「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2017.10.13
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カテゴリ: 美術館・博物館
『ヴァチカン博物館』鑑賞計画・・・楽しみにしている絵画館第8室のこの作品です(^-^)♪

ラファエッロさまです~


『ヴァチカン博物館』鑑賞計画きらり。オリジナル5時間コース

入口→ピナコテーカ(絵画館)→グレゴリオス・エジプト美術館→

キアラモンティ美術館→新回廊→ピオ・クレメンティーノ美術館→ランチ(12時)

らせん階段で(2階)大燭台のギャラリー→タペストリーのギャラリー→

地図のギャラリー→ピゥス5世の居室→ソビエスキ王の間→

ラファエッロの間→(1階)現代宗教美術館→

システイーナ礼拝堂→ヴァチカン図書館(キリスト教美術館)→



ミユージアムショップ→(出口)出ないで、システィーナ礼拝堂(もう一度戻り)→

サン・ピエトロ大聖堂への抜け道を使い→サン・ピエトロ大聖堂内へ→広場→(5時)




ピナコテーカ(絵画館)第1室から7室まで見て(^-^)V


・・・次は、いよいよ「第8室」お目当てのお部屋♪



第8室 16世紀(ラファエッロ)


ラファエロ・サンツィオ Raffaello Sanzio・・・とは?


(ラファエロ・サンティ Raffaello Santi)

1483-1520  イタリア   盛期ルネサンス

イタリアのウルビーノ地区に生を受けた、

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並ぶ

盛期ルネサンスの三大巨匠の一人。

聖母の画家としての異名を持つことからわかるように、



ラファエロはレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロとはやや歳が離れており、

この二人や師ペルジーノから多くを学び、

その結果、盛期ルネサンスの集大成とも呼べる絵画作品の傑作を数々描いている。

またペルージアでの修行時代から画家としての才能は飛び抜けており、

若くして独立し芸術の都フィレンツェでの有意義な滞在を送った後、



教皇ユリウス2世からローマに呼ばれ、

ヴァチカンの宮廷画家として栄華を極めた。

近代からはその調和に富んだ古典的様式から、

古典主義絵画(西欧アカデミズム)の祖として見なされた。



展示している・・・『正面3つの作品』

右「聖母の戴冠」 Incoronazione della Vergine



1503年にラファエッロが20歳で描いたもので

師匠ペルジーノの影響がまだかなり感じられる作品


左「フォリーニョの聖母」 Madonna di Foligno



名声を得て自己の作風で、優美に調和に満ちた

ラファエッロ独自の「人間性」の表現が見て取れる。


中央「キリストの変容 」 Trasfigurazione

ラファエッロの大作で絶筆

高貴と栄光の光に包まれて昇ってゆくキリストと

地上に残された人々の驚きと混迷の

ふたつの場面の対比が生み出すドラマチックな印象は

すでに17世紀絵画の前触れといえる。

ラファエッロが下絵を描き、ブリュッセルの工房で織られたタペストリー

「神・望・愛」の神学的徳を擬人化した板絵の小品など


キリストの変容 (Trasfigurazione)1518-1520年



405×278cm   油彩・板  ヴァティカン宮美術館(ローマ)


1517年ナルポンヌ大聖堂の祭壇に掲げるべく、

ナルポンヌ司教の枢機卿ジュリオ・デ・メディチより依頼され、

制作された祭壇画『キリストの変容』。

しかし完成後、実際に置かれたのは

ローマのサン・ピエトロ・イン・モントリオ聖堂であった。

主題はキリストが天から声を聞き、

自分が神であることを示す場面≪キリストの変容≫で、

本作は主題に添った上部の場面と、

下部の悪魔に取り憑かれた少年の治癒物語の場面の2場面構成となっているが、

下部の民衆がキリストを指し示すことによって、

この奇蹟の場面を一枚の画面に結び付けている。

またラファエロの死により、

本作が画家の遺作となった。

弟子を率いてガリヤラのタボール山に登り、

キリストが丘の上に立ったとき、

身体が輝きを発し上空に浮かび、

両脇からモーセとエリヤ(旧約聖書に出てくる人物)が現れ、

天から「これは我が子(神の子)なり」と告げられた。

新約聖書に記されるその劇的な一場面を、

画家は鮮やかな色彩と巧みな構図で描いた。

そしてその下では己が神であることを示したキリストを目の当たりにし、

地上にひれ伏す弟子(聖ペテロ、聖ヤコブ、聖ヨハネの三人)が描かれている。

また悪魔に取り憑かれた少年を表す画面下部は、

ラファエロの死後、弟子であったジュリオ・ロマーノの手により描かれ

完成されたと考えられていたが、本作の修復をおこなう過程で、

ほぼラファエロの直筆であったことが判明した。




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最終更新日  2017.10.13 00:00:43
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