西瓜丸的「美しい日本語」 ”一日一歌/句”

西瓜丸的「美しい日本語」 ”一日一歌/句”

2006.05.07
XML
カテゴリ: 短歌・俳句:春

をみなとはかかるものかも春の闇  日野草城

生温かくまとわりつく春の空気と、とろりと濃い闇……
そこに「をみな」を置いたとき、しっとりと汗ばんだ白い肌や、甘い匂いを散らす長い髪が浮かんできます。
女について悟るのに、春の闇以上のシチュエーションはないのではないでしょうか?

本によると、新婚初夜?のことを詠んだ句、らしい。草城が感じた「かかるもの」とはどのようなものだったのか……気になるところです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.05.07 21:49:44
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: