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2007.03.14
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カテゴリ: at once

明日、オペするSさんに癌の告知したのは1週間前。

正しくは、私はセカンドオピニオンとしての告知だった。

Sさんは総合病院での告知を受けて、確認のために私のもとに来た。

「早期の癌だから大丈夫です」という言葉を付け加えたが、

同じ言葉を最初の病院でも言われたという。

患者にとってはたとえそれが「早期」であろうと

あまり大した意味を持たない。

「癌」という事実が問題なのである。

「癌告知」。

医師として幾度と無く冷静、いや事務的にそれを行ってきた。

ところが、それを受けるものの心情は決して解る筈はない。

今は亡き家族にそれを受けた経験はあるが、

当人ではない。

ただ、その経験を経て

今は「告知」ではなく「真実を伝える」という姿勢でそれを行っている。

勿論「告知」は本人にとっても家族にとっても、一大事、正しく晴天の霹靂。

私は日に何十人もの患者と接する大病院の医師ではないからこそ

「告知」ではなく「真実を伝える」という姿勢を貫きたい。

患者と医師の信頼関係、その発揚は勿論まず医師からだろう。

急性期医療に携わる一員として、日々心して勤めたい。






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Last updated  2007.03.14 23:48:59 コメントを書く


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