本の感想とか

2023.06.18
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テーマ: 読書感想文(773)
カテゴリ: 小説感想


ブギーポップは笑わない

ある事件を多数の目線から描く群像劇。1つの物語として1冊でのまとまりが素晴らしい。
ブギーポップもブギーポップの本体である宮下藤花も語り部にはなりません。

面白いのが1番最初の先輩の視点ではファンタジー要素が無く進学校にもかかわらず受験をしないことで周囲との間に壁ができていた先輩の心情重視で物語が描かれます。

途中で2年後から事件を観測する視点に切り替わるのが面白い。2年経っても世間では事件は解決していない扱いなのが分かる。あるいはただの家出扱いされているとも言うべきか。

ここで2年後の宮下藤花が出てくるのですが藤花自身は浪人生ですが先輩はデザイナーとしてがんばっているようです。

最初にブギーポップから先輩に事件は解決したと報告させた後に事件を別々の人物の視点で描き、事件の解決までの真相を明かすという展開が見事でした。

アニメ化する場合、映画化の方が向いているかもしれません。





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最終更新日  2023.06.18 09:24:16
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