大事なことは、警察が当時この目撃者に対して誘導尋問を試みたことと、この方への聞き込みも含め、捜査報告書の証拠開示を拒否していることです。

この方は30年前にも警察に申し出ています。そこが非常に重要で、この後、裁判所は検察庁に証拠開示勧告を出しています。それはつまり、この目撃者をはじめ、事件本人に利益となる証言を隠匿している疑いを持っているということです。検察に不利益な証言の隠匿、これは布川事件やその他の冤罪事件でも行われていることです。

埋もれた証拠によっては別の心証を形成する可能性があり、それ次第では繊維片や車両の尿・血痕などは証明不要となります。

判決の基礎となる事情の変更は再審事由ですので、「当時の目撃証言の隠匿」や、「目撃者が誘導によって意思とは異なる調書に押印を求められた」というのは該当すると考える裁判官がいても不思議ではありません。少なくとも検察庁は全ての証拠開示に応じるべきでしょう。 (2024.03.23 10:09:28)

飯塚事件について考えること

飯塚事件について考えること

PR

×

Profile

フルコート・エフ

フルコート・エフ

Calendar

Archives

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04

Comments

右京の介@ Re:Emergency らららのおじいちゃん注意報発令中!(01/18) こんにちは 最近またあのおじいちゃんが…
シャオミ@ Re:許せない 被害者を冒涜するツイートを批判します!(07/28) こんばんは。 これYoutubeでも意味不明な…

Keyword Search

▼キーワード検索

2023.03.11
XML


飯塚事件で冤罪派の方や、FBSの報道のみを見た方は、弁護団が主張する「別の場所で別の時間に真犯人と被害者を見た人がいる!」を理由に、絶対に冤罪だ、警察は真犯人を逃がしているとおっしゃる方が結構な数いらっしゃいますね。

さて、果たしてそのK村さんの証言はどのようなものだったのか?

以前に検証する記事を書きましたが(ご覧になりたい方は​ こちら ​でどうぞ)、今回はわかりやすく画像でこのK村証言を見ていきたいと思います。

ということで、こちらがFBSの番組で放送された内容です。







はい。

見ていただく通りです。
この方が見たのは「おかっぱ頭の女児と、後部座席で寝ているように見えた女児(らしき)の姿」なんですね。






その他目撃した情報というと、うら寂しそうだったとか悲しそうだったとか、ほとんど印象だけの話になってますね。そりゃそうですよね、この番組でK村さんを取材したのは2022年1月とキャプション出ていましたので、実際の目撃からは29年が経過していますから、この程度の記憶ですらよく覚えているなといった印象です。

だからこそ具体的な証言は少なくて、本人が見て感じたことが証言となっているのでしょうね。







それで追い越しざまに見たとのことですが、その追い越してした場所の画像はこれですね。私も八木山バイパスは運転したことがありますが、片道一車線の自動車専用道路でして、飯塚から福岡方面に向かう場合は一番早く目的地に行ける道路なので、そこそこ交通量は多いです。K村さんは前の車がのろのろ走っており、なかなか前の車を追い抜くことができずに、登坂車線でやっと追い抜いたとのこと。その登坂車線は直線ではなく、この画像では左にカーブしていますが、確かこの先は右にカーブしていたはずです。

直線だと、運転している視線を車の前方から外すこともできますが、なかなかカーブの途中で視線を外すのはちょっと怖いですよね。
ですので多分ですが、追い抜きざまにガン見していたわけではなく、追い抜きつつ横をチラチラと見たのではないかと思います。

時間にしてどうでしょう?

横に並んで隣の車の中を覗くことができる時間は長くて4~5秒?
登坂車線ですから、横に並んでそのまま並走することはないでしょうから、時間的にはそんなものかと思いますし、その間道はカーブしているので前方にも注意しつつ、チラチラ横を見てたのでしょうね。それも多分営業用の車ですから国産車だとすると、運転席から自分の車の助手席を挟んで見たわけで、正直言ってそう詳細に確認することはできなかったのではと思います。


これが弁護団やFBSとしては真犯人は別にいると証拠だそうですが、ちょっと新証拠としてはインパクトは弱いですし、今更この証言を他の物証と絡めて立証することは難しいでしょうね。

とはいえ、検察側がK村さんの証言を否定するの難しいでしょうね。それは30年前の話なので、他にその時間八木山バイパスを通行していた人を探しだすのは絶対に無理でしょうからね。

これがまさに弁護団の目的なのだと思います。
曖昧な新証拠だからこそ、完全に肯定も否定もできない。なんと言っても30年前の記憶ですから。

こんな曖昧な情報ですら、FBSの手にかかると重要な新証拠になるわけですから、本当にマスコミ報道は注意してみないと怖いですよね。


みなさんはどのようにお考えですか?





​​






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.03.11 18:52:46
コメント(5) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:K村証言 真犯人と被害者を見た?(03/11)  
abc さん

Re[1]:K村証言 真犯人と被害者を見た?(03/11)  
通りすがり さん
abcさんへ
この方が再審請求審の陳述書では目撃時間を11時としていたのにいざ、裁判所の尋問を
受けたら9時40分から10時40分と変更したことをどうお考えになりますか
警察が当時彼の証言を重要視しなかったのは、最初に彼が語った目撃時間が明らかに
被害女児達の死亡推定時刻より後だったからです
当時から9時40分から10時40分と証言していれば、警察も本腰を入れて捜査した
可能性はあります
それを潰したのはこの方自身の当初の曖昧な証言ではありませんか
大事件ともなると、悪戯、虚偽含めて膨大な情報が警察に寄せられます
この方の当初の証言のように無関係と判断された(被害者の死亡時刻より後なので
生きている被害者を目撃できる訳がない)情報は当然切り捨てられます
明らかに無関係な情報をひとつひとつ律儀に吟味している余裕が警察にあるとも
思えません
第三者が後付けで「なぜちゃんと捜査しなかった」と責めるのは簡単ですが無責任です
後、証拠の全面開示ですが、幼い女の子が性的暴行を受けて殺されたという非常に
センシティブな事件ですのでご遺族の立場や感情も考えて慎重になるべきと考えます
正直、この事件の弁護団がそんなことに配慮するとは思えないので (2024.03.24 18:22:40)

Re[2]:K村証言 真犯人と被害者を見た?(03/11)  
通りすがりさんへ
コメントありがとうございます。
このabcさんは、先日はaaaさんと名前を変えてコメントされてましたwww

別に匿名なのにね。

きっと、この事件をえん罪だと主張する人が複数いるんだって思わせたかったのでしょうか。

しかし、警察が当時Kさんに誘導尋問を試みたとか相変わらずのえん罪派の方は陰謀説を主張されるのがなんともですね。

それとKさんが目撃時間を早めたことって、マスコミで報道してましたっけ?
普通その理由も聞いたりしないのでしょうかね。 (2024.04.12 14:25:46)

Re[3]:K村証言 真犯人と被害者を見た?(03/11)  
通りすがり さん
フルコート・エフさんへ
返信有難うございます

>警察が当時Kさんに誘導尋問を試みたとか
Kさんご自身が話を聞きに来た警察官に「見たのは紺のボンゴじゃないですか」と
決めつけるように言われたと再審請求審での証言後の取材で答えてますね
(ttps://www.fnn.jp/articles/-/543566)
紺のボンゴの情報が警察に寄せられたのは彼の聴取より後の話なので
辻褄が合っていませんがw
目撃時間の変更については触れていませんね
後部座席に乗っていた女の子が被害者のどちらだと思うかを聞かれて
(質問の流れ的に強張った、恐怖におびえたような顔を向けていた子の方)
なぜか寝ていた子の方について答えるとか色々と妙な受け答えをしてますがw
被害者は二人しかいないのだから、写真と見比べればどちらの子がどちらか
判りそうなものですが
実は表情「しか」覚えていないとかw



>それとKさんが目撃時間を早めたことって、マスコミで報道してましたっけ?
>普通その理由も聞いたりしないのでしょうかね。
目撃時間の変更については、毎日新聞の地方版(福岡)には掲載されたようです
記事そのものを読んでいないので理由を聞いたかどうかは不明ですがw
(2024.04.14 17:51:50)

Re:K村証言 真犯人と被害者を見た?(03/11)  
OMEGA さん
検察が情報公開してないだけで、当時既に裏取りしていたと思います。
白い軽ワゴンもスキンヘッドの男も見つけ出して事情聴収したのではないでしょうか。再審請求を見て、検察は大笑いしてると思いますww (2024.05.04 20:26:40)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: