きょうこの日直日誌

2007.03.20
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昨日は卒業式でした。




初任の頃は、なぜか涙腺がゆるゆるで、学校世界のあらゆる行事で号泣していた私。
4月の最初の離任式では、私が直接接した先生は一人もいないのに、
子どもたちがお別れする先生宛てに読む作文を聞いたり、最後に花道を作って
握手しながら通ったりする姿を見ているだけで、涙がぼろぼろ。

その後、運動会の紅白リレーで転んだ子どもが起き上がって最後まで走っていたり、
騎馬戦の下の子が歯をくいしばっている姿など、保護者のように、保護者以上に、
何かというと感動してぼろぼろ泣いていた。




ハンカチを手離せないほどに毎日毎日あきもせず流れる涙。
あげくの果てには、泣きすぎて伴奏が弾けなくなったらどうしよう、と悩み出し、
ベテランの音楽の先生に相談すると、


「いけきょうさん。これはお金をもらってやっている仕事だからね。
 個人的な感情は後まわし。~ 以下略 ~ 」


と冷静沈着にいわれ、内容というよりその先生の凛とした態度を思い出したおかげで
当日はすーっと涙がひいてつつがなく終わることができました。


以来毎年、それなりに思い入れがある学年なのにもかかわらず、毎年淡々と
卒業式をこなしている感じだった。子どもたちが一生懸命歌っている姿にも
何も感じない(というか涙は出ない)し、私ってすれてるのかなー、
歳をとるにつれて感情って麻痺していくのかなー、などと心配していた。


トラブルがいろいろあったり、練習中の声が小さすぎてやる気を感じなかったり、
腹立たしいことがたくさんあったので、ぐっとくることが全然なかった。
ので、今年も例年と同じかなあ……と思っていたら。


当日の6曲目、退場のときに歌う「さようなら」の指揮に立ったとたん、
「この子たちともうお別れなんだなあ」と思うと自然にぶわっと涙が出てきた。




少ないのだが、今年は男女問わずたくさん声をかけてもらって、
いちばんたくさん写真に写ったかも。呼ばれるとやっぱりうれしい。



「卒業」のしつきのお弁当を食べ、くるぶしまであるベルベッドのスカートから
ジャージに着替え、13時半には早くも紅白幕や看板やイスの撤去。
次々と運んでは片づけ、つくづく教員って何でも屋だよなあ、と思う。

さっきまでの厳かな式場が、あっという間に元通りの体育館に。
明日からまた、普通の一日が始まることでしょう。そして2週間で新年度。


やっぱり、卒業式が年中でいちばん大きなイベントかな。
特に音楽部にとっては余計に。

さて、あと2日で在校生の授業もちゃんとまとめられるようにがんばろうっと。





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最終更新日  2007.03.21 12:43:02
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