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2017.12.14
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カテゴリ: 小説/物語
その日、帰宅した母は食卓の上にある見慣れぬお皿に入っている料理は何かと私に問いかけた。

私は泣いてしまったこと以外を話した。

母は「せっかくいただいたのに、なんで温かいうちに食べへんかったん。もったいない。」と言った。
私は「ハンバーグ食べたかってん。」と返事した。
私にはウソをついた気持ちは無かった。

次の日曜日、母が大阪の病院に行かない日、
母は大小2つのお皿をIさん宅に返しにいった。

そこでおそらく母はあの日の出来事をIさんのおばちゃんから全て聞いたはずである。
それでも母は私にただ「今度呼んでもらったら、温かいうちにいただきや!」とだけ言ってそれ以上は何も語らなかった。


Iさんのおばちゃんが私を家に招いてくれた理由だ。
おそらく私がハンバーグの冷たさに泣いたあの日・・・、
あの泣き声がおばちゃんに聞こえていたのだろう。

だから心配になって、私の兄もケンちゃんやアカネちゃんもいないときを見計らって、私に温かいものを食べさせようとしてくれたのだ。

そう考えると私は自分が本当に情けない存在に思えた。

母は、
いや母だけでなく隣のIさんのおばちゃんも、私のことを心配してくれている。
その理由は至って簡単!

私が弱いからだ。





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最終更新日  2017.12.14 00:29:23
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