「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

世界遺産や世界の美術館を20年間で61カ国訪問しながらブログは18年ほぼ毎日続けていますが〜コロナ禍からの旅は国内旅行と美しい日本庭園訪問！東京下町歩きを楽しんでいます〜忘れていた日本の伝統芸能や相撲へも興味を広げています。

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2017.10.29

ヴァチカン美術館　Pinacoteca　ピナコテーカ　絵画館　第１１室　１６世紀末の画家たち

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8429)

カテゴリ：美術館・博物館

ヴァチカン美術館・Pinacoteca「絵画館」の第１１室は、１６世紀の画家たちの作品です☆

Pinacoteca　Sala　XI　 Barocci

絵画館【第１１室】

１６世紀末の画家たちに当てられている部屋

ルドヴィーゴ・カラッチは、

１５９０年頃に描いた

「三位一体と死せるキリスト、受難の道具を持つ天使たち」

Trinita　con　Cristo　morto　e　Angeli　che　mostrano　gli　strumenti　della　Passione

これは、フラヴィオ・キージ枢機卿のコレクションにあったもので

もともと祭壇画の頂上部分の絵だったが

聖具室の入口の上にあった作品だと思われる。

一方、ジョルジョ・ヴァザーリの手になるのは

「聖ステパノの石打」 Lapidazione　di　Santo　Strfano

これは、ピウス５世（１５６６～１５７２）が建てた

１５７１年に描かれた大規模な祭壇画である。

フェデリーコ・バロッチは、

「エジプト逃避上の休憩」 Riposo　durante　la　fuga　in　Ezitto

Federico Barocci, Riposo durante la fuga in Egitto (1570 - 1573), olio su tela

『桜桃の聖母』 として知られる。

これは、１５７３年頃ペルージアのシモネット・アナスタジから

注文を受けた非常に色彩の美しい作品である。

また

「受胎告知」

Annunciazione 　も彼の作品で、ロレートの聖堂にあった

ウルビーノ公フランチェスコ・マリアII・デッラ・ロヴェーレの礼拝堂のために

１５８４年完成された祭壇画だ。

しかしこのキャンバス画は、

幾度も塗り替えられている。

この絵の背景には、ヴェルボーナ（ウルビーノの近郊）の

夜景とウルビーノ宮殿の西側面が描かれている。

１７世紀絵画に当てられた一画には

多くの場所で活躍したもっとも代表的な画家たち

重要な作品が収められている。

それからはキャンバスか板に油彩画で描かれたもので

サン・ピエトロ大聖堂やローマの諸聖堂

ヴェチカン宮殿、カステルガンドルフォの教皇宮殿から

あるいはさまざまな購入の結果

ヴァチカン絵画館の小さなコレクションも併置されている。