今が生死

今が生死

2009.02.17
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カテゴリ: 政治
今世界的な経済不況で、将来の生活に不安を抱いている人は多いと思う。この経済危機を乗り越えるには世界中の人が協力しなくてはならない。オバマ大統領はアメリカの大統領だが、アメリカだけでなく、世界の経済復興や平和のために精力的に活動している。まだはっきりした効果は現われてきていないが、氏のひた向きさと、情熱、実行力できっと世界はいい方向に動き出すと確信している。しかしオバマさんとか、財務長官、国務長官等がどうにかしてくれるだろうという考えは甘いと思う。

貿易に依存している我が国の経済は世界不況の影響で極めて苦しい状況にある。経済の中心者である、財務大臣が、風邪薬と飲酒による、酩酊記者会見の責任をとって辞任するというが、それは本質的な問題ではなく、衆参両議院で与野党が逆転しており、決まることも中々決まらず、極めて困難な国会運営を余儀なくされていることの方が大きい。

今麻生内閣に対する批判が強いが、この厳しい経済情勢の中では、誰がやっても極めて難しい局面である。次期総理に最も近い人は小沢一郎氏だが、氏が総理大臣になっても厳しい情勢には変わりないし、素晴らしいリーダーシップが発揮できるか否か未知数である。

国民の生活は誰が総理になっても、ほとんど変わり映えしない、つまり変えることができない状況だと思う。

ならば私たち一人一人が生活革命するべきだと思う。毎日、大手企業の倒産や、従業員解雇などの情報が流されており、人々は暗い気持になっている。

生活とは何だろうか?明日の経済のことをくよくよ考えることだろうか?今の今を楽しく充実して暮らすことが生活ではなかろうか?金がないと楽しい生活はできないというかも知れないが、本当にそうだろうか?

金があるに越したことはないが、金がなくても家族団らんはできるし、本も読むことができる。今の世の中は生活即経済のムードが強く、経済を離れての生活論議はあまりない。

食べられればいいのである。何とか果物や野菜が食べられればいいのである。宮澤賢治も玄米とみそと少しの野菜を食べて人生をエンジョイしていた。

今の情勢は政治に期待しても無理である。生活即経済の考えを捨てることである。今が生死、





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Last updated  2009.02.17 18:51:57
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