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2018.03.13
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カテゴリ: 小説/物語
そうだ!
そうなんだ!
このとき改めて気付かされた。

こんなハンバーグのことなんてほんの一部に過ぎないのである。

我々子供はいつも、常時、四六時中、親の想いのなかで生きているのだ。
しかしそれがいつも過ぎて、、、
そのうちそれらが身の回りにあって当然で、しかも目にも見えなく、肌でも感じなくなってしまうのが子供という存在が愚かである所以なのかもしれない。

でも、
それでも思い出そうとすればちゃんと思い出せるではないか。


幼い私は母にバナナを食べたいと言った。
当時まだバナナは高価な食べ物だったが、あのときの私はそれを知る由もなかった。
その日2人で買い物に行ったとき、母は果物屋でバナナを半分買って与えてくれた。
1本食べたい、、、そう思った。
なんで半分なんてケチをするのか、、、そうも思った。
半分だけのバナナを買うのになんで店のおじさんとこんなに長い話をして私を待たせるのか、、、
とも思った。

でも違うのだ。
今なら分かる。
いくら高価な物でも半分売っている訳はなかったと思う。
おそらく1本買うことは財布が許さなかったのだろう。

だから、、、
恥を忍んで許される予算の分だけのバナナを買おうと交渉してくれたのだろう。

なのにあのとき私は待たされたことと半分しかないことに機嫌を悪くした。
仏頂面でふてくされて食べた。
「おいしいか?おいしいか?」との母の言葉にも何も言わずに私は食べ続けた。


本当にキリがない!

いろんな思い出が次々と脳裏に浮かんできた。





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最終更新日  2018.03.13 02:50:42
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