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2018.01.04
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カテゴリ: 小説/物語
アイスを食べ終えて店のおばちゃんに挨拶を済ませたら、我々は再び歩き出して先輩の家に向かった。
そこは街並みの風景に溶け込んだ古い木造2階建てだった。

まず私が驚いたのはそんなに広くはない玄関にある靴の数だ。
「何人おんねん!」と思ったとき、家の中に多くの人間がいることが分かった。
家の中から聞こえる声というか音というかの騒がしいこと騒がしいこと・・・・。

先輩に促されて家に入ると、そこは民家というより何かの集会場といった雰囲気だった。
特に同年代の高校生から小学校低学年までの子供の姿が多かった。
その中の1人の小学生が私を見て「あ、さっきアイス食うてた兄ちゃんや!」と言った。

そう。

先輩の姿を見つけると「あ、アイス食べてる!ええな~。先に行ってるで。」と言った。
それに対して先輩は「うん!後でな!」と言葉を返した。

「後で」とは、後でこの家で会おうという意味だったのだ。

その騒がしい雰囲気に少し圧倒されていたとき、奥の台所から先輩がお母さんを連れたきた。
「かあちゃん、こっちはスタジオで知り合ったゴマっていう友達やねん。」と先輩は母親に私を紹介した。
「はじめまして。おじゃまします。」と私が一礼する間に、彼女は一気に距離を詰めてきて私の目の前に立った。

そして「おお、うちの子の友達にしてはええ面構えしとるな!」
「男子たるものこうでないとアカン。」
「うちの子の友達いうたらナヨナヨした男か女か分からんのんが多いけど、あんたはエエな!」
と言って私の肩にポンポンと2回手を添えた。

そして先輩に「この子やったらええで。2階に上げたり。」と言った。


どうやら2階には簡単に上がれないようであることは、この会話から推測できた。

そして私は先輩と2人で狭い階段をギシギシといわせながら2階に上がった。





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最終更新日  2018.01.04 02:33:44
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