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2020.08.17
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カテゴリ: エッセイ
当時、私のクラスの国語担当の先生は年配の女性の先生だった。
そのK先生は足が少し不自由でいつも杖をついて歩いておられた。

いつもではないが、ごくごく稀に私はK先生が職員室に戻られるときに荷物を持たせてもらって一緒に職員室の入り口まで歩くことがあった。
K先生の言葉はたとえ冗談を言っているときもどこか文学的であったので、私はそれを聞きたかったのだ。

授業中に「あはれ」と「をかし」の違いが気になっていたので、私は職員室に用もないのにその日K先生の荷物を持って一緒に歩いた。
すると先生は私の質問にたいして「今のこの状態がそうかも知れんね。」と仰った。

先生のよると、、、
足が不自由な先生の姿を私の心が「あはれ」と感じた。
その「あはれ」は現代語の「哀れ」でもあるが、古文の「あはれ」でもある。

そして私はこの瞬間を快く感じている。
それが「趣がある」=「あはれ」であり、だれもがそのように感じるとは限らない「趣き」だ。
、、、ということだった。





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最終更新日  2020.08.17 00:58:41
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