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2017.12.05
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カテゴリ: 小説/物語
ひとしきり泣いたあと、私は階段でその冷たい食事をかき込んで食べた。
母に「ちょっと温かかった」と言いたかった一心であった。
冷たい食事は身体を芯から冷え切らせた。

春まで、
気温が温かくなるまで、
土曜日ごとにこれを乗り越えなければならないのかと思うと気が遠くなった。

しかし誰にも泣きごとは言えなかった。
兄に言えばバカにされるし、親に言えば心配をかけるのは分かっていたからだ。
じっと独りで耐えるしかなかった。


なにせ小学1年である。
平日に学校が半ドンで終わってしまって給食が無い日もたまにあるのだ。

そんな平日の半日授業を終えて帰宅したある日のことだった。
母が用意してくれた冷え切った食事を目の前にして箸を取ることもなくぼんやりしていると、玄関のチャイムが鳴った。





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最終更新日  2017.12.05 02:38:26
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