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2020.12.14
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カテゴリ: 随筆
それが本当だとすればこんなに嬉しいことはない。
こんな私の生き方も、あながち間違いや失敗ばかりでないのではないかと思わせてもらえる。

・・・
正直にいうと入学式の日は、大変な学校にきてしまったと心底後悔をしたことを覚えている。
入学式の日に早く卒業したいと思った。

しかしながら思いのほか卒業式の日は早く来た。
それほど充実した楽しい3年間を過ごさせてもらったのだ。

あの卒業式の日からあと数か月で34年目を迎える。
あの黄金の日々が今日の我々の礎を築いていると今更ながら確信をする。



そう、私は献血中だったのだ。
この献血車の中の雰囲気は私を一気に高校時代に引き戻してくれた。
この献血車が私にとってのタイムマシーンとなった。
H.G.ウェルズにもアインシュタインにも申し訳ないがこれは事実だ。

献血が終わった浴後にあの頃のように走り出せるだろうか・・・
一瞬そう思ったが、そんなことは許されなかった。
「ここにしばらく座って休んでください。」と車内に設置された椅子に誘導される。

そこには私以外に3人の男女が座っていた。
2人は受付でもらったチョコレート菓子以外に10個入りのたまごを手に持っていた。
私と私の直前に献血を済ませた女性はチョコレート菓子だけを手にしていた。

「なんで我々だけがたまごをもらえなかったんやろう。」を一瞬思ったが、そんなことはどうでもいい。


あの古き良き時代の思い出に・・・。





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最終更新日  2020.12.14 01:19:58
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