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2015.09.25
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カテゴリ: 『高校古文』の話
1 今年、元禄二年にや、

2 これ、こぶしの花にや。

3 いづこなりし帳面にかあらむ

4 蓑(みの)笠(かさ)やある。

この4つは《疑問》です。

1 は【~にや】があるので《疑問》
意味は『今年は元禄二年であろうか、』

2 も【~にや】があるので《疑問》。
意味は『これはこぶしの花であろうか、』


意味は『どこにあった帳面であろうか、』

4 も【~や】に【ある】もついているので《疑問》
意味は『蓑笠はあるだろうか。』

・・・となります。


次の下の 5 と 6 の意味の違いです。
注目は『か』の意味です。
《疑問》ととるか《反語》ととるか!なんです。

これは文法的解釈で識別するのではなく、文脈や意味から識別するのです。

5 生きとし生けるもの
  いづれか歌を詠まざりける。
これは《反語》と解釈するべきでしょう。

となります。

6 いかなるところにか
  この木はさぶらひけむ。 
これは単なる《疑問》と解釈する方が自然だと思います。
『どのようなところにこの木はありましたのでしょうか。』



ちなにみ『さぶらふ/候ふ/待ふ』は、
「高貴な人のそばにお仕えする」という意味があります。
この木のあった場所は分からないが、とにかくどなたか高貴な人の住まいの近くにあったのではないか・・・と推測できることが可能なわけです。





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最終更新日  2015.09.26 02:11:18
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