快晴の今日、お墓参りをした。
1年前に逝った娘の墓前に
娘の好物を供え、花を手向け、手を合わせた。
墓石の向こうには大阪平野が広がる。
心地良く吹く風のお陰か、いつになく遠くまで見渡せた。
大阪の空がこんなにも青く感じたのは久しぶりだった。
住職がこんな話を聞かせてくれた。
「人間、死ねば終わり」と考える人が、近頃多すぎる。
「我さえ良くば、今さえ良くば」が蔓延り、
自己以外を平気で傷つけ殺める。
人は死ねば、その魂は自分に縁あるところに
必ず生まれ替わってくる。
死は決して終わりでなく、新たな生への出発点。
「生」の間に善行を重ね、子孫に受け継がれるであろう
自己の魂を浄化することが、蕩々と続く「生命」への
今、生を得ているものの使命。
合掌。
心静かにさわやかな秋の日を過ごした。