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2008.10.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類

 朝、蜂の死骸、カメムシの死骸を見つけた。

つい 、ゴミのようにつまんで小川のほうに捨てた。

おっと、今まで精一杯生きてきて命終えたのだった。

ポイと捨てたのをすまなく思った。

捨てた小川のほうに向かって合掌した。

ゴミのように扱うところ、まさしく自分の徳を損なう振る舞いだ。

考えてみれば、あの蜂やカメムシの臨終に、誰もそばにいて死を見取ってやるものはいなかったはずだ。

たった一人で死んでいったのだ。

ただ、生も死も命を自然にゆだねていたのだろう。

蜂は蜂を生き、カメムシはカメムシを生きたのだ。

私は私という個性の人間を生きてゆくのだろう。

人間として生きるとは?

今まで、なんとも思わず、虫の死骸をゴミのように捨てていた私。

今朝、虫の死骸をぽいと捨てた後、気がついた自分の無神経さ、無慈悲さ。

今、なんと、ブログを打つ私の手に生きているカメムシが止まった。

昔はばい菌のごとく、毒虫のごとく嫌っていたが、最近いとしく思う。

くさいにおいを出すのは、彼の本能。

私も家族に無遠慮に屁をこいているではないか。

命をいつくしむ、そこに人間として、徳を積み人間になってゆく原点があるはず。

カメムシが手の甲をはいだした。

外へ出してやろう。

窓を開け手の甲にいるカメムシを口で吹いて外へ出した。

どれだけ、他の命を、そして人をいつくしめる人間に一生かけてなれるものかと思う。



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Last updated  2008.11.20 12:15:56


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