趣味は養蜂です。蜜蜂の巣箱を攻撃の奴らを粘着ボードに捕まえた図。凄まじかったです。 余談です。Rさんの蜜蜂は、スズメバチに攻撃されていますが、杣夫の白茄子は鹿にやられています。この通り。手前のそれは、葉と芽が全部食べられています。ピンクのテープで囲いましたが、効果の程は判りません。 白茄子、こうして食べると絶品なんですが、この秋はもうだめかも。 戻ります。次の写真は秋刀魚です。昨日、いつものスーパーによく肥えたそれを売ってありました。2尾で1ラー(600円)。今年は漁があるとの報道です。その通り、美味しかったです。写真に白いブツブツが写っていますが、これはカボスを搾って落ちた種です。この柑橘、焼き魚によく合うんです。 今日はいい映画を観ました。「イル・ポスティーノ」。1994年のイタリア映画です。オスカー受賞。 AmazonPrimeの解説を引用します。 「南イタリア、ナポリの沖合いに浮かぶ小さな緑の島。貧しい漁師の父親と二人で暮らすマリオ(マッシモ・トロイージ)は、チリから亡命してきた高名な詩人パブロ・ネルーダ(フィリップ・ノワレ)に、世界中から送られてくる大量の手紙を届ける郵便配達人の仕事を得る。丘の上に佇むネルーダの住まいまで自転車で通うのは大変だったが、マリオは女性からのファンレターが大半の”愛の詩人”に興味を抱いていた。温かみがありながらどこか厳しく、圧倒的な存在感を放ちながらも愛妻と甘い声で「アモール」と呼び合うネルーダに、マリオはたちまち惹きつけられる。ネルーダの詩集を取り寄せたマリオは、ネルーダの詩集を熱心に読みこむようになる。やがてマリオは自分も詩を書きたいと願い、自らの生き方や社会について考えるようになり、ネルーダと対話を重ねていく」 結末に得も言えぬ妙味がありますが、それは伏せておきましょう。 さて、パブロ・ネルーダはノーベル文学賞を受賞の詩人です。杣夫は木寛之「戒厳令の夜」で彼のことを知りました。小説の中にカザルス、ピカソと名前が一緒という下りがあります。以来、彼の名ネルーダを忘れません。今日、その名の主人公映画を偶然目の当たりにし、ストーリーも妙味のあって、観終え、遙かの気持ちになりました。よき時代の郷愁に似た感じです。ちなみ、演じたフィリップ・ノワレはニュー・シネマ・パラダイスのアルフレード役です。その映画もよかったなぁ。
2025年09月12日
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Wednesday, September 10, 2025 雨。 早朝、バタバタしました。鯉に餌やり、柿穫り、栗拾い。果実は叔母に届けるためでした。妻も野菜の収穫。其れ等も持参。喜ばれました。 叔母は湯布院に暮らしています。8人兄弟姉妹の父ですが、存命は父と彼女の二人だけ。入院した父の近況報告がてら、訪ねることにしたのでした。 道中、東九州自動車道は雨でした。加えてガスのかかり、大型トラックのタイヤが飛沫をあげて、道路は見通しが悪かったです。 叔母の家は、観光地湯布院の南由布駅近くにあります。湯布院インターを降りて数分で到着。折角ですから、その駅を除いてみました。 駅舎は白壁。モダンの由布院駅とは違います。丁度、列車が停車していました。赤い車両。 無人駅です。ホームに出てみました。このまちのランドマーク・由布岳がよく見えました。 叔母夫婦の家に滞在2時間。積もる話を済ませました。 帰り道、大分インターで高速道路を降りました。大分駅に隣接、JRの経営するホテルにチェックイン。今夜は久しぶり、都町の大衆酒場を冷やかそう。 夕暮れまでに時間がありました。妻は買物。杣夫は間に合いません。近くのコンビニにこれを求め、部屋に暖機運転。 頃合いの時刻になって出撃。大衆酒場のんすけ2号店に突っ込みました。すみません、ビール頂戴。相方は生中。杣夫は赤星。写真のもつ煮込みが絶品でした。 このレバも格別。 ハツ刺し頂戴。うーん、いい感じです。 ポテサラも大盛り。良い気色になりました。 最後の写真は店内に貼ってあったポスター3枚です。男は黙ってサッポロビール、いい感じです。この後、もう1軒、暖簾を潜りましたが、酔って写真撮影を失念。午後9時にはホテルのベッドに水平飛行。酒に弱くなりました。 おまけ。ヒロポンの広告もありました。太平洋戦争末期、軍がパイロットに与え、特攻に送り出したという内容を見聞きしたことがあります(諸説あり)。 ウィキによると、ヒロポンは「強い中枢興奮作用および精神依存性、薬剤耐性がある」とのこと。更に「日本語では、シャブ、エス、スピードなどの俗称で呼ばれる」とありました。ヒロポン、嫌な響きです。
2025年09月10日
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Tuesday, September 9, 2025 晴れ時々曇り 今日も暑い一日でした。 父の栗畑に早生の栗が弾け始めました。 ここ数日、毎日、これくらいを収穫しています。野菜同様、妻が友人に配ったり、煮て実を剥き、砂糖を混ぜて団子にしたり。写真に柿も写っています。年、これが豊作。撓わ、始末に負えません。 ということで9月に入ってから、杣夫のルーチンは早朝鯉の餌やり散歩を終え、朝食前に栗拾いと茄子やオクラ、ピーマン、それにキャベツとブロッコリーへの散水です。次の写真は先日、キャベツとブロッコリーの苗をくれたIのK兄です。以前、県の農業改良普及員に聞いたことがありますが、彼は佐伯で一番美味しい立派な茄子を栽培するとのこと。80歳を優に超えていますが、元気です。向こうに移る苗の一部を頂戴しました。 ちなみ、彼の納屋脇には芽を出した白菜が。もう少し大きくなったら、また貰いに行こう。 戻ります。上記を終えた後、今日もサイクリングを30km。峠を攻めました。いつもは畑野浦トンネル手前で折り返すのですが、今日はそこを抜けました。出てすぐ、眼下に畑野浦集落が広がりました。 急な下りを注意しながら時速40km。集落手前で左に折れ、尾浦トンネルを通過。延長1.2km。穴の中に独り佇むと、なんとなく不気味です。が、大型トラックなんぞが入ってきたらエンジン音が反響、轟音となり、それはそれで嫌ですけど。 トンネルを抜けると尾浦集落のサインがありました。 そこから空の地蔵まで、6%の登りが3km余り続きます。今日の正念場でした。 途中から見晴らし抜群となります。 ピークからの眺めです。水蒸気のせいで、水平線は見えませんでした。よく晴れたら、遠くにハワイを見てとれるのですが(赤嘘です)。写真左の島は右から沖黒島、千畳敷、地黒島。そこいら辺りは釣りバカ日誌19の釣シーンに用いられました。 そこを眺め下ろすのが空の地蔵です。こんなプレートがありました。 余談です。ロケ隊がまちにやって来たとき、杣夫は臨時的に酔散の営業を離れ、お世話係を仰せつかりました。臨時の名刺、肩書きは「釣りバカ係長」でした。 戻ります。そこから一気、色利に下り、海岸線を浦代浦に。そこから浦代峠を登り、再びトンネルを潜りました。写真は戻ってきた木立集落です。右中程の道が県道。中央の道路は未完成。そのうち、新たなトンネルが掘られ、新道になる予定と聞いています。 ちなみ、尾浦トンネルから木立まで、今日の走行区間は、来る10月13日に行われるUCI、国際自転車レースのコースになっています。ツール・ド・フランスに参加したチームもやって来ます。観戦、楽しみです。 正午前帰宅。水風呂に浸かりクールダウン。勿論昼ビーはなし。午後は父の病室を覗きました。夕刻、再び栗拾い。父の家の戸締まりをして再び野菜に散水。 夕食はチキンのトマトソース煮でしたが、撮影を失念。写真は昨日の当て、落ち鮎の塩焼きです。勿論天然。サイクリングの効いてバタンキュー。 今日の写真は朝の散歩中にパチリ。鵯です。向こうの月は16夜。昨夜のそれは月蝕。杣夫は午前2時と午前4時、眺めました。幾度か見たことのある、変わり映え無し、無音の天体ショーでした。 余談の余談です。夏の間、杣夫は窓を開けたまま、座敷の縁側に煎餅布団を敷いて寝ます。今日の未明、午前1時頃でしょうか。窓外から流れ入る空気に、なんとも言い難い獣の匂いの混じるのを覚え、目が覚めました。月明かりに照らされた妻の花壇をそうっと窺うと、なんと鹿が3頭。花の蕾なんぞを食べに、でした。糞の匂いも混じった獣臭はいけません。懐中電灯を取って戻り、照らしました。驚いて隣の畑に跳んで逃げていきました。それで終わりませんでした。ピュという鳴き声のあと、3頭に続き7~8頭が後を追いました。写真の無いのが残念です。
2025年09月09日
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Monday, September 8, 2025 ブログ更新が儘なりませんでした。この20日間、色々ありまして。 父の足が春先から弱り、夏を前、歩行能わずとなりました。昨秋、要介護1の認定を受けたのですが、介護サービスを受けないまま、この4月まで妻が世話を焼いてくれました。杣夫の退職後は、二人して。それが7月頃から入浴(と言ってもシャンプーシャワー)やトイレの介助が必要となりました。杣夫は父の尻を拭くのに馴れましたが、妻は閉口していたと思います。 今後は介護認定を再び受け、杣夫達夫婦の手に負えないサービスは受けよう、そう決めた矢先、8月上旬あたりから食が細り、脱水症状あり、福祉タクシーで通院。ドクターに入院を勧められましたが、頑な、家に連れ帰れの一点張り。点滴を受け、帰宅しました。数日後、再び前後不覚、ドクターへ往診を依頼。8月下旬、強制入院となりました。入院2日目、3日目は「帰るぞ」と言ってききませんでしたが、4日目は観念したのか、それとも気持ちが弱ったのか、見舞いの時は、植木に水を遣っているか、戸締まりはきちんとしているか、といった内容に変わりました。しかし、また次の日は連れて帰れの繰り返し。「こんな目に遭わされる(入院のこと)とは思いもよらなかった、お前はそんな息子ではなかった、大きな罰が当たるぞ」と言われました。参ったなぁ。それがまた翌日には問わず語り、遙か昔の戦争や家族のことなど。家にいたときは頑な、拒否していた紙おむつをし、観念したような表情でした。9月に入り、入院も10日を超えるあたりになると、既に死んだ親兄弟姉妹のことを口にするようになり、ここで死ぬのだろうか、涙ぐむようになりました。 病院は面会時間が午後2時から4時まで2時間のうち、わずか15分に限られています。コロナウィルスの流行をしてのことだそう。入院したての頃は毎日通っていましたが、先週末から2日に一度です。点滴の効果もあって脱水症状は改善しましたが、自立歩行能わず、食も細いので、骨と皮に近い様相です。耳が全く聞こえないので、15分の筆談は、情けないほど短いです。 今後、施設入所となるか、家に戻って自宅での看取りになるか。難しいところですが、なにせこの暑さです。身の振り様は、涼しくなってからのことになりそうですが、なにせ96歳。医者は言外に老衰を仄めかしてくれます。食べなくなっても、それはそれでいい、そういう思いもあります。急なことになっても、延命や胃瘻はしないようお願いしてあります。 とまあ、今の父はこんな感じです。 杣夫も妻も、これまで彼の介護、通院、入院に時間を割かれていましたが、今はそれなりに余裕の出来、安定飛行の生活に戻りました。ただ、彼女は実母が一人暮らし。足の弱って通院や買い物を思うに任せません。大変です。 ということで、父の行く末、少しずつ弱っていく身体、葬儀のこと、その後に待ち受ける田舎家屋敷の扱い、出ていった兄のこと・・・。それぞれ巷間によくあること、人並みの悩みではあるのですが、心の内になにかしら重いものが淀んで、読書や小説には向き合うことが出来ていません。 気持ちの澱みを払拭するため、運動を努めて、です。父の入院後はほぼ毎日サイクリング。畑野浦峠や浦代峠を攻めています。1~2km、平均勾配7%の坂道を登るトレーニングです。平均時速8km。今日は峠を越え、米水津から中浦を回り30km。円転の下、ペダルを踏みました。写真は鶴見・羽出浦(はいでうら)です。背後に急峻の山が迫り、狭い土地に張り付くよう家屋が密集です。 今日の写真2枚目は、吹浦付近に小鰯漁を営む船曳網です。秋漁が始まったのかな。漁のあるといいのですが。 も一枚は杣夫の足です。陽に焼けました。太腿と脹ら脛はパンパンです。 もどります。鬱ぐ毎日ではありませんが、気分を変えるためには酒精が必要です。はい、毎日飲んでいます。 ハイボールにはこれ。 ストレートはアランの10年やワイルドターキーの8年ですが、先月は、これを仕入れました。スカラパスのシングルモルトとバッチストレングスです。前者は46度と並ですが、後者は57度。含んでより長く香りを楽しめます。 あれこれ、書きたいのですが、今日はこの辺りで堪えてもらいます。
2025年09月08日
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Tuesday, August 19, 2025 晴れ。ここ数日、夕刻に入道雲を見てとれます。しかし、西日を遮るものの、スコールの前に散ってしまいます。続く残暑、一雨欲しいところです。 毎日、父のルーチンと野良仕事で一日が終わります。その中、ここ4日間のあれこれをトピック的に。(早朝の空気) 午前5時前後の散歩、鯉の餌やりが考え事の時間です。清々しい空気にリフレッシュ。Applemusicで気宇壮大の音楽(リストのレ・プレリュード)を聴きながらだと、よし、今日もやったるぞ(なにをやるのか自分にも判りませんが)、そのような気持ちになります。写真は霊峰尺間山です。少し空が赤いのは、朝日のせいでしょう。写ってはいませんが、中空に秋茜の乱舞でした。 こちらは鎮守の森、その脇にコシヒカリの刈り取りが終わって、藁が牧草ロールになっていました。そのお米、前にも書きましたが、先日、木立を通る国道388号沿い、農家の無人販売所に精米仕立ての新米が、10kg7,000円で売られていました。(野良仕事) 盆明けの3日間、草刈り、折れた栗の木の始末、ミニハウスに絡みついた葛の除去等、午前を費やしました。今後は秋・冬野菜の準備をしなければ。ついでに栗拾いのための草刈りも。野良を終え、這々の体でシャワー。浴びての冷えた炭酸水が堪りません。プシュッといきたいところですが、其所は我慢です。写真は収穫した南瓜。1本の苗からこれだけの実り。これは煮付けやスープ、プリンなどになるはずです。(父の名言?迷言?) 昨日(18日)、シャワーを浴びたいという父に付き添い、風呂場で彼の身体を洗いました。身体がべたついていたのでしょう、シャボンを流し、タオルで拭き上げたら「あーっ、気持ちがよくなった。鎧を脱いだようじゃ」 その足でベッドに横。朝餉を食べずにすやすやとなりました。(夜のお勤め) はい、飲んでますよ。プシュッとしたりしなかったり。主燃料は焼酎orウイスキーです。酒保の隅にあったこれを抜栓。 下町のブランデー・いいちこです。瓶がなんともオシャレ。 当てはどうしても野菜中心。ピーマンとパプリカの始末を急ぎたい妻の料理、青椒肉絲。 はい、茄子も食べていますよ。 これも茄子。 盆前後は漁模様が細ります。冷凍の赤魚を買っての煮付けは杣夫作。これには出羽桜の生を併せました。 昨夜はモイカの刺身。頂いたものを捌いてストック。冷蔵庫の中のものでした。身厚、堪りません。(人物2題) 妻が「トラの写真を整理し、纏めて頂戴」 膨大の記録から拾い出しました。その一枚がこれ。逝った彼を偲ぶのにいい感じのシルエットです。 ところで本題。 一つ目は妻の友人O嬢です。市内在住。以前、妻が某教育施設に勤務中、知り合いになりました。独身。彼女、自転車に嵌まっているようです。昨日、午前7時前、ペダルを踏んで拙宅にやって来ました。丁度、妻が野菜を収穫中。彼女曰く「うわーっ、美味しそうなピーマンです。一つ下さい」 妻から受け取ったそれを生のままガブリ。ムシャムシャ。食べてしまいました。杣夫がもう一つ如何?というと、是非と言って、それもガブリ。 彼女、これから仕事です。市街地の自宅に戻り、着替えて出勤。野菜を持たせよう、リュックを貸そうかというと、不要と返されました。なんと、背中、ボトムのゴムに挟んで帰って行きました。 二つ目はdateline。トラの写真整理中、彼の若い頃が出てきました。20年前、行きつけ、ホームグランドだったつね三に憩う青年です。 こちらはこの5月、はし本に一緒した彼。いい男になりました。 ということで今日のブログはお終い。 甲子園、明豊高校は県岐阜商業に惜敗。送りバント出来ず、強硬策が裏目。悔いの残る試合となりました。 今日の一枚は、朝焼けの中天に月齢25の鎌月が浮かぶの図。そういえば昨日の午前3時過ぎ、東の空にオリオン座が見えたな。続く残暑にも限り有り。もうしばらくの辛抱です。
2025年08月19日
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Friday, August 15, 2025 晴れ。焼かれる日中とは違う世界、夜の白む時刻は物音一つしない。静寂です。写真は午前5時過ぎ、鯉の餌やり散歩の道中。木立の中心部から県道色宮港木立線、松浦越と浦代峠方面の図です。朝焼けとは違う曙の兆しが得も言えません。ウエストポーチの中、iPhoneから流れ出るBach、BWV1002~1009のリュート版。トーマス・ダンフォートの演奏と相まって深い空気です。この一時こそ、なのです。 折角ですから、赤い空をもう一枚。こちらは昨夕の夕焼けです。野菜に水を遣り、父のルーチン。家に戻って茄子を収穫の妻と見上げた西の空です。 彼女、昨夏に死んだ愛猫・トラのことを急、口にしました。そうか、もう1年になるんだな。曰く「ねえ、トラのお墓、草を引いて線香を上げたのよ。参ってくれた?」 無信心の杣夫です。忘れていました。写真がトラの眠るところです。右向こうにそれと判る百日紅の根元、そこに愛犬レオも埋まっています。勿論、土葬です。お参りしなくとも、2匹の動物は杣夫の心に生きている、なんちゃって。 ということで、夕焼けを眺めた昨日は、妻の実家へ向かい、線香を手向けました。義母も父同様、足が弱り、気持ちも沈みがち。施設入所を考えているようですが、待ちの先客あり。思うに任せないようです。 閑話休題、今日の早朝散歩が続きに戻ります。 沖田や向津留、須留木の新地、木立の早期米は5割ほど刈り取りを終えたようです。農家は暑さを厭いません。雨に濡れ刈り取り能わずよりも、断然好天気に恵まれることを喜びます。 ところで米作、時間換算した実労働日数は17日間と聞いたことがあります。木立の専業農家はほとんどが苺かニラ、もしくは花卉栽培です。彼等にとっての米作は主業の片手間。彼等の作る作付面積は5割ほどかな。残りの米作農家は、第2種兼業の皆さんです。 写真はJAのいちご集出荷場です。木立特産のベリーツ、端境期ということもあり、出荷はありません。それが、あと3ヶ月もすると、クリスマスケーキに先んじたいちごショートケーキ用で賑わうのです。 さて、父のことを。 一昨日の通院が応えたのか、この二日間、めっきり食が細くなりました。朝昼晩、ご飯とおかずにはほとんど手を付けません。果物だけを欲しがります。力の抜け、関節痛と相まって、立ち上がるどころか、身を起こすことも厳しい状態に。これまで、トイレはなんとか一人で頑張っていたのですが、今日から紙おむつです。風呂・シャワーは無理と判断。抱えて下着を脱がし、湯に浸したタオルを絞って全身を拭き上げてあげました。勿論下のところもです。尿瓶の匂いに閉口、汗びっしょりになりました。しかし、骨と皮になった父の背中を拭き、足を揉んでやっていると、面倒くさい気持ちが急に萎え、微妙、愛おしさを覚えるのでした。親を不憫というか、哀れというか、いや、枯れていく人間を目の当たりにし・・・。嗚呼、杣夫も焼きが回ったな。でもその父、顎だけは弱りません。大柄の杣夫を見て曰く「お前が俺の歳になった時は、重いから、相撲取りを雇わないといけない」 あっ、書いておきますが、上記は全て妻が一緒、いや、むしろ彼女が先導して指示を出し、動いてくれています。有り難いことです。 さて、今日は敗戦記念日。父が尿を漏らし、ベッドのマットを濡らしました。それを取り替える最中、正午の黙祷をできず終い。東京・日本武道館であった戦没者追悼式の首相が弁はどうだったのでしょうか。それにも関心有りですが、別に式典舞台の大きな檜(おそらく)柱、無節です。何寸角なのか、気になるところです。父の檜林中、一番大きなそれを倒すと、十分その1本が取れそうだな。買い付け、うちの山に来ないかな。 それをして、名古屋城を思い出しました。檜造り、木造で復元の計画はどうなったんだろう。禁玉さんに檜材の口利きをお願いしていましたが、なしのつぶて。市長が国政に鞍替えしたので頓挫なのかな。儲け損なったな。 つらつら書いていて、窓外の蝉が音が喧しい。今年はニイニイゼミのあと、アブラゼミが多く、数日前になってやっとミンミンゼミの声を聞きました。昨日は蜩の音を初聞き。それの聞こえてきて、ああ、夏が往くな。 今夜は木立地区の供養盆踊りです。娘の小学校入学を機、木立に家を建てて以来、これまでの35年間、地区の運動会と盆踊り大会のMCは妻の役目。これにも頭が下がります。 今日はこの辺で止めておきます。写真は、父の家、庭に亡母の植えた白木蓮があります。それに留まり、喧しい油蝉です。以下メモ的に 映画「金子差入店」を観ました。映画.comのHPに次の通り。「刑務所や拘置所への差し入れを代行する「差入屋」を家族で営む一家が、ある事件をきっかけにその絆が揺らいでいく姿を描いたヒューマンサスペンス。金子真司は刑務所や拘置所に収容された人への差し入れを代行する「差入屋」を一家で営んでいる。ある日、息子の幼なじみの女の子が殺害されるという凄惨な事件が発生する。一家がショックを受ける中、犯人の母親が「差し入れをしたい」と店を訪れる。差入屋としての仕事をまっとうし、犯人と向き合いながらも、金子は疑問と怒りが日に日に募っていく。そんなある日、金子は一人の女子高生と出会う。彼女は毎日のように拘置所を訪れ、なぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。この2つの事件と向き合う中で、金子の過去が周囲にあらわとなり、家族の絆を揺るがしていく」 結末には少し違和感を覚えましたが、久しぶりに出色の日本映画を観た気持ちになりました。10点満点中7点。
2025年08月15日
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Thursday, August 14, 2025 ここ数日、暑い。熱波、強い陽射しが戻りました。鯉の餌やり散歩は涼しいうちに。その時刻、写真は木立の西を囲む山並み。判りにくいですが、ピークの一つにテレビ地上波の送信所があります。漂う水蒸気にも涼感あり。 もう一枚は松浦越です。日の射す直前。たなびく雲がいい色合いでした。 さて、昨日のことでした。午前7時半頃、父からTELあり。愁訴、早く病院へ連れて行ってくれ、との内容でした。食欲なし、朝は食べませんでした。13日だけに救急当番を除き医療機関は盆休み。かかり付けの病院に連絡。主治医不在だけどOKしてくれました。車の乗り降りがやっとの父。院内は車椅子移動。待ち時間が長く、もう帰ろうという父を説得、ベッドを借り、横にならせました。38度4分。血液に炎症を起こしているとのことで点滴。帰宅は午後1時半。かなりグロッキーのようでした。昼も食べずに就寝。夕刻、軽食をとって処方の抗生剤を飲ませました。 父の落ち着いて、杣夫は初盆参り。写真はその一軒、床の間に下がった掛け軸です。なんと、欽差大臣林則徐の書です。東インド会社が持ち込む阿片から清国を守ろうとした清廉の官僚。本物だったら、結構な値段がつくと思います。 戻ります。次は一昨日の話。父のルーチンをこなし、午後、サイクリング。この日は浦代峠を越え、鶴見向け。写真は木立側の上り坂です。然程きつくはない勾配。 浦代隧道です。古いトンネル。中は先週来の雨で水浸し。 県道沿いにあったサイン。鶴御崎灯台は九州最東端です。 吹と地松浦の境に点在の納地島です。この日は20km。暑いので、これくらいで堪えてやろう。 さてもネタ切れです。盆前の数日、撮りだめた杣夫が夜のお勤め。その際、出てきた際の手料理です。1枚目は茄子の塩揉み。そうです、塩だけで拵えた一品。 これは揚げの中に種を挟み、焼いたもの。 胡瓜の酢の物。 夏野菜の揚げ浸し。 南瓜のサラダ、干しぶどうがいい感じでした。 ゴーヤと梅干しのコラボ、氷砂糖を使った漬物。パリパリ感がよかったです。毎度自慢ですが、以上、これらの野菜全て菜園に収穫。あっ、干しぶどうと胡麻は別ですが。 缶ビール、ウイちゃん、日向木挽きも流しましたが、メインはこれ。夏はやっぱり生酒です。 その他おまけの写真。 黄金蜘蛛の渡世はまだまだ続きます。 シマヘビが轢かれていました。まだ息のあるようでした。 ヘビを野辺送りと思ったのか、早くも彼岸花が顔を出しました。夏が往きます。
2025年08月14日
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Sunday, August 10, 2025 雨続きです。鹿児島は大雨。大変なことになっていますが、大分・佐伯は降ったり止んだり。早朝鯉の餌やり散歩は傘無しで。サイクリングは、濡れた道が嫌なのでペダルは踏みません。 昨日、土曜日は妻の実家へ。庭の芝刈りと、墓掃除をしました。杣夫方のそれは先日、済ませてありました。拙宅のそれと違い、妻の実家は墓一つです。こんなところにあります。城山の東側、佐伯の古刹・養賢寺から山手に少し入ったところです。目的のそれは写真の左手手前の方にあります。写ってはいません。椎が覆い被さって、落ち葉の量が半端ない。ブロアーが活躍しました。 それにしてもです、年々、墓じまいが増えているようです。写真の手前も数年前まで立派なそれが鎮座していました。墓の守を厭う、あるいは関係者の地元不在など、色々と理由のあることでしょう。墓仕舞いせず、関係者離散、放置のそれと見受けられるものもありました。茫々、以下の写真が通り、草に埋もれるとはこのことです。 掃除ついで、折角なので草刈り機の刃を入れ、伸びた雑草だけは始末してあげました。エンジン全開。爆音に眠る骨が驚いたと思います。余計なことをしたのかもしれません。 余談です。この写真に写る男性に声をかけました。杣夫と同年配かな。雰囲気は政治家・田中秀征に似た雰囲気。紳士でした。シャツもズボンも杣夫の纏う菜っ葉服と違い、高級デパートの紳士服売り場に下がるブランド品のよう。企業の役員といった感じでした。小さい墓3基の掃除。数多の雑草を一本一本、丁寧に手で抜いていました。墓の前に腰高くらいの榊が植わり、それを剪定鋏でチョキチョキも。「暑いですね。蔓延る草に往生のご様子。でも今日は曇り空。炎天下よりはマシですな」彼返して曰く(くぐもった声で)「ほんと暑いです。滅多と掃除に来ることができないので、あれこれの始末が大変です」 話はそれで途切れました。無口なのか、無心の集中なのか、話したくない、そんな空気でした。いえ、決して悪気とか悪意という感じではありません。祖先、亡くなった家族と対話していたのかも。 (もしかして、杣夫の無体な墓掃除(エンジン使用)と与太った風采をして、この男は雲助だな、そう思ったのかもしれません) 始末を終え、気分すっきり。汗臭い身体でI酒店に突っ込みました。酒精が底を突いていたのです。アランとワイルドターキーを仕入れました。このところ、野良仕事やサイクリングに汗した後、最初の1杯はウイちゃんかジンと決めています。ストレートを渇いた喉にグビリ流し込むと、いい感じなんです。墓掃除の後の一杯は猶美味い。 ということで昨夜はバーボンを流しながら、午後9時過ぎまで高校野球観戦。大分県代表、別府明豊高校が初戦を突破しました。いいぞいいぞ。でもカープは零封されました。残念。写真はその横で夜鍋の妻です。ピーマンとゴーヤ。後者はおそらく肉詰めピーマンとなって冷凍庫にいるのでしょう。 もう一枚はカラフル。これ、茄子は煮浸し、パプリカは酢漬けになるのかもしれません。 明けての今日、日曜日は、朝のルーチン後、柿の木の始末です。襤褸を着ました。小型のチェーンソーに注油。枝が道路の上に伸び、膨らんだ実の重みもあって、道行く人に不快感を与えていました。それを始末。軽トラ一杯になりました。写真では判りにくいのですが、実も半端ない数でした。父の山にレッコ。 午前中に作業終了。冷水を浴び、昼はサッポロ一番味噌ラーメン。その写真は芸無しなので、数日前、食べた聖(ひじり)のラーメンを。豚骨味です。大きな鉢に美味しいスープたぷたぷ。汁を干したかったのですが、心を入れ替えた手前、止めました。
2025年08月10日
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Friday, August 8, 2025 一週間、ブログが滞りました。以下、7日間、日を追うことを止め、トピック的に記述です。(ゴーヤ) 苦瓜ともいいます。その通り、苦いのです。蔓は暑さに強く、生命力ありです。胡瓜を定植する折、棚の一部にこれを植えるスペースを残しておきました。6月頃、昨年植わっていた其処此処に残っていた種が芽を出します。赤く熟れて腐り、種が残っていたのでしょう。苗を買わずとも、それを胡瓜の隣に植えておくと、育って多くの実をつけるのです。形は紡錘形。イボイボの表面です。妻の得意料理はこれです。スライスして湯通し。ポン酢系をかけて召し上がれ。杣夫はこれを当て、三楽や日向木挽きを流します。 苦瓜を噛んで盛夏の盆参り(稲刈り) 木立の稲刈りは盆を跨ぐ、と言われます。幾歳、台風がまだ二百十日前後に頻繁だった頃、それを避ける品種を検討。木立の農家は早期米、コシヒカリに目を付けました。以来、4月初めに田植え、8月中旬に稲刈りが定着。今年は早い梅雨明けだったこともあり、刈り取りは既に佳境を迎えています。写真はKのMやんが作った水田。広い沖田地区の田んぼに嚆矢でした。 水不足に悩んだFのSさんのところもすでに終わっていました。ここは稲藁を裁断していません。畜産に使うのだろうか。 この田んぼは主を知りません。刈り残しがあります。全部刈り取ると、自宅に設置の乾燥機、そのキャパを超えるので、後日に回したのかも。 杣夫は昨日、新米コシヒカリの販売を始めたM農園に出向きました。初鰹と一緒、江戸っ子気質、食べなくては(杣夫は築地の魚河岸に働いたことのある江戸っ子もどきでもありますから)。10kg7,000円で販売していました。流通業者を通さずの直販です。1袋求めました。 新米に農家の汗が染みこめり(黄金蜘蛛) 父宅の玄関先に黄金蜘蛛が巣をかけていました。杣夫は蟋蟀や飛蝗を捕まえ、彼に与えていました。数日前、姿を消していました。巣の周辺に見当たりません。胴体からちぎれた足が8本、巣の下に散らばっていました。クルクル巻きにした飛蝗が糸一本、巣の中央部からぶら下がっていました。どうしたことだろう。 一方、鯉に餌やり散歩の道すがら、木立橋近くの電信柱に巣をかけた黄金蜘蛛は健在。厳しい渡世でしょうが、逞しい。それにしてもどうして頭を下に終日なのか、わかりません。 それをして思うことがあります。馬は立ったまま眠り、魚は芽を開けたまま眠ります。馬はともかく、魚には瞼がないからです。妙なことを思い出しました。学生時代、寮に猛者がいて、彼の泥酔して寝入ったところを覗いたら半眼でした。 黄金蜘蛛待つ身の辛さ耐えにけり(鯵) 杣夫の暮らすまち、市の魚は「鯵」です。豊後水道はこの魚の魚影が濃いのです。秋になると、防波堤や岸壁に小鯵入れ食いとなります。ただし、旬は梅雨時期。今は産卵を終え、少し痩せています。 先日、従姉の旦那Tさんが釣果を届けてくれました。釣鯵(中)を5尾。顎を折って処理済み。死後硬直、キンキンバチバチ、目が透き通っていました。彼は先般も大きな鶏魚をくれました。持つべきは太望です。お礼は菜園に下がったゴーヤと茄子にオクラ。将に海老鯛です。 この日はおまけもありました。血鯛です。真鯛より美味しいという人もいます。が、フランスの諺に「何が美味いかを議論することほど馬鹿らしいことはない」というのがあるそうで、味覚は個人差、好みもあってのこと。さもありなんです。この血鯛、杣夫は塩焼きにしました。 黒潮の幸で打つなり舌鼓(ブルーベリー) 高校の同級生にドテチンという渾名をもった友人がいます。Mです。信用金庫の役員を定年退職。今は趣味の山行と川漁楽しんでいるようです。野菜作りをしていないので、時折、夏野菜をあげます。その彼からブルーベリーを袋一杯貰いました。妻曰く「こんなに沢山。どうしましょう」早速ジャムにしました。惜しむらくはグラニュー糖。それを欠品していました。 こちらは拙宅梅林脇に植わる木から採れた実です。数日に一度、これだけ収穫できます。妻曰く「鵯と競争なの」毎朝のヨーグルト、梅ジャムととも小鉢にトッピングされます。 ブルベリの甘酸っぱさやキリギリス(その他) ツール・ド・フランスが終わり、ハムも終了。写真はハムの第8ステージ。恐ろしく切り立った崖添いの道を登る選手たち。こんなところを漕いでみたいなぁ。 今月は大相撲もありません。しかし、甲子園が始まりました。リーマンだった昨年までは、ゆっくり観戦の時間がありませんでした。サンデー毎日、この夏から初回からゲームセットまでを楽しめます。 さて、観ていて、様がわりの様子に気づきました。長髪の多いこと、スパイクの色が白い、タイブレーク、それ等はさもありなん、DH制も検討されるとのことだし。しかし、どうもしっくりこないというか、???の気持ちになるのが選手のファーストネームです。名字の方はそれなりにですが、名の方を全く読めない。アナウンサーの読みを聞いて、ふーん、そうなのか。いや、ほとんど全選手がそうです。流行なんでしょうけど、振り仮名のないとからっきしです。 ということであれこれを書き殴りました。最後に今日のことを。 この春退職した会社から連絡がありました。部下だった男の母親が亡くなったとのこと。夕刻、通夜に向かいました。そういえばYシャツを纏うのは4ヶ月ぶりだな。加え、今後、ネクタイを首に巻くのは黒色のみだな。人間の渡世、なにが仕方無いのかわかりませんが仕方無い。 写真は元越山に連なる稜線、畑野浦峠です。山の向こうに豊後水道、日向灘が広がります。南風、湿った空気が峰を越えるの図。色合いがゴッホ「カラスのいる麦畑」を連想させます。生暖かく、不吉を連想、瘴気のような感じです。これも仕方無しです。
2025年08月08日
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Friday, August 1, 2025 連日の猛暑、うだるような暑さにはスタミナの朝食が肝要かと。今朝の丼はご飯に納豆、卵、オクラ、メカブをトッピング。ほんの少し醤油を垂らし、よくかき混ぜて、よく咀嚼して。これ、妻の考えついたメニューです。干物に味噌汁が好物の杣夫ですが、このところ週5回はこれ。いえ、悪くありませんが。 父の洗濯物を干していたら、この暑いのにSのYちゃんが枯れ草を届けてくれました。4トンのトラックに満載でした。どこかの河川敷に刈った草です。よく乾いました。西瓜畑を始末した後の端に降ろしてもらいました。これ、土になるのです。 余談です。Yちゃんは中学の折の同級生。2年生の学年末、杣夫の通っていた木立中学(当時生徒数100名ほど)が廃校になり、城南中学(生徒数700余人)に通うことになりました。彼、統合先で最初にできた友だちの一人です。体格がよく、相撲部でした。今思い返すと、馬が合うという感じだったかな。彼は高校に行かず、名古屋で左官の仕事についたと、風の噂で知りました。数年前、偶然、鯵を買ういつものスーパーに行き遇わせました。近況を交換する中、枯れ草が要ればあげるよ、そんな話を貰ったのです。助かります。有り難うございました。まだあればよろしくね。 午後、畑野浦峠を練習。踏み登ると汗が噴き出ます。腿の張りとともに快哉。 戻って野良着に。畑のルーチンを済ませて水浴び。プシュッ。これもルーチンです。はい、茄子もルーチン。 メインはこれ。豚肉以外は拙宅菜園収穫の野菜。エヘヘ、自慢話ばかりですね。 自慢次いで、デザートは真桑瓜。これもです。サクサク、素朴な味です。Saturday, August 2, 2025 午前3時起床。今日も暑い一日でした。 少し早めに父のルーチン。午前7時過ぎ、朝食と昼食を届けました。というのも今日は別府向け。3ヶ月に1度の前立腺癌予後検診でした。妻と一緒、東九州自動車道を北上。午前9時半、別府湾腎泌尿器病院に突っ込みました。採尿採血。PSAの値が0.003。異常なしでした。問診で尿漏が僅かになったことを伝えると、れこれまで1年半服用した「過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁薬・ベオーバ」の処方はもういいだろう、そう言われました。 ついでですから尿漏れのことを。杣夫は現在、終日24時間、100cc用の尿取りパットを着用。ライフリー愛用者です。術後、半年近くは200cc用を一日数枚、取り替えていました。骨盤底筋体操が奏功し、今は上の状況です。考えてみると、女性は初潮から閉経までずっと生理に悩まされます。杣夫には生理痛はありませんが、パットの交換をしながら、女性の大変さを思いました。写真は今日の血液検査値です。ガンマGTPは40でした。次は12月の土曜日、3ヶ月おきが4ヶ月おきの検診になりました。 折角別府に来たので温泉に入ろう。杣夫は鄙びた施設が好きですが、そこは女性、小綺麗を好む妻の意見を入れ、夢玉手筥に飛び込みました。広い湯船が幾つも。寝湯、打たせ湯、蒸し湯、サウナもありました。中は撮影禁止。アップ能わずが残念です。ちなみ、入浴料は580円。 折角ついでなので、昼をして帰ろう。寿司にするかイタメシorフレンチか。結局、焼き肉がいいと言うことで合意。樹(たつき)という店に突っ込みました。妻は豊後牛焼き肉の定食。これにわかめスープとサラダに付け出しとライス。 杣夫はビール下さい。 あっ、キムチもね。 えっ?肉食べいないの?そうだなぁー、それじゃホルモンね。うん、小腸のほうね。 これだけでは少し足りません。クッパを貰いました。 瓶ビール中瓶1本飲んだだけです。運転は大丈夫。 嘘です。帰りは運転するから飲んで頂戴、検診の結果、よかったんだから、妻にそう言われ、二つ返事で泡を頼んだのでした。 帰宅して、父の夕方ルーチン。それを済ませ、これを開栓しました。 佐賀・伊万里、古伊万里酒造の甘露です。甘露中の甘露。猿酒飲みの杣夫にはもったいない。これ、妻が友人のピアノ講師W子に胡瓜や茄子、野菜を裾分けしたのですが、彼女のご主人が左党、銘酒コレクターとのことで、これをいただいたのでした。有り難うございました。やはり海老鯛の杣夫です、はい。 当てはこれ。オクラの素揚げ。これ、結構いけました。Sunday, August 3, 2025 晴れ。日増しに最高気温が高くなる感じです。暑い。 昨日、鯉の餌やり散歩をしていませんでした。早朝、其所に散歩。写真は行き遇わせたKのKちゃんです。彼曰く「鯉がばくでーおおきゅうなったのぅ。こん組ぁ頭がいいきぃ、灌漑用のポンプに吸い込まれんわい。ほいての、Hちゃん(私のこと)よい、こん鯉ぁ手前んか?あぁほうな、餌をやりよるだけか。ほいたら儂がカナツキで突いて喰うてもいいんじゃな。ほいての、ここん隣の田よ。Mやん方ん米はうもうねぇんじゃろう、雀が一匹も舞い降りんわい。ほなな」 歩いていってしまいました。彼は杣夫より5歳年上です。法螺、大話が好きです。ウィークデーは生コン車の運転手です。今日は日曜日。仕事が休みなのでしょう、匂いました。朝から微醺。木立にあって大関クラスの焼酎飲みかと。 とって返す道すがら、今度はNのT兄に遇いました。大病をしたのを噂で聞いていましたが、話をするのは何年ぶりでしょう。杣夫より10歳以上年上です。杣夫は小学校の折、木立ファイターズでプレーしましたが、その折の監督がT兄なのです。以来、少なくとも40年はチームの指揮を執ったかと。勿論、ボランティアです。彼、結婚が遅く、彼の一人娘と杣夫の娘が同い年です。彼に男の子はいません。今は孫3人。毎朝、鎮守の森にお参りが日課、今日、それを聞いて息災が何より。よかったです。写真は鳥居に向かう彼の後ろ姿です。ちなみ、右は水不足につき植え付けの遅れた水田。左は田植えを強行、枯れかけていたのですが、偶然、近くについた古井戸から貰い水。事なきを得て黄金色に。 次の写真は井守です。古井戸脇の水辺に佇んでいました。文字通り井戸の守り神。上の写真、熟れての実りはこの井守がおかげかと。 家の戻ると、妻が茄子の整枝をしていました。近所の茄子畑は青色吐息ですが、彼女の世話が甲斐あって豊作。 朝食後、朝のルーチンをこなし、自転車に乗りました。練習を兼ね、妻の実家へ。重いものを動かすよう、頼まれていたのでした。チョコチョコ済ませ、堅田方面をぐるり1周。写真は堅田川右岸・柏江付近の図です。この当たりは交通量が少ない。ましてや日曜日の午前です。すれ違う車無し。思いっきり踏むことができました。 ハンドルを国道388号に切り、畑野浦峠へ。大中尾付近に盛岡農園の直売所があります。其所に立ち寄りました。葡萄を一房、求めました。ナップサックを背にしておいてよかったです。ところで「8月8日から新米コシヒカリの販売を始めます」との張り紙。複雑の流通なし、農家直販です。盆前に新米を食べることの出来る幸せではあります。 家に戻ったら、妻が南瓜を割っていました。手早い彼女、早速料理。昼は干しぶどうの入ったピュレが出てきました。その写真を失念。残念です。 今日の写真は、サイクリング途中、新佐伯大橋の上から眺め下ろした一枚。チヌでしょうか、大物がうようよ。 もう一枚、こんな感じです。なんとか捕獲できないものか。 ブログを書いていて、いま午後5時過ぎです。今日は日曜日。1週間に1回、野菜に施肥する日です。それでは襤褸に着替え、外に出てきます。あー、暑い暑い。
2025年08月03日
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Thursday, July 31, 2025 朝のルーチン(鯉の餌やり、野菜の水遣りや父への食事、掃除洗濯等)を終え、野良着に着替えました。真桑瓜を採りあげたので、併せて西瓜畑の始末。伸びた草を刈りました。汗びっしょり。冷水シャワーを浴びた後は昼のルーチン(父への食事等)。一息ついたところにピンポーン。黒猫さんがやって来ました。段ボールを開けると、やっ!船戸与一の満州国演義が入っていました。 船戸のこの作品、図書館で第1巻を読んだだけでした。第2巻は其所にありませんでした。それがせいで其の儘に。ということで船戸の作品、満州国演義だけが残っていたのです(杣夫は彼の作品、ほぼ全部読んでいます)。 先月だったか、福岡在住の友人と電話で話した折、里見甫(さとみはじめ)の話になりました。接ぎ穂、船戸・満州国演義に話が及んで、ならば送って進ぜよう、恵送頂いたのでした。満州国演義全9巻。加えて帚木蓬生「蛍の航跡」「蠅の帝国」。全て単行本です。まともに購入したら2万円を超えます。有り難い。暑いさかり、エアコンの効いた居間にゴロリ、本を片手の蝉時雨は格別です。有り難うございました。 「蛍の航跡」を読み始めて勝手口に声。「誰かおらんの?」従姉でした。「旦那が鯵を釣ったので裾わけよ、はよボールを持ってきて頂戴」 キンキンバチバチの鯵と真鯛でした。先日貰った鶏魚の礼を言うと、旦那さん曰く「鶏魚の網代には鱶が入って釣れない」 へーっ、そうなんだ。それにしても有り難うございました。 ページをめくる手を休め、包丁を持ちました。チャチャッ。真鯛は煮付けに、鯵は刺身と塩焼きに。写真はシラタの混じらぬ絶品、豊後水道の釣鯵が刺身です。どうですか、この透明感。 夕刻、サイクリングのトレーニングを終え、夜のルーチン(食事や戸締まり等)。シャワーを浴びて缶ビール2本と芋焼酎で流しました。バタンキュー。
2025年07月31日
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Wednesday, July 30, 2025 昨日は曜日を間違えました。訂正するのが面倒なので其の儘に。 盛夏 暑中お見舞い申し上げます。 上の写真は、拙宅菜園の端に満開の百日紅です。根元に愛犬レオが眠っています。その隣にはトラが。この花の咲く度、2匹を思い出します。それをして、杣夫も樹木葬がいいかも。 さて、7月も終わりが近づきました。大暑は今月22日でした。立秋は来月7日。がしかし、猛暑の緩む気配はありません。今日、兵庫・丹波で41.2℃を記録したとのこと。 杣夫の暮らす大分・佐伯は、とてもそんな気温にはなりません。ここ30年の7月8月、最高気温の平均値は30.1℃、31.3℃です。海の近い、豊後水道・日向灘に面しているからでしょうか。ここ数日、朝は凌ぎやすいです。ちなみ、最低気温の平均値は7月が23.2℃、8月は24.0℃。 朝の散歩はその空気の中。霧の立ち込める日が多いです。写真は今朝の鎮守の森です。午前6時前の図。手前の水田は稲の穂が垂れ、愈々です。 朝食を済ませ、野良に出ました。野菜の水遣りと草刈り。次いで真桑瓜の収穫。蔓が枯れ、収穫時期になっていたのでした。1株しか植えてなかったので、10玉ほどが成果。写真がそれです。右の籠は妻の収穫。食べ果せません。彼女が友人に配りました。 余談です。草刈りは、そこのけそこのけ、チップソーが通る。ということで、驚いた草叢のバッタ類は飛び逃げます。その1匹を捕まえました。父の家の玄関先に黄金蜘蛛が巣を張っているのですが、どうも食料捕獲の成績が悪いよう。見かね、ほら、これを喰うがよい。 ショウリョウバッタの藻掻き、その振動が糸を伝わり、感じた蜘蛛はスルスル、忽ち獲物を巻いてしまいました。よし、いいことをした、これで杣夫も犍陀多が如く、地獄に落ちても蜘蛛の糸に救われるな。いや、待てよ、バッタの恨みを買い、糸がプッツン、血の池地獄で溺れるか、針山に串刺しかもしれないな。 午前、野暮用あり。外出。ついでにリカーショップへ。酒保の芋焼酎が底を突き、日向木挽きブルーを2升購入。写真はその帰りに写した一枚です。須留木の新地に始まった稲刈りです。今年の木立はここが嚆矢。 水田の排水用、クリークに布袋草が咲いていました。これ、DIYに1株数百円で売っています。これだけあります。採って販売したら、いい稼ぎになるかも。 次の写真は木立川、門の鼻にある可動堰です。春から夏にかけ、新地の水田を灌漑する目的、流れを堰き止めます。刈り取りの時期になり、もう水は不要。近々、堰を倒し、湛水の水位が下がるはずです。青鷺の漁餌、楽になるんだろうか。 昼餉の後、午睡。目の覚めてサイクリング20km。今日は畑野浦峠を攻めました。太腿パンパンになりました。この感じ、いいです。快感。写真は折り返し地点の畑野浦トンネル。これを抜けると黒潮洗う蒲江・畑野浦です。 登ってきた国道を下り、木立を一周。次の写真は、小島付近に見かけた蒲です。ソーセージの形をしています。触ると、結構硬いです。調べて漢方薬(止血や利尿剤)になるとありましたが、杣夫は生け花に供されることしか知りませんでした。 夜のお勤めは欠かせません。写真は当ての肉ジャガ。 こちらは昨日の肉詰めピーマン。大量に収穫したので、妻はこれをたくさん拵え、冷凍したようです。ちなみ、肉は生協のものを使います。田舎に暮らすと、勝手口まで配達がありがたい。しかも品質に当たり外れのないのも魅力です。コープの宅配は食品だけではなく、各地の日本酒も週替わり、特集しています。杣夫もその世話になっています。 戻ります。もう逸品、ゴーヤの和え物。さっぱりして夏の冷酒向き。 今日のおまけ写真は蕾です。 開花すると、こうなります。浜木綿です。これ、夏の清涼です。 ところで、カムチャッカ半島付近に大地震ありの報。杣夫のまちの防災無線に、あの気味悪いサイレン音が流れました。道東から本州太平洋側にかけ、津波警報。亮さんの暮らす釧路は大丈夫かな。気になりました。 カムチャッカと聞いて、思うことがありました。根室の東に北方4島が浮かびます。その先に千島列島(クーリル諸島)を経てカムチャッカ半島なのです。北方領土の東端、択捉島の東、択捉海峡の向こう側に浮かぶ島がウルップ島です。はい、杣夫はK製材の食客にその島の名前をつけました。ウルップです。(全く脈絡のない話でした。ただ、杣夫は近所の猫にロシアの地名なんぞを冠してやります。バイカル、オビ、アムール、懐かしいなぁ) 写真はウルップです。バイカルです。アムール。アムールトラのイメージをして命名でした。そしてオビ。
2025年07月30日
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Wednesday, July 29, 2025 このところ、午前2時~3時にかけての時刻に起床。調べ物と短編小説書きが楽しい時間です。朝食前、野菜畑に蔓延った雑草を始末。午前6時を過ぎた頃でした。その時刻、草刈り機のエンジン音は其処此処に聞こえてきます。田舎は草との戦争で、日の出までが勝負。涼しいうちにが合い言葉。迷惑には当たりません。 長靴を脱を脱いで、午前7時過ぎ、パラッときましたが、直ぐに青空が広がりました。鯉の餌やり散歩や父の食事等、ルーチンを終え、天井の張り替えに。千円ですっきり。 午後はツール・ド・フランスハム(ツール・ド・フランスの女性版)観戦。午後4時、サイクリング20km。 サイクリングといえば、先日、秋にある大会・ツール・ド・佐伯にエントリーしました。ここ数年はろ75kmの部に参加でしたが、年寄りの冷や水になってはいけません。最短、40kmのコースをチョイス。今から楽しみです。 さてものツール・ド・フランス、日曜日に21日間のレースが終了。毎日数時間を観戦に当てた杣夫はツールロス。が、始まったツール・ド・フランスハムにもうしばらくはフランスの夏景色を楽しめる、そんな日が続きそうです。 写真はツール・ド・フランスの最終日。恒例、凱旋門上空をフランス空軍の戦闘機が国旗さながらの爆煙パレード。華やかです。 こちらはルーブル美術館の中を疾駆のプロトン(集団)。 コースはモンマルトルの丘にも。ゴールはシャンジェリゼ。凱旋門を周回の図です。 今年の7月、杣夫はこの中継に明け暮れました。没頭できるのは退職、サンデー毎日になったからです。 7月初め、スタートはブルターニュ。ドーバー海峡沿いの海岸風景に幾分荒涼を感じました。ペダルが内陸に進むにつれ、地平の果てまで林の入り交じった麦畑。山らしい山はなく、穏やかな勾配の丘陵が続きました。南、中央山塊に下っていくに従い、玉蜀黍畑が目につくよう。牛の放牧もそこここに。ピレネー山脈に入ると、切り立った山々が深い。遠くの峰には雪の残っているよう。余談ですが、逢坂剛の小説やフランシスコ・フェルナンデス・オ著和のことが浮かびました。ピレネー後は禿げ山・モン・ヴァントゥの登りを経てアルプスへ。山登りの厳しいコースが続きました。写真は峠を目指す選手たちです。つづら折りがなんとも、ではありました。 言葉では言い尽くせませんが、沿道に応援の皆さん、フランスの北部、南部、アルプス、パリのそれぞれに違うファッションも素敵でした。コース沿いにあるシャトーや遺跡なんぞの紹介もありました。ブルターニュには大規模な戦争墓地も。歴史、風土、人、フランスの文化というと大げさですが、堪能できました。それにしてもです、フランス国営テレビの中継、素晴らしい。最終日に登場の映像を列記すると以下の通りです。 セーヌ川のサイクリングコース、ヴェルサイユ宮殿、パリ陸軍士官学校(ドゴール卒業)、パリ天文台、フィギアの塔、フランスTV本社、エッフェル塔、デカトロン、モンマルトルの丘、ムーランルージュ、ナポレオンの墓、チュるぃリー公演、コンコルド広場、ルーブル美術館、オルセー美術館、ノートルダム寺院、ジャンヌダルク像・・・。市内観光をした気分です。 観終え、改めてフランスは偉大なり。一度、パリに1泊したことがありますが、走り走りの旅でした。今度はのんびり、各地を廻りたいな。
2025年07月29日
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Sunday, July 27, 2025 あーあ、つまらない。大相撲は終わったし、カープは金満に3タテを喰らうし。ツール・ド・フランスも今日が最終日。飲むしかありません。ということで先日のあてがこれでした。鮟鱇の胃袋。右はポン酢と鮟肝を和えたなかに、それを塗すの図。これ、グーなんです。 胃袋は輪切りでした。輪ついでということでゴーヤを輪切り。 オクラと一緒に揚がり、出てきました。 流した酒は熟成三楽。ウイスキーやジンがいいなといっても、毎日だと弱ってしまいます。でも酒を我慢ということにはなりません。何か軽いものを。ということでこれで誤魔化しました。 さて、このところ鬱陶しい日が続きました。毎日のよう、午前を中心に俄雨がありました。写真は玄関の軒下に這う守宮です。彼は湿り気のある方がいいんだろうか。イモリは両生類だけど、ヤモリは爬虫類だから、違うんだろうな。 次の写真は先日、朝の散歩時、熊野神社東側から松浦越を眺めるの図。豊後水道の湿気を南風が運んで、ガスが山裾にまで。 ここはJの休耕田です。猪が暴れたようです。 門の鼻橋の袂、空き地に土の山がありました。これは、昨年、沖田の放水路に蔓延った葦の類を引き上げて山積みしておいたもの。土に還りました。拙宅の野菜畑に運びたいな。 ん?黒いものが。蛇でした。真っ黒はシマヘビの黒化型です。無毒ですが、気味が悪い。 この日の夕方は、青空がのぞきました。写真は夕方の散歩途中にパチリ。K製材です。主人、歳を取りました。電力を解約、必要な折、大きな発電機をリース、注文に応じているようです。ちなみ、杣夫の家は、父の杉・檜を倒し、ここで製材してもらいました。 先日アップした櫟林のところ。今日はスズメバチが3匹、穴に染み出る樹液を漁っていました。 別のところにはチョウセンヤブキリかな。キリギリス科です。目が合いました。 歩を進めると、梨が落ちていました。 どうしてこんなところに?上を見たら、嗚呼、そうか。 向津留の帰り道、鬼灯の出荷が始まっていました。 早期米は頭を垂れました。愈々稲刈りです。天気が続くといいな。
2025年07月27日
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Wednesday, July 23, 2025 昨日今日と晴天。朝、陽の射し始めると、クマゼミがワシワシワシ。夏本番だよの声です。杣夫はすでに鯉の餌やり散歩を終え、父に朝食を届けた後。ツール・ド・フランス観戦の時刻でした。写真は今日のゴール、プロヴァンスにある独立峰・モン・ヴァントゥ山頂です。判りにくいですが、急坂をプロトンが登っていくの図。昼前、決着を見ました。 戻ります。その早朝散歩、今日は郵便物の発送あり、鯉の池から木立郵便局のポストへ。写真は途中の草むらに座り込むイシガメです。水田から這い出してきたようです。泥田のなかからですから泥亀。 家に戻って朝餉。思うところあって、このところ、妻の拵えるそれはオクラ、納豆、キムチ、卵の混ぜご飯です。 デザートはヨーグルト。梅ジャムは自家製。ブルーベリーも妻の花壇向こうに実をつけました。 午後は野良。茶の生け垣に蔓が蔓延ります。かき分け、根の近くを鎌で切断。しかし、宿根は残ります。直ぐさま、伸びて茶を覆います。鼬ごっこ。父の家の築山を草刈り。汗びっしょり。地下足袋を脱いで鎌を研いでいたら、シオカラトンボが妙な恰好をして杣夫の周囲を舞いました。交尾です。愛の姿は、いいものです。 ネタ切れなので、昨晩のことを。妻曰く「この暑さに玉葱が腐りそうなの。キーマカレーを拵えるわよ。たっぷりね」 杣夫は午後9時前に水平飛行ですが、彼女は日付変更線を越えるまで夜鍋です。 昨日のことをもう一つ。西瓜を全部収穫しました。これで全てです。苗4本でこれだけの実を得ることができました。近所に裾わけしました。明日は妻の友人宅へも。しかし、玉が小さいから恥ずかしいな。 も一つ、別の話題を。新聞にロジャー・ノリントンの訃報です。杣夫のライブラリーにはありませんが、シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏が印象深い記憶です。 訃報記事をもう一つ。渋谷陽一です。杣夫の趣味とは違いますが、日曜日の午後、FM番組の流れで、ワールドロックナウを聴いていました。冒頭だけですが、声色が優しかったです。その世界を知りませんが、とにかく博識を感じさせる口調でした。 おまけ。これは盆の時期、仏壇に供える砂糖菓子です。杣夫の暮らす地域では、どの家も多かれ少なかれ、これを用意。供養の時間を過ごします。ちなみ、この時期、どのスーパーもこれを棚に並べています。
2025年07月23日
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Monday, July 21, 2025 朝のうち、湿りがありましたが、午後は雲一つ無い空が広がりました。写真は夕刻散歩の折、鎮守の森・熊野神社脇に広がる水田です。田植え直後、水不足に悩まされたところですが、今はコシヒカリが頭を垂れています。刈り取りが近いぞ。新米、待ち遠しいな。 今日は海の日、連休最終日でした。日本列島は猛暑、各地で水難事故のニュース。痛ましい。 さても杣夫はサンデー毎日。明日からも連休が続きます。次の写真は小中尾・F鉄工所の向こうにある櫟(クヌギ)林です。いい感じの木陰でした。 幹の所々に穴の空いて、カナブンたちが汁を吸っていました。カブトムシやクワガタは目にかかりません。スズメバチもいない。彼等も暑そうです。 こちらはK製材所の近く、株分けの始まった水田です。真ん中の株を時計回り、囲むようにょろり、カラスヘビの身体を見てとれます。蛙を食べよう、探しているのかな。 次の写真は咲き始めたママコノシリヌグイです。名前とは裏腹、小さなピンクの塊に得も言えぬ清々しさ、清楚を感じます。 以上、散歩の切り取りでした。 前後します。昨日、この2品が届きました。 右はこうして使います。草刈りの折、でこぼこに対応、チップソーの刃を傷めないよう、地面と一定の距離を保つ緩衝の役目です。使ってみましたが、其程の効果はありませんでした。杣夫の草刈りは石の多いところですから。 左は刃の上に重ねます。これ自体が刃になっていて、絡みつく蔓をカット。これは効果抜群でした。両方で3ラーしなかったな。ということで、散歩の前、今日の午後は草刈り。いい汗をかきました。 更に前後します。午前、ぼんやりツール・ド・フランスを観戦していたら、オーディオの師匠来宅。林檎ジュースを頂きました。嬉しいな。青森産の逸品です。彼の娘さん、ご主人の実家が青森だそう。その関係でと話してくれました。この時期です、冷やして楽しもう。カクテルを拵えるのもいいな。 そのツール、今日は2週目の最終日。ゴールがカルカッソンヌでした。世界遺産の待ちです。この城壁、魅力的です。嗚呼フランス。行きたいなぁ。 レースは明日の休養日を挟んでいよいよ最終週。その初日はモン・ヴァントゥ です。山頂ゴール。昨日まで圧倒的強さを見せたポガチャルがこの日もぶっちぎるのかな。流れ去る風景、フランス南部、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュールの景色、楽しみです。バカンスだな。写真はゴール付近の写真。 写真のおまけはここ数日の料理。1枚目は野菜サラダ。周囲の丸いのは黄色のトマトです。 これはチャプチェ。 冷やし中華です。以上、全て妻の手作り。頭が下がります。 おまけのおまけは焼き茄子。はい、毎日食べていますよ。 読書は進みません。調べ物の多くて。検討中の小説、フィクションかつ短編ですが、中国・清朝末期から中華民国(~1945)の時代までを固めないと、俯瞰的時代認識に齟齬をきたします。 そしてその読み物、杣夫のそれは事件よりも人物にスポットをあてる内容です。時代考証は、独自の年表作成。ということでこれをもと、時代を生きた一人一人を調べ、彼等の人間関係を紐解き、紐付けしていくのが楽しい。勿論、紐付けはフィクションですが。そして杣夫はその作業過程に、強いエクスタシーを感じるのです。 例えば戦前・戦中、中華民国や朝鮮のエリートは、一部が陸軍士官学校に留学していました。彼等の一人一人について、留学の年月日、時期を特定します。そして、その頃在学の日本人名簿に重ね、交流の有無を想像するという具合です。加えて、知る限り、私の暮らす木立地区から陸士合格が2名出ました。その二人との紐付けが、フィクションでありながら現実味を帯びているという感じを醸すのです。 2名のうち、Nさんは近所に存命。やがて100歳と高齢です。終戦時、在校であった年齢です。調べていくと、加藤六月、奥田敬和、久保亘と机を並べていたはずのことが判りました。3人とも、後に政治家となりましたが、Nさんは水道工事店を個人経営、今に至っています。 戻ります。Nさんと同時代、朝鮮からの留学生、張昌国(チャン・チャングク)という青年も在学中でした。張は、終戦の3年後、アメリカ陸軍歩兵学校に留学、帰国後、韓国の陸軍幹部への道を辿りました。陸軍参謀の時、1961年に朴正煕が起こした軍事クーデター以降は戒厳行政部指令に就任。韓国民族文化大百科事典には「1967年に陸軍隊長に昇進し、軍の要職の中でも特に教育や作戦を担当する保職を多く担当し、この分野に精通した同時に貢献したことが大きく、智將・徳長(德將)という評価を受けた」とあります。予備役編入後は、ブラジル、ベネズエラ大使を務め、国会議員にもなりました。杣夫は、張とNさんを重ね、陸士時代の張昌国との交流(ここはフィクションですが)を回想する内容、加えて朝鮮戦争時代のこと、朴のクーデターを知り、遙かな思いをするするというような仕立てを考えたらどうか、そんな感じなんです。朝鮮戦争いえ、朴槿恵の登場はありません。いえ、冒頭書いたとおり、例えば、ということです。
2025年07月21日
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Sunday, July 20, 2025 雨続きです。太平洋高気圧の周辺部にあたるのでしょうか、時青空がのぞくものの、俄雨の繰り返し。湿度が高く、蒸し暑いといったらありゃしません。写真は昨日の夕刻散歩中、行き遇わせたKのNさんです。木立川左岸の草を刈っていました。ボランティアというか、自主的に、です。円(鉛)管服を着て、汗びっしょり。声をかけたら、エンジンを止めて一服でした。彼曰く「盆踊りが近づいて、ここが草藪だったら、なんだかさえないからね」うーん、流石です。 折角なので夕刻の散歩写真をもう一枚。丁度、雲間から陽射しが漏れた時にパチリ。アメンボウです。田んぼの水底に映る影がいい感じです。アメンボウの足先には毛があり、水をはじきます。表面張力により体の重さだけ水面が凹みます。その部分が屈折効果、影となるのです。我ながらいいショットでした。 家に戻ると、散水に使う水道のところに雨蛙が蹲っていました。土蛙と違いツルリ、綺麗です。 戻ります。今日は参院選の投票日。朝一、昨日夕刻に開催の生産森林組合総会案件について、副組合長宅に相談。いえ、たいしたことではありませんが。それを終え、木立小学校に開設の投票所へ。いつもは体育館ですが、今回は冷房の効いた部屋に記載所がありました。事務をするのは杣夫が勤務した会社の後輩たちです。お疲れさん。そういいながら、何か差し入れをすればよかったな、そう思いましたが後の祭り。杣夫はいつも後の祭りです。エヘヘ。 そこを後にし、地区内にある精米所へ。 元同僚、datelineは仕事の合間を縫って米作をしています。昨秋、その彼から籾を一袋譲ってもらっていました。米櫃が底を突き、愈々とっておきのお出ましとなりました。精米機の口に籾を投入の図。 ボタンで籾か玄米かを選択、精白の度合いは標準を選びました。 ゴオンゴオン、機械が音を立て始めました。しばらくすると、精米がザーザー、出てきました。これを本の袋に流し込んでお終い。籾30kg、300円でした。 まだ用事がありました。父宛の簡易書留など本人受け取り書類を郵便局へ受け取りに。祭日もやっているのです。耳が不自由につき、配達員さんの声が聞こえずに手渡し能わず。本局持ち帰りになっていた分です。現金書留なら喜んでなのですが、介護保険負担割証や後期高齢者医療資格確認書です。足が重いというか、面倒だなぁ。 もう一つ用事を済ませました。妻に頼まれ、彼女の友人宅へ野菜の配達。オーディオの師匠宅へも。今年は西瓜不出来。期待に添うこと能わず、残念でした。写真は配り歩いた野菜の一部です。 帰りに、いつも立ち寄るのとは別、少し大きめのスーパーへ。朝どれの小鰯を売っていました。50尾ほど入って0.5ラー弱。これは買いです。1パック購入。家に帰り、早速調理。といっても頭を外しただけですが。親指と人差し指で頭を外すと、内臓もついてきます。簡単。数匹を味噌汁に。残りは生姜と梅干しを併せて煮付けました。写真は事前処理中の図。 午後は毎度ツール・ド・フランス観戦。写真はアクチュアルスタート直前の図です。スタートのフラッグがこの車に乗ったプロモーターによって振られ、協議が開始されます。 ところで、自転車レースには多くの車が使われています。主催者の車、チーム毎のサポートカー、ドクターカー、他にもチームの休憩や移動に使う大型のバス。中継カメラはオートバイやヘリコプターです。 そこで、それらの車に注目してみました。主催者はシュコダを使っています。上の赤い車がそれです。チェコの自動車メーカー。フォルクスワーゲン傘下です。 次はチームの車について。出場チームは23。サポートカーも23。車には疎い杣夫ですが、見た感じ、ほとんどがステーションワゴンタイプです。メーカーに興味を持ちました。主流はドイツ車。フォルクスワーゲン、アウディ、ベンツが多いです。プジョーやルノーは見当たりません。アメ車もです。北欧のチームはボルボ。日本車はトヨタとマツダを見かけましたが、それぞれ1チームかと。ドクターカーはアウディの白、オープンカーでした。カッコいいな。各チームの選択傾向をして、品質の善し悪しを推し量ることができるというと過言でしょうか。 さて、今日はピレネー山脈の懐が舞台。見入っていて、こんな映像がありました。川です。惹かれたのは画面左上、川の左岸(下流に向かって左が左岸)、井堰のところ、川岸に階段状の構造物があります。これ、魚道です。取水、或いは土砂流出を防ぐ為に設けられた井堰や帯工は、魚の遡上を妨げます。そのため、このよう、段差と流水速度を抑え、遡上の負荷を軽減するのです。ということこの川には遡河性魚類がいるはず。おそらくサケ科だな。 余談です。魚道は魚の道です。杣夫は酔散の営業時代、魚道の設計を勉強したことがあります。魚の最大遊泳速度は体長の10倍、巡行遊泳速度は3倍(何れも秒速)。それをして流水速度と魚道1段1段のプール水深を組み合わせるのです。ということで杣夫は魚の道にそこそこ精通です。しかし、人の道には外れているような・・・。未だ木鶏たりえず、いやそれどころか畜生道ですらあります。
2025年07月20日
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Saturday, July 19, 2025 週初めは晴れ続きでした。しかし、後半は雨模様。鬱陶しい天気です。写真は今朝の早い時刻、雨間を縫って鯉の餌やり散歩、その際、元越山の稜線を越えてくる驟雨カーテンです。雨脚の迫る写真を撮るのは難しいです。 足下に目をやると蝸牛。濡れたアスファルトをそろり。誤って踏んでしまうと、ガリッ、哀れ、しまったの音を聞くことになります。 視線を戻すと、農道の横はコシヒカリの穂、頭を垂れていました。実るほど、とはこのことです。 次の写真は昨日の夕刻、Rさんを誘っての散歩途中に撮ったハウス内の鬼灯です。7月も後半です。季節ものの出荷は大急ぎ、大変だろうな。 Tさんが乗用草刈り機で雑草を始末していました。これ、ほしいな。でも1500ラーほどします。無理だな。 ネタ切れです。食事のことを。医師に減量を勧められました。妻にそのことを話すと、今朝の朝食はこれでした。杣夫は干物を大好きです。毎朝、それの無いと物足りません。釧路から時鮭やホッケなんぞが届いたら、それはもうご飯茶碗におかわり何杯も。体重減の話を聞いた彼女、早速調べ「今後はこんな朝食にシフトするわ。干物は時々にしてね」 次の写真は鶏魚の刺身です。先日、従姉の旦那さんに貰ったそれを、冷蔵庫に寝かせておいたのです。昨晩は刺身に、残りは漬けにして今日の昼に楽しみました。 おまけは収穫の西瓜です。雨が多く、収穫前に割れてしまいました。収量少なし。がっくりです。 黒玉のほうは受粉が美味くいかなかったのか、個数が少ない。加えて、他人様に差し上げるような品でもない。小ぶりなんです。小玉と併せ、その原因はわかっています。マルチシートを敷かなくて、排水の悪かったこと、雑草の蔓延ったことの2点です。来年はきちんと、です。 今日の写真はツール・ド・フランス第12ステージ、山頂ゴールの図です。場所はフランス側のピレネー山脈。背番号1、優勝候補ポガチャル疾駆。この日、マイヨ・ジョーヌを再獲得。スターです。 次の写真は今日のタイムトライアル。選手や観客は写っていません。コース付近の山、大会運営本部の飛ばすヘリコプターがいい眺めを切り取った一枚です。上の写真の青空といい、織りなすピレネーの山々といい、旅行に出かけたい気持ちを掻き立てられます。 ということでもう10日ほど、毎日4~5時間、テレビの前に座ります。あっ、大相撲も始まって、こちらは録画で飛ばし観戦。カープの試合は見たくありません。読書と書き物は一休み。調べ物は中江丑吉関連。
2025年07月19日
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Wednesday, July 16, 2025 数日前まで愚図ついた天気でしたが、月、火、水と晴れ。暑さは仕方ありませんが、山の緑と青い空を眺めると、スカッとする杣夫です。 以下に三日間のことを順不同、並べてみました。 太陽光の射し始める前と陽の落ちて後、雨以外の日は妻が野菜畑に。収穫と整枝は同時に行うのが肝心とは彼女の弁。適当、野菜鋏でチョキチョキ、整枝の骨を知らず、実を採るだけの杣夫を叱ります。写真は本格化の茄子です。 どうですか、いい感じでしょう。 胡瓜はそろそろお終いです。形状、少し曲がり始めました。 ということで、昨日の朝、妻の早朝収穫はこれだけでした。 折角ですからゴーヤの写真も。やっと生り始めました。まだ小ぶりです。 ついでに柿の写真も。昨年はからっきしでしたが、今年は豊作のよう。楽しみです。 戻ります。彼女、野菜畑のあれこれを終えると、玄関前の花壇に取り付きます。草引きと水遣りです。その時刻、午前7時くらいかな。未明、午前3時あたりに起床の杣夫は、腹が減って堪りません。朝餉までを珈琲に甘いもので凌ぐといいのですが、そうもいきません。理由は以下の通り。 先日、ヘルニア術後の検査でN医療センターに出向きました。腹部だけのCTスキャン。ダビンチに開けられた腹部の穴は完全に閉じ、経過良好でしたが、H医師曰く「ねえTさん、少し肥えすぎじゃぁない?腹も出ているしね。内臓脂肪が溜まると腹の内圧が高まり、縫い付けた筋肉がまた破断、ヘルニア再発の恐れがありますよ。身長と今の体重を教えて。はい、175cm83kgね。BMIって知ってる?あなたは25オーバーだよ。適正体重は67~68kg。痩せないといけないなぁ。取り敢えず75kgを目標にね。来年1月にも一度CTを撮って、それでOKならそこで治療終了です。痩せた姿を楽しみにしていますよ」 ということで三食以外、間食を控えています。腹の減った折は、珈琲、或いは水を飲んで誤魔化します。しかし、結構なもんです、世界には食べ物のなくて水を飲んで我慢、幾多の人たちがいます。なんといいましょうか、罰当たりだな、そう思いながらも平々凡々・・・。 話が逸れました。写真は花壇に妻の背中、鹿の子百合に舞うアゲハチョウです。ひらひらの光景は夏の盛りです。 おっ、足の先にシオカラトンボだ。翅が透き通っている。芸術的美しさではあります。 話は変わります。一昨日の話。従姉夫婦が父を気遣い、鰻の蒲焼きを差し入れてくれました。杣夫夫婦の分まで。たっぷりの量でした。ちなみ、杣夫は鰻の頭の部分を好きです。パクリ、口に含んでモグモグ。身と皮を口内で楽しみ、嘗め尽くしたあとは硬い骨と鰓をペッ。後口に冷酒を流すと、もう至福ですね。 従姉と言えば、昨日は母方の従姉夫婦来宅。旦那さんが佐伯湾に釣ったイサキを父にということで。大物でした。しかも死後硬直、キンキンバチバチ。 直ぐさま、出刃を持ちました。次の写真は二枚に下ろすの図。皮を剥いだら、刺身包丁に脂が粘りつきました。 骨のついた方は煮付けと塩焼き、腹身と頭は味噌汁に。 真子と白子も一緒に煮付けます。 鰻の頭ものですが、旬のイサキを冷酒で流すのも至福。 今日16日水曜日は、朝ご飯の後、野良着に。墓掃除をしました。蚊遣りを腰に巻き、七つ道具(草刈り機二種類、ブロアー、鉈、鎌、落ち葉掻きなど)を用意。墓地は歩いて数分のところにあるのですが、荷が多いので、軽トラに積みました。写真は着工前。周囲は竹藪です。落ち葉が堆積。 竣工写真です。すっかり綺麗になりました。 半年に一度の掃除です。古い墓には苔が生え、墓石の隙間には草。いちいちそれを手で始末は面倒くさい。草刈り機にビニール紐の刃を取り付け、高速回転で其れ等を刎ねていきます。眠る仏さんたちの驚きようにはお構いなしの杣夫です。 墓地の隅に、もう誰も面倒をみなくなった古い墓群があり、夏草に埋もれていました。一応、頭だけは見えるよう、草刈り機でやっつけましたが、作業2時間、杣夫自体が燃料切れ。そこまでにしました。撤収、取り付けの小道を戻りながら、無縁仏の言葉が頭を過りました。近い将来、杣夫ところの墓も無縁となるはずです。家に戻り、シャワーの後、その虚しさ、無常観を缶ビール2本で誤魔化しました。 午睡の後、野菜に散水。散歩。も一度シャワーを浴びて夜のお勤め。今日は鶏天でした。当然、茄子も揚がっていました。 流した酒は日向木挽ブルー。ロックが美味しい。 おまけは昨日の夜。梅味噌を胡瓜にかけてウイちゃんを流すの図。これはこれで乙です。 ということで野良と散歩、時々ランと自転車。読書の方はローマ帝国衰亡史読了。一ヶ月ほどを要しました。長編をタブレットに依ったのは、これが初めてです。読み終えて、現物の本が目の前に無いと、なんとなくスカスカ、身についていないような気持ちです。 今日の写真は横浜在住、Hさんから恵送、横浜中華街パンフとビュフェ美術館の展覧会スケジュールです。毎月、小雑誌「銀座百点」と一緒、都会の風を感じさせてくれる各種案内のペーパーを送ってくれます。今回も、でした。中華街、練り歩いてみたいな。
2025年07月16日
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Monday, July 14, 2025 雨の降ったり止んだり。今日も雨間を縫って茶の木の剪定をしました。延時間にすると4時間ほどですが、4日間に亘る作業でした。 4時間は4時間でも、杣夫が毎日4時間前後をかけているのがツール・ド・フランス観戦です。今月初めに始まり、今日が第10ステージ。オンデマンド視聴ですから、朝昼晩、自由の時刻、楽しんでいます。ウィークデーの真っ昼間、自宅の居間で珈琲を楽しみながらの時間は最高です。 レースには様々の視点、それぞれに奥深さがあります。観戦者の視点からは玄人好みのスポーツであると言えるでしょう。いえ、杣夫は未だテレビ観戦初心者ですが。解説者の話を聞くほどに、ただ単なる自転車競争ではない複雑の要因とそれに対応する戦略が見えてくるのです。 この大会、世界中に中継され、30億人がテレビ観戦しているとのこと。聞いた話ですが、世界3大スポーツイベントはサッカーW杯、オリンピック、そしてツール・ド・フランスだそう。 ということで今日もテレビの前に4時間釘付けでした。写真は刈り取りを終えた麦畑を疾駆する選手たちです。流れ去るブルターニュ、丘陵のこの景色は日本にありません。ここがカマンベールチーズ発祥の地とは解説者の弁。 散らばる小さな町や村の家並みにも異国情緒、フランスの7月、明るい太陽を感じますが、街道に添って植えられた枝を広げる高木や鬱蒼の森、広がる農地の景色も魅力的。居ながらにして、海外旅行です。今のブルターニュは先の麦に加え、玉蜀黍と向日葵畑が目立ちました。写真手前左の緑です。 もう一枚。フランスの学校は、昨日の日曜から夏休みとは解説者の弁。併せ、バカンスの季節でもあります。聞いた話、受け売りですが、その国にはバカンス法というのがあって、有給休暇は最低5週間、会社によっては6~8週間あるそうです。このうち2週間は連続で、5月から10月までの間に取得するというルールだそう。レースの沿道にこのキャンピングカーをして、なるほど頷首。バカンスはキャンピングカーでツール・ド・フランスを応援。杣夫もこれ、やってみたいな。
2025年07月14日
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Sunday, July 13, 2025 愚図ついた天気が続いています。ブログもネタ切れ。写真はいつもの散歩コースにある鬼灯ハウス。色づきが遅いような。空模様のせいかな。 早期米コシヒカリは、穂が出そろいました。写真は雀や鶸(ヒワ)の食害を防ぐ為、鳶を模した凧です。風の吹くと、この様、クルクル廻ります。これ、肺癌を患い、昨年亡くなった近所の同級生、米作農家だったKのYちゃんが10年近く前、木立地区に導入。効果絶大、広まりました。ちなみ、それまではガス鉄砲。数分おき、大砲のよう、大きな音を出すガス爆発装置が主流でした。それ、もう見聞きしないな。朝からドカンドカンとやられ、苦情も多かったようです。 散歩途中、近所に暮らすNのTやん、ハナの散歩も雨間を縫ってです。アスファルトの凹みに水たまり。行き遇わせた彼に、年数回、トラクターによる畑の耕耘をお願いしました。拙宅のそれが愈々の寿命なんです。彼曰く「いいよ、いつでも使って。故障したら直してくれればいいから」有り難いことです。 私も雨の止んだ時を見計らって、生け垣の剪定。写真は竣工図です。残りは居間の前、ソメイヨシノの下に延べ30m程の植え込みだけ。湿度が高く、小一時間の作業でも汗びっしょりになります。 ネタ切れです。ここ数日の食事を纏めて。 先月末から茄子が本格化。毎日食べています。1枚目は焼き茄子。 こちらは隠元と一緒に煮付けたもの。生姜スライスも混ざっています。甘い味付けは芋焼酎ロックに合います。 ピンボケですが揚げ浸し。ジンのロックで流しました。 白茄子の舟焼き。甘ダレを掛けたり、柚子胡椒を塗ったり。いろいろな味付けを楽しんでいます。これ、皮もいけます。柔らかい。 茄子から逸れます。潤目鰯の酢締め。拵えて冷蔵庫に入れておくと長持ちします。1週間ほど楽しめました。冷酒で流し舌鼓。 甘露嘗め潤目鰯に潤んでる これは小イカと黍魚子の煮付け。魚の煮物は杣夫の得意です。 番外は昨日の朝食。目玉焼きとズッキーニの炒めもの。朝はパンを滅多と食べません。味噌汁とご飯の毎日ですが、この日はトーストと珈琲。あっ、杣夫は牛乳を滅多と飲みません。腹具合のゴロゴロ、飲むと覿面なのです。 おまけは李。これ、父の家の裏庭に実を付けていました。そうとは知らず、近所のおばちゃんH姉に「早く採らないと、落ちてしまうよ」そう指摘され、気づきました。ガブリ、いい感じです。
2025年07月13日
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Wednesday, July 9, 2025 晴れ 思い過ごしかもしれませんが天気予報、にわか雨が降るぞ降るぞ、そんな感じなのに、さっぱりです。湿りの含みを持たせるので、野菜畑、今朝の散水はしないでおこう。それが間違い、おかげで胡瓜5本のうち2本を弱らせてしまいました。いい加減さが為せる失敗です。写真は空中線に留まり、杣夫をせせら笑う鳶です。此奴は西瓜畑を荒らしませんから、嘲笑も気になりません。 毎朝、鯉の散歩は続いています。道中、稲が頭を垂れ始めました。早期米の田は一斉、何処もです。 午前は書斎に過ごしました。調べ物は近衞文隆。西木正明「夢顔さんによろしく」の主人公。劇団四季「異国の丘」のモデルにもなりました。杣夫はそのミュージカルを見てはいませんが。 ところで近衛文隆は近衛文麿の長男です。杣夫の調べ物は、田舎の図書館に出っ張る必要なし、インターネットで行います。ウィキが中心です。彼の出自を読んで驚きました。文麿の妻は豊後佐伯藩毛利家当主・毛利高範の娘でした。へーっ、杣夫の暮らすまちです。更に深く調べると、高範は肥後宇土藩細川家の系譜。ちなみに彼の妻は越後与板藩井伊家から。調べ物の目的とは別ですが、うーん、閨閥は凄まじい。欧州の王室や貴族との政略結婚のイメージもありますが、日本も摂関政治に始まり、平家しかり。下って華族制度も。ウィキには「国会議員の世襲が常態化したため、政界の主導による財界、官界、さらには皇室との間の通婚で複雑な血縁関係が形成されるようになった。特に大蔵省では、高輪会と呼ばれる、若手官僚と政財官界の要人の令嬢との見合いパーティーが定期的に開催されていたという。省庁内部での閨閥形成もしばしば見られ、高級官僚が自省庁の若手有望株のキャリアに娘を嫁がせ、自身の影響力拡大を図る例がある」とありました。大蔵省とありましたから、上の話はもう何十年も前の話でしょうけど。 馬の骨、杣夫の田舎暮らしとは別世界ではありますが、近衛文隆をして古今東西「閨閥」は調べれば調べるほど脈々と、ではあります。 話が逸れました。午後は野良に。生け垣の剪定をしよう。汗びっしょりになりながら、伸びた茶をエンジンバリカンでやっつけました。 山茶花も始末しよう。 竣工写真です。 陽射しが強いので、これを被りました。帽子の滑りに黒い布が付いてあり、項を守ります。 グラサンはサイクリング用。便利なんです、これ。 終えて、作業着のまま散歩。Rさんを誘いました。写真は行き遇わせたコリーのマルです。飼い主Hさんによると、心臓が悪いとのこと。以前の若々しさがないような。首筋を掻いてあげたら、気持ちよさげの顔になりました。 今日最後の一枚は、晩ご飯と戸締まりを終えた父の庭、鹿の子百合に蜜を求めるアゲハです。耳を澄ますと早くも蜩の声。夏が往きます。
2025年07月09日
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Tuesday, July 8, 2025 晴れ 外の白むと、鯉が待っています。早朝散歩がてら、でした。 毎週火曜日、杣夫の暮らす地区は、家庭ゴミをゴミステーションに出す日です。拙宅のものに加え、父のそれも、です。以前はきちんと分別していましたが、ここ数ヶ月、部屋のゴミ箱に何もかもぶっ込みです。紙屑やビニールはいいのですが、ペットボトルや果物の食べ滓、嗽の液体、痰壺にもなっています。やりっぱなしです。注意しても面倒臭がるばかり。それだけではありません。食器もこのところ、テーブルにそのままです。が、仕方ありません。後々、杣夫も通る道ですから。幸い、着替えとトイレはまだ自分で済ますことができています。紙おむつ、未だ不要。 ということで、朝餉の準備と灯明を済ませ、ゴミを持ち帰りました。 午前10時過ぎ、久しぶりに市街地向け。木立地区を出るのは先月末、父を病院に連れて行って以来かな。友人宅に野菜を裾わけ、ランブルで珈琲豆を購入。ディスカウントストアでビールを購入、何かと父を気遣ってくれる方にお中元を届けました。帰りになにかいい魚はないかな、いつものスーパーを覗きました。朝どれの潤目鰯がありました。4パック、12尾購入。帰宅して直ぐさまチャチャッ。酢締めと塩焼き用に。 午後は、居間を締め切ってエアコンを効かせました。ツール・ド・フランス3日目を観戦。中間スプリント争いで落車、マイヨヴェールのフィリプセンが鎖骨骨折、リタイアとなりました。救急車で病院に搬送され、緊急手術したとのこと。あなおそろしや、画面に見入っていたとき、ピンポーン。友人UのIちゃんでした。「鰯食べる?」勿論二つ返事です。最前、スーパーで買ったばかりなので要らないとは口が裂けても言えません。ただでもらえるものは全部頂きの杣夫です。大羽でした。足の早い魚なのに鮮度抜群、キンキンバチバチとはこのことです。まだ鱗がついています(真鰯は店に並ぶ頃には鱗がほとんど落ちている、鱗のあることは鮮度のいい証)。なんでも浦辺の漁師にもらったとのこと。皆に配るから少しね、といいながら6尾も。 最前、片付けた台所に再び古新聞を広げ、まな板を置きました。チャチャッ。3尾は塩焼き、残りは刺身です。写真は3枚におろし、皮を剥いだ図です。指に脂が粘りつきました。 午後、妻は週一の仕事。昨日書いた若者就労支援施設に出っ張りました。ということで夕餉の準備は杣夫の役目。真鰯の刺身がメイン。 こちらは塩焼き。上が真鰯、下が潤目鰯。食べ比べでした。妻は前者に軍配を挙げました。 今日の写真は、残滓(内臓や腹骨、頭、皮)を土に埋けよう、それの入ったバケツを持って出た折に舞っていた玉虫です。薪小屋の端に留まったところをパチリ。 横からの図です。羽は虹色、角度によりキラキラ変化します。昆虫の天敵は鳥ですが、彼等の嫌う色合いだそうで、この美しさはその進化によるものとのこと(ウィキからのパクリ)。
2025年07月08日
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Sunday, July 6, 2025 晴れ。 梅雨の明けてからは午前3時頃、目が覚めます。今日もそうでした。開け放った窓からの冷気が心地よかったです。煎餅蒲団に横となっては肌寒い程でした。なにせ、下着一枚です。昨日今日と、少し湿度の下がったせいかもしれません。 ここ数日の梅干し作業、昨夜、夜露に当て、今日の午前中で終了。写真は塩を噴いたそれです。 これを部屋に取り込んで、早速瓶に詰めしました。 午後、妻は梅干しの匂いをさせながら、第九の練習会へ。杣夫は始まったツール・ド・フランスの第1ステージを観戦。初日から激しい展開でした。レース中盤、ピンポーン。お客さんでした。玄関に爽やかな青年が立っていました。彼曰く「誰だか判りますか?」直ぐにH君と判りました。妻が受け持った生徒の一人でした。それから30有余年、若作りの印象をして青年と書きましたが、歳を訊くと44歳。居間に通し、来し方のあれこれを教えてもらいました。高校卒業後、家業が不如意、苦労をしたようでした。今は福岡在住、結婚し、子どもが2人。ホテルマンだそうです。妻の不在が悔やまれました。1時間ほどで帰って行きました。いつかまたおいでよ、妻によろしく言っておくからね。彼、焼酎を飲むというので、地元の焼酎一升瓶を持たせました。写真が彼です。左手は小学校4年の時、担任の妻と子どもたちが拵えた文集「どんどん」。引っ越しに次ぐ引っ越しを経、今までそれを保管、今日、妻に見せようと持参とは。彼女、教師冥利に尽きます。 ちなみ、妻は大学卒業後13年間、小学校の教師をしました。子育てと教壇の両立は自分には無理ということで退職、その後娘息子に手がかからぬようになり、請われて地元の支援学校に50代半ばまで臨時教師を。今は、あれこれの理由、悩みを抱え就労できない青年の支援施設のサポートをしています。 戻ります。次の写真は、彼が二十歳の頃、拙宅を訪ねた際に杣夫の父がデッサンした彼です。今はアンパンマンのようですが、投餌は精悍だった。Monday, July 7, 2025 晴れ。 暑い日が続きます。野良仕事は日の昇る前と日の落ちてからが肝要かと。写真は穂の出始めて、予防に向かう隣家のI夫妻です。トラクターの後ろに噴霧器を積んでいます。後ろの軽トラには奥さん。豊作だといいな。 午前、頑張ってエンジントリマーを回しました。茶の剪定です。生け垣が長く、いっぺんには無理です。今日から毎朝、少しずつです。 父の汚れ物を洗濯。3日に1回のペースです。夕刻、掃除機を掛け、一段落。昼に素麺を食べました。 午後はツール・ド・フランス2日目。フランス北部、リールのまち近郊がレースの舞台。丁度麦秋の季節。広がる黄金畑の様子に旅情を感じました。この番組、ただ単にレース展開を見るだけではなく、流れ去る景色、先ず行くことのないだろうフランスの田舎町が風景を眺める楽しみもあるのです。 午睡の後、野菜に水遣り。それを終え、散歩。途中、芙蓉の木に巣を見つけました。これ、鳥なのか野ねずみのそれなのか、判りません。中を覗いたら空でした。 歩を進めていて、ジェット機の音が微かに。南の中天を仰ぐと十三夜の月が。そこを白い機体が南東に向かってゆっくり飛んでいきました。勃然、今日は七夕だな。短冊に願いをかくなんてことはしませんが、禁玉さんのブログに登場、大祓の輪は一度潜ってみたいなぁ。 ネタ切れです。茄子中心の料理を幾つか。1枚目は白茄子。輪切りの上にチーズを載せて焼いています。白茄子、ジューシーなんですよ。 こちらは隠元とのコラボ、味噌煮です。甘仕立て。ハイボールに合うんです。 おまけはズッキーニと九条太葱の炒めもの。柔らかく、これも野菜自体の甘さあり。炒めもの、煮物など、夏はこの手の料理が多くなります。以上3品、練り物の天麩羅と調味料以外、全て拙宅野菜畑にできたものでした。自慢話です、はい。
2025年07月07日
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Saturday, July 5, 2025 昨日の朝撮った朝日の写真、その上手を狙い、鯉の散歩道へ。雲の出て、残念ながらよい写真は撮せませんでした。 野菜畑への水遣りと西瓜の受粉、父の朝餉、毎日のルーチンは欠かせません。陽が昇ると、汗びっしょり。野良着が重くなります。終えてシャワー。さっぱりの後、プシュッといきたいところですが、朝から泡は人目のあって・・・。 午前、短編小説に関する調べ物、読書、ブログ等。調べ物は第2次大戦前夜の東亜同文書院関連です。この時期の大陸には想像力を膨らませるものが沢山あるのです。よろしくないかもしれませんが、喩えると、さいとうたかおがゴルゴ13のストーリーを創作するような感じです。 戻ります。たとえ書斎(といっても息子の部屋を占領、書籍を運び込んだだけの空間です)に過ごしていたらピンポーン。昨日、父に鰻を持ってきてくれたY夫妻でした。友人に魚を貰ったとのことで、父へ刺身にしてあげてと、チダイとイトヨリを手渡されました。ありがとうございます。早速チャチャッ。釣ったばかり、鮮度抜群。死後硬直の魚は捌きやすい。 いい刺身になりました。父と義母にも裾わけしよう。 ということで、午後は妻の実家を訪ねました。葦簀が古くなったので、取り替えてほしいとの注文でした。刺身を手渡し、葦簀を立て掛けるところの寸法を測りました。DYIの店へ。9尺のものを2竿購入。軽トラがあると、便利です。ちなみにロープは南京結びで。これ、覚えておくと重宝します。持ち帰った古い葦簀は、父の山にレッコ。そのうち朽ちます。 葦簀を物色していて、現役の頃、交誼のあった方に行き遇わせました。私の退職を知っていました。彼曰く「Tさん(私のこと)、今、ここで働いているんですか?」私「いえいえ、義母に頼まれて買い物に来たんですよ。もう67歳です。十分働きました。田舎住まいで色々とすることがありますし、年寄りを抱えていますから」 作業着だと、杣夫はDYIの店員に見えるのかなぁ。 夕刻、野菜畑に水遣りは欠かせません。一雨あると、植物が生き返り、杣夫も楽になるのですが。それを終え散歩。午後6時を過ぎていて、Rさんを誘わず。写真は途中に行き遇わせたウルップです。杣夫に馴れ、声を掛けると近づいてきます。可愛いぞ。でもよくよく目を見入ると、調べ物の影響か、なんだか里見機関の諜報部員然りの眼力だな。 こちらはK製材に新顔です。茶トラ。もう一度、行き遇わせたら名前を付けてやろう。勿論ロシア由来だな。 歩き終えて西の空に沈む夕日です。左の建物は木立小学校。夏至は過ぎましたが、暑さはこれからが本番。 今日の写真は鹿の子百合です。鹿の子どもにこのような斑点のあることから、その名が付いたのでしょう。この時期に似合う色模様です。 こちらは夕菅(ゆうすげ)。鹿の子百合と一緒、妻の花壇に咲いています。清楚かつ可憐です。花言葉は「麗しき姿」さもあらんです。が「媚態」というのもありました。月光に照らされると妖艶に見えるからでしょうか。nkucchanの好きな柳腰だな。
2025年07月05日
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Friday, July 4, 2025 昨日同様の空気感でした。午前5時半過ぎの写真です。空気が淀み、昇る太陽が赤かったです。なんだか夕日みたいでした。 ぶらり、鯉の餌を持っての散歩道中、其処此処の栗の木は毬が大きくなっていました。早生は9月中旬に弾けます。あと2ヶ月経たないうちに栗ご飯が食べられるな。 今年は柿も豊作でしょう、至る所に鈴生りです。裏年の昨年は酷い有様でしたか、今年は楽しみです。 家に戻り、野菜畑のパトロールと西瓜の受粉。朝餉を済ませ、父に朝食を届けました。その彼、今日は不機嫌でした。午前、呼び出しが幾度もありました。無聊に居たたまれないのでしょう。耳が不自由、全くきこえませんから、会話もできません。杣夫とは筆談です。 昼前、Yさん夫婦がやって来ました。父の顔を見に、でした。その奥さんは身内にのっぴきならぬ家庭事あって、結婚を親に反対されましたが、それを押し切って旦那さんと結婚。その結果、勘当されました。助け船を出したのが父です。以来、父宅を訪ねてくるようになり、母の死んで父が独り身になってからは繁く、あれこれ食べ物を届けてくれます。今日は鰻他でした。それを見た途端、父の顔つきが明るくなりました。豚息の愛想ない世話は鬱陶しいのでしょうが、蒲焼きには目がありません。機嫌が直ったようでした。 もどります。午後3時、再び野良着に着替えました。栗畑に蔓延(はびこ)る雑草をやっつけ、地下足袋を脱ぎました。作業2時間で体重が2kg減りました。その足をランシューズに履き替え、Rさんと散歩。茄子をあげたら、喜んでくれました。シャワーで汗を流し、プシュッ。当ては焼き茄子でした。 カープの負けを確認し、バタンキュー。 ネタ切れなので、1週間前の魚のことを。釣物の鶏魚(イサキ)です。近所の太公望・Kさんからの頂き物。脊椎骨の神経を針金で抜き通す神経締めを施してありました。鮮度抜群。 1尾は刺身に。2尾を煮付けました。写真は後者。これ、父の好物です。杣夫も冷酒が進みました。 今日の写真は花2題。愛犬レオと愛猫トラの眠るところに咲くシュッコンフロックス(別名クサキョウチクトウ或いはオイランソウ)です。花言葉は「一致」とか「合意」だそう。ヨクワカラン。 こちらはRさん宅の庭に咲く金柑です。小さい花です。蟻が蜜を求めていました。 おまけは届いた葉書。コンサートの案内でした。第25回別府古楽祭。温泉に浸かりがてら、行きたいな。
2025年07月04日
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Thursday, July 3, 2025 蒸し暑い日が続きます。写真は早朝、鯉に餌やり散歩時の空気感です。時刻は日の出前。淀むような色合いに、湿度の高さを感じました。 おっ、黄金蜘蛛だ。丁度負子(ふし)張りの最中でした。張り終えて獲物を待つ彼奴の渡世、察するに余りあるものがあります。カフカの小説をもじって、目の覚めたとき、蜘蛛になっているというのもありです。 午前、陽の高くなる前に野良仕事。西瓜の受粉と防鳥ネットの張り替え。シャワーを浴びて、漬けておいた梅を土用干しの加勢。妻が、ビニール樽と甕壺に仕込んだそれを竹の平笊に並べ始めました。 日当に終日です。気温は鰻登りですが、なんとなく陽射しに強さを感じません。3昼夜を4昼夜に延ばそうか、思案の妻ではありました。 杣夫は英仏合作ドラマ「トンネル」のシーズン2に見入りました。途中、勃然、シミ君のブログに蓮の掲載を思い出し、そうかその時期だな。そう思い、隣の地区にある蓮根栽培を覗いてみました。おーっ、咲いているぞ。 膨らみ始める時は濃いピンク色です。 さすがお釈迦様の花です。気品あり。 午後はマッサージ機にかかって午睡。陽の傾いて再び野良仕事。今日は野菜畑への散水だけでしたが、先日は枯れ草を軽トラで運び、茄子の根元に被せました。黒いマルチシートは熱を帯びます。それを防ぐ為の措置。写真は軽トラにそれを積載の図。フォークが活躍しました。 竣工図。こうしておけば、茄子は疲れません。 夜のお勤めは枝豆とガレット。最近、これが多いです。 流したアルコールは缶ビール1缶、ジントニック1ショットに加え、テーブルワイン2/3本。バタンキューでした。 今日の写真は隣家の庭に咲く向日葵です。目を楽しませてくれます。 おまけはJsportsオンデマンドから。モン・ヴァントゥ (Mont Ventoux)です。プロバンスにある標高2000m近くの山です。始まるツール・ド・フランスの山頂ゴール地点にしばしば採用されます。今年も第16ステージに登場します。番組必見。
2025年07月03日
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Wednesday, July 2, 2025 一週間のご無沙汰でした。ブログ、滞りがちです。 毎日、コンデジを持ち歩き、ブログネタにしよう、スナップを撮るのですが、いざ筆を取る、いやキーボードを叩く、その切っ掛けを得る能わずでした。ズルズルの所為となってしまいました。ぼーっと過ごす毎日。そんな折、いつの間にか梅雨の明け、暑さがやってきました。野良に焼かれ、ぐったりです。今日は35度超え、猛暑日となりました。 さて、一週間を纏めてと思い、SDカードを覗きました。あれこれ多すぎて、これまたブログアップは面倒だの感、よし、小出しにしていこう。 今日は、西瓜畑に防鳥ネットを張りました。段取りが悪く、一部に空隙。仕方ありません。8割方、覆うだけとなりました。出来栄え悪し、恥ずかしいので写真はなし。代わりは、陽の傾いて掘った九条太葱です。 土を洗い流し、幾分か枯れかけたところを剥いで頭を落としました。闌けて固く、煮込み料理にしか適さないようです。これ、畑の隅に掘るのを失念、危うく無駄にするところでした。それにしても嗚呼、手が葱臭剥いで 収穫の遅れたのは葱だけではありません。先日のこと、キャベツの玉がまだ3個ありました。畑の始末を終えるために整理。 一挙に大玉3つ、妻がぼやきました。考えた末、ロールキャベツをこさえることに。 彼女の夜なべです。明日から当分、これが続くんだろうな。ワイン、幾瓶を干すんだろう。 今日の夕刻散歩は午後6時を過ぎてでした。水不足に苛まれたFさんの水田に穂を認めました。 いい感じです。これ、コシヒカリです。こうなればもう大丈夫、あとは猪被害を防ぐだけです。お盆前後には稲刈り、新米を食べることができます。 靴を脱いで、嗚呼、今日も一日終わったな。夕日が西の尾根に沈んでいきました。物思いにふけるにはいいシチュエーション。 ということで今日は半夏生。杣夫はこのところ、野良に疲れ気味です。朝昼晩、父のおさんどん(食事を用意するのは妻ですが、それを抱えて届けるのは杣夫)、2~3日おきの洗濯、たまに掃除機をかけ、家の周囲の草刈り等(トイレや風呂は妻がしてくれます)。加えて作る野菜に水遣り、トマトや西瓜の番(カラスにつつかれます)、たまに耕運機を運転。半夏生をいいことに、これからの数日はエアコンの効いた部屋に休もうか。ソファーに寝転んでサブスク三昧。ツール・ド・フランスも始まるしな。短編小説はネタ切れにつき、ペン走らず。ぼんやりがいいな。 写真は先日頂いたキングメロンです。北海道からの贈り物。夕張郡栗山町名産の甘露玉です。箱を開ける前から甘い香りがしてきました。猛暑に夏バテの杣夫です。干天の慈雨、いや闇夜の灯、いや違うな、地獄で仏、渡りに船、うーんどうも違う。何か嵌る言葉、ないかなぁ。いや、それにしてもこよなくさん、ありがとうございました。父、義母ともども家族皆で楽しんでいます。 今日の写真は亀です。亀は亀でもスッポン。元同僚、datelineの作る水田に這っていたのを彼がパチリ。送ってよこしました。珍しいな、田んぼに小奴のいるのは。しかも大物。捕まえて鍋にしたらよかったのに。
2025年07月02日
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Wednesday, June 25, 2025 5日ばかり、ブログ更新を無精しました。理由はあれこれあってではなく、無聊の日が続いたためです。ということで、見聞きした、或いは過ごした些末の有様を以下に脈絡なくです。 毎日、鯉の餌やり散歩は続いています。ブロ友のシミ君は、頻りと梅雨明けを宣っていますが、やっぱり勇み足。鬱陶しい毎日です。雨の合間を縫って、湧水池に足を運びます。写真は途中に認めた燕です。雨模様の時、狩りは低空飛行。一休みの図でしょうか。 先週土曜日、こんなものが届きました。六花亭からでした。 今月初め、妻が娘の招待で札幌旅行。その際、土産にと六花亭の商品あれこれをネットで事前注文。なかにカステラも混じっていました。杣夫はそれをパクリ、美味しく食べたのですが、その後、六花亭から連絡あり。黴混入の恐れあり、キャッシュバックしたい旨の連絡があったのです。杣夫は六花亭のファンです。同窓もその会社に働いています。ノンを返すと、写真の段ボールが届いたのでした。中を開くと、おっ、美味しそうなお菓子と坂本直行デザインのタオルでした。 日曜日は集落総出の草刈りです。木立川の堤防、両側300mほどを始末。法面をやっつけました。作業は草刈り機持ち寄りです。年2回実施。杣夫の住む地区が、河川管理者の県から500ラー(1ラー=600円)で請け負っています。地区活動費の足しになります。ちなみ、集落は130世帯ほど。草刈り機を持ち寄った者は30名ほど。5割ほどは高齢による不参加ですが、中には地区活動に無関心の輩も。年々参加者が減ります。 エンジンを回していて、やっ!野苺だ。熟れて美味そう。摘んで口にしました。甘酸っぱい。 おっと、危ない。草刈り機の刃が石亀の首を刎ねるところでした。お前、こんなところにぼやぼやしていると、怪我をするぞ。川の中に投げ入れてあげました。 さてもの拙宅菜園、6月も下旬になると、茄子が本格化します。杣夫は、己が日本で一番茄子を食べる男と自負しています。今年もその季節がやって来ました。写真は焼き茄子です。 こちらは朝ご飯のお供。茄子に塩を打って、ビニール袋に揉むだけですが、微妙、炊きたての白飯に合うのです。どうですか、この色合い。 こちらは妻の夜鍋。ザラメ砂糖と酢に漬けた胡瓜です。保存の効いて、梅雨明けの陽射しに胡瓜が弱った折、これを冷蔵庫から引っ張り出し、ムシャムシャ。格別なんです。 杣夫の野良は基本、午前中です。午後はシャワーを浴びた後、本か映画か昼寝。その後、ランもしくはRさんと散歩したあと、父を覗きます。先週から今週にかけてもそのルーチンでした。写真は岐阜・多治見の甘露です。スパークリング。白く濁っています。開栓したら泡がブクブク。当てはふっふっふ、隠元と茄子です。 妻に、いい酒だ、もう一品、適当な当てはありますかね。そう言うと、これが出てきました。オホーツクの帆立です。うん、これはいいぞ。 胡瓜の漬物を夜鍋の妻、手間仕事のついでにこれを拵えてくれました。かえりちりめんを甘辛く炒めたもの。これも当てに、いや、朝ご飯の付け出しにいいのです。 月曜火曜とラン7km。湿度が高く、汗もどろり。写真は製材所の食客ウルップです。時折、チュールを持参。与えます。慣れて、今日初めて頭を撫でさせてくれました。 汗をかいた日は冷酒が甘い。辛口の三千盛をもってしても杣夫の舌はそう感じます。改めて禁玉さん、美味しかったです。また魔の差してくれるといいな。(嘘です、冗談冗談) 火曜日の夕刻、酔散の同窓が杣夫のまちにやって来ました。Mです。卒論は植物プランクトン。講座は違いましたが、野球部のメンバー。私はピッチャー、彼はサード。マウンドに向かってよく声を掛けてくれた親友です。香川県に暮らし、大きな特養を経営しています。再会は45年ぶり。魔の差して、突然の来佐でした。 佐伯のランドマーク、城山を案内。次の写真は山頂に佇むMです。おっさんになったなぁ。天井が厳しい状態になっている。 城山は200m近くの標高です。汗をかきました。つね三無き後、杣夫の河岸は「はし本」です。そこへ案内。 生中2杯、久闊を叙しました。 旬の鶏魚、刺身が絶品でした。Mの野郎、この時期なのに燗酒一本槍。大分・久住の甘露・千羽鶴をクイクイ。 よく食べ、よく飲みました。杣夫の倍はやっている。一通りコースを終え、猶メニューに見入るMです。 鰻と白飯を注文。お前、相当な健啖家だな。大丈夫か、おい。 杯盤狼藉、はし本の料理を美味しい美味しい、褒めてくれました。ありがとうね。 翌日、臼杵港から出る船で戻るというかれを、フェリーターミナルに送りました。 よし、今度は杣夫が高松を絨毯爆撃の番です。讃岐うどんを鱈腹食べるぞ。待ってろよ。 この船に乗って帰って行きました。別れ際、魔の差してこの秋、札幌に行こう、そう約束しました。実現するか否か。 楽しい時間はあっという間に過ぎ去ります。読書、映画、私小説書きの毎日に戻りました。その映画、いや、テレビドラマですが、「ブリッジ」のリメイク「ザ・トンネル」が出色でした。ドーバー海峡のトンネル内で起きる殺人事件が思わぬ展開に。ストーリーは深い仕立てでした。1回50分程度のエピソードが10あります。10点満点中8点。 杣夫がテレビに釘付け最中、妻はこれを始末。梅干しを漬けるため、紫蘇の葉を準備。 と、その時でした。ピンポーン、宅急便でした。やっ!桜桃だ。東京暮らしの息子が秋田に出張中、魔の差して送ったとのこと。大粒です。パクリ、うん、これは美味しい。いつも孫を心配の父と義母に裾わけしました。 写真の最後は、蝶の幼虫です。夕刻、陽の落ちて日焼けの恐れがなくなると、妻は野菜畑に出ます。茄子の整枝をしていて「あなた、あなたの好きな芋虫がいたわよ。うふふ」 見せに来てくれました。杣夫は何が嫌いと言って、この手がいけません。ヘビやイモリ、蛙なんざぁなんともありませんが、芋虫だけには虫唾が走るのです。勘弁してほしい。ということでここ数日のブログはこれでおしまい。
2025年06月25日
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