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2017.12.28
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カテゴリ: 小説/物語
当時我々吹奏楽部は毎週月曜日朝の朝礼の校歌斉唱のときに校歌を演奏していた。
入学してすぐにその演奏に加わった1年生トランぺッターの音色にM先生は注目してくれていたのだ。

彼は私の音色の良さは褒めてくれたのだが、それに見合った技術が無いことを指摘してきた。

そう言えば軽音楽部の一部の部員から「顧問と口論になって辞める人間が多い。」との噂も耳にしていたが、このときその話に納得がいった。
彼の指摘は耳が痛いものであったが、それは同時にその指摘が正確に的を突いている証拠でもあったのだ。

私はその指摘に感謝の言葉を述べたあと、自分のトランぺッターとしての経緯とこの時点での悩みを隠さずに話した。

私の話を聞いてくれたM先生は「なるほどな。」と言って少し考えた後に、「僕に考えがあるからまた知らせるわ。」「でも安心しいや。お前のとこの顧問や部員に知られんように手は打つから。」と笑顔で言いながら私の肩をポンと叩いて職員室に戻っていった。





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最終更新日  2017.12.28 02:42:57
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