Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

Kapuahaulaniです。ハワイから帰って来て、まだ1週間も経っていないのに、
毎日が慌しく、何だかハワイが夢だった様な気もする今日この頃です。
勿論、夢ではなかった証拠に、色々な思い出が私の心の中にはしっかりと刻み込まれて
いますけれどね

お話したい事が山ほどありますが、今日は丁度月曜日のイベントがらみで、
面白い出来事があったので、まずその話題からお話したいと思います。

私がハワイを出たのは、21日金曜日のお昼過ぎ発の成田便でした
搭乗して、自分の席に着くと、隣の席の方が携帯電話で話をしていて、何度もSapporoと言う
耳慣れた言葉を発しているのに気付き、ふと横を見ると、あれれ？見覚えがあるぞ～
と言う訳で、声を掛けてみたら、予想通り、フラ＆タヒチアンフェスティバルに
出演予定のPu'ukapuの面々だったのですしかも、バンドリーダーの
Sonny Rimさんの隣には、彼の姪っ子さんで、2006年のメリーモナーク、ミスアロハフラに
輝いたダンサーNamakanaさんも座っていたんですよ

可愛いかった さん すごく気さくで陽気な3人

実は、まだ私がフラを始めて間もない当時住んでいたH市で、コミュニティラジオ番組
のパーソナリティを月１回担当していた時、コンサートで来札していたSonnyさんと、ウクレレの
Kevinさんに番組取材のインタビューをした事があり、その後、何度かメールのやり取りも
していました。それで、去年、今年と我がハーラウも出演した Ka Hula
と言うイベントで演奏して下さった彼らに逢うたびに、挨拶しようかどうしようかと迷いながらも、
「覚えてはいないだろうなぁ～」と躊躇して、話しかける事はありませんでした

それが偶然帰りので隣同士になった訳ですから、これはご挨拶しなくては
とSonnyさんにその時の話をしたら、彼は鮮明に覚えていてくれて、
「何故今まで札幌で話しかけてくれなかったんだよ！俺を知っているって一言言ってくれるだけで
良かったのに・・・」といかにもハワイアンらしいフランクな言葉が返って来ました

帰りは８時間半の長旅、成田まで映画を観たり、小眠りしたりしながらも、
気が向くと、彼らと色々お喋りをして帰って来ました。札幌の事は、少し寒いけれど、大好きで、
特に食べ物やビールが美味しいのが最高だと言っていましたよ

成田では千歳乗り継ぎ便の時間まで彼らと一緒に相撲番組を観ながら過ごし、
質問攻めに合いましたが、（私は余り相撲には詳しくないのでちょっと困ってしまいましたが・・）
とても楽しい時間を共有する事が出来、イベントの日もリハーサルから
皆、昔からの友人の様に、私の名前を呼んでくれて、演奏中もしっかりとアイコンタクトを
取ってくれました。まさに典型的なハワイアンミュージシャンの彼ら、
来年３月には既に新しいアルバムを携えて、札幌でのコンサートが決定済みです。
詳細は コチラ をクリックしてみて下さいね

彼らに限らず、ハワイでは有名なミュージシャン達も普通にその辺を歩いていますし、
声を掛ければ必ず応えてくれます。今回の ワイキキフラカンファレンス でも
多くのミュージシャンと交流を持って来ました。以前、ハワイアンコンサートで通訳をした事が
あるのですが、その時のシンガーにも何人かお会いして、相当久しぶりであるにも
関わらず、それこそ昔からの友人の様に、親しく接して頂きました

親しく接して下さるお２人の 珍しいコラボパフォーマンス
   ナホクボーカリスト受賞者同士の コミカルでパワフルな素晴らしいステージでした。

素晴らしいミュージシャンであればある程、エンターティナーであるのは勿論の事、
ハワイ語や、ハワイの歴史などについても、物凄く勉強していらっしゃいます
実際に昔のメレに音楽を付ける時などは、その背景にあるものや、歴史的事実、決まりごとなど、
全て知らなければ詩に相応しい音を作り出すことは出来ませんし、ハワイ語の
発音が正しく出来なければ、歌の意味を正しく伝えていく事も出来ないので、
ハワイ文化の伝承人としての自覚を皆さんしっかりと持ち、その役目に恥じない様な
活動をされています（お話をしてみるとそれが実に良く分かり、驚くばかりです。）

カンファレンスでは、毎日ランチタイムにそんなミュージシャン達が日頃の努力の成果を
充分に発揮し、我々をフラに導いて下さいました
最終日のクロージングセレモニーでは、日本でも御馴染みの Na Palapalai ・ Na Leo ・ Ho'okena
と言うビックネームのミュージシャン達が共演し、素晴らしい歌と演奏を聞かせて
下さいました。この詳しいお話はまたのお楽しみに取っておきますね