「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2023.03.31
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カテゴリ: 歌舞伎
昨日、元禄花見踊の歌詞をUPしましたが、どうも内容が理解できませんでした

そもそも『元禄花見踊』・・・とは?いつの時代のお話なのでしょうか?



げんろくはなみおどり

元禄花見踊 ​​の 解説 ​見どころ ​​

明治11年(1878年)​6月、

東京の新富座にて初演。

作詞は・・・竹柴 ​瓢​ ​助、

作曲は・・・三世杵屋正治郎、

初演の時の振り付けは・・・

初世花柳壽輔等。



​『元禄風花見踊』​

であったと言われています。


天保の改革で、

当時の江戸三座は、

日本橋から浅草の猿若町に移転されましたが、


明治に入り、

十二世森田勘弥が、

座元であった「守田座」を

「新富座」と名を改めて、

初めて都心の新富町に戻しました。


明治9年、

京橋界隈での

明治11年、

大々的に新築開場しました。


ガス燈を設置するなどの

洋風化をはかった斬新な設計で、

開場式には、



多数の要人を来賓に迎えました。

そして、

関係者は、

洋装に身を包み、

観客は、

椅子に腰を掛けて観劇をするという

文明開化の新しい時代に合わせた

画期的なスタイルが実現されました。


本作は・・・

その開場式の大切 (おおぎり) ​に

余興として上演されたもので、

新時代の新しい劇場の誕生にふさわしく

派手で煌びやかな演出となっていました。


初演時の振付等の詳細は・・・

現存していませんが、

所謂

元禄歌舞伎​の集大成とも言える作品で、

新しい時代を迎える中でも、

古き良き江戸の風情、

その中でも特に贅が尽くされた

元禄時代を懐かしむ思いが

取り入れられた演出となっています。


衣装の美しさや、

当時の頭のかつらの結いにもこだわりを見せて

勢ぞろいした役者達が、

それぞれの個性を生かして

花見を楽しむ風俗を見せる

華麗な総踊りは圧巻です。


桜の花の名所である

上野の山を舞台にした

長唄きっての派手で華やかな親しみやすい本曲は、

現在では、

歌舞伎や舞踊のみならず

様々なショー等にも用いられており、

心浮きたつ春に相応しい

絢爛豪華な長唄作品です。


中村屋『元禄花見踊』の配役

元禄の男 中村いてう

元禄の男 中村仲助

元禄の男 中村仲侍

元禄の女 中村仲之助

元禄の女 中村仲弥

元禄の女 澤村國久


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最終更新日  2023.03.31 00:10:09
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