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2011.04.22
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カテゴリ: 偉大な教師達
《問題のベクトルを向ける》の話題が続いていますが、今度は逆に生徒に《ベクトルを向けなかった》先生の話を紹介します。

私が小学校5年から6年の間に1年間だけ家庭科の先生として赴任されたO先生という方がおられました。
大学を出たばかりの女性の先生で、宮崎県から来られました。
今でも宮崎県出身の方と話をするときは、その言葉のイントネーションでO先生のことを思い出します。

大学出たての女性の先生というと、テレビなんかでよく見る明朗活発でいきなり生徒の中に溶け込んでしまう先生を想像しがち(私だけ?)ですが、O先生は少し雰囲気が違っていました。
冗談も言わない、おとなしい、本当に真面目、どこか先生らしからぬ引っ込み思案な面もある、、、、そんな先生でした。
「はじめて親元を離れておくる生活が寂しいです」なんて我々の前で少し目をうるませて発言することもあり、我々やんちゃ盛りの男子生徒も『適度な距離』というか『暗黙のルール』みたいなものを意識して接していたような記憶があります。
具体的にいうと『O先生を泣かせない距離感』というか『O先生を泣かせないで接するルール』というか、、、、、。
授業でも静かな声で話をされるので、私語をするにもかなりのヒソヒソ声でしたものでした。

授業中にウケ狙いで変な冗談を言ってO先生を困らせようものなら、後で女子たちに叱られることもあったくらいでした。

そんなO先生の授業で、私に異変が起こりました。





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最終更新日  2011.04.23 01:20:34
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