「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2023.03.30
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カテゴリ: 歌舞伎
春の歌舞伎にふさわしい「元禄花見踊」を楽しみに出かけました

お花見の踊りは、豪華に中村屋さんに踊ってもらいます

​中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023​


げんろくはなみおどり
​『元禄花見踊』 ・・・​の歌詞​

吾妻路 ​​​​​​​​​​​​​を

​都の春に志賀山の

花見小袖の縫い箔も

華美 (はで) をかまはぬ伊達染や

斧琴菊 (よくこときく) の判じ物

思ひ思ひの出来栄


連れて着つれて行く袖も

たんだ振れ振れ六尺袖の

しかも鹿の子の岡崎女郎衆

袖に八つ橋染めても見たが

ヤンほんぼにさうかいな


そさま紫色も濃い

ヤンそんれはさうぢゃいな

手先揃へてざざんざの

音は浜松よんやさ


花と月とは

どれが都の眺めやら

かつぎ眼 (ま) 深に北嵯峨御室

二条通の百足屋が

辛気 こらした真紅の紐を

袖へ通して

繋げや桜

ひんだ鹿の子の小袖幕

目にも綾ある

小袖の主の

顔を見たなら

なほよかろ

ヤンそんれはへ


花見するとて

熊谷笠よ

飲むも熊谷

武蔵野でござれ

月に兎は和田酒盛りの

黒い盃闇でも嬉し

腰に瓢箪

毛巾着 ​(きんちゃく)​

酔うて踊るが

よいよいよいよいよいやさ


武蔵名物月のよい晩は 

をかた鉢巻蝙蝠羽織 

無反角鍔 (むぞりかくつば) 角内連れて

ととは手細に伏編笠で 

踊れや踊れや

布搗く杵も 

小町踊の 

伊達道具 

よいよいよいよいよいやさ 


面白や 

入り来る入り来る桜時  

永当東叡人の山 

いやが上野の花盛り 

皆清水の新舞台

賑わしかけりける次第なり
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最終更新日  2023.03.30 07:44:34
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