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2007.09.26
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カテゴリ: 文学鑑賞



先日の「牧進展」で川端康成の小説のタイトルがそのまま絵のタイトルになっていたので、川端康成の本を読んでみました。京都の双子の話です。京都を舞台に、春・夏・秋・冬と物語は流れていきます。“古都”というタイトルの通り、京都について実にいろいろと書いてあります。京都弁になれていないので、セリフの京都弁を読むのに時間がかかりました。京都弁を聞くのはなんてことないことですが、読むとなかなかスラスラと読めませでした。最後は、冬で終わり、物語の人間関係が完結せずに終わってしまうので、少し物足りなさがあるのですが、登場人物の“その後”を読者が自由に想像して良いと言われたような気がしますし、話の流れで想像できるようでもあります。また、結末を描かないことで、この小説は“京都”の“四季”を描いたという感じがします。京都の四季を切り取って、本の中に入れたようです。ただ、自分としては京都を詳しく知らないので、あまり物語の中に入りきれなかったように思いました。
読後、牧進の絵の「古都」はどういう絵だっただろうかと図録を見たら「古都」はなく、「古都」は藤田喬平展で見たガラス作品でした。次は牧進の絵にもなっている「雪国」を読もうと思います。

★★★★☆
古都






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最終更新日  2007.09.28 20:01:19
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