皆さんこんにちは!
山陰→近畿クルマ旅シリーズ第8回は 吉野山の桜
です。
吉野山は奈良県南部、紀伊半島の中部にあり奥吉野から熊野へ続く秘境の入り口でもあります。
日本一の桜の名所
の一つとも言われる吉野桜は ソメイヨシノ
の語源かな?と思っていたんですが、そうではなくヤマザクラが中心なんだそうです。正確には江戸の染井村で生まれた桜の品種に、有名な吉野桜にあやかったヨシノという名前を付けたのが染井吉野の由来とのこと。勉強になりますね。
クルマで近づくとこのような山肌が見えてきて大興奮!

週末ですが平日金曜日なので駐車場はすぐ入れるだろうと思っていたんですが…ナビで示された通りに進むと山の入り口でいきなり満車表示と進入不可との案内
一瞬あきらめようかなと思ったんですが別の進入路を探して行くと、町営の臨時駐車場があり、そこから歩いて登ることにしました。

吉野山の桜は一目千本と言われ、山肌に密集して咲いているのが特徴。場所ごとに下千本、中千本、上千本、奥千本の4か所に密集しているということです。
上~奥千本まで行くには本格的な登山の準備が必要なので、私たちは下~中千本まで。それでも片道1時間くらいかかりました。



下千本のヤマザクラ
は少しピークを過ぎていましたが、色んな種類の桜が混じっているので遠景はまだまだ見事でしたよ!




標高が上がるにつれこんな景色が増えてきます。


見事ですねぇ

吉水神社
。ここの境内にある一目千本は圧巻でした。それがこちら↓

吉野は太閤秀吉が徳川家康や伊達政宗などの家臣をはじめとする5,000人以上の花見を催した場所で、吉水神社は秀吉花見の本陣があった場所なんだそうです。
そして吉水神社にはもう一つ意外な驚きが…それは源義経・静御前潜居の間があって、
ゆかりの遺品が保管されていたこと。拝観料600円で見ることができました。
保管されていたのは義経が使った鞍や鐙、静御前の内掛け、武蔵坊弁慶の槍や小手などなど…小さな書院にさりげなく展示されていたのには驚きと感動でした。
という訳で桜はもちろん、もう一つの意外な感動を味わうことができた大満足の吉野山でした。
吉野山を後にして、いよいよ熊野の那智の滝を目指して走ります。夕刻が近づいているのでこの日は途中でキャンプ泊となりました。
キャンプ場に向かう途中、 道の駅「吉野路上北山」
に併設する 上北山温泉 薬師湯
で旅の汗を流してサッパリ
そしてほどなく 白川渡オートキャンプ場
に到着。平日なので利用者は他に家族連れが一組。設備が整ったキャンプ場で静かなキャンプを楽しみました。
次はいよいよメインの目的地「那智の滝」です。その模様は明日のブログで。どうぞお楽しみに
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