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2015.11.02
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カテゴリ: 『高校古文』の話
「にけり」が《過去完了》なら、
「けり」と同じく《過去》を表す「き」を用いて
「にき」も《過去完了》です。

「にけり」「にき」=《過去完了》と覚えていてもいいでしょう!

ちなみに「き」は《直接過去》
「けり」は《間接過去》という違いがあります。

ざっくり説明すると、
《直接過去》は自分が直接・実際に経験した過去の出来事を表現し、
《間接過去》は自分以外の誰かが経験した過去の出来事を表現するので《伝聞過去》とも言われます。


『今昔物語集』の出だしの典型パターンで・・・
『今は昔、比叡の山の西塔に実因僧都(じついんぞうず)といふ人ありけり、』
というのがあります。
これは《間接過去》《伝聞過去》であり、この話をしている人は実因僧都に会ったことはないけど、話として知っているんです。

それに対して、たとえば和歌!
石川啄木の句で、
『最果ての、駅に降り立ち雪明り、寂しき町に歩み入りにき』
というのがあります。
駅に着いて、町に歩いて入ったのは啄木自身だと分かる、、、というわけです。

また余談が長くなりました(‐_‐;

では明日はちゃんと 係助詞のテッパン 6 に入ります。









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最終更新日  2015.11.03 00:52:49
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