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2009年02月26日
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久しぶり朝からしんしんと雪が降っています。

昨日来客があって夜11時過ぎまでお客さんについて話をしていました。
昔読んだロシアの小説のように
永遠と続く 農家の話、田舎の話、田舎の政治のはなし、自分の生い立ち、自分の信念、神様を信じて試練をラッキーだと思うよ~など

そのロシアの名作だとかいう小説には、村人の話が実に30ページも100ページも永遠にあって何を読んでいるんだろうかと思った記憶があります。


小説を読んでいるかのような気持ちでした。聞いていると今やまさにアメリカの典型的な犠牲者の一人。 退職を数年後に計画していたのに、退職金の積み立てのお金が株の暴落でがくんと減り続ける中、リストラに12月にあい、職を得た場所で両立できなかったらと地元の高校のコーチもやめ、生き甲斐と職を失い求職中。昨日母親が心臓のバイパス手術を受けた事をこうやって時間があったから手伝える事が出来てよかったとポジティブに生きているんだよ!
大学生の子供二人とは毎日電話ではなす。子供とのつながりが僕の至福のとき。

生まれてからずっと村に住んでいるから引っ越しした事がない、高校時代つきあった奥さんと結婚し、子供を二人もうけ、その後10年くらいして離婚をしたけれど未だにベストフレンドのような関係なんだ。同胞だよ。お互いぶつかりあって成長したんだから、それを否定できないし、わかりあえた同士として今はいるし、子供もいるわけだし。自分はミスターMOMのように、子供の成長をこまかくつきまとって生きていて本当によかったと思っている~!

と限りなく目を輝かせて話していきます。村の有名人の話、村の悪徳高い人の話、誰と誰が親戚だとかもう永遠に続いてやまない。高校野球のコーチだけあって、声もはりがあるし若々しい大学ロゴの灰色パーカーに深緑の綿のパンツで希望を持って生きている様子が前身からみなぎっていました。



世の中には、政治向きの人が政治になるんだよ。世の中を変えたい変えなくてはと思っている人は少なからず何処にでもいるけど、かえられる政治家になるには風格やら人格やらあれこれいるんだよね。僕には無いからね。そうそう、だけどオバマさんの政策で莫大なお金が何だかの研究に、ハワイの何とかにまた莫大な研究費がおくられ、これは公約していたから云々いっていたよね。あれはいただけないな。

コンクリート流しをさせたら僕はとてもうまいんだよね。それが僕の自慢であり、僕の仕事だからさ。このコンクリート関係の仕事でもいろんな人をみたね。だけど、親父が言ってた 良い行いをしていたら夜には眠れる。悪徳商売は、その日たらふく食べることができる。どっち取るかい?僕は快眠だね。毎日眠れる毎日に感謝だよ。誰も僕を背中から刺さないと自負して生きていきたい。

私が到着した頃は、自分が迎えている試練について話をしていました。仕事を失い、職を探しているけれど見つからない。あれこれ模索していて、神は何をしなさいと次にお与えになったんだろうか? 神様のプランを受け入れて運命を信じて生きているだよ。それにしても、今は見えない時期。
ねえ、おねえさん(とは言ってないけれど私をみつめて)
「あなた答えお持ちかね?」
と。ひざまずきたように足を少し折ってきいてくる

私は、
「私が答えをしりたいわ。」
と答え、
「答えね、どうしても知りたかったらこの人にきくと何でも答えてくれるのよ。いつも答えを持ってるのよね」
と夫へふりました。


「僕は、意見をいつも持ってるから、答えが正しいか間違っているかはともかく
答えるんだよね、僕の持論を。」

などと話し、でも夫はそれについての答えは答えない。要するにケリーさんにとってはどうしても知りたいけれど、神様の教示を待っている様子。

私自身あれこれしょうもなく悩んでいるし、深い穴に落ちてしまったような失念がともなってるんですが、癒されたような不思議な感覚になりました。

その日の午後は、20代のアメリカ人と一緒に芥川小説を読みました。小説の中の一節やフレーズでどうしてこういうふうに言ったんだろう? あれこれ答えていく中で、時折彼は 笑顔で わかりません。とすっぱり答える。


わかりません。次のところへ行ってみてから。
さわやかに答える。プロフィールだけ聞くと、エリート花道、まるでお花が咲いている小道をあるいているような人生。実際に話すと、素朴に生きている青年。


疑問の種をまき、芽がでて、ふくらんで、花が咲くまでの過程があることを案にさしているのではないかと。
毎日経験していくなかで地に着いて来るわけだし~ わからなくていいんだという答えのようなものを得ました。


かと思えば、
かちかち山を読んだ感想は、文章ではシェークスピアの作品のtitusを思いおこしたなどと真面目にかいているのに
口では
アパートで一人笑い転げました。面白いよ!
と残酷さを駄目だね~と言いつつ、面白いと思った心境まで話す。

昔話にはおじいさんとおばあさんが登場するけど、毎回おんなじキャスティングかな?毎回おんなじおじいさんとおばあさん。

え?なに?
と根拠をきいたら、だって絵本の昔話のおじいさんとおばあさんの絵がにてる。1冊にあれこれお話があったり、絵を描いた人が同じだと似ていますね。そこからそう思ったそうで、妄想やら空想やら勘違いやらあれこれして過ごしました。



結局その日私より先の7時半到着のお客さんがじゃね!と右手をあげて草刈正雄がしそうなポーズで帰ったのが10時45分くらい。その後夕食。その後は眠くなって、さっさと寝てしまいました。朝おきて、外を見てみると雪が降っていてしんみりとした気持ちです。昨日を思い出す一日から今日がはじまりました。








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最終更新日  2009年02月27日 05時31分34秒
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