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2017.12.14
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カテゴリ: 小説/物語
次男は私によく私に言った。
「弱いくせに!」「弱いくせに!」

私が自分の意見を言ったり、兄の意見に反対したりすると必ずそう言われた。
その言葉は言い換えれば「弱いお前は意見を持つな。」「弱いお前は存在するな。」と同意である。
それでも反抗をすれば力でねじ伏せてボコボコにされる。

そうなのだ。
弱い人間は感情を持つことも許されず、存在するだけで誰かの迷惑になっているのだ。
だから存在意義は無いのである。
次男はいつも私にそれを訴えていたのだ。


かわいそうに思い私はそれを指摘してバカにしなりはしないだけだ。
あるいはそうすると力にうったえられるので言わないだけだ。

しかしそれも私の弱さなのだ。

相手の涙をバカにして笑わない弱さであり、2歳年上の身体の大きな人間が攻撃してきてもそれに対抗する棒や刃物を持ってしてでも命がけで反抗しない弱さなのだ。

そしてこうも言いたかった。
次男だって何時間も一人で家にいれば寂しくて泣いているはずだ。
自分がその状況にならないことを知っていて私を笑いものにするのは卑怯だと。

しかしそれも違うのだ。
そのような状況に遭遇しないのが強さであって、遭遇してしまうのが弱さなのだ。

つまり・・・
結局兄の言ってきたことが正しかったのだ。


私の弱さが母に心配をかけ、
それだけではなくIさんのおばちゃんにまで心配をかけ、その上迷惑までかけてしまったのだ。
全ては自分の弱さが原因で、弱い自分がいることが皆に迷惑をかけているのだ。

それがよく分かった!





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最終更新日  2017.12.15 03:11:20
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