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2018.01.13
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カテゴリ: 小説/物語
駅に着いて切符を買って自動改札を通る。
ホームに入るとすぐに電車が来た。

平日の午前中ではあったが、もう通勤ラッシュの時間帯は過ぎていたので車内はすいていた。

空いていた席に座ると、まーちゃんはさっきのお菓子を食べさせてほしいと言った。
私はリュックから紙袋を取り出して手渡すと、彼は棒菓子を一本だけ手にした。
丁寧にその袋をあけてひと口頬張る。
そのとき見せた満面の笑みは、車内の他の人たちをも笑顔にした。

しばらくその棒菓子を食べていたまーちゃんは、そのうち口の中の水分を奪われて飲み物が欲しくなり、肩からかけた水筒に手を伸ばした。

しかし片手に食べかけの棒菓子を持ったまま、水筒の中の飲み物を口にするのは難しい。


そして水筒のフタを外して、中栓のつまみを回した。
その水筒のフタはそのままコップになるタイプだったので、そこに飲み物を入れて彼に渡そうと思った。

同時に水筒の中に何が入っているのかも確かめたかった。
あの駄菓子屋の前で何か温かい飲み物を買おうとの私の申し出を拒否してまで、彼が飲みたかったものがこの水筒に入っているのだ。
それが何だったのかを確かめたかった。





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最終更新日  2018.01.13 03:02:22
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