今が生死

今が生死

2007.01.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今朝のテレビでブッシュ政権がイラク派兵2万人増員を決めその壮行会の模様を放映していたが、ある家族は両手両足を折ってでも行かせたくないと言っていた。この戦争はベトナム戦争同様アメリカに勝ち目はない。しかしだからといってイラクを混乱状態のまま放置して撤退することもできない。増兵して、短期で決着をつけてアメリカの威厳を示したいというのが本音だと思われるが、成功の可能性は極めて低い。そこに行く兵士は目的を達するどころか殺傷される可能性が高い。危険な所に派遣される兵士は管轄ごとに上官の命令で有無を言わさず派遣されるのか?
私がかってホームシテイしていた家の息子がアメリカ海軍に所属していた。職業の一つとして、時には休暇をもらい、レストランでアルバイトをしていたこともあった。アメリカに徴兵制はなく、本人の希望で自分で軍隊に入り好きなときに辞めているという認識だった。現在は少し状況が変っているかもしれないが、基本的には自由の国アメリカでは強制はないと思う。ならば若者達は自らの意思でイラクに向かうのだ。当然家族は反対するであろう。しかし彼らの多くは民主主義を守り、アメリカの威信のためにあえて危険地に赴くのである。政権の誤りは多くの若者の命を奪う。それを取り戻そうとしてさらに誤りを重ねる。そこでさらに死者は増える。面子や誇りも大切かもしれないが、自国の若者の命を真っ先に考えてもらいたいと思う。引くに引けない状況かも知れないが、現状を冷静に正しく分析して、自国の前途有望の若者を犬死させないことこそ最大関心事でなければならないと考える。






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Last updated  2007.01.28 11:08:33
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