今が生死

今が生死

2008.12.15
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カテゴリ: 政治
新型インフルエンザ対策として政府はロッシェ社から2500万人分のタミフルを買って備蓄するという。莫大な金だ。健康のことなら国民は文句を言わないだろうと莫大な税金をつぎ込んでいる。

本当に人から人に移る鳥インフルエンザウイルスが出現するかどうかは全く分かっていない。その可能性があるということだけだ。それなのに起こったら何十万人もの人が死ぬと不安をあおり、ワクチンや予防薬を備蓄する。

これは大地震がくることを予想してその対策を立てるのとは話が違う。鳥インフルエンザが変異を起こして人間の間で流行したら大変だと騒いでいるが、それが必ずおこるものではなく、その病原性も未知数で、発生直後なら伝染しないような防止策を講ずることもできる。

そんなに大騒ぎすべきではないのに、製薬会社やワクチン製造会社、政治家、マスコミが一緒になって大騒ぎしている。タミフル2500万人分など想像もできない位の大金だ。

万が一、新型インフルエンザが発生した場合、今備蓄しているワクチンが効く可能性は低い。異常行動が問題になっているタミフルが新型インフルエンザに効くという保証もない。

それなのに大騒ぎして効きもしないワクチンや薬を備蓄する必要があるのだろうか?もし万が一新型インフルエンザが発生したとしても病原性は普通の風邪と変わらないくらい弱いものかも知れない。

だが命は地球よりも重い。命を救うためならお金はいくらかかってもいいという人間心理がある。それを利用して大金を儲けようとする政治家や製薬会社があるとすれば許せないことだと思う。

科学者も不確実な情報を撒き散らして無知な人たちの不安を煽っていないだろうか?
それこそ命がかかっているのだから、命をかけた研究成績を国民に分かり易く逐次報告すべきだと思う。






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Last updated  2008.12.15 22:59:18
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