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ハワイ王朝の国旗で飾りつけられたイオラニ宮殿
Kapuahaulaniです。今日は特別なお化粧を施されたイオラニ宮殿の写真から
ご紹介します。この様な飾りつけは特別な式典がある時のみ行われます。
私は以前、アロハフェスティバルのオープニングセレモニーの際にも、この様な装飾を見た事が
ありましたが、今回は近くまで寄って見る事が出来たので、その見事な出来栄えに
惚れ惚れと見とれてしまいました
11月16日はハワイ王朝、7代目の王様、King Kalakauaのお誕生日だったので、
彼が建てた宮殿もお祝いの為、いつもとは違った様相を呈し、その回りは
多くの市民や観光客で賑わっていました。
1836年11月6日にホノルルで生まれたカラーカウア王は、
1874年2月12日から、サンフランシスコで突然の死を迎える1891年2月20日まで、
ハワイ王朝の王位に就き、様々な功績を残しました。今年は王の生誕172年目
で、毎年恒例なのだそうですが、当時を偲んで、当時のバースディと
同じスタイルで、ロイヤルハワイアンバンドの演奏の中、式典が行われました。
王朝時代から続く歴史あるバンド演奏
イオラニ宮殿のバルコニーにはハワイ王朝のアリィ達の末裔や、縁戚の皆様が
式典の様子をご覧になる中、カラーカウア王に扮したアリィの方が、
階段下まで降りて来られて、Ho'okupu(贈り物)を受け取る所から式が開始しました。
下は我がハーラウでも御馴染みのオリ、「Oli Lei」を唱えながら、王にHo'okupuをお渡しするカヒコのオラパ(ダンサー)達です。


様々な年代のオラパ達
勿論、Ho'opukuをお渡しした後は、引き続き、カラーカウア王を讃えるカヒコが
2曲アリィ達の面前で踊られました。退場曲ホイでオラパ達が下がった後は、王の戴冠式が行われたパビリオンにアリィ達が衛兵の先導と、ロイヤルハワイアンバンドの
演奏に導かれて移動されました。


衛兵の後ろに多くのアリィが続きます。 宮殿の正面飾りのアップ写真
パビリオンの前には在りし日のKing Kalakauaの大きな写真が飾られ、
その写真にアリィ達から様々なレイがHo'opukuとして贈られました。その間はずっとカフナがオリを唱えていました。素晴らしいオリで、神聖な儀式の最中、
それを見守るかのように響き渡っていました。
レイを写真に贈るアリィ達

(中央奥に立っている若者がオリを唱えているカフナ)
アリィ達によるHo'opukuが終了すると、彼らが見守る中、またロイヤルハワイアンバンドによる、ハワイ王朝ゆかりの曲が演奏され、フラも踊られました。
式典を見守るアリィ達

ロイヤルハワイアンバンド演奏でアウアナ
カヒコは全てカラーカウア王を讃え
非常に暑い日で、陽射しも強かったのですが、厳かで荘厳な素晴らしい体験だったと
思います。きっとカラーカウア王が生きていらした頃も、こんな風に
宮殿のお庭で、ロイヤルハワイアンバンドやフラに囲まれながら、お誕生日を
お祝いされていたのだろうなぁ・・・としばし感慨に浸りました。
式典が終わってからも、何組かのハーラウのフラショーも行われ、
私は勿論ですが、ローカルの皆さんもとても楽しんでいらした様です。同じフラを見るのでも、イオラニ宮殿やパビリオンを背に宮殿のお庭で見るのは
やはり違います。古き良き王朝時代を彷彿とした一日でした。
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