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ファーレ立川アート作品
の第26回目掲載となります。
ファーレ立川では普段は 『逗子(ずし)』
に納められており、 一年に一度しかご開帳されない秘伝のアート作品
があるらしい。それもファーレ立川がオープンした記念日にちなんで 10月13日
だけしか見ることが出来ないというのだ。
そのパブリックアートツアーのハイライトを特派員Oさんが撮影してきてくれた。一体に中には何が入っているのやら。 写真集
を見て楽しんでください
以下全文引用
コアシティ立川と立川ビジネスセンターのあいだの道の両側には、車止めを兼ねたアート作品が集中しておかれています。そのため、このあたりは「ギャラリーロード」の通称で呼ばれています。
そのコアシティ立川側のギャラリーロードの西端に、茶色い家の形をしたものが置かれています。これ自体はアート作品ではなく、ほこらもしくは厨子のようなものです。実は、この厨子の中には、フィリピンの彫刻作家ロベルト・G・ヴィラヌエヴァさんの作品「都市の神」が納められているのです(ヴィラヌエヴァさんは、1995年白血病のためになくなりました)。
ヴィラヌエヴァさんはフィリピンの土着文化に深いつながりを持っていた作家です。そこで、フィリピンと日本の稲作文化の共通性に着目し、フィリピンの稲の神様の像をここに持ってきました。しかし、像は設置した翌日何者かによって壊され、修復した後に、また壊されてしまいました(像は乳房と男根を有する両性具有神で、そのことがある種の嫌悪感をよんだのかも知れません)。
そこで、作家と相談した結果、像を「厨子」に納め、年に一回、ファーレ立川がオープンした記念日である10月13日に「ご開帳」しよう、ということになったのだそうです。ハイテク都市であるファーレ立川に「秘仏」ができてしまったこの事情は、なかなか面白いですし、反面ちょっと考えさせられるような出来事です。
この周辺の写真がご覧になりたい方は地図をクリック
■ファーレ立川、オープン記念で「パブリックアートツアー」実施
■ファーレ立川とは
■ファーレ立川アート作品
■その099:隠された神像
●2007年10月13日 ●ファーレ立川 No.002 鋼鉄の風見●
●2007年10月06日 ●ファーレ立川 No.001 天国への階段●
●2007年09月22日 ●ファーレ立川 No.067 緊張緩和の形態●
●2007年09月15日 ●ファーレ立川 No.065 都市の部分的巻き戻●
●2007年09月12日 ●ファーレ立川 No.064 邪気を祓う「要石」●
●2007年09月08日 ●ファーレ立川 No.063 風の歌を聞け●
●2007年09月05日 ●ファーレ立川 No.062 地勢を吉祥にするために●
●2007年09月01日 ●ファーレ立川 No.061 恋人たちのための椅子●
●2007年08月29日 ●ファーレ立川 No.060 トローチの青空●
●2007年08月25日 ●ファ ーレ立川 No.059 街に遊ぶ鉄の女●
●2007年08月22日 ●ファーレ立川 No.058 泡による結界●
●2007年08月18日 ●ファーレ立川 No.057 対なるものの妙味●
●2007年08月11日 ●ファーレ立川 No.056 発掘された天使●
●2007年08月09日 ●ファーレ立川 No.103 ゆびきりげんまん●
●2007年08月04日 ●ファーレ立川 No.055 ほっと一息つける場所●
●2007年08月02日 ●ファーレ立川 No.109 奇妙な自動車●
●2007年07月31日 ●ファーレ立川 No.042 光のシンフォニー●
●2007年07月28日 ●ファーレ立川 No.054 約束の地へ●
●2007年07月25日 ●ファーレ立川 No.053 アートの上でくつろぐアート●
●2007年07月23日 ●ファーレ立川 No.019 最後の買い物●
●2007年07月21日 ●ファーレ立川 No.016 祈りの内部空間へ●
●2007年07月18日 ●ファーレ立川 No.005 形は疲れている●
●2007年07月17日 ●ファーレ立川 No.015 部分と全体の共鳴●
●2007年07月13日 ●ファーレ立川 No.066 ブリーフケースをもった男●
ファーレ立川 No.096 危ういバランス 2010年11月05日
昭和記念公園のコスモス祭り 2010年10月28日 コメント(2)
●ファーレ立川 No.087 素材のあたたかみ● 2010年05月21日