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2018.08.26
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カテゴリ: エッセイ
高校3年生の夏、やはり我々は2人で焼きそばとかき氷を食べた。
そしてやはりSの話は過去2年と代わり映えの無いものだった。

私はたまりかねて「Sよ、そろそろ現実を見なアカンのちゃうか?」と言った。
その言葉が意外だったのかSは不思議そうな表情で私の顔を覗き込んだ。

「なんで毎回フラれると思う?でもうまいこといくヤツは絶対うまいこといくやろ?なんでやと思う?」
と続ける私をSはやはり同じ表情で見ていた。
その目線を受けながら私はさらに、
「お前やからアカンねん。それは俺も同じや。俺らみたいなんを受け入れる女子はおらんぞ。そろそろ現実を見なアカンで。もっと他のことに力を入れるべきちゃうか?」
と続けた。


「なんでそんなん言うねん。そんなん言うなよ。なんでそんなん言うねん。」と悲しそうに言った。

それを見た私はこれ以上この話題を続けるのは得策でないと思い話を変えた。

やがて私が帰る時間になり「ほなまたな。」と言うと、Sは「二十歳になったらお互い彼女連れて焼きそばとかき氷を食おう!」と言って握手をしてきた。

毎年「来年」「来年」と言っていたSが「二十歳」と言ったので、ちょっと私は安心した。
スパンが2年に伸びたということは、多少は私の言ったことを理解してくれたのだと思ったからだ。





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最終更新日  2018.08.26 03:10:26
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