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2018.01.07
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カテゴリ: 小説/物語
高校生活最初の夏休みは多忙を極めた。
地元の音楽隊では8月終わりにある関西コンクールの猛練習、
学校の部活動では秋の文化祭演奏の練習と3日間にわたる学校泊まり込みの合宿、
さらに新しいトランペットと、部活のOBの先輩の影響で興味を持ったバイクの購入資金を貯めるためのアルバイトにも時間を費やしたからだ。

関西コンクールとバイトがひと段落して新学期がはじまって10月に入ったと思ったら、ある日突然身体が動かなくなった。そこから2週間も寝込んで学校も休んだ。
復活したときには10キロも体重が落ちてしまっていたが、それでも文化祭の演奏はやり切った。

文化祭も終わり、少し時間に余裕が出だした頃、しばらくぶりにI先輩宅を訪ねた。
相変わらず大勢の子供たちでにぎわっていた。
この頃にはもう『勝手知ったる他人の家』状態で、私は2階に上がる前に台所にいって夕飯の準備を手伝ったりしていた。


そんな私の姿を見て先輩のお母さんは「とうとう男も台所に立つ時代の幕開けやな!」と言っては高らかに笑っていた。

そして冬休みを目前にしたある日だった。
先輩のお母さんが「あんたに頼みがあるねんけど聞いてもらえんやろか?」と私に切り出してきた。
「僕にできることでしたら。」と言うと「あんたが適任やねん。」と返ってきた。





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最終更新日  2018.01.07 02:30:11
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