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結局、差別化をしようと考えて、
結果的に安直な道を選んでしまい、うまくいかないことの原因は、
差別化を外に求めることにあります。
今やっていることと違う分野の商品、
今やっていることと違う業界、
今やっているところと違う地域、
今やっている相手と違う客層。
どうしてもこういう未知の分野に
出て行こうとしがちです。
今やっていることがうまく行かなくなったので、
何か差別化を図って業績を良くしよう。
こう考えるので外へ目が向くのですね。
でも、それはこれまでの自社との差別化にはなっても、
本当に必要な差別化にはなりません。競争相手との比較で考えるという視点がないと、
こうなってしまいます。
あなたが考えている差別化を果たしたとしても、
そこに既にいる会社との競争になるだけで、
長く経験を積み重ねている
それらの会社と競争するのは、
著しく条件が不利なところで
勝負することになります。
そういう会社すらいないという分野を開拓するのは、
そのような分野を見つけること自体が難しいですし、
先頭で開拓して行くことはとても苦労を伴うものです。
余談ですが、
25年近く前、札幌にいた頃に友人と話をしていて、
今からカーリングを真剣に始めれば、
オリンピックに出られるんじゃないか?
と半分真剣に、半分冗談で話したことがあります。
先の冬季オリンピックで
やっと人々に知られるようになったカーリングですが、
当時は北海道においても、
何かそんな競技があってオリンピック種目になるらしい、
程度の認識でしたから、
うまくすればオリンピックに・・・
と思うのも無理はない。(笑)
でもその当時でも、
オホーツク沿岸の常呂町あたりで取り組み始めていたようですので、
いきなり参入してもオリンピックは無理!
実に浅墓な考えなんですね。
結局、どこでカーリングができるんだ?
という話になって立ち消えになりましたが。
(そんなに真剣に考えたわけじゃありませんよ)
笑い話ですが、
経営の世界ではこれと同じ様なことを、真剣にやってしまって失敗することが、
日常茶飯事なのです。
カーリングなら誰もが無理なことが分かりますが、経営になると途端に分からなくなる。
とても不思議なことです。
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