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RAYTHEONのVT25(10A/7312)という真空管を紹介します。RAYTHEONが英国向けに作ったもののようです。以前紹介したVT94(10E/108, CV1094)という真空管などもそうですね。物凄く頑丈な造りです。フィラメントが1点吊り(Λ型)なのがわかります。古典的な設計ですよね。とにかくバルブが大きく、RAYTHEONの10と比較すると全然違います。放熱を大きく表面積の広いバルブに頼っているのかもしれません。プリントにはこう記されています。RAYTHEONV.T.258-6010A/73128-60がどういう意味かわかりません。この形状から1960年8週ということは無いと思いますが...反対側のプリント。10A/7312のデータがありません。The Valve Museumにある「CV1025」規格表と同等と考えて良いのでしょうか...。随分前に、VT25(10E/7312, CV1025, DET25)という真空管を紹介したので、これを手がかりに測定しようと思います。因みにこちらのフィラメントはオキサイド系で薄暗いです。今回紹介するものはトリタンで結構明るいですし電力も食います。プレート損失は大きさとグラファイト系の分厚い素材から25W程度でしょうか。CV1025規格表では36Wと書いてありますが送信管なので常に電流が流れているA級増幅ですと7割くらい低目で考えたほうが良いかもしれません。etracerで特性を測定しましょう。フィラメント電圧は7.5Vと7.0Vで測ります。600Vで30mAほど流してみます。【1本目】Ef=7.5V, If=2.20AEp=500VEg=-13.7VIp=40.26mArp=4843Ωgm=2503μSμ=12.1V/V因みに500V40mAの14kΩ負荷でグリッドをプラスまで振ると5.5W程度が出ます。グリッドがマイナス領域のみの動作だと1W少々です。これは厳しい。Ef=7.0V, If=2.16AEp=500VEg=-13.7VIp=40.59mArp=4813Ωgm=2477μSμ=11.9V/V【2本目】Ef=7.5V, If=2.15AEp=500VEg=-15.7VIp=40.10mArp=4644Ωgm=2391μSμ=11.1V/VEf=7.0V, If=2.07AEp=500VEg=-15.7VIp=40.22mArp=4640Ωgm=2373μSμ=11.0V/Vフィラメント電圧7.0Vでも動作に殆ど変化がないとがわかりました。エミッションに余裕のあるフィラメントという印象です。
Jul 30, 2026
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昨年、真空管ショップで7984という真空管を購入したので紹介します。たしか4本で1万円くらいでした。データシートやネットにあがっている実測データを見る感じでは特性は然程良好ではなく、そこまで欲しくはなかったのですが...謎球好きの私としては、よくわからないけど、とりあえず買っておくということで。いや、だって...謎球は自分で実測したくなりますよね?...ですよね?結論から言うと、「まぁ悪くない買い物」でした。測定してみると実用性十分であることがわかりました。規格は、真空管(Electron tube) 規格表データベース「7984」規格表が参考になります。車載用無線機の送信管だったようで、ヒーター電圧は13.5V±1.5Vになっています。それゆえエミッションにはゆとりがあり、多分12.6Vでも余裕でしょう。7984は一般向けではなかったせいか、使用例などがありません。自作オーディオアンプとしての作例はありとな世界「7984変則ULプッシュプルアンプ」があるようですが、かなり複雑な回路です。そしてこの構造は!そう、この真空管の一番の魅力は「ある角度から見ると赤熱したカソードが見えること」です。こういうのはカッコイイですよね。etracerで特性を測定しましょう。Epは200Vあたりで。五極菅接続はEg2を75Vにしました。これくらいで十分過ぎる程にプレート電流が流れます。元々の設計はB級やC級などで使う送信機用ですが、私たちが使う場合はA級動作が前提です。【1本目】三極管接続Ep=200VEg=-32.0VIp+Ig2=41.83mAIg2=3.76mArp=850Ωgm=5615μSμ=4.8V/V五極菅接続Ep=200VEg2=75VEg=-8.0VIp=42.19mAIg2=0.75mArp=22168Ωgm=8322μSμ=184.5V/V【2本目】三極管接続Ep=200VEg=-33.3VIp+Ig2=42.00mAIg2=3.56mArp=845Ωgm=5465μSμ=4.6V/V五極菅接続Ep=200VEg2=75VEg=-8.3VIp=42.43mAIg2=0.68mArp=24556Ωgm=8140μSμ=199.9V/V【3本目】三極管接続Ep=200VEg=-33.4VIp+Ig2=42.15mAIg2=3.26mArp=852Ωgm=5358μSμ=4.6V/V五極菅接続Ep=200VEg2=75VEg=-8.4VIp=41.81mAIg2=0.67mArp=25000Ωgm=8118μSμ=202.9V/V【4本目】三極管接続Ep=200VEg=-33.8VIp+Ig2=42.24mAIg2=3.63mArp=835Ωgm=5417μSμ=4.5V/V五極菅接続Ep=200VEg2=75VEg=-8.6VIp=41.99mAIg2=0.72mArp=21707Ωgm=7886μSμ=171.2V/V大体のペアが組めそうです。三極管接続ではrpも低いのでNFBを少なめにできそうですね。五極菅接続時のスクリーングリッドはオーディオのA級で使うなら75V程度の低い電圧で十分です。これでフルパワーを出せます。直線性は良くないのでプッシュプルが無難でしょうか。三極管接続5k負荷なら230V42mAで2.4W(5.5%)三極管接続3.5kΩなら200V42mAで2.4W(7.6%)五極菅接続5k負荷なら230V75V42mAで2.4W(10%)五極菅接続3.5k負荷なら200V75V42mAで2.4W(8%)意外と手軽に使えそうな印象です。12ピンのコンパクトロンなのでオクタルに比べると配線が細かく大変ですが。
Mar 24, 2025
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12E1という真空管を紹介します。今回は手持ちの三種類を測定してゆこうと思います。トップ(プレート)が7mmΦなんですよね。この真空管の少々格好悪いところです。STCのCV345はサイドゲッターです。良く見るとガラス繊維をワニスで含浸したと思われるチューブがヒーター配線に被さっています。ベースの下部は丸みをおびています、こちらはブラックプレート。こちらは穴無し。下にUの字の放熱器があるかわりに、トップ側の放熱器もUの字の小さな物になっています。規格は、真空管(Electron tube) 規格表データベース「MAZDA 12E1」リンクと真空管(Electron tube) 規格表データベース「AEI 12E1」リンクが参考になります。ネットで「12E1の三極管接続は300Bに似ている」という記載を見かけますが、規格表の三結特性を見る限りは、300Bとは似ていませんし、そもそも動作電圧・電流が異なります。300Bに似ているなんてことを誰が言い出したのでしょうか?昔から伝承されている話や高名な先生が書いた記事に疑問を持つことも大切かと思います。ヒーター点灯。いい感じですね。etracerで特性を測定します。最大コントロールグリッド電圧が100V迄という記載があるのですが、一寸オーバー気味の120Vまで見ました。【1本目】「STC CV345」と記されているベース下部が丸いものEh=6.3V, Ih=1.72A三極管接続Ep=240VEg1=-48.5VIp+Ig2=80.04mAIg2=5.37mArp=611Ωgm=6042μSμ=3.7V/Vビーム管接続Ep=240VEg2=95VEg1=-11.5VIp=79.58mAIg2=1.30mArp=16026Ωgm=8695μSμ=139.3V/V【2本目】「STC CV345」と記されているベース下部が丸いものEh=6.3V, Ih=1.73A三極管接続Ep=240VEg1=-51.3VIp+Ig2=80.15mAIg2=5.40mArp=614Ωgm=5650μSμ=3.5V/Vビーム管接続Ep=240VEg2=95VEg1=-12.4VIp=80.19mAIg2=1.38mArp=15372Ωgm=8465μSμ=130.1V/V【3本目】穴3個Eh=6.3V, Ih=1.72A三極管接続Ep=240VEg1=-47.0VIp+Ig2=80.44mAIg2=5.14mArp=647Ωgm=5707μSμ=3.7V/Vビーム管接続Ep=240VEg2=95VEg1=-10.8VIp=79.88mAIg2=0.93mArp=18336Ωgm=8779μSμ=161.0V/V【4本目】穴3個Eh=6.3V, Ih=1.71A三極管接続Ep=240VEg1=-43.5VIp+Ig2=79.97mAIg2=4.95mArp=671Ωgm=5859μSμ=3.9V/Vビーム管接続Ep=240VEg2=95VEg1=-9.3VIp=79.64mAIg2=1.51mArp=15199Ωgm=8574μSμ=130.3V/V【5本目】穴なしEh=6.3V, Ih=1.62A三極管接続Ep=240VEg1=-40.1VIp+Ig2=80.28mAIg2=4.07mArp=622Ωgm=6961μSμ=4.3V/Vビーム管接続Ep=240VEg2=95VEg1=-8.4VIp=79.56mAIg2=1.50mArp=16011Ωgm=9856μSμ=157.8V/V【6本目】穴なしEh=6.3V, Ih=1.62A三極管接続Ep=240VEg1=-48.8VIp+Ig2=80.04mAIg2=5.35mArp=575Ωgm=6387μSμ=3.7V/Vビーム管接続Ep=240VEg2=95VEg1=-11.6VIp=79.69mAIg2=1.97mArp=15889Ωgm=8401μSμ=133.5V/Vヒーターは穴無し以外は6.3V1.7A、穴無しは1.6Aでした。もしかしたら途中で仕様を変更しているのかもしれませんね...。実測しないとわからないことは沢山あり、規格表が絶対信用出来るわけでもないということが、今回の測定で明らかになりました。動作は、三結で240V,-50V,80mA,2.5kΩ,4.3W,6.5%、ビームで240,V95V,-12V,80mA,2.5kΩ,5.7W,9.5%。高電圧小電流側(カットオフ側)はIpカーブが寝てきてやや直線性が悪くなっていますが、目一杯使うこともないので気にする程では無いかと思われます。直線性は規格表ほど悪い印象は無いですが、あまり電流の低いところを使うと良く無さそうです。かといって、あまり大電流ではシングル動作時にトランスの直流磁化の影響があります。出力を欲張らないほうが無難かもしれません。これはなかなか良い音が出そうな球ですね!今回の測定の結果、確かに300Bの240~250V動作点で考えれば似ているとも云えますが、直線性あるいは動作電圧・電流という視点から見ると、全く異なるように思えます。念のためJJ製300BのIp特性を掲載しておきます。これらの特性を十分知ったうえで「12E1が欲しい」というい人が持てば宜しいと思います。12E1の三極管接続時のrpの低さは特筆すべきで、NFBを使わなくても十分なDFを確保出来そうです。直線性がそれほど良くないといっても、三極管接続での非直線歪は最大出力でも7%以下と大変良好です。造りもしっかりしていて素晴らしい真空管です。ただし、300Bとは切り離して評価すべきだと思います。
Jan 3, 2025
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手持ちにRTのR120という真空管があります。EL3Nなどに似たヨーロッパ管の細長いダルマ型で、綺麗ですね。R120は三極傍熱管で、2A3や6B4Gなどのような低rp特性だとか。規格は、Frankさんの資料室にあるR120の規格表を参照ください。ヒーター6.3V1.45Aで、6B4Gなどと比べtヒーター電力は食います。プレート損失は15Wなので、大体2A3や6B4Gと互角ですね。因みに三極管といっても多極管を内部接続した三極管だそうで、たとえば4033Lなどと同じですね。6B4GTという多極管を内部で三結にした傍熱管があります。(のちほど紹介します)本当にこれらは特性的に似通っているでしょうか?そう、etracerで見ればよいですね!ヒーターを灯すと...。太いカソードが頼もしいです。メッシュプレートなので、プレートの網状の模様が見えますね。1本目:Ep=250VでEg=-36.5Vのとき、Ip=51.29mArp=909Ωgm=5873μSμ=5.3V/V2本目:Ep=250VでEg=-38.5Vのとき、Ip=52.99mArp=935Ωgm=5332μSμ=5.0V/V60mAくらいIpを流せばrp800Ω近くになると思いますが、常用アンプとしては250Vの55mA以下が丁度良いと思います。比較として、6B4GのIpカーブはこちらです。R120と6B4Gを比べてみると、6B4Gに比べてR120のほうは高電圧になるにつれIpカーブが狭く寝てきていて直線性が悪いように見えます。このあたりの直線性の違いが音質の違いになりそうでしょうか。比較として、6B4G(傍熱型)のIpカーブはこちらです。直熱型の6B4Gより4~5Vくらいバイアスが深いです。(だいたい46.5Vで50mAです)それ以外は大体同じ。(少しgmが高くて少しrpが低いくらい)ただし、高圧側の特性は寝てきています。いかにもビーム管を三結にしましたと言わんばかりの特性です。「なんだよ、こんなの買うんなら水平偏向管買って三結すればいいじゃん!」って思ったことは内緒です。(笑)傍熱型6B4Gは名前も同じなので直熱の6B4Gの同等品ではありますが、やはり直熱型の綺麗な特性には勝てないかなと。R120と6B4G傍熱型を比べてみると、高圧側で寝てくるのが共通しています。多極管の三結はこういう傾向なのでしょうか??測定の結果から、R120の魅力は直線性の良さでは無さそうですね。創造の館っぽく結論づけると「直線性の良くないR120は音が悪い」ってなってしまいます。しかし根強いファンも多いということは、何かしら数値やグラフにあらわれない魅力があるに違いありません。もしこれが「〇造の館」でしたら「直線性が良い方が音が良い」と断定するのでしょうが、私は「みんな違ってみんないい」という考えです。それに前段の直線性によっても結果が異なってきます。とにかく、真空管の「個性」を楽しめば良いと思います。オーディオなんか楽しんてナンボでしょ? (^▽^)なんでもかんでも白黒はっきりさせて断定しないほうがオーディオを音楽鑑賞の趣味として長く続けられるのではないかと思います。
Nov 16, 2022
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VALVOのLK4110という真空管を紹介します。プレートの大きさは、E406Nとほぼ同じです。ゲッターは下側と上側に飛ばしてあります。色味が若干異なるので材質(ゲッターの特性)を変えているのでしょう。フィラメントの吊り方は2点吊り。下の部分はオーソドックスながら綺麗な造りです。規格ですが、Radiomuseumの「LK4110」の欄には、E408Nと同等と書かれています。それを信じるなら、真空管(Electron tube) 規格表データベースの「E408N」規格表が参考になりそうです。オークションでPX4互換と書いて高額で出品している人が居られますが、恥を知って欲しいですね。PX4と特性が全く異なります。フィラメント点灯。4V1Aの仄暗いフィラメントがプレートとマイカ板の間から見えます。etracerで特性を測定してみましょう。380Vを掛け、25mAで。フィラメントは4.0Vと3.8Vで測定します。【1本目】Ef=4.0V, If=1.06AEp=380VEg=33.4VIp=25.00mArp=3073Ωgm=2532μSμ=7.8V/VEf=3.8V, If=1.03AEp=380VEg=33.1VIp=25.05mArp=3158Ωgm=2424μSμ=7.7V/V【2本目】Ef=4.0V, If=1.07AEp=380VEg=34.0VIp=25.04mArp=2949Ωgm=2663μSμ=7.9V/VEf=3.8V, If=1.04AEp=380VEg=33.8VIp=25.17mArp=2976Ωgm=2627μSμ=7.8V/V綺麗なIpカーブを描きますね。測定の結果、E406Nのrpのグリッドのピッチを変えて単純にrpを高くしたバージョンのではないか?というのが私個人(真空管の素人)の印象です。E406Nは2.1kΩくらいでLK4110は2.8kΩくらいです。よく引き合いにだされるAT20とは、rpとしては近いです。同じ380Vで比べていませんが、gmとμ(球の感度)はAT20のほうが少し高い気もしますね。AT20はプレート損失に余裕がありますので、こちらのLK4110に合わせたアンプであるなら挿し換えられそうですが...残念ながらAT20のフィラメント電圧は6Vです。仮にフィラメント電圧を切り替えられたとしてもスイッチを切替え忘れてLK4110に6V掛をけてしまうと一寸マズイです。(汗)LK4110の実際のアンプとしての動作は、もう少し電流少なめが良いかもしれませんね。380Vの24mA。負荷12~14kΩで1.6W...といったところでしょうか。フルスイングでカットオフ側は高圧600Vを超えない程度です。1Wも出れば十分ですよね。10kΩ/14kΩタップのあるトランスでE406Nと共有化したほうが無難です。性能に拘らないなら7kΩのトランスで4Ω出力を使うとか。
Nov 11, 2023
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6DZ7という真空管を紹介します。数年前、訳もわからず買ってしまって放置していました。INTERNATIONAL COMPONETNTSという商社ブランドです。多分、GEかどこかで作られたものでしょう。五極菅ユニットが2つ入っています。面白い形ですね。規格は、真空管(Electron tube) 規格表データベース「6DZ7」規格表が参考になります。ヒーターは6.3V1.52Aで、結構大食いです。(6BQ5のユニットを使った物のようです)スクリーングリッドとカソードは共通で、五結プッシュプル増幅回路で使うために設計製造されたもののようです。ただ、私としては、TU-8200Rに挿すことが前提で話を進めます。つまり、2ユニットをパラレルで使うことです。パラレル接続して6L6とピンアサインを同じにするアダプタを作りました。アダプタの内部接続にあたっては各グリッドに1.8kΩの抵抗を入れています。ハイgmなので、何も入れずに直結でパラレル接続すると発振します。1 - 1.8kΩ → 52 → 23 → 34 → 45 - 1.8kΩ → 56 → 37 → 78 → 82本のユニットにヒーターが灯ります。これだけでもそこそこ発熱します。etracerで特性(パラレルで三結)を測定してみましょう。規格ではプレート損失は片側13.2Wですが、常時電流を流すA級動作を考えると2ユニットで20W(1ユニットあたり10W)そこそこと見立てました。(ユニットが隣接していますので、熱的に厳しいかなと)280Vで50mA流れるところを測ります。【1本目】Eh=6.3V, Ih=1.59AEp=280VEg1=10.9VIp+Ig2=49.61mAIg2=5.81mArp=1201Ωgm=15892μSμ=19.1V/V【2本目】Eh=6.3V, Ih=1.59AEp=280VEg1=11.9VIp+Ig2=50.50mAIg2=5.75mArp=1183Ωgm=14926μSμ=17.7V/V高感度な球ですが直線性はそれほど悪くありません。高圧側の立ち上がりが緩やかなので、あまり低電流動作ですと歪率が高くなります。そして高感度ゆえか、2本のバラツキは少し気になります。(でも気にしないでおきます)TU-8200R(魔改造品)に挿してみました。私のやつはIp40mAくらいに改造してあるので、ちょっと少なめです。いい音で鳴ってくれています。これで十分です。訳もわからず買ってしまった真空管ですが、これは買って正解でした。
Dec 3, 2023
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以前紹介しましたWestern Electricの271Aを無謀にもTU-8200Rに挿してみようと思います。オークションを通じて比較的安価に譲っていただいたもので、コンディションは大変良いです。刻印ではない1960年頃の製造で、この頃は保守用で製造されていたのでしょうね。まずはアダプタを作りから...。完成するとこんな感じです。準備としてはUY5ピンソケット、オクタルのピンプラグ、降圧DC/DCコンバータ、あとスペーサや線材等です。前回紹介したPEN46のアダプタ同様の作り方をします。UY5ピンソケットはアンフェノールにしました。中国製はソケットの向きと取り付け穴位置が45度ずれているので、271Aを挿したときに見栄えがよくありません。また、グリッドの3番ピンを後ろに向けてしまうとWestern Electricの印字が見えないため、前後向きを逆にします。配線がクロスしてしまうことになりますが我慢です。見た目優先です。DC/DCコンバータの電圧調整VRを回して5Vに設定します。とりあえずetracerに挿してみましょう。良い感じですね。ヒーター電圧も安定しています。では、TU-8200R(魔改造品)に挿してみましょう。(以前も書きましたが、私のTU-8200Rは左右独立6.0V4Aのスイッチング電源を内臓していますのでDC点火です。)(アダプタのDC/DCコンバータでDC5Vに落としているわけです)271Aはrpが高いので、TU-8200R裏のスピーカーインピーダンス切り替えを4Ωにして出力トランスを見かけ上7kΩ程度にします。それでも整合が完全に取れているわけではなく、以前紹介した4624シングルアンプのようにインピーダンスが合っていないトランスを見かけ上合わせる方法は特に低域がスカスカになります。(インダクタンスが全然足りてないので)しかし、ここでは、音質や最適動作が重要ではなく、「動くかどうか」が重要です。(笑)リュートなどの低音成分があまり入っていないものであれば遜色なく聴くことができます。プレート電圧280Vで電流は40mA程度ですので、この球の動作の場合は0.3Wも出ればよいほうだと思います。私のスピーカーは励磁式の30cmフルレンジで能率93~95dB程あるので、0.3Wもあれば十分です。聴く音楽もリュート音楽やルネサンス時代の宗教曲で静かにかけているので..。ただ、注意点として、古典管は基本的にグリッドリーク抵抗の値は高くするとグリッド電流によってIpが増える方にバイアスが変動するので危険度が高いです。TU-8200Rは100kΩです。271Aの規格表には特に指定は無いですが100kΩは結構高い数値であると思います。今回はテスト運用ですし-30Vまではオートバイアスが効きますし、あくまで自己責任でやるお遊びとお考え頂ければと思います。専用のアンプを作ろうとすると時間と労力とお金が掛かります。人間の寿命は限られていますので、「とりあえず」「手っ取り早い」使い方も真空管の楽しみ方のひとつかなと思います。真空管の正しい使い方に拘って真空管を使わずに人生を終えてしまうのは少々勿体ない気もしますよね..。銘球を玩具のように扱うのが良いか悪いかは何ともいえませんが、使う権利は所有者にあると私は考えています。
Jan 6, 2024
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RAYTHEONのRK-20Aという真空管を紹介します。先日、SNSの知人が入手したとのことで、手持ちのものの三極管接続(G2、G3ともにプレートに接続)を測定し「オーディオ用途ではどうなのか」を検証したいと思います。それにしても異様に細長いバルブに電極が収まっています。このアンバランスさは戦艦「扶桑」に通じる物がありますね。(笑)電極は814にどことなく似ており、しっかりした造りです。グリッドがプレートの外にまで出ています。かっこいいですね。規格はFrankさんの資料室「RK-20A」規格表が参考になります。プレート損失40Wだそうですが、常にアイドリング電流を流し発熱の多いA級で使うなら30W程度と考えたほうが良いかもしれません。etracerで特性を測定しましょう。プレートにスクリーングリッドとサプレッサーグリッドを全て接続した三極管接続の特性を見ます。※RK-20Aを測定したところ、サプレッサーグリッドをプレートに接続することでrpは200Ω近く下がりますので、オーディオ用途ではこれが最適解かと思います。【1本目】Ef=7.5V, If=3.24AEp=400VEg1=-10.3VIP+Ig2+Ig3=70.08mArp=2169Ωgm=5953μSμ=12.9V/V【2本目】Ef=7.5V, If=3.24AEp=400VEg1=-11.5VIP+Ig2+Ig3=69.89mArp=2093Ωgm=5945μSμ=12.4V/V高感度なのでグリッドの発振防止は十分に行ったほうが良いかもしれません。プレート、スクリーングリッド、サプレッサーグリッドを接続した三極管接続で使うとして400Vで65mA、5~7kΩの負荷で6Wは出ます。(ただしプラス領域まで使ってですが)
Jun 13, 2026
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PHILIPSのE703という真空管を紹介します。E703で検索してもデータが出てきません。情報に寄りますと、同等/類似管は、英MAZDAのPP3/425や仏MAZDAのT.H.B12或いはGW302やRCAの842だそうです。Frankさんの資料室の「842」規格も参考にしてみます。因みに842は7.5V1.25Aです。フィラメントは丁寧に3点吊りしてあります。写真ですと後ろのほうにゲッターを飛ばしてありますね。プレートは裸のニッケルっぽく、放熱性のあるコーティングはしてありません。(一部黄色く見えていますが、背景の色が映り込んでいます。普通にニッケルの銀色です。)両サイドから出ているコの字状の柱がありますので、この部分での放熱が効くのではと思っています。フィラメントを点灯させるとこんな感じです。7.5V1Aもあるので明るいですね。etracerで特性を測定しましょう。プレート損失は..802のデータから12Wとしました。先程の写真のとおり、何のコーティングもしていない裸のプレート電極ですので、支柱の放熱を含めても12W弱とみるのが無難かと思われます。フィラメントは7.5Vと少し低目の7.2Vで見ていきます。【1本目】Ef=7.5V, If=1.06AEp=300VEg=-57.7VIp=27.98mArp=2520Ωgm=1271μSμ=3.2V/VEf=7.2V, If=1.03AEp=300VEg=-57.7VIp=28.02mArp=2517Ωgm=1270μSμ=3.2V/V高圧側でIpカーブの立ち上がりが緩やかで若干寝てきています。(古典球ではよく見受けられますので、私は慣れっこです)【2本目】Ef=7.5V, If=1.05AEp=300VEg=-59.4VIp=27.99mArp=2314Ωgm=1411μSμ=3.2V/VEf=7.2V, If=1.02AEp=300VEg=-59.4VIp=28.00mArp=2312Ωgm=1409μSμ=3.2V/Vどちらも7.5Vと7.2Vでは全く変わりません。大変良好な状態です。(古典球のmintコンディションは嬉しいですね)ただ...ウワサどおりにバイアスが物凄く深いです。測定しきれませんでした。1本目の球は高圧側でIpカーブの立ち上がりが良くないので、なるべく直線性の良いところを使うならEpは規格より低めの300Vのバイアス約-58Vで負荷は7kΩではなく10kΩ、出力1Wが限度です。B電圧は380Vくらい必要ですが、程々の電圧の方が部品が安価で済みます。出力は1Wも出れば十分過ぎるでしょう。なかなかお目にかかれない珍しい真空管だと思います。ただ、50族よりプレート損失が低いので人気は無さそうですね。人気の無い球を愛でるのもまた楽しさのひとつです。
Nov 8, 2023
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KELLOGGの401という真空管を入手しましたので紹介します。401という型番ですが201A系列ではありません。メーカー独自の番号付けで、傍熱管黎明期のものと思われます。元箱は1つしかないです。(残りは白箱に入っています)KELLOGGという私たちになじみの無いブランド名は、電話交換機や電話機のメーカーであるシカゴのKellogg Switchboard & Supply社のようです。開発はWestinghouseに所属していた Frederick McCullough氏が開発したものだそう。Lamps and Tubesや傍熱型真空管物語の情報が参考になります。4本のうち2本は商社と思われるラベルが貼られていました。造りはしっかりしていますね。A-Cと書かれていますが、交流電源で動作する目的だったということでしょう。ピン配置は、1番ピンが無接続、2番ピンがプレート、3番ピンがグリッド、4番ピンがカソードで、上部にある2つの端子はヒーターです。この時代はUY5ピンが無かったのかもしれませんね。ヒーターが上から配線されているのがわかります。点灯するとこのような感じです。規格は、下記の通り。ヒーター電圧=3.0Vヒーター電流=1A最大プレート電圧=150Vetracerで特性を測定しましょう。低目の90V3.5mAの付近を見ます。【1本目】GEO.H.EDDYラベルEf=3.0V, If=1.06AEp=90VEg=-4.2VIp=3.50mArp=14158Ωgm=662μSμ=9.4V/V【2本目】FRANK.W.SEYMOURラベルEf=3.0V, If=1.02AEp=90VEg=-5.1VIp=3.57mArp=10913Ωgm=758μSμ=8.3V/V【3本目】Ef=3.0V, If=0.96AEp=90VEg=-4.9VIp=3.51mArp=12470Ωgm=710μSμ=8.9V/V【4本目】Ef=3.0V, If=1.06Aエミッションがかなり低い状態でした。1本目は少しくたびれていて、2本目と3本目は比較的良好、4本目はエミッションが低くNGでした。401はebayなどで見かけますが、上記2本目や3本目の性能が出ているものはあまりないかもしれません。ラジオから抜いた物も多いと思われます。測定した印象としてはμ=10くらいでしょうから、27等と類似しているともいえます。今日もケロッグで元気な朝を迎えましょう!!
Jan 1, 2025
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RWNのE2cという真空管を紹介します。形状は細身のST型で、外壁は艶消しの黒い塗装です。先日、SIEMENSのE2cを紹介しましたが、RWNのものなので、規格は同じでも内部は多少違うかもしれませんね。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=18.0V, Ih=0.37A三極管接続Ep=220VEg1=6.8VIp+Ig2=34.23mAIg2=3.53mArp=2181Ωgm=8907μSμ=19.4V/V五極菅接続Ep=220VEg2=180VEg1=4.3VIp=34.51mAIg2=3.85mArp=57263Ωgm=8506μSμ=487.1V/V【2本目】Eh=18.0V, Ih=0.37A三極管接続Ep=220VEg1=7.2VIp+Ig2=34.56mAIg2=3.49mArp=2014Ωgm=9680μSμ=19.5V/V五極菅接続Ep=220VEg2=180VEg1=4.9VIp=33.94mAIg2=3.63mArp=60308Ωgm=9470μSμ=571.1V/V直線性が良いですね。艶消し黒が良い感じの真空管です。
Sep 27, 2025
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RWN(RFT)のCeという真空管を紹介します。真空管ショップの特価コーナーにあったので何も考えずに購入しました。こういうのは考えてはいけないんです..。21-57と24-57の印字があり、1957年の製造かもしれません。Ceという真空管の新型的な位置づけですね。因みに箱はこんな感じ。RFTとRWNの関係がよくわからないのですが、Radiomuseumの資料を見ると、RFT傘下のノイハウス工場製という感じでしょうか。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Ef=3.8V, If=0.50AEp=200VEg=-14.3VIp=12.00mArp=4679Ωgm=1505μSμ=7.0V/V【2本目】Ef=3.8V, If=0.51AEp=200VEg=-14.3VIp=12.02mArp=4825Ωgm=1480μSμ=7.1V/VIpが良く揃っています。この特性は惚れ惚れしますね。10~14kΩ程度の負荷で0.2Wは出ますので十分かと思います。余談ですが、いよいよ真空管を入れる棚がなくなってきました。
Jun 3, 2026
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TUNGSRAMのAPP4Cという真空管を紹介します。真空管販売店のワゴンセールで見つけて買いました。印字。筒状のプレートの内側に電極があります。規格はThe Valve Museum「APP4C」とThe Valve Museum「CV1684」が参考になります。250V36mAと書いてあるのでプレート損失10W程度でしょうか。ピン配置は下記のようです。 G3P G1 K G2 H H【1本目】Eh=4.0V, Ih=1.81A三極管接続Ep=250VEg1=-6.7VIp+Ig2=30.12mAIg2=3.11mArp=2346Ωgm=9421μSμ=22.1V/V三極管接続(G2+G3)Ep=250VEg1=-6.7VIp+Ig2+Ig3=29.84mAIg2+Ig3=2.95mArp=2149Ωgm=9268μSμ=19.9V/V五極菅接続Ep=250VEg2=220VEg1=-5.1VIp+Ig2=30.16mAIg2=3.35mArp=60565Ωgm=9049μSμ=548.0V/V【2本目】Eh=4.0V, Ih=1.86A三極管接続Ep=250VEg1=-6.6VIp+Ig2=30.45mAIg2=3.01mArp=2597Ωgm=8646μSμ=22.5V/V三極管接続(G2+G3)Ep=250VEg1=-7.6VIp+Ig2+Ig3=30.53mAIg2+Ig3=6.83mArp=2610Ωgm=8585μSμ=22.4V/V五極菅接続Ep=250VEg2=220VEg1=-5.0VIp+Ig2=29.95mAIg2=3.22mArp=82867Ωgm=8253μSμ=683.9V/V【3本目】Eh=4.0V, Ih=1.87A三極管接続Ep=250VEg1=-7.7VIp+Ig2=30.61mAIg2=3.17mArp=2221Ωgm=9584μSμ=21.3V/V三極管接続(G2+G3)Ep=250VEg1=-8.7VIp+Ig2+Ig3=30.32mAIg2+Ig3=6.02mArp=2137Ωgm=9237μSμ=19.7V/V五極菅接続Ep=250VEg2=220VEg1=-6.1VIp+Ig2=30.29mAIg2=3.40mArp=53082Ωgm=9081μSμ=482.0V/V7kΩ負荷のトランスで良さそうです。三極管接続で0.3Wくらい、五極菅接続で2.2Wくらいです。サプレッサーグリッドをスクリーングリッドに接続した三極管接続ですとrpが下がるのでダンピングファクターとしては有利になりそうです。
Jul 16, 2026
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A70Eという真空管を紹介します。情報が見つかりませんでした。4Vの五極菅であることは確かです。唯一、RadiomuseumにAL5同等のようなことを書かれていたので、それを信用します。ピン配置は下記のようです。(B7なので使いづらそうですね) NCP G1K,G3 G2 H H箱にはEVER RAEADYと書いてあります。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=4.0V, Ih=2.10A三極管接続Ep=250VEg1=-15.4VIp+Ig2=50.63mAIg2=5.11mArp=1409Ωgm=7458μSμ=10.5V/V五極菅接続Ep=250VEg2=180VEg1=-8.1VIp+Ig2=50.34mAIg2=4.91mArp=26795Ωgm=7340μSμ=196.7V/V【2本目】Eh=4.0V, Ih=2.11A三極管接続Ep=250VEg1=-15.9VIp+Ig2=50.35mAIg2=5.03mArp=1409Ωgm=7239μSμ=10.2V/V五極菅接続Ep=250VEg2=180VEg1=-8.6VIp+Ig2=50.68mAIg2=4.89mArp=24113Ωgm=7204μSμ=173.7V/V綺麗なIpカーブを描きますね。謎球ですがこれは良いものです。確かにEL5に似通った特性です。
Jul 17, 2026
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私が所有している300Bプッシュプルのアンプは、前段がKEN-RADの6SN7、ドライブがRCAの6BX7です。因みに300BはJJ製からELROG製に挿し換えてあります。RCAの6SN7と6BX7は古い球なのでノイズ(特にハムノイズ)が出やすいのが難点。僅かですがノイズが気になります。そして一度気になってしまうともう駄目です。そこで、まずドライブ段の6BX7を交換してみることにしました。秋葉原の真空管ショップで購入したのですが、「東芝製は優等生な音です」とのこと。悪く言うと「面白みが無い」ということかもしれません。私のように、バクーンプロダクツのSATRIアンプなど超ローノイズアンプを愛用している者としては「まずはローノイズであること」が大前提です。優等生な東芝がどれだけ頑張ってくれるか...。外観を見比べてみました。見た目で一番の違いは背の高さでしょうか。東芝のほうが高いです。RCAのゲッターは横、東芝は上にあります。さっそく東芝製を挿して聴いてみました。6SN7の後ろにあるのが6BX7です。赤熱するカソードが綺麗です。さて、音楽を聴きましょう。2枚組CD「バッハ:フルートのための作品全集」有田正広氏のフルートによる演奏です。バッハ:フルートのための作品全集/有田正広[CD]【返品種別A】価格:1435円(税込、送料別) (2021/8/28時点)楽天で購入うむ、静かですね。RCAよりローノイズです。ハム音が全くしません。音質は、それほど変わったという感じは無いです。今後は東芝製6BX7がこのアンプのドライブ段となることに決定しました。手持ちのRCA製6BX7は、DC点火して1W以下のパワーアンプにしても面白そうかなと考えているところです。
Aug 28, 2021
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先日、物置を整理していたところ、奥のほうから真空管アンプが出てきました。私が小学校6年生のときに作った6BM8プッシュプルアンプです。ホコリだらけです。電源トランスはサビサビ。配線は小学校6年生の頃のままでした。配線を見ていたら、ふと幼い頃の自分に会ったような、そんな不思議な気持ちになりました。今でも当時のことをよく覚えています。ステレオ・マニア製作読本の回路図と配線図を参考にしました。父と一緒に秋葉原へ行き、真空管、トランス、パーツ類はラジオ会館4Fの三栄無線で。あの頃は211がショーケースに置いてあって、物凄く大きく見えました。初歩のラジオの広告に載っていた「ボク林君!」も居たかも知れませんが覚えていません。三栄無線の林さんは電力会社に転職したとの話を聞いたことがあります。そしてシャーシは鈴蘭堂で。AkibaカルチャーズZoneの場所にありました。私の頃は地下ではなく地上にお店がありました。シャーシは底板が別売りでしたが、私が小学生ということもあって、なんと底板をオマケしてくれました!鈴蘭堂ご主人、お元気でしょうか?私は今も真空管アンプ大好きです。穴開けは手動のドリル、シャーシパンチ、トランスの角穴は4隅に穴を空けハンドにブラーでやりました。手が痛くなりました。Aurexのステレオから流れるFM東京の「ス テ レ オ トリオ~♪ポーン」という時報を何度も聴きながら配線。ようやく完成し、音が出ました!あの頃はスピーカーの上に置いてたかな...。初めて鳴った曲は、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」だったと思います。あの頃から私の真空管オーディオライフが始まったのだと思います。このアンプは、トランスを外して新しい6BM8のアンプを作ろうかと計画中です。
Sep 11, 2021
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実は数日前から帯状疱疹になってしまい、自宅療養しています。原因は多分ストレス。ここ最近、母が2度の入退院をしたり、施設で小さな問題を起こしてしまったりで、一寸参ってしまいました。帯状疱疹対策としては、ストレスから離れた生活しかありません。それには音楽が必要。そしてアンプが必要。いや、チョット待って。数台持ってるからいいんじゃないの?(^^;しかし、帯状疱疹の痛みで意識がもうろうとしている私は、メルカリで販売していた自作アンプの購入ボタンを押してしまったのです。いやまぁ、そういうことにしてください。(^^;そんなわけで届き、早速ラックにセットアップ。この方はアンプ自作趣味以外にも木工も趣味とされている人なので、シャーシやノブなど大変凝った造りです。自作アンプというとバラック組みみたいなものもありますが、これは真逆をゆく拘りが感じられます。6BL7や6BX7などは両ユニットが揃うことはまずありません。そうなると電流のバランス調整が重要。バイアスのバランス調整ノブが付いていてFパネに取り付けられているデジタルメーターに...角穴開けたのか!!そう、アンプを自作する身にとって角穴は最大の鬼門...。もし魔法が1つだけ使えるなら、角穴開けの魔法をマスターしたいです。というくらい、角穴開けは苦手です。電源のインレットとか、あの形のパンチ刃が欲しいです。おっと、話が逸れました。このデジタル表示を見ながらノブでゼロ近くに追い込めばOK。6BL7の手前はFETとトランジスタの構成なので、コールドスタートから30分は温度ドリフトがありますので、そこは仕方が無いところ。そして6BL7の両ユニットの動作のバラツキを吸収するためにカソード抵抗は敢えて共通にしてバイパスコンデンサは付いていません。ルーズな球選びをしても、ある程度の性能が出るような仕様みたいです。私は、同じ球を何十本も買って選別するマニアではないですし、球には経時変化もありますから、こういう仕組みのプッシュプルもいいかなと思います。因みに前段はFETとトランジスタのカスコードで、定電流部はFET。さて音質ですが、実に心地良いです。丁寧に作られたアンプという感じですね。澄んでいて見通しの良い音ですが、決してカリカリに解像度の高い神経質な音ではありません。とても良いバランスだと思います。購入して正解でした。いかん、また帯状疱疹の痛みで意識がもうろうとしてきた...。続きは後日。
Nov 24, 2022
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TELEFUNKENのRS69という真空管を紹介します。手持ちのものはRS69Ⅳgです。オークションでいつまでも売れ残っていて可愛そうでしたので私が里親になりました。箱はこのようなものです。送信管と書いてありますね。保存状態の良い箱です。もしかしたら保守用に入れ直しているのかもしれません。この時代のテレフンケンらしさというか、バルブの上下から電極を支えている構造ですね。とても良い状態だと思います。TelefunkenD.R.P.Typ RS69 Ⅳ g Nr.3985/104(2本目は4000/104)10.3V裏側の印字は見えにくかったです。因みにピンは3本出ていて特殊な位置関係です。専用ソケットは見当たらないので、自作するしかないですね。純タングステンのフィラメントは狭いΛ(逆V)型。パンチングされたプレートにジルコニウムをコーティングしてあり、うっすらと光が漏れる感じです。 コーティングの具合でしょうか。1本目と2本目メッシュの穴から漏れる光が異なります。規格は Foundation for German communication and related technologiesの「RS15,RS16,RS19,RS31g,RS47,RS55,RS69g」規格表が参考になります。フィラメント電圧10.3V±3%、フィラメント電流2.75A最大プレート電圧1000V最大プレート損失20WPatric Sokoll氏のRS69解説動画も興味深いですね。etracerで特性を測定しましょう。フィラメント電圧は若干低目の10.0Vとしました。オーディオ使用のA級シングルを前提とした370V40mA付近をとります。(正しい使い方かはわかりませんが)【1本目】Ef=10.0V, If=2.90AEp=370VEg=+36VIp=38.96mAIg=5.46mArp=22813Ωgm=1323μSμ=30.2V/V【2本目】Ef=10.0V, If=2.95AEp=370VEg=+37VIp=38.81mAIg=6.67mArp=24073Ωgm=1306μSμ=31.4V/V低い電圧で若干崩れたようになりますが、このような特性では100V以下は基本的に使いませんので大丈夫でしょう。370Vの低電圧動作で10kΩ負荷で3W。歪率は2.8%ほど。この範囲で使うならオーディオで十分に使えます。ただしグリッドはプラス40V近く必要です。(元々A級動作を前提としていない設計なので仕方が無いです)プラス側に大きなバイアスとそれなりの励振電圧を必要とする感度の低い真空管ですが、良好な状態で残っているだけでも奇跡ですので大切にしたいです。
Dec 28, 2024
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6M6Gという真空管を紹介します。VISSAUXのトップ側マイカは十字。無名のほうは一文字。規格はFrankさんの資料室の「6M6G」規格表が参考になります。基本的にはEL33と同じです。ピンあさいもEL33同様つまり6F6のピンアサイン同様です。6F6のアンプと同居出来るかは何ともいえませんが、バイアス抵抗でうまくいけるかもしれませんね。etracerで特性を測定しましょう。【VISSAUX 1本目】三極管接続Ep=240VEg1=6.5VIp+Ig2=30.64mAIg2=3.75mArp=2567Ωgm=8510μSμ=21.8V/V五極菅接続Ep=240VEg2=195VEg1=4.0VIp+Ig2=30.02mAIg2=4.06mArp=135165Ωgm=8095μSμ=1094.2V/V【VISSAUX 2本目】三極管接続Ep=240VEg1=8.1VIp+Ig2=30.17mAIg2=4.13mArp=2277Ωgm=8397μSμ=19.1V/V五極菅接続Ep=240VEg2=195VEg1=5.3VIp+Ig2=30.16mAIg2=4.12mArp=40053Ωgm=7859μSμ=314.8V/V【不明 1本目】三極管接続Ep=240VEg1=7.6VIp+Ig2=30.47mAIg2=3.78mArp=2128Ωgm=9289μSμ=19.8V/V五極菅接続Ep=240VEg2=195VEg1=5.0VIp+Ig2=30.68mAIg2=3.99mArp=38763Ωgm=9036μSμ=350.3V/V【不明 2本目】三極管接続Ep=240VEg1=6.4VIp+Ig2=29.61mAIg2=3.58mArp=2697Ωgm=8145μSμ=22.0V/V五極菅接続Ep=240VEg2=195VEg1=4.9VIp+Ig2=29.81mAIg2=3.96mArp=125373Ωgm=7676μSμ=962.2V/Vちょっとバラつきますが、それが中古であるせいなのか製造上の問題かは不明です。自己バイアスにすればバラツキも収束します。測定の結果、EL33と同様の電気特性であることがあわかりました。
Mar 16, 2025
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熱海に旅行してきました。地元の大船駅から熱海ですと、普通に東海道線の熱海行きで行けます。【7月24日(金)】始発5時10分の東海道線に乗り、6時16分、熱海駅に到着。4番乗り場へ。この時間帯では人が1~2人しか並んでいませんでした。6時30分頃のバスで伊豆山神社に向かいました。バスを降りると、地元町内会の方々がラジオ体操をしていて、「参加しますか?」と声を掛けられ、「参加します!」ということで、ラジオ体操をしてから神社へお参りすることに。これこそ一人旅の醍醐味です。ラジオ体操を終えて、神社にお参り。祖霊社。足立権現。結明神社。早朝の神社は厳かな雰囲気が良いです。お参りしましょう。手水舎は紅白の龍。火と水を表しているのだとか。立派な神社ですね。よく手入れされています。美しいですね。雷電社。ニニギノミコトを祀っているのだそう。神社の脇に池がありました。早朝の参拝客は1~2人くらいでした。早朝の神社は良いです。この雰囲気が好きです。お参りもおわり、階段を降りてゆきます。伊豆山神社のバス停を利用せず更に参道を降ります。昔はこんな感じだったらしい。参道を降り切ってすぐの逢初地蔵堂へお参り。少し歩いたところにある足川からサンビーチまでバス。おお、めっちゃ湯気が出ている!熱海は温泉の街だなぁと改めて感じました。朝食はHimono Dining かまなりで。わかる、これは絶対美味しいやつだ。とてもおしゃれなお店内。スープもスッキリした味で美味しい。こんな朝食を楽しめる幸せ...。やっぱ独身っていいよね。ハーブで仕上げる鯖も美味しいですね!新発見です。熱海銀座通りから來宮神社に向かいます。佐藤油店(椿油や地ビール等を扱っている店舗)を覗くと....え、ちょっと待って、シルバー王女じゃん!!思わず買ってしまいました。「夢のクレヨン王国」原作者の福永令三氏は1946年から熱海に移住して執筆活動をしていました。私が生まれた1964年に「クレヨン王国の12か月」で第五回講談社児童文学新人賞を受賞しています。この頃から児童文学としてのクレヨン王国のシリーズが始まっているようです。夢クレをシルバー王女というキャラクターが可愛いのでついついCGDCT(Cute girl doing cute things)すなわち可愛い女の子が可愛いことをする日常系アニメのジャンルに思われてしまいますがこれは児童文学のアニメ化です。でもシルバー王女は可愛いですし「脳みそくすぐっちゃうよ」で能汁が吹き出たお兄さん達は多かったかと....。クレヨン王国ワールドを広める会がありますが、活動は地味かなぁと。福永氏の執筆している写真とかが載っていたら嬉しいのですが...緩やかな坂をのってゆくと大湯間歇泉。結構な勢いでお湯が噴き出しています。途中、神社がありました。湯前神社というそうです。パリー風呂つるや....豪華なお風呂のあるホテルでしたがバブルに翻弄され、現在は熱海パールスターホテルという高級リゾートホテルになっています。お参り。立派なクスノキ。來宮神社に向かいます。かつて電器店だったところ。ストリートビューでは東芝特約店であったことが確認できます。かき氷の店は平日お休みです。残念。アニメに出てくるクリーニング店(キンメクリーニング)の場所です。來宮神社に到着。記念撮影する台があって、良くも悪くも観光客に優しい。朝の時間帯は気持が良いです。参道の脇にお稲荷さん?小さなお社が並んでいます。お稲荷さんにお参り。三峯社。手を清めて。暑い日が続くのでミストを出しています。有難いですね。立派ですね。立派なクスノキ。弁財天にお参り。神社を後にして熱海港方面へ。途中、誓欣院のお地蔵様に手を合わせてゆきます。ぽっかりと大きな空き地。マンションになるのでしょうか。それともパチンコ屋と偽家系ラーメンと麻辣湯とフィットネスとガチャガチャコーナーの不景気フルコンボになるのでしょうか。(苦笑)実は予定を何も考えておらず、暑くて熱海を徘徊するのがつらすぎて初島に行くことにしました。10時40分の便に乗れました。熱海港を離れます。え?凄く脚が速い船...。ビックリです。エンジンをゴンゴン唸らせ熱海港が一気に遠くなって行きます。あっという間に初島に...。金波銀波は、就航日が2025年7月の若い船です。見た目からして速そうですね。で....初島に着いていきなりこれです。デジカメの故障でレンズが出てきません。無理矢理引き抜けば使えますが、テンションはだだ下がり。「暑いし、もういいや」となりました。(笑)とりあえずかき氷でも食べようかとお店へ。美味しそう。ここのかき氷は昭和っぽいザクザクの粗めに削った氷でした。(溶けてくるとジャクジャクという感触があるやつ)美味しかったです。船賃使ってかき氷を食べただけでしたが、割と満足です。船に乗るって楽しいですよね。しかも30分くらいなので飽きません。温泉むすめはどこにでも居ますね。(笑)人気なのでしょうか?めっちゃ可愛い。古代の住居。写真店であったであろう場所。熱海に行ったら是非訪れたいのが起雲閣です。立派なお屋敷で、別荘だったものを一時期は宿泊施設として使っていた頃もあったとか。落ち着いた空間。古いガラス独特の歪みによるユラユラ感が良いです。美しい。部屋それぞれに個性があります。趣があります。2階からの風景。天井も綺麗。凝った造りです。モダンですね。オリエンタルな感じの彫刻が素敵。一時期はホテルになっていたそうです。良いですね。幾何学模様をどうやって考えたのでしょうか。タイルが綺麗。風格があります。4枚あるガラスの1枚だけ上下をひっくり返しているそうです。これは完全型を敢えて崩した技法とのこと。梁は僅かに山のように盛り上がっていて、梁が下がって見えないようにしているのだとか。螺鈿細工が美しいです。ローマ風呂。このからんはホテルの頃に取り付けられたものだそう。タイルが美しいです。風呂場のステンドグラスにこれだけの細工がしてあります。何もかもが素晴らしいです。今回の熱海旅行で最高の体験でした。ホテルに向かいます。ちょうど15時頃の到着予定です。ホテルの近くにお社が。泊まったホテルは、料理が美味しいことで有名な「秀花園湯の花膳」です。ちょっといいホテルを予約して良かったです。お部屋は広々。家族3~4人で泊まれそう。大浴場は丁度良い湯加減で長く浸かっていられます。オーシャンビューですし、露天風呂もあります。食事はお部屋で。こういう昔ながらのスタイルが良いです。(大食堂でのブッフェも楽しいけど...)とにかく見た目から素晴らしいです。そして見た目だけで鳴くとても美味しい。熱海は相模湾や駿河湾の食材がいち早く届く場所です。金目鯛も美味しい!窓からの夜景。花火が上がっていました。温泉街なので指圧師(按摩さん)を呼べます。8時半頃に来て頂き、もみほぐしてもらいました。気持ちいい!! 60分6000円でした。有名な温泉街はだいたい按摩さんを頼めると思います。子供の頃(昭和40年代)は家族旅行でお父さんがフロントに電話して按摩さんを呼ぶって定番だったと思いますが、皆さんのご家庭では如何でした?オススメのホテルです!熱海温泉 秀花園湯の花膳【7月25日(土)】早く寝たので早く起きました。朝食も美味しかったです!!朝9時にチェックアウト。ホテルの送迎バスで熱海まで送って頂きました。熱海駅って熱海港からの標高も割とあって地味に遠いので送迎バスは有難いです。実はお箸の先っぽの塗り直しを銀座夏野に頼んでいて1ヶ月ちょっとで作業完了したとの連絡があり、東海道線で熱海から新橋へ。そして銀座線に乗り、彼は秋葉原の街に消えていった....。結局最後は秋葉原なのね...余談ですが、お箸の塗り直し料金は3000円台でした。(厚めの漆でザラッとして滑り止めにしてほしいと要望)買い直す(更にお寺や神社に箸供養をお願いする手間)よりずっと安く済みますのでオススメです。特に私のお箸は若狭塗伝統工芸士の羽田要一郎氏(故人)の作品で二度と手に入りません。
Jul 25, 2026
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VT104(PT15,CV1104,10E/215)という真空管を持ってまして、たしかオークションで安く購入したと思います。イギリス製の送信管ですが、オーディオ用途でも使えると言うことで、製作記事は、バルブワールドのPT15シングルアンプの記事や、A2ラボラトリーのPT15プッシュプルの記事などがあります。真空管ショップでも比較的安価に手に入るそうですよ。スラッとして、綺麗な球です。送信管ですが、トリタンではないので煌々と輝かきません。規格ですが、真空管規格表データベースのPT15の情報ではピンのセンターがG2と書かれていますが、G3が正しいです。因みにフィラメント電圧6.3V1.3Aとなっていますが、RadiomuseumのPT15の情報ですと6Vです。後日談:6.3VだそうですFriends of Valves 自作真空管アンプのPT15の三極管接続測定結果も是非参考にしてください。845とIpカーブが類似しているという事を書かれておりました。さっそくetracerで三結特性をみてみましょう。(とりあえずフィラメント電圧は6.3Vとしました)Ep=400VでEg1=-35Vのとき、Ip(+Ig2)=60.67mAIg2=9.4mArp=1848Ωgm=3669μSμ=6.8V/VG2-G3接続した三結特性を測ってみましょう。Ep=400VでEg1=-37V(Ipに合わせてみました)のとき、Ip(+Ig2+Ig3)=60.81mAIg2+Ig3=13.52mArp=1783Ωgm=3621μSμ=6.5V/Vrpは下がりましたね。無帰還にするなら少しでもrpが低い方が有り難いです。トランスは7kΩくらいにして、出力も欲張らず、心静かにジョスカン・デ・プレやトマス・ルイス・デ・ヴィクトリアの音楽を楽しむ...。この特性を観ながら、そんな使い方が良いような気がしてきました。
Oct 18, 2022
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ある人から譲って頂いたTUNGSRAMのP41/800という真空管です。茄子を長く引き延ばしたような、ちょうどTUNGSRAMのOP70/1000の一回り小さい版という感じです。このP41/800という真空管は、RadiomuseumのP41/800のページ以外に詳細な資料は無さそうです。やや謎球ですね。RV258が互換球らしいです。(ただしRV258はトリタンフィラメント)あと、こあたりの球というと、ソケット違いでフィリップスの4624があります。さすがにRV258は持ってませんが4624は持ってますので、近い特性か気になりますね。この球の脚はこんな感じで、オスのバナナを挿す仕様です。フィラメントは、逆V型フィラメントをフック1本で釣ってある、古典的な形で、見栄えはしません。そのかわりフィラメントが太いので点灯している感はありますよね。7.2V0.8Aのフィラメントは、プレート損失23Wの古い球としては馬力が無い気もしますが、定格よりずっと下の方で使うオーディオ用アンプですから、エミッション的には問題ないと思います。では、etracerで測ってみましょう。1本目(TEST No.127A)Ep=650V Eg=-73VIp=37.94mArp=3950Ωgm1454μSμ=5.7V/V2本目(TEST No.410)Ep=650V Eg=-76.5V(1本目のIpに合わせました)Ip=38.34mArp=3574Ωgm1555μSμ5.6V/Vetracerから配線を長くしたせいか、少しカーブが乱れています。(それともこの球の癖かもしれません)今回の測定から、以前入手したフィリップスの4624と比べてrpが高い以外は大体互換と言って良いことがわかりました。ソケットアダプタを自作して4624シングルアンプに挿してみようと思います。
Nov 14, 2022
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RTのE406Nです。(ピンボケすみません)印字は消えています。RTでの製造かは不明です。PX4系として紹介されますが、全く異なる性格の真空管です。PX4のrpは1kΩ程度ですが、E406Nは2kΩくらいあります。規格ですが、Frankさんの資料室のE406規格表は見つけたのですが、E406Nの規格が見つかりません。EU VALVEさんのRE604の各種同等管他には500Vと書かれています。そのようなわけで、私はEp=380V、フィラメント電圧は4.0Vと3.8Vの2種類で測定することにしました。灯を入れると...マイカ板があるのでフィラメントの灯りが殆ど見えません。そうでなくても4V1Aなので暗いです。【1本目】Ef=4.0V, If=1.04AEp=380VでEg=-45.2Vのとき、Ip=28.09mArp=2183Ωgm=2852μSμ=6.2V/VEf=3.8V, If=0.99AEp=380VでEg=-45.0Vのとき、Ip=27.90mArp=2223Ωgm=2795μSμ=6.2V/V【2本目】Ef=4.0V, If=1.04AEp=380VでEg=-44.3Vのとき、Ip=27.82mArp=1998Ωgm=3258μSμ=6.5V/VEf=3.8V, If=1.01AEp=380VでEg=-44.2Vのとき、Ip=28.18mArp=2006Ωgm=3278μSμ=6.6V/Vとても綺麗なIpカーブだと思います。rp×3倍理論ですと7kΩのトランスがベストマッチですが、10kΩくらいのトランスだとかなり低歪みになります。大昔、八王子にある工房のご主人が「効率で言えば3倍というのは良いんだけど、直線性の良い球はもっと高いインピーダンスのトランスを使うと持ち味を活かせる。」みたいなことを仰っていました。この真空管、出力の割に深いバイアスで、結構な入力信号電圧を要求します。前段は五極菅にするか三極管の2段にするしかなさそうです。2段にするならトランスドライブを試みたいですね。次回は、類似管といわれる4613の測定レポートです。
Jan 8, 2023
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PHILIPSのPE1/100という真空管を紹介します。前回のOS51という真空管と同等管です。規格はFrankさんの資料室の「PHILIPS PE1/100」規格表が参考になります。シールドが厳重でで電極はよく見えません。グリッドは金メッキ処理でしょうか。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=12.6V, Ih=1.32A三極管接続Ep=340VEg1=-35.0VIp+Ig2=90.44mAIg2=2.99mArp=781Ωgm=9011μSμ=7.0V/V三極管接続(G3をG2に接続)Ep=340VEg1=-37.4VIp+Ig2+Ig3=90.46mAIg2+Ig3=12.21mArp=745Ωμ=8931μSgm=6.7V/V五極菅接続Ep=340VEg2=220VEg1=-14.8VIp=90.61mAIg2=5.82mArp=60611Ωgm=8311μSμ=503.7V/V【2本目】Eh=12.6V, Ih=1.48A三極管接続Ep=340VEg1=-35.3VIp+Ig2=90.86mAIg2=3.48mArp=791Ωgm=4679μSμ=6.9V/V三極管接続(G3をG2に接続)Ep=340VEg1=-38.0VIp+Ig2+Ig3=89.98mAIg2+Ig3=12.79mArp=751Ωμ=8748μSgm=6.6V/V五極菅接続Ep=340VEg2=220VEg1=-14.7VIp=90.21mAIg2=7.03mArp=50263Ωgm=8078μSμ=406.0V/VPE1/100も、OS51という真空管と同様にG3をG2に接続した三極管接続でも多少rpが下がる程度でしたので、普通に接続するのが無難だと思います。
Feb 3, 2025
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手持ちに6384と6AR6いう真空管があります。6384は6AR6の上位互換のようです。左からRaytheonの6AR6(角プレート)、TUNG-SOLの6AR6WA(角プレート)、TUNG-SOLの6AR6(楕円プレート)、そしてお題のCETRONの6384(青印字)、CETRONの6384(赤印字)です。CETRON以外にBendix製とTUNG-SOL製もあるようですが私は持っていません。CETRONの青印字と赤印字は中身は同じに見えます。単に製造年の違いかと思います。写真右の楕円プレートは角プレートより製造時期が古いらしいです。左のRaytheonの6AR6(角プレート)と真ん中のTUNG-SOLの6AR6WA(角プレート)は、瓜二つです。ロット番号の印字もそっくりです。これはOEMかもしれませんね...。ちなみに6AR6WAは、規格表によりますとプレート損失が21Wになっており、2W程のアップらしいです。こちらが6384の三結特性です。プレート損失は6AR6より高く、30Wあります。6384はパルス変調用途でも使えるような球ですが、オーディオ用途のように常に半分は電流を流しっぱなしという用途では、この小柄な球で損失一杯で使うと発熱が間に合わないように私は感じています。見た目が良いですよね。ごっつい造りで重量もあります。こちらは6AR6の三結特性です。プレート損失は19Wです。基本的に6384と変わらないカーブを描きますが、若干直線性が悪いかな。見た目は5881っぽいですね。因みに参考まで、JJ製6L6GCの三結特性です。6L6GCはプレート損失に余裕がありますので、280Vを掛けたときは-18~-20Vくらいで丁度良い感じでしょうか。(あまり流しすぎると出力トランスの直流磁化が酷くなっちゃいます)それにしても、JJの球はガラスが綺麗ですよね。私は6384を市販のアダプタを介してTU-8200R改(ヒーター回路は左右独立した4.5Aスイッチング電源で、オートバイアスの検出抵抗は16ΩにしてIpを絞り気味にしてある)に挿して使っています。実はどれだけIpを絞りたくてもTU-8200Rのオートバイアスは-30Vまでしか下げられません。ですので、6384はEp280VのIp60mAで問題なくても、6AR6ではプレート損失の19Wを超過気味になります。数ワット程度の超過なので、赤熱するわけではありませんが...。100~200Ωの抵抗とバイパスコンデンサが付いたアダプタを自作すれば、自己バイアス+固定バイアスで-32~-35Vくらいの安定した運用ができるのではと考えています。もしTU-8200Rの次期型が出るならば、Eg1を-50Vくらいまで対応とIp20~70mAまで5mA刻みの切り替え制御が欲しいところです。あと、180、220、240、280V、320Vのプレート電圧切り替えとか、常時監視できる電流計も付けて欲しいですね。そうすると結構何でも動きます。完璧で無くてもいいんです。色々な真空管を挿せて楽しめれば。きちんとした条件で最高の音を出すのはオーディオ玄人さんに任せればよいです。私たち素人は真空管で遊びたいだけですから...。ところで、6384を使う上で気をつけることは『音が出るまで1分ちかく掛かる』ということです。カソードが分厚いのかもしれませんね。私は最初「壊れたんじゃないか」と思ったくらいです。しかも音が出るまで1分で、歪みっぽさが無くなって安定するまで更に1分は掛かります。でも2分ってすぐですから、静かに待ちましょう。(^^;
Jul 30, 2022
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自作アダプタを介してVT104, 10E/215(PT15, CV1104)をTU-8200R(魔改造品)に挿してみました。以前紹介した「PT15(VT104,CV1104,10E/215)という真空管」で、フィラメントが6.3V1.3A、三結時にコントロールグリッド電圧が-25V~30Vくらいで動作するというので、これは手持ちのTU-8200R(魔改造品)に挿せるのではないかと考えたのです。実は私のTU-8200Rは、6.3V4Aのスイッチング電源を左右独立して内蔵しており、マイナス側は8番ピンに接続しています。それで6.3V系の直熱管が挿せるわけです。スイッチング電源はVRで6Vにも設定できるので6V系のものもOKです。ノーマルのTU-8200Rで直熱管の運用は絶対やらないでくださいね。この真空管は送信用ゆえに上下にシールド板があり、フィラメントが隙間から見える程度です。フィラメントの灯し火を見て楽しめる真空管ではありません。今回は無理矢理に挿した感じがあり、音はそれほど良いわけでもありません。(電流検出抵抗を調節してバイアス電圧を最適化すれば、もう少し良くなるかも)私も、きちんとした電圧と負荷で動作させたほうが良いのは重々承知しています。でも、やっぱり動けば楽しい!私にとっての真空管オーディオとはそういう物だという認識です。とりあえず動けば楽しいんです。それでいいんです。(笑)
Nov 1, 2022
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TUNGSRAMのOS-51という真空管を紹介します。しっかりしたシールドで電極が守られているので、中はよく見えません。ソケットは2B29や4D32などと同じです。ネットではOS51の規格表が見つかりませんが、同等管のFrankさんの資料室の「PHILIPS PE1/100」規格表が参考になります。規格では12.6V1.35Aというヒーター電力です。大食いですね。ただ、気になるのはG1の抵抗制限が50kΩまでということです。これは気難しいやつです。E24系列を使うなら47kΩですか。ドライバー段は押しが強いものを選ばなければならないので、「ドライバー段の時点で普通に音が出る」感じでしょうかね。(笑)etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=12.6V, Ih=1.47A三極管接続Ep=340VEg1=-33.6VIp+Ig2=90.39mAIg2=3.59mArp=790Ωgm=8986μSμ=7.1V/V三極管接続(G3をG2に接続)Ep=340VEg1=-35.8VIp+Ig2+Ig3=90.49mAIg2+Ig3=13.19mArp=752Ωμ=8941μSgm=6.7V/V五極菅接続Ep=340VEg2=220VEg1=-13.9VIp=89.86mAIg2=6.07mArp=75881Ωgm=8952μSμ=679.3V/V【2本目】Eh=12.6V, Ih=1.48A三極管接続Ep=340VEg1=-37.8VIp+Ig2=90.49mAIg2=4.27mArp=771Ωgm=8429μSμ=6.5V/V三極管接続(G3をG2に接続)Ep=340VEg1=-40.1VIp+Ig2+Ig3=90.98mAIg2+Ig3=13.65mArp=733Ωμ=8388μSgm=6.2V/V五極菅接続Ep=340VEg2=220VEg1=-16.2VIp=90.26mAIg2=6.07mArp=45863Ωgm=9298μSμ=426.5V/V手持ちの2本は結構バラツキがありました。三極管接続ではEp=340V,Eg1=-33.6V,Ip=90mA,負荷3.5kで最大5W(歪3.4%)です。G3をG2に繋げてもrpが40Ωほど下がる程度で大きく変わらないですから、G3は普通にカソード電位にしておくのが無難のようです。五極菅接続では、100Vから上を使う印象でしょうか。結構「なで肩」なIpカーブです。Ep=340V,Eg1=-13.9V,Ip=90mA,負荷3.5kで最大10W(歪5.8%、5W時2.1%)です。三極管接続でNFB無しでも十分に良い音が出そうですし、五極菅接続でも良好な特性なので期待出来そうです。贅沢なプッシュプルでは更に良好な特性が得られそうですね。規格ではB級プッシュプルで190Wも出るようですが、お金を掛けない(低い耐電圧の部品で作る)なら低いB電圧でこぢんまりとしたアンプにするのが無難かと思います。乱暴な言い方をすれば240V程度でもそこそこ出力がとれます。
Feb 2, 2025
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AL4という真空管を紹介します。印字が薄れていますが....この感じは...PHILIPSだと思います..。規格は、Frankさんの資料室の「AL4」規格表が参考になります。EL3Nの4V管とも云われていますが、どうでしょう。etracerで特性を測定しましょう。ヒーター点灯。太いカソードに火が入ります。【1本目】三極管接続Ep=240VEg1=-5.7VIp+Ig2=29.90mAIg2=3.18mArp=2278Ωgm=10098μSμ=23.0V/V五極菅接続(EL3Nと書いてありますがAL4です)Ep=240VEg2=195VEg1=-3.5VIp=29.86mAIg2=3.34mArp=68440Ωgm=9900μSμ=677.6V/V【2本目】三極管接続Ep=240VEg1=-5.8VIp+Ig2=30.46mAIg2=3.14mArp=2219Ωgm=10272μSμ=22.8V/V五極菅接続(EL3Nと書いてありますがAL4です)Ep=240VEg2=195VEg1=-3.6VIp=30.20mAIg2=3.30mArp=121460Ωgm=10260μSμ=1246.1V/V測定結果から、EL3N同等といえる電気特性です。美しいIp特性を見ると心が癒やされますね。
Mar 26, 2025
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EL38という真空管を紹介します。この球も太いカソードが魅力。五極菅です。規格については真空管(Electron tube) 規格表データベース「Mullard EL38」規格表が参考になります。接続図を見て解るとおり、EL34のようにサプレッサーグリッドが1番ピンに出ていますので必ず接続する必要があります。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=6.3V, Ih=1.31A三極管接続Ep=280VEg1=-13.7VIp+Ig2=54.53mAIg2=6.36mArp=1272Ωgm=10417μSμ=13.3V/V五極菅接続Ep=280VEg2=180VEg1=-4.2VIp=55.39mAIg2=6.02mArp=29110Ωgm=12796μSμ=372.5V/V【2本目】Eh=6.3V, Ih=1.34A三極管接続Ep=280VEg1=-13.3VIp+Ig2=55.08mAIg2=6.19mArp=1263Ωgm=10832μSμ=13.7V/V五極菅接続Ep=280VEg2=180VEg1=-4.0VIp=55.07mAIg2=5.70mArp=25891Ωgm=12557μSμ=325.1V/V感度が高いですね。ドライブがとても楽そうです。直線性も悪くなく、良い音が出そうです。とにかく1番ピンはサプレッサーグリッドなので遊ばせないことが重要です。
May 19, 2025
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7905という真空管を紹介します。オークションで8本買いましたが、とりあえず2本を取り出しました。規格はFrankさんの資料室「RCA 7905」規格表が参考になります。該当する類似管は無さそうですね。プレート損失は10Wあります。6AQ5と6BQ5などの仲間的な位置づけで考えて良いかもしれません。ただし直熱管なので、6AQ5や6BQ5とは扱いが全く異なります。規格表によるとC級動作の送信管のようですが、音声A級動作も記入されています。Ep=200V, Eg2=180V, 36mA動作とかいてあるのでPd=7.2W動作ということですか。フィラメント(6.3V0.65A)のセンターはありますが、規格上は3.15Vは無いです。あくまでセンタータップなのでしょうが、多分3.15Vでも使えます。2点吊りのようですね。幅広のバネで吊っているのでしょうか。フィラメントが垂直に4本並んでいて綺麗です。使用感についてはA2 Laboratory「7905」で紹介されており、かなりの実力派のようです。etracerで特性を測定しましょう。7.5W程度のプレート損失あたりで見てみましょう。電圧は一寸攻めてみますか。【1本目】三極管接続Ep=250VEg1=-15.6VIp+Ig2=30.05mAIg2=1.11mArp=1785Ωgm=5279μSμ=9.4V/Vビーム菅接続Ep=250VEg2=180VEg1=-8.1VIp=30.31mAIg2=1.23mArp=65354Ωgm=6057μSμ=395.8V/V【2本目】三極管接続Ep=250VEg1=-13.8VIp+Ig2=30.35mAIg2=2.17mArp=1804Ωgm=5706μSμ=10.3V/Vビーム菅接続Ep=250VEg2=180VEg1=-6.8VIp=29.79mAIg2=2.79mArp=93340Ωgm=5582μSμ=521.0V/Vビーム管らしい肩の張った特性だと思います。三極管接続も比較的綺麗ですね。プッシュプルのほうが適しているように感じましたが、もちろんシングル(三結で0.9W、ビームで1.6W)でもよさそうです。バラツキは結構ありますが、手持ちに8本もありますので容易に選別できそうです。真空管はバラツキ対策として、買えるときに沢山買っておくとペア組みしやすくなります。(笑)
Feb 8, 2026
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30P19という真空管を紹介します。名前の頭に30が付いていますが、ヒーター電圧は25Vです。規格はFrankさんの資料室「EDISWAN 1960 Data booklet」が参考になります。ヒーターが25V0.3Aでプレート損失が10Wなので、前回紹介した25E5に近いかもしれませんね。差し替え可能か可能か、とても気になります。ビーム電極の両側が放熱器になっているようです。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=25.0V, Ih=0.30A三極管接続Ep=180VEg1=-32.1VIp+Ig2=39.97mAIg2=1.78mArp=731Ωgm=6138μSμ=4.5V/Vビーム管接続Ep=180VEg2=75VEg1=-10.0VIp=40.34mAIg2=0.70mArp=20809Ωgm=9000μSμ=187.3V/V【2本目】Eh=25.0V, Ih=0.31A三極管接続Ep=180VEg1=-33.7VIp+Ig2=39.88mAIg2=1.81mArp=807Ωgm=5119μSμ=4.1V/Vビーム管接続Ep=180VEg2=75VEg1=-10.1VIp=40.39mAIg2=0.59mArp=19463Ωgm=8617μSμ=167.7V/Vどうでしょうか。前回紹介した25E5と大体似ている印象です。少しバイアス調整をすれば普通に挿し換えて使えそうですね。
Jun 23, 2026
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eBayで謎の真空管を購入しました。フランスVisseaux社の「IIFA6」という真空管です。電極の大きさや形状が6F6GTのようでしたので、取り敢えず買ってみました。写真左がVisseauxのIIFA6、右がSylvaniaの6F6GTです。写真ではわかりにくいですが、ガラス面にはこう書かれています。VISSEAUXIIFA6Ch.IIvSERVICE PUBLICX 39セラーに問い合わせましたが、やはりこの真空管の詳細情報は知らないとのこと。ヒーターの電気抵抗を計りましたが、6F6GTとはコールド時のヒーターの電気抵抗が異なっていました。6F6GTは約1.2Ω、IIFA6は約4.2Ω。因みに6K6GTは約2.15Ωでした。ここで私は『6F6GTのプレート構造に6K6GTのカソード能力を持った12Vヒーターを持つ真空管』という仮説をたてて、まずは6.3Vを掛けてみました。規格表によりますと、6F6GT=6.3V0.7A=4.41W6K6GT=6.3V0.4A=2.52Wです。写真左が6F6、右がIIFA6です。6.3Vではヒーターはとても暗いですね。やはり6.3Vで動作する球ではなさそうです。そしてIIFA6にジワジワと電圧を上げ11.5Vを掛けたとき6K6GTと同じ0.4Aでした。ヒーターの色味も丁度良さそうですが、やや明るいかな。このようなことから、このVisseaux社のIIFA6は、11~12.6Vあたりで使う物ではないかと思われましたが、後日、6.3Vが最適であることが後ほど判明しました。いや、もしかしたら低めの7~10Vくらいで低雑音長寿命運用するものかもしれません。「ある程度はプレートに余裕を持たせたいがヒーター電力は抑えて運用したい」という特殊な用途で使用するために特注で作られた真空管という可能性が高いです。それならば規格が不明というのも頷けます。私の勝手な想像ですが...。ここまでは良いとしてもプレートや1~3番グリッドの接続がわからず、プレートやグリッドに通電してみないとわかりません。このような想像を膨らませて「謎」を楽しむのも真空管オーディオの楽しみのひとつだと思います。後日談:etracerを入手したので、6F6モードで測定したところ、6.3Vでも十分な性能が出ています。ひょっとしてカソード温度を抑えた長寿命管?結局謎は深まるばかりでした。A2 Laboratoryさんに検証の記事があります。
May 8, 2022
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ebayでたまたま見つけた真空管。フランスRT(Radiotechniqe)社のR222という8ピンロクタル(B8G)の五極菅です。かなり用途が限られているのか、他のメーカでこの型番は存在しないようです。他では作っていないのか私が知らないだけなのか....。売ってくれたセラーに聞いても、「残念ながらこの真空管の詳細な情報は持ち合わせておりません」とのこと。RadiomuseumのR222紹介ページがありますが、そこにも有用な情報がありません。・ヒーター6.3V0.43A(実測では0.45Aでした)・Ep Max300V・Eg2 Max150Vこれくらいでピン配置も不明です。ワクワクしてきました。フランスVisseaux社のIIFA6依頼の謎球ですよ。まずはピン配置を調べなければなりません。中を一生懸命見て、テスターでピンを当てたりしながら、なんとか7ピン以外は解析できました。7ピンは内部に繋がっているようですが、シールドで見えません。1ピンはヒーターだけでなく、内部の何かに繋がってるように見えますが、7ピン同様シールドで中がわからない状況です。1ピン:ヒーター(内部に繋がる不明結線あり。DC点火ならこちらがマイナスが無難かも)2ピン:プレート3ピン:カソード・・・GNDに落とします4ピン:サプレッサーグリッド(G3)・・・GNDに落とします5ピン:スクリーングリッド(G2)6ピン:コントロールグリッド(G1)7ピン:内部に繋がる不明結線あり。GNDに繋いでも変わりません。8ピン:ヒーター(DC点火ならこちらがプラスが無難かも)ピン配置がわかったところで、etracerで見てみましょう。三結のIp特性はどうでしょうか...C3gほど直線性は良くありませんが、十分に使えるかなという感触です。三結でEp(=Eg2)175VでEg1が-2Vのとき、Ip(+Ig2)は10mA前後、rpは5200Ω前後gmは8700前後μは40前後あります。なかなか良いじゃないですか!この測定から、RT社R222はオーディオ用途に使えそうなことがわかりました。謎球万歳! \(^o^)/
Sep 23, 2022
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QQC04/15という真空管を紹介します。5895という番号でも知られています。規格は真空管(Electron tube) 規格表データベースの「QQC04/15規格表」を参照願います。見た目はEL34っぽいですが、EL34よりずっと小さいです。フィラメントを灯すと電極の隙間からぼんやりと見えます。この真空管に関しては、球球コレクション「プアマンズPP3/250アンプの構想」でも述べられています。Eg2maxは250Vですが、Epを超えることはない三結であれば、280VはOKかなと。プレートは板切れが両側に1枚ずつ(計2枚)ですので、プレート損失12Wでも際どいかもしれませんが、三結の場合はIp+Ig2ですので250V39mA流したとしてそのうちの8mAはIg2です。つまりIpのみでは31mAですので、まぁ大丈夫かなと。etracerで三結特性を測定しましょう。Ep=250V,Ip=39mAでタップリながします。【1本目】製造番号H15-415Ef=6.3V, If=0.65AEp=250VEg=-20.5VIp+Ig2=38.94mAIg2=6.87mArp=1528Ωgm=4970μSμ=7.6V/V【2本目】製造番号H15-419Ef=6.3V, If=0.64AEp=250VEg=-20.4VIp+Ig2=38.99mAIg2=8.28mArp=1452Ωgm=5381μSμ=7.8V/Vとても素直で綺麗なIpカーブですね。美しいです。球球コレクション「プアマンズPP3/250アンプの構想」で書かれていましたが、手持ちのPP3/250にどことなく近似していますが、QQC04/15のほうがバイアスが浅くrpは若干高めのようです。gmも高く、総じて高感度な球という印象です。しかし、この綺麗なIpカーブはまさにプアマンズPP3/250と言っても過言ではないです。6.3V管ですが、中点を使えば3.15V点火が可能です。(4Vから抵抗で落とす手もありますね)専用機にするなら、美音を意識して7kΩのトランスでも良さそうです。(出力は1W切りますが)細身な球ですので、こぢんまりとし小出力アンプに仕立てるのも良さそうですね。
Aug 13, 2023
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E.150(E150)という真空管を紹介します。また謎球です。SFRはE.60Mという真空管と同じフランスのメーカです。どことなくPhilipsのTC1/75を思わせるセラミックの部材。プレートの支持フレームでも放熱を助けていそうな感じです。フィラメント点灯。結構ハッキリ見えます。暗くするとこんな感じです。規格ですが、Radiomuseumの「E150」くらいしか見当たりません。MELAUDIAフォーラムの情報によりますと、Ef=4V, If=2A, Ep=600V, Ip=110mA, gm=2.6mA/V, μ=9, Ri=3.45kΩ, Wa=40Wと書かれています。前オーナーの実測情報は下記の通り。Ef=AC4.08V, Ep=381V, Eg=-20.9V, Ip=42mA (Rk=499Ω)Ef=AC4.10V, Ep=395V, Eg=-22.8V, Ip=46mA (Rk=499Ω)これは400V以上で使う感じ...というのが予想されました。etracerで特性を測定しましょう。550V 50mA【1本目】Ef=4.0V, If=1.94AEp=550VEg=34.9VIp=50.05mArp=3086Ωgm=2793μSμ=8.6V/VEf=3.8V, If=1.89AEp=550VEg=34.9VIp=50.17mArp=3093Ωgm=2798μSμ=8.7V/V1本目はEfを0.2V下げたくらいではびくともしない、ほぼmintかなと。【2本目】(ピンが修復してある)Ef=4.0V, If=2.01AEp=550VEg=33.2VIp=50.25mArp=3293Ωgm=2678μSμ=8.8V/VEf=3.8V, If=1.94AEp=550VEg=32.8VIp=50.15mArp=3380Ωgm=2360μSμ=8.9V/V2本目は若干ですがエミ減の傾向にあります。(フィラメント電圧を少し下げたときのIpの変化量で何となくわかります。あくまで私個人の感覚です。)F410よりrpが高く、P28/500に近い気もします。Ep=550VのEg=-35Vを掛けIp50mA流して負荷10kΩで2.5Wです。多分、この球は送信用途ではないかと。普通にA級で負荷=rpの3倍以上で振るとこんなもんです。rpの高い球は特にそうですが、電流を上げるほど音声用途ではパワーが出しにくい動作になってしまいます。これは難物です。(笑)しかし1W以下を想定したものであれば、もう少しプレート電圧を抑えられますね。
Nov 22, 2023
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CV415(TT15)という真空管を紹介します。双三極のビーム四極送信管のようです。規格はThe Valve Museum「CV415」が参考になります。(CV4046という真空管もあるそうで、CV415をより高い周波数で動作させられるようですね)背の低い電極が2つ配置されています。コの字のビーム電極が見えます。因みにベースはロクタル9ピン。ソケットがあまり出回ってないんですよね。etracerでパラレルの三結特性を測定します。(スクリーングリッドが共通なのでパラレル必須です)プレート損失は片側8W程度ですが、常時電流を流すA級オーディオアンプでは2ユニットで12W(片側6W)くらいをみていたほうが安全かもしれません。240V42mAあたりで測定します。【1本目】Eh=6.3V, Ih=1.60AEp=240VEg1=27.0VIp+Ig2=42.20mAIg2=1.64mArp=1334Ωgm=4702μSμ=6.3V/V【2本目】Eh=6.3V, Ih=1.59AEp=240VEg1=27.7VIp+Ig2=42.66mAIg2=1.49mArp=1327Ωgm=4541μSμ=6.0V/V240Vで42mA流して5kΩ負荷ですと1.8W(歪率8%)です。直線性は悪く、オーディオ向きではありませんが、まぁ楽しめる球かと。因みにビーム管接続はお勧めしません。私の個体の問題かもしれませんが、2本ともおかしな特性です。ちょっと酷いですよね。私は敬遠するかな。上記理由により三結シングルで使うのが無難だと思います。ebayでまだ安価に出回っている球ですが、よほどの珍球好きならともかく、あまりお勧めはしません。
Jul 21, 2024
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9001という真空管を紹介します。手持ちはRAYTHEONです。箱はこんな感じ。真空管(Electron tube) 規格表データベース「RCA 9001」規格表が参考になります。エーコン管の954をMT管化したもののようです。電極構造は....プレートの内側の電極はコの字になっています。ビーム管でしょうか..。規格表ではPentodeと書いてありますが、Beam tetrodeではないかと思われます。他の真空管にも言えることですが、ビーム管の表記は規格表によってまちまちですね。etracerで三極管接続とビーム管接続の特性を測定します。【三極管接続】Ep=120VEg1=4.7VIp+Ig2=2.49mAIg2=0.74mArp=12691Ωgm=1563μSμ=19.8V/V【ビーム管接続】Ep=120VEg2=75VEg1=2.2VIp=2.33mAIg2=0.88mArp=531356Ωgm=1705μSμ=906.2V/VIg2が結構流れますね。6AK5とピン互換ですが、そのまま使うと損失オーバーしてしまいます。短命覚悟であれば使えるかなぁという感じ。オーディオ用としてはチョット「使いどころのわからない」真空管という印象です。
Jul 23, 2024
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ECL-1144Dという真空管を紹介します。かなりくたびれていますが...滅多に見かけないので、取り敢えず買いました。印字が色あせていて、味があります。(笑)「1957-12 0163」と書かれています。もう1本は印字が殆ど消えていました。さてこのECL-1444Dですが...この型番で検索しても全く出てきません。謎球です。そう、私たちコレクターの大好きな謎球です。こういうリセールが全然効かなくて転売業者が手を出しにくい球こそが魅力的なんですよ。では、この子は一体何者なのでしょう....とりあえず「俺は高gm管」だと主張しているようです。ピン配置を探ったところ...うーむ...シールドが邪魔で見にくい。何となく見えてきました。これは436Aのピン配置です。1番 ヒーター、電極周りのシールド2番 カソード3番 カソード4番 コントロールグリッド(G1)5番 無接続6番 ヒーター7番 スクリーングリッド(G2)8番 無接続9番 プレートヒーターはどうでしょうか。ヒーターを灯して色味を確認します。5V位で丁度良さそうな色味になってきました。6.3V時に0.45Aなので、やはり436A的なものでしょうね。とりあえず、ヒーターは6.3V0.45Aと仮定して進めます。プレート損失とスクリーングリッド損失は、436Aのプレートが最大190Vの20.02mAなので約3.8W、スクリーングリッドが160Vの10.8mAなので1.7Wと仮定します。とりあえず。【1本目】Eh=6.3V, Ih=0.45A四極管接続うわ、酷い。バリッバリのダイナトロン特性。まさに四局菅のお手本。(笑)気を取り直して続けます。Ep=190VEg2=130VEg1=-0.9VIp=12.23mAIg2=4.04mArp=113058Ωgm=20275μSμ=2229.2V/V三極管接続Ep=160VEg1=1.5Ip+Ig2=14.86mAIg2=5.24mArp=2207Ωgm=23685μSμ=52.0V/Vスクリーングリッド電流が結構流れますが、0.8W程度なので大丈夫そうです。【2本目】Eh=6.3V, Ih=0.45A四極管接続Ep=190VEg2=130VEg1=-0.7VIp=11.05mAIg2=3.55mArp=140198Ωgm=20139μSμ=2823.5V/V三極管接続Ep=160VEg1=1.3Ip+Ig2=15.24mAIg2=5.36mArp=2021Ωgm=25333μSμ=51.2V/V四局菅接続では・低電圧域でダイナトロン特性が派手に出る。・感度が高すぎるということで、非常に狭い範囲での動作しか出来ず、オーディオには向きません。というか、そもそもオーディオ用真空管ではございません。(笑)三極管接続では、・スクリーングリッド電流が結構流れる。・直線性はそこそこ良い。(悪くはない)・ハイgm管なのでrpが低い!・バイアス電圧もそこそこでオーディオの振幅に合っている。・μが50ほどあり、使いやすそう。・Ipカーブの立ち上がりは50V過ぎてからなので、プレートに160Vは欲しいということで、オーディオ用途で使うなら断然三極管接続です。160Vでバイアス-1.5V、15mA流すと直線性の良いところが使えます。ところで、436Aと類似なのかどうなのかは、436Aを所有していないので何とも言えませんが、このあたりはガチのコレクターさん達にお任せします。因みにEbayでの436Aの価格が凄すぎます。四局菅接続の特性特性を見てからのよく考えて購入することをおすすめします。三結にするにしても、うーん、もっと安い真空管がありますよね?謎球遊びは謎解き遊びに似ていると思います。探っている時が一番楽しいんです。あまり知識を身につけてしまうと、こういう遊びは逆につまらなくなってしまうでしょうね。言い訳になってしまいますが、「知識が欠けているくらいが趣味としては丁度良い」かなぁと思っています。
Sep 19, 2024
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RAYTHEONの38110Aという真空管を紹介します。また似たような真空管を買ってしまいました。アルミで出来たベースは一寸珍しいですね。箱はこのような感じです。「U.S.NAVY CRP 38110A」と書かれています。「CONTRACT DATA 2 10 34」ですが発注日でしょうか。因みに、包んでいる紙は完全に酸化し完全に粉々になっており、粉を吸い込むと良くないので廃棄しました。前オーナーの情報では7.5V1.25Aと書いてあり、Radiomuseumの「38110A」も7.5V1.25Aと書いてありますが、この球は7.0Vでいけるような気がします。手持ちのRAYTHEON製を見比べてみましょう。左から、38110A、10、VT25です。38110Aと10はプレートの色こそ違いますが同形状です。VT25のみボックスプレートの両脇を膨らませた楕円形状で、丈は短いもののプレートの総面積は近いと思われます。etracerで特性を測定しましょう。Ep=400V,Ip=24mAの条件に合わせて測定します。【1本目】Ef=7.5V, If=1.23AEp=400VEg=27.6VIp=24.10mArp=3890Ωgm=2126μSμ=8.3V/VEf=7.0V, If=1.15AEp=400VEg=27.5VIp=23.90mArp=3970Ωgm=2077μSμ=8.2V/VEf=6.5V, If=1.10AEp=400VEg=27.2VIp=24.05mArp=4007Ωgm=2063μSμ=8.3V/V【2本目】Ef=7.5V, If=1.28AEp=400VEg=29.5VIp=24.09mArp=3704Ωgm=2157μSμ=8.0V/VEf=7.0V, If=1.20AEp=400VEg=29.3VIp=24.07mArp=3781Ωgm=2088μSμ=7.9V/VEf=6.5V, If=1.10AEp=400VEg=29.0VIp=23.96mArp=3891Ωgm=2038μSμ=7.9V/V7.5Vは当然のことながら7.0Vでも十分な特性が出ていますね。6.5Vは低電圧大電流側がそろそろ厳しいかなという印象です。「トリタンではない10族」は本当にわかりにくいです...。7.5と7.0Vの様子を見て、7.0VでOKなら低目の7.0Vが無難という解釈が良さそうです。
Dec 8, 2024
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10年ほど使ったパン切り包丁を買い換えることにしました。サンクラフトの「せせらぎ」というモデルです。柄の色味も明るく自然な感じで素敵。私が買ったのは刃わたり21cmのものです。(短いのもあるようですが、ぼってりしたハード系パンを相手にするなら21cmをオススメします)楽天市場にも置いていますので紹介しておきます。【公式店/テレビで紹介】 パン切りナイフ せせらぎ 右利き用 左利き用 パン切り サンクラフト 刃渡り 210mm 21センチ パン切り包丁 日本製 関の刃物 メーカー直販 パン切り 包丁 パン ブレッドナイフ 包丁 SUNCRAFT パンナイフ ms-001 ms-003価格:5,500円(税込、送料無料) (2024/12/22時点) 楽天で購入 刃は標準的なモリブデン鋼。パン切りは刃の鋼材にこだわらなくてよいと思います。関孫六よりやや刃のウェーブが細かい印象です。先にいくほどウェーブが荒くなり、先端はストレートです。手前できっかけを作って一気に引いて先端の刃で引き切る感じでしょうか。さっそくパンを切ってみました。平塚の「Boulangerie nico」のパン・ド・カンパーニュ。綺麗に切れます。人気のパン屋さんだけあって、美味しいですね。平塚の「ベーグルおたべ」の無花果とチーズのベーグル。無花果とチーズ、これがバッチリ合うんです。平塚の「Boulangerie Ahab」のベーコンとシソの入った惣菜パン。ハード系ですがサクッと切れます。シソがいい仕事してるなぁ。美味しい!!私はパン屋さんめぐりが好きなので、パン切り包丁は必須です。これは良い買い物をしました。
Dec 23, 2024
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Western Electricの268Aという真空管を紹介します。こういう変な真空管をついつい集めてしまいます。フィラメントは二重の螺旋状です。いかにも送信管という感じですね。規格は、真空管(Electron tube) 規格表データベース「Western Electric 268A」規格表が参考になります。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Ef=5.0V, If=3.47AEp=450VIg=26.9VIp=35.mArp=5431Ωgm=1082μSμ=5.9V/V【2本目】Ef=5.0V, If=3.40AEp=450VIg=26.8VIp=35.08mArp=5680Ωgm=1074μSμ=6.1V/V50V付近での大電流域に山がありますが、このあたりは使わないと思うので大丈夫です。rpが高いですね。450Vなら10kΩ負荷で使うのがパワーは出そうです。もう少し高圧で使うなら14kΩ負荷になります。ネガティブバイアス(マイナスバイアス)でも十分ですが、プラス(ポジティブ)側も使って目一杯振ればそこそこ出ます。どちらにせよNFBを深くかける必要がありそうです。
Feb 21, 2026
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手持ちにRAYTHEONとHYTRONの837という真空管があります。RK-25をひとまわり大きくしたようなプレートに12Vのダブルヒーターです。プレート損失は12Wと、RK-25より2W程度アップしています。規格はこれです→真空管(Electron tube) 規格表データベース「837 」アンプの制作記事もあります。送信管837シングルアンプ(M.Iの趣味の部屋)etracerで三結特性を見てみましょう。rpは1.8~2kΩくらいです。5~7KΩくらいのトランスで良さそうですね。ヒーター12.6Vは、6.3Vの巻線を直列にすれば大丈夫そうです。
Aug 10, 2022
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RL12P10という真空管が手元にあります。規格は真空管(Electron tube) 規格表データベースのRL12P10の規格表があります。プレート損失9Wなので、それほど出力は稼げません。6F6や6K6のクラスですね。ヒーターは12.6V0.45Aです。(6.3Vで換算すると0.9Aですね)製造時期に関する番号でしょうか。1本目は管面にWEHRMACHT、,BAL1799、19/44の印字。2本目は管面にWEHRMACHT、,BAL1799、24/44の印字。印字がかなり擦れているので数字は間違っているかもしれません。前回紹介したRL12P50と同じソケットを使います。ピン配置は、・コントロールグリッド・ヒーター・カソード・ヒーター [モールドの出っ張り]・プレート・サプレッサーグリッド・スクリーングリッド・サプレッサーグリッド・センターピンはNC工夫すれば前回紹介した12RLP50とソケットを共有できそうです。製作記事も見つけました。暇人の館の12RLP10アンプ紹介記事魅力あるDIYの12RLP10アンプ紹介動画製作記事があるということは、謎球ではないということです。良かった良かった。では、etracerで測定してみましょう。1本目(19/44の印字)Ep=230VでEg1=-6.0Vのとき、Ip(+Ig2)=35.31mAIg2=3.34mArp=2254Ωgm=9730μSμ=21.9V/V2本目(24/44の印字)Ep=230VでEg1=-6.0Vのとき、Ip(+Ig2)=36.73mAIg2=3.34mArp=2267Ωgm=9522μSμ=21.6V/V高感度な球ですね。G3をG2に接続した変則的な三結にするとどうでしょうか。Ep=230VでEg1=-7.0V(電流が35~36になるよう合わせました)のとき、Ip(+Ig2+Ig3)=35.38mAIg2+Ig3=7.21mArp=2150Ωgm=9305μSμ=20.0V/Vrpが150Ωほど下がりました。そこそこG3が効きますね。今回の測定から、6F6か6K6程度の性能があることがわかりました。高圧低電流域は直線性が悪いので、出力トランスは7kΩ~10kΩの高め、電流も多めが良いかもしれません。
Nov 13, 2022
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PHILIPSのQQE03/20という真空管を紹介します。実は何年か前に勢いで買ってしまって、そのまま棚にしまっていました...。規格は、真空管(Electron tube) 規格表データベース「QQE03/20」規格表が参考になります。プレート損失は片側10Wとなっていますが、どうなんでしょう。まぁ、送信管なので多少はタフだとは思いますが。ところで...Tetrodeつまり四極管として規格表には載っていますが....この写真を見ると、どうなのでしょう。プレートに挟まれたグリッドが板があって見えません。この板は下のお皿に接続されています。そしてこのお皿は、カソードのピンに接続されています。そうなんです。規格表では単にTetrode(四極管)とかいてありますが、Beam Tetrode(ビーム四極管あるいはビーム管)なのです。etracerで特性を測定してみましょう。内部ユニットをパラレル接続で三結特性を測ります。Ep280VのIp=40mAあたりで。【1本目】Eh=6.3V, Ih=1.29AEp=280VEg1=24.7VIp+Ig2=40.11mAIg2=2.91mArp=1325Ωgm=6145μSμ=8.1V/V【2本目】Eh=6.3V, Ih=1.29AEp=280VEg1=25.5VIp+Ig2=40.05mAIg2=2.99mArp=1349Ωgm=5861μSμ=7.9V/V綺麗なカーブを描いています。直線性もさほど悪くありません。TU-8200Rに挿してみました。因みに私のTU-8200RIpが40mA前後になるよう調整されています。ノーマルの状態で挿すとプレート損失をオーバーします。ebayで買った4D32用アダプタを829B用に改造しています。そして写真の様にプレートキャップは2B94など太めのものが入るように穴を大きくしています。良い感じです。照明をおとすと、すごく綺麗。真空管の灯りはよいですね。思った以上に楽しめる真空管だと思います。
Nov 28, 2023
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SIEMENSのRS1003という真空管を紹介します。漆黒のプレートがかっこいいです。規格は真空管(Electron tube) 規格表データベース「RS1003」規格表が参考になります。6L6用アダプタを作りました。g1結線には3.6kΩの抵抗を挟んであります。(発振防止として)etracerで三結特性を測定しましょう。TU-8200R(魔改造品)での使用を前提に、280V40mAで測定します。(毎度のことです)400V100mA付近も調べました。【1本目】Eh=6.3V, Ih=2.31AEp=280VEg1=-9.8VIp+Ig2=40.03mAIg2=3.88mArp=1404Ωgm=13989μSμ=19.6V/VEp=400VEg1=-12.3VIp+Ig2=100.45mAIg2=9.58mArp=968Ωgm=21298μSμ=20.6V/V【2本目】Eh=6.3V, Ih=2.37AEp=280VEg1=-9.8VIp+Ig2=40.19mAIg2=4.50mArp=1357Ωgm=1357μSμ=19.3V/VEp=400VEg1=-12.3VIp+Ig2=101.45mAIg2=11.00mArp=947Ωgm=22045μSμ=20.9V/Vgmが高い超高感度管です。扱いにくそうですが、発振さえささなければ良い球です。TU-8200R(魔改造品)に挿してみました。6V4Aのスイッチング電源が両チャンネルに使われていますので2.4Aクラスの球も余裕で灯せます。とにかく、動けばヨシ!!
Feb 6, 2024
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EL12Nという真空管を紹介します。秋葉原の真空管ショップで購入しました。ORIONという商社ブランドのものですが、製造はドイツRFTと思われます。前回紹介しましたEL12とどう違うのでしょうか?真空管規格表データベース「RFT EL12N」規格と真空管規格表データベース「Telefunken EL12」規格を見比べても変わらないです。上の方はシールドなのかヒーターの灯りが見えません。下側はヒーターが見えます。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=6.3V, Ih=1.21A三極管接続Ep=260VEg1=-10.2VIp+Ig2=49.45mAIg2=6.77mArp=1241Ωgm=13413μSμ=16.6V/V五極菅接続Ep=260VEg2=195VEg1=-6.0VIp+Ig2=50.26mAIg2=7.06mArp=20403Ωgm=13596μSμ=277.4V/V【2本目】Eh=6.3V, Ih=1.21A三極管接続Ep=260VEg1=-9.8VIp+Ig2=49.57mAIg2=6.20mArp=1254Ωgm=13273μSμ=17.2V/V五極菅接続Ep=260VEg2=195VEg1=-5.8VIp+Ig2=49.53mAIg2=6.38mArp=20422Ωgm=13777μSμ=281.4V/V【3本目】Eh=6.3V, Ih=1.21A三極管接続Ep=260VEg1=-9.8VIp+Ig2=50.03mAIg2=6.38mArp=1225Ωgm=14105μSμ=17.3V/V五極菅接続Ep=260VEg2=195VEg1=-5.9VIp+Ig2=49.55mAIg2=6.32mArp=22607Ωgm=13977μSμ=316.0V/V【4本目】Eh=6.3V, Ih=1.19A三極管接続Ep=260VEg1=-10.3VIp+Ig2=50.55mAIg2=7.08mArp=1225Ωgm=13735μSμ=16.8V/V五極菅接続Ep=260VEg2=195VEg1=-6.2VIp+Ig2=50.42mAIg2=7.03mArp=21369Ωgm=13925μSμ=297.6V/VIpだけで考えれば1本目と4本目そして2本目と3本目でペアが組めそうですが、4本ともよく揃っています。さて、EL12Nの電気的特性としては前回紹介しましたEL12に比べて若干ながらrpが低く感度が高い印象です。一見してわかるのはスクリーングリッドの効きが良いというか、ちょっと別物のようにも感じますすね。
May 12, 2025
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12A6という真空管を紹介します。規格はFrankさんの資料室の「12A6」規格表が参考になります。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Eh=12.6V, Ih=0.15A三極管接続Ep=230VEg1=12.3VIp+Ig2=25.15mAIg2=3.52mArp=3125Ωgm=3140μSμ=9.8V/V五極菅接続Ep=230VEg2=230VEg1=11.2VIp=25.11mAIg2=3.97mArp=82622Ωgm=2941μSμ=243.0V/V【2本目】Eh=12.6V, Ih=0.15A三極管接続Ep=230VEg1=13.0VIp+Ig2=25.16mAIg2=2.01mArp=3161Ωgm=3025μSμ=9.6V/V五極菅接続Ep=230VEg2=230VEg1=12.2VIp=25.29mAIg2=2.41mArp=104746Ωgm=2621μSμ=274.6V/V三極管接続の直線性は大変良好です。五極菅接続は十分に電流を流す領域ではとても綺麗な特性だと思います。230V程度に7kΩの負荷で三極管接続0.6W、五極菅接続1.3Wが出せます。十分ですね。地味な真空管ですが、割と実力派だと思います。
Nov 15, 2025
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今使っているサウンドパーツ製の真空管アンプには、JJ300Bが刺さっていますが、どうしてもトリエーテッドタングステンフィラメントの300Bが欲しくて、ELROG(エルログ)のER300Bを購入しました。黄色い箱に入っています。近代的な真空管というたたずまいですね。ペア選別データシートも添付されています。お店に頼んで電流値の近い2セットを選んで貰いました。(4本どれを挿してもわからないくらい揃っています)大きさを比べてみました。JJも300Bの中では比較的背が高いほうですが、ER300Bはツノのぶんだけ背がありますね。ER300Bは上側は目一杯ゲッターを飛ばしてあり、灰色の帯は電子が無駄に飛び回らないようにするものだと推測されます。それぞれの真空管を挿したときの見た目を見比べてみましょう。アンプにJJ300Bを載せた状態。そして夜景。JJ300Bのフィラメント。アンプにER300Bを挿した状態。そして夜景。5V1.2Aのフィラメント規格なので、トリタンとはいえ845のような物凄い明るさではありません。それでも酸化物被覆のフィラメントよりはずっと明るいです。幾つか音楽を聴いてみました。トリタンというと見た目が明るいので音が明るいというイメージがありますが、特に煌びやかというわけでもないです。密度が高く、見晴らしの良い広がり感がある気がします。あとピアノの音が消えていくときの静寂感。電子の飛び方に差があるからなのか...ちょっと面白いことが。音楽を流しながら電源オフをするとJJは傍熱菅のように暫く音が出ていますが、ERはスッと音が無くなります。僅かに暖まっているだけでも電子が飛ぶ酸化膜との違いでしょうね。ノイズはDC点火であれば皆無に等しいです。(因みに今まで使っていたJJは数十時間に1回くらいプツッという音がしますので、JJは当たり外れが多い気がしますね...)イエルク・デムスのピアノ...素晴らしいですね。ウィーン三羽烏のひとりでしたが、昨年4月16日に亡くなりました。そしてグロトリアンの響き...。今は交流がありませんがSNSの知人にグロトリアンに務めている人が居ました。ヒノオーディオ製AXIOM80用ボックスに入れた丸尾再音の520FPから奏でられる音は、「ああ、オーディオっていいなぁ...」と思わせます。そして、そう思わせてくれるには、この300Bのアンプも一役かっているのです。12月3日はアントン・ヴェーベルン、そしてアントニオ・ソレールの誕生日です。ふたりともトニーですね。(^▽^)
Dec 3, 2020
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東芝の7591という真空管を持ってまして、ある日、TU-8200R(魔改造品)に7591を挿してTwitterに載せたところ、「ピン違いの6L6という感じでしょうか?」という返信を頂きました。確かにプレート損失が19~20W程度ですから、6L6クラスの球と云えそうです。6L6との違いはどこら辺でしょうか。etracerを通して探ってみようと思います。企画に関しては真空管(Electron tube) 規格表データベースの7591の資料が参考になります。etracerで測定しましょう。見た目は6L6よりコンパクトに感じます。Ipカーブはどうでしょう。感度が良いですね。7591の電気特性は、Ep=280VでEg1=-8.0Vのとき、Ip(+Ig2)=60.88mAIg=8.46mArp=1553Ωgm=12101μSμ=18.8V/Vという結果になりました。因みにTENの6L6は、Ep=280VでEg1=-20Vのとき、Ip(+Ig2)=62.10mAIg=2.52mArp=1331Ωgm=6241μSμ=8.3V/Vという結果です。この測定から、6L6とプレート損失は同じですが、性格は全く違う真空管であることがわかりました。6L6と比べて7591は、・バイアスは半分以下の電圧で丁度良い。・内部抵抗は200Ωほど高い。・gmは倍くらい高い。・μも倍くらい高い。つまり、7591は、「6L6並のパワーで、さほど高増幅率でない前段でも簡単に動作が出来る」という、特にコスト重視したい場合にはもってこいの近代的な真空管であると言えましょう。
Oct 13, 2022
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LUXMANの8045Gという真空管を紹介します。秋葉原の真空管ショップで安い中古があったので買ってみました。なんか、「私の前世は水平偏向管でした」という佇まいです。放熱板が多く取り付けられています。8045GはLUXMANが自社アンプ用にNECに製造を依頼したとか。8045Gを使ったアンプキットもあったようです。オーディオの足跡「LUXKIT A3000」が参考になります。ゴリッゴリにマルチループフィードバックを掛けて超低歪み率を達成しているようで、実用領域で0.1%以下を保てるということは結構強引な負帰還で歪を抑え込んでいます。1975年はまだ何でも低歪率が賞賛される時代でしたので、このような方式だったのかと思われます。どの真空管を使っても同じ音しか出ない印象ですね。(笑)そしてその8045G。忘れもしない、小学5年生の夏、初歩のラジオ9月号を書店で買ってきました。そして、目に飛び込んできたのが藤本伸一氏の記事。何と立派なアンプなのだろう!こんなアンプで音楽を聴いたらさぞ素晴らしいだろう...。幼い少年はその記事に載った写真を羨望の眼差しで見つめるのでした。8045Gについては電子系DIYと真空管「真空管 8045G、「最後の」 オーディオ用 大型三極出力管」が参考になります。8045Gについて更に調べてみると...プレート損失は45Wあるものの、発熱による能力低下も指摘されています。何もしなくても6.3V2.5Aのヒーター電力(約16W)を消費する真空管ですし、その割りにバルブはコンパクトに思えます。etracerで特性を測定しましょう。【1本目】Ep=300VEg=-53.7VIp=89.55mArp=503Ωgm=8945μSμ=4.5V/V【2本目】Ep=300VEg=-48.7VIp=89.16mArp=518Ωgm=9736μSμ=5.0V/V中古品なので多少バラツキがありますが、左右の音量が変わるほどではないでしょう。それにしても300Vで90mA流し3.5kΩの負荷で6Wも出ます。恐ろしいです。直線性はあまり良くないですが、前段次第で歪率は改善できるかもしれません。
Jan 10, 2026
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