お茶の歳時記

お茶の歳時記

Dec 8, 2006
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カテゴリ: 子育ての事
我が家は朝日新聞を購読しているのですが、ここ1ヶ月ほどの間、「いじめている君へ」もしくは「いじめられている君へ」というタイトルで、いろんな著名人が日替わりでコラムを書いてました。
・・・でもね、それら読んでても私の心には何一つ響いてこないんですよ。
なんかなー、いろいろな視点で書かれてはいるんですが、どうも最終的には「りっぱになれ」って命令しているようにしか読めなくて。
アンタはそんな命令できるほどりっぱかよ!と心の中でつっこみつつ、不完全燃焼気味だったのですが、先日の松井秀喜選手のコラムは良かった。

だって、タイトルが「 立ち向かわなくてもいい 」ですもん。

書き出しも「無理して立ち向かわなくていいんだよ」って、いじめられてる人がまず一番言って欲しいことをちゃんと書いてる。

要約すると、学校とかクラスとかでいじめられて辛いなら、無理してそこに入らなくてもいい。
他の誰かが作った世界に無理してなじまなければならないという事はない。
もしなにか好きな事があったらそれに没頭してもいい。
自分から好きな世界を選んだという事 だから。

松井選手のいい所は、自分の問題と置き換える際、自分が悪口言われても気にしないタイプだったから君も気にするな等と無神経な事は言わないところです。
しかもいじめている人も既に辛い状態なんだと認めても、だから許してやれなんて言わない。
そして、いじめている人も、早く何か楽しい事を見つけて欲しい、そうしていいんだよとフォローしてくれている。

他の人達が絶対書かなかったことを、この人は書いてくれたんですよね。

ここの所読者投稿にもいじめに関する事が増えているのですが、体の不自由な子どもの支援施設に勤めている投稿者は
「五体満足なくせに自殺だなんて贅沢」
見たいな事書いてて、なんて無神経な人なんだろうと思ったよ。
五体満足だから幸せなんじゃないよ。体が不自由でも、その投稿者に見守られているという事が、その子達の幸せに繋がっているんじゃないか。
五体満足でも、親に放っておかれたり、話を聞いてもらえなかったり、厳しく躾けられてて弱くある事を許してもらえない子どもが自殺してるんじゃないか。

弱い事を悪い事のように思う前に、なぜそんな風になるか。どうすれば人は幸せになれるか。


私はいじめている人の苦しさも解るけど、やっぱりいじめられる惨めさの方がより身近に感じられる。
そいういう人意外に、いじめについて何か書いて欲しくないな。薄っぺらにしか響かないから。





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Last updated  Dec 8, 2006 09:52:19 AM
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