2004/03/12
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テーマ: 白い巨塔(291)
カテゴリ: カテゴリ未分類
『白い巨塔』とボタバラこと『牡丹と薔薇』
あくまでも私的感想なのであるが、この2つの両大人気ドラマは一見何の共通点もなさそうだが、実は多くの視聴者をつかむ共通点がある。

牡丹と薔薇においては、昼ドラならではの役者が顔をそろえるのだが、おそらく昼ドラ初挑戦である峰岸徹の見事な大根役者ぶり
(舞酔HP参照 http://plaza.rakuten.co.jp/maiyou/diary/2004-02-19/)、強い視線で視聴者を釘付けにする小沢真珠等を始め、時には浅間本妻というとんでもない隠しだまが出てくる、とても配役に拘りの感じられる懐の深いドラマである。

もちろん巨塔においては実にキャスティングが巧い。見事としか言いようがない。
田宮二郎版を見ている方からは財前=唐沢が物足りないという意見も出ているようだが、私はあれはあれでなかなかのものと思ってる。

もちろんこのドラマにおいて主流となっているのは、財前・里見との対決、友情を軸に真の医療とは何かを問うものだが、私が終始注目しているのは女性陣の動向。
白い巨塔=女性達の戦いドラマといっても過言ではない。
ボタバラは言うまでもなく両者とも実に女性陣の動きが絶妙で、言い換えるならボタバラ並のドロドロが夜の時間であると言うのに微妙に散りばめられているのだ。


その点に置いて私が注目したのは、花森ケイ子役黒木瞳でも 東佐枝子役矢田亜希子ではない。
やはり鵜飼教授夫人演ずる野川由美子(正確に言うと彼女率いる教授婦人会「くれない会」)、そして野田薬局娘 演ずる 三浦理恵子あたりだろう。

野川由美子の本領が発揮されたのは、丁度里見が証言に立つ事が決定した回。「くれない会」での一幕だ。
証言を止めるよう主人に諭してくれないかとありとあらゆる圧力を全員でかけ、おびえる里見夫人 水野真紀がワイングラスを落とす時、あの野川由美子の形相アップ。「あ~らお行儀が悪いことっっ!ホホホ」
このシーンが予告編で流れた時、「唐沢が嫌いだから見ない」と言い切った友人舞酔にも「見るべし」と電話してしまったものだ。

三浦理恵子…。彼女自身の経歴を考え、「お嬢様役」というのははたはた疑問。巧く出来たキャスティングなのになぜ三浦?経費節減??などと考えていたのだが、後からじわじわと彼女の味が出てきた。

よく見ていくと彼女に課せられた役は、お嬢様役ではなく、お嬢様という名をかぶった、オンナを武器に迫りよる刺客だったのだ。

彼女の正確な役名が思い出せず、公式HPでチェックするもの人物紹介にもついていない。当て馬だったという事なのか…。
昼が大河内奈々子なら夜は三浦理恵子。そこはかとなく漂う安い存在感。実によく出来ている。

毎週「くれない会」と三浦理恵子が楽しみで見ているのだが、三浦は出てこないし、「くれない会」は裁判で忙しく全く開催されていない様子…。さびしい限りである。

どうやらボタバラと白い巨塔の私にとっての一番の共通点は、本当に見たいものがなかなかお目に掛かれない事の様である。

ただ、ボタバラはまだ10話はのこってるぞ!早く出してくれ浅間本妻を…





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Last updated  2004/03/13 11:25:26 AM
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