お茶の歳時記

お茶の歳時記

Feb 9, 2005
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カテゴリ: 子育ての事
ここの所、幼い子供が犠牲になる事件が相次いでいますね。
私は、子供の頃からへんなおじさんに追いかけられたり痴漢にあったり、もっと酷い目に合う機会がなぜか多くて(小柄でやせっぽちで、いかにも抵抗しなさそうな外見だからだと思います)、今になって「最近は物騒ねー」というセリフを聞くたびに違和感を覚えています。
んなもん、昔からあった事ですよ。やっとマスコミが騒ぎ出してくれたおかげで皆が危機感を抱くようになっただけです。これがフツーなんですよ。

で、未就学児3人を育てているお母さんとしては、どうやって子供を守ったらいいか、人並みに途方にくれているわけです。
買い物に行っただけで白昼堂々襲われてしまうなんて、学校だって幼稚園だって、安全とは言い切れない。
勿論、そんな事は経験から解っていたことだけれど、いざ自分の子供となると、どうしても心配が先立ちます。
自分自身のことならなんかあきらめもつくんですけどね。

そういう思いをしている人は本当に多くいるようで、人様の作ったサイトやブログ、日記を見るのが好きな私としては、そういう話題で埋め尽くされているのがなんとも切ないです。
でも、中には凶悪犯をののしる人がいて、それもまた切ない。

死ね!とか人前で(WWWに出してるんだから自分のブログであっても自分の家じゃなくて、人前ですよ)言っても良いものなのか?自分の子供がそんな事したら烈火のごとく怒るんじゃないの?そんな事いっちゃいけませんて。

でも、そういう部分は私にもあるんですよね。悪いことをした人間をとにかく辱めて安心したりスッキリしたりする悪い癖が。

昔、夏祭りに出すために作ったカレーに砒素を混入させ、数十名を殺傷したとして容疑者となっていた夫婦の住居に、酷い落書きがされたと報道していたのを見て、
「そんな真似してまで自分の正義を主張したいのか?」
と怒りを感じたことがあります。いや、容疑者たちにはまったく同情しませんでしたが、落書きする側の品位の問題として眉をしかめたのです。

それと同じ事を自分もしているのかと思うと、寒気がします。

他人を悪者にする(まぁ実際悪いことしてるんだけど)事で快感の笑みを浮かべる、実に浅ましい行為です。

正義の心があれば、善意の気持ちに裏打ちされているなら、何やっても良いということにはならないでしょう。
誤解の無いよう書いておきますが、自分たちの品位の問題であって、容疑者や犯人に同情する気は全然ありません。

他人に何かを求める前に、まず自分の中に巣食う凶暴な獣から飼いならさなければならないと、最近になって思うようになりました。

犠牲となった命に対する、力任せの優しさや一方的な同情は、ただ自分を満足させるためのものでしかありません。





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Last updated  Feb 9, 2005 11:00:18 AM
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