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2017.12.30
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カテゴリ: 小説/物語
その日からしばらくの間、私はその店長の手ほどきを受けることとなった。
彼は私の知りたい専門用語をひとつひとつ丁寧に教えてくれて、同じく私に足りない技術も伝授してくれた。
毎日は通えなかったが週に2~3回はその店に運んだ。

本格的な梅雨時期を迎えるころに店長は私に「あとはしっかり練習するだけやから、来たら2階のスタジオに上がってがんがりや!」といってくれた。

その店のスタジオは平日の夜7時半までは学生に無料で開放してくれていた。
平日の夜7時半以降と土日祝祭日は有料予約制で貸し出されていたので、社会人のバンド等が使用していたが、それ以外の時間はお金に余裕のない学生タイムとなっていたのだ。

もちろん無料時間帯は様々な楽器を練習する学生がそれぞれの練習をしていた。
ときには自然発生的にいつの間にかセッションが始まっていたりして楽しいひと時を過ごせることもあったが、そうでないときもあった。


そんなときは関係のない私のような者の練習にならないので、実に不愉快極まりないのだ。

それでも我慢して練習する者もいれば、その女どもと仲良くなりたくて一緒になって騒ぐバカも現れる。

私はそいつらを一匹ずつ殴って回りたかったが店長の手前それもできなかったので、そのスター気取りバカがスタジオに入ってきたらすぐに帰り、私がスタジオに入ったときにバカが一匹でもいれば練習せずにそのまま帰った。





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最終更新日  2017.12.30 01:27:47
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