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2008.12.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
葬式の当家に、忌中と張り紙があった。

別に何も張る必要は無いはず。

昔の習俗の名残だろう。

昔は、(死)を忌み嫌っていて、忌中の家に近づいたり、そこの人と接すると穢れが
移るという迷信から来ていると思える。

昔は、服忌令という決まりがあったようで、女は男より、忌み謹慎する時期が長いと
いう資料を見たことがある。

今の時代、わざわざ張り紙をして葬式を出した家ですと知らせる必要は無いと思う。

ここ浄土真宗の土地では、この忌中という迷信性から、(還淨)という張り紙に変え


読んで字の如し、浄土に還ったということである。

張る必要も無いが、張るとすれば、忌中よりいいということだ。

浄土とは、無我、慈悲、利他、布施といったものの場所的象徴表現といえる。

ついでに、仏とは、無我、慈悲、利他、布施といったものの人格的象徴表現といえ
る。

浄土とは、真実の理想郷とも言えるし、真実の故郷ともいえる。

還るべき、往くべき、踏まえるべき世界だ。

真宗の教義で、浄土に還り、仏となってすぐさま、この世の自我、冷酷、利己、収奪
の世界に還り来たって、みんなの過ちを導き続けるというものがある。

自利即利他ということの象徴的表現だ。

このことを感じる表現が(還淨)といえる。



だから、三回忌・七回忌といわず、三周会、七周会と言い換えている。







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Last updated  2008.12.19 22:59:22


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