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Kapuahaulaniです。大雪もやっと止み、今日は朝から良いお天気
私の風邪も大分良くなって来ました。
ハワイにはレイの文化がある事、そして、生花のレイだけではなく、
色々なハワイならではの素材を使ったレイがあるのは、フラダンサーの皆さんなら、
周知の事実ですよねリボンレイ、フェザーレイ、ククイナッツのレイ、貝殻を紡いだシェルレイ、
毛糸で編みこんで作るクロシェレイなど、ハワイでは様々なタイプのレイを
至る所で目にする事が出来ます
以前ブログでもちょっとお話しましたが、今日はその中でも、皆さんにとっては
余り耳にしない様なシードレイについてご紹介します英語でシード(seed)とは種の事です。
文字通り、シードレイは植物の種で作られています特に多く見られるシードレイは、
ジョブズティアー(Job's tear)と呼ばれる植物の種が素材になっています。


ジョブズティアーはこの写真の様な植物で、その種は葉の間から顔を出している緑色の実の様な部分です。

収穫する頃には、上の写真の様に種が黒っぽく変色して来て、かなり硬いビーズ状に
なり、シードレイはこの種一つ一つを紡いで作られます
私はシードレイの存在は知っていましたが、初めてこの植物を見て、この種を
実際に収穫した時はびっくりしました植物の種と言うのは、土の中か、実の中に
あるもので、まさか、写真の様に葉の間から顔を出しているものだと言う
イメージがなかったからですなので、アンティにシードレイを作るシードを取りに行くよ!
と言われてお庭に出る時に、スコップとかいらないのか?と聞いてしまい、
笑われてしまいました
収穫は種の部分を手でちぎる様にもぎ取るだけです。とっても簡単でした
下の写真の右側の細いレイがその時に作ったものです。色合いを出す為に、シードの間に
ピンク色のビーズを挟めて作りました(まぁ、この方法も、その時アンティが
教えてくれたのですが・・・)左側のレイはアロハスタジアムでジョブズティアーの
シードレイを探し歩いて、やっと見つけて購入したものです。素敵でしょう

種粒の大きさが違うシードレイを二本購入し、ボリュームを出す為に両端を縛って、
ネジネジにしてから結び目のリボンを付けてみました
一本だとちょっと物足りない感じでしたが、上の様に二本を使ってボリューム
を出すと良い感じに仕上がりました
ハワイで大切にされている様々な植物同様、この植物も食用や、薬品としても
使われています種を蒸して食べたり、砕いて粉末にして小麦粉の様に使ったりも
されているそうです(写真下)


薬品としては、主に関節痛を和らげると言う効果があるそうですよ
関節痛の多いフラダンサーにはもってこいですよね
ちなみにこの植物の名前、ジョブズティアーの由来は、勿論この種の形が
ティアードロップ(tear drops)日本語訳、”涙”に似ているからなのだそうです。これまた
ロマンティックなネーミングですよね実はこのレイを作ったのは随分昔だったので、
すっかり忘れていたのですが、今回思い出のレイも久々に出して来て、私自身、
とても嬉しい気持ちになりましたこれもまた、フラあればこその大切な大切な思い出です![]()
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