「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

2022.04.03
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カテゴリ: 美術館・博物館
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​17世紀海洋貿易で繁栄したオランダの黄金時代をテーマにした2点の単独男性像です

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

L'Astronome,ou plutot L'Astrologue.1668

『天文学者』 1668年​

油彩 カンヴァス 50.ocmx45.0cm

フランス・パリ「ルーヴル美術館」所蔵。

(ルーヴル館内:仏文解説文/1012年)

De la période finale,
最終期から、

Froide et parfaite,
冷たくて完璧、

de Vermeer,
フェルメール、

tendant vers une stylisation archainte et une maniere fine,
古風な様式と細かい方法に向かう傾向がある、

toujours Plus Soigenée.
常にもっときちんと。

​Variation sur le théme,
テーマのバリエーション

tr​
és apprécié dans La Hollande du XVIIc siécle
17世紀のオランダで高く評価されています。


デ・レンブラントを参照

du savant-ou du sage-au trevail,
職場の学者や賢人の、

dans la tradition des figures de saint Jérome et des ermites
数字の伝統で、聖ヒエロニムスと庵

en priére ou en méditation.
祈りや瞑想で、

Les objets d'astronomie 
天体

(globe de Hondius,1600,manuel de Metius,1621),
地球儀デ・ホンディウス1600年、マヌエル・デ・メティウス、1621年

dument identifiés,
デュメントは識別します。

montrent la qualité du réalisme vermeerien.
フェルメールのリアリスムの質を示す。

Le Géographe du musée de Francfort 
フランクフルトの美術館の地理学者と

et L'astronome furent longtemps associés
天文学者は長い間関連していた。

(au moins de 1710 a 1797)
少なくとも1710年から1797年まで

sans étre pour autant de véritables pendants.
本当の相手ではなく。

ヨハネス・フェルメール
Johannes Vermeer
(1632-1675)


1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳)

​​ Jan  van  der  Meer  van  Delft​​
​​​ ヤン・ファン・メール・​ファン・デルフト ​​​​

オランダ(ネーデルラント共和国:デルフト)の画家。

バロック期を代表する画家のひとり。

フェルメール36歳〜37歳頃の作品 。​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
​単身男性像は・・・この 2点 のみ​

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

『天文学者』1668年  フランス・パリ「ルーヴル美術館」所蔵。



ほかに・・・

『地理学者』 しか存在しないことから、

二つの作品には、

同一のモデルがいたと考えられている。


有力な説は、

フェルメールと同い年で同じ時期にデルフトに生まれた

アントニー・ファン・レーウェンフック。

顕微鏡を用い、初めて

微生物を観察した人物として知られる科学者である。


地球儀は・・・

まばゆい光に包まれ ​「輝く世界」​ を思わせる。

そこに手を伸ばそうとする男。

その後の天文学の発展を予言するかのようだ。


地球儀は・・・

1600年頃アムステルダムの地図製作者

ヨドックス・ホンディウス の手によって

作られたものであることがわかっている

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer

『天文学者』 のモデルとされている


アントニー・ファン・レーウェンフック・・・とは?
​Antonie van Leeuwenhoek​

1632年10月24日〜1723年8月26日(90歳没)

ネーデルラント連邦共和国デルフト出身。


レーウェンフックは・・・

専門的教育を受けていなかったが、

自作の顕微鏡で大量の生物学上の発見をした。


織物商だった時代に、

洋服生地の品質の判定のために虫眼鏡を使って、

生地の細部を見ていたので、

レンズの取り扱いの実務経験は豊富であった。


彼の顕微鏡は、

径1mm程度の球形レンズを、

金属板の中央にはめ込んだだけの単眼式のものであった。

資料を載せる針は、

ねじ式に微調整できるようになっていた。


生涯に作った顕微鏡の数は・・・

500にもなるとも言われる。

それらを用いて身近なものを覗いて回り、

様々なものを見て感動していた。

彼は、それらの成果を発表する場を持たなかった。
(参考資料:ウィキペディアさまより)


レーウェンフック


​『地理学者』​

1668年〜1669年頃

油彩 カンヴァス 51.6cmx45.4cm

フランクフルト「シュテーデル美術館」所蔵。


『天文学者』 と対をなすと考えられる作品。

机の上に大きな海図を広げて、

コンパスを手にする男性が、

ふと手を休め、

窓の外を見る瞬間を

やわらかな日差しで描き出している。


男性が羽織っている衣装は・・・

「ヤボンス・ロック」
  日本の着衣


と呼ばれた日本の着物。


当時世界を股にかけて活動していた

オランダの東インド会社が

遠く東洋の島国からもたらした衣装は、

当時の富裕層のステータス・シンボルにまでなった。


男の背後には・・・

地球儀や地図もあり、

海洋国として繁栄した

17世紀オランダの黄金時代を

あますことなく描いた作品である


(参考文献:朝日新聞出版/フェルメールへの招待より)
(写真撮影:ほしのきらり)



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最終更新日  2022.04.03 00:10:11
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